KATOのC56の試作品が展示されているとのことで、移動中に無理やり時間を作って行ってきました。
しかし、極端に忙しかったため、タイムリミット20分です。
(「タイムリミット12時間」「ネンリキー」とかで反応する方はミクロ決死隊)
今回は東京ビッグサイトの東館で行なわれました。
私は何となく東館のほうが好きなのでよかったです。
写真が非常に下手くそでホントすみません。
私のポンコツな腕+ポンコツなコンデジのコラボにより、大半がお見せできないものになってしまいました。
が、試作品画像はメーカーサイトはじめあちこちに鮮明なものが出ている〜出てくると思います。
ガラスケースの中で、動力ユニットが1台展示されていました。
他に1台がD51のテンダーから給電されて、小カーブをぐるぐる運転していました。そちらはKATOのサイトで見られるものと同じでした。
A.フライホイール 前端ぎりぎりについています。
B.ウォームギヤ
C.コアレスモーター
D.ライト基板支持部 キャブ内の天井付近にライト基板を支持し、前方に導光するとのことです。
E.先輪 スポークは抜けていません。安いので仕方ないでしょう。
F.オイルポンプ作用ロッドまであります。このへんまで手を付け出すときりがないような気もしますが、非常に細いです。
G.ブレーキ引棒?老眼のため現地で気付きませんでした。
H.台枠の角穴が凹みで表現されています。
シャフトが前方ぎりぎりまで来ています。 主台枠の前端に担バネがあります。重連用カプラーがどのようなものなのか聞き忘れました。 D51と違ってピストン尻棒がありませんが…C56にはもともと尻棒がないのでこれでヨイのです。 |
モーターはD51・C62と同じもののように見えました(新開発ならそう表明されるでしょう)。 このモーター、工作中などは扱いに注意が必要なところがありまして…後ろからリード線が直接出ているのですが、これが根本からもげてしまうと素人にはどうしようもなくなるのです。あまりいじらないほうがよいです。 |
かっこいいパネル。 |
最初ライト基板が見当たらなかったので、光源はどこに置くのかとスタッフの方に伺ったところ、まだ動力の試作ができたばかりでよくわからないとのことでした。
(全員が全部の試作品について熟知されているわけではないようでした)
次に、別の担当者様に質問をされていた他のお客様に張り付いて(笑)横から聞いたことです。
なお、以上はこの時点での話であり、そのときのご担当者様の見解かもしれませんので、最終製品では違うものになる可能性もあるかと思います。
あと、私は何でもすぐに忘れるので違うことを書いているかもしれません。
ここまでで10分近く経ってしまいました。滞在時間は残り10分、大急ぎです。
RMMでおなじみの吉村紅氏の力作が展示されていました。
いつも何かとお世話になっているのですが、全景を拝見したことがなかったので大急ぎで見に行きました。
大きいです。会場が大きいので普通に収まっているように見えますが、これはエンドレスのレイアウトではなく1モジュールであり、個人宅にあることを考えると相当なデカさです。
レイアウトというと、ふだん見えない部分まで作らなくてはいけませんから、資料が見つからない部分の製作には相当苦労されたのではないかと思います。
様々な機関車が置かれていますが、舞台が大きいので、どれもとても小さく見えました。
なぜかこんなキャストも。 |
もっと他のご作品もじっくり見たかったのですが、あと5分なので立ち去りました。無念!
有意義な雨宮タイプBタンクを販売したトーマモデルワークス。 ちょっとお礼を申し上げたかったのですが、どなたもいらっしゃいませんでした。 |
Bタンクもありました。Nゲージの蒸気機関車キットをこれから組んでみようという方、ぜひチャレンジしてみてください。 |
こちらはワールド工芸。C51「燕」仕様の試作品がありました。近日発売とのことです。 |
テンダーもこんな感じです。ここを人が行き来していたというのですから恐ろしいです。 石炭ウェイトの切削加工が色々必要で、このあたりの組み立ては面倒かもしれませんね。 |
組み立ての参考用に色々写真を撮りたかったのですが、時間がないので泣く泣く引き上げました。 |
トミックスのC61は、パネル展示だけだったと思います。 ちなみにC57 135のときは秋発売でしたが、5月にはもうほとんど完成版があり、7月には走っているものが公開されていました。 |
カツミのブースで買った、ハンダ付け工作の下敷きに使う厚手のベーク板。前から欲しかったのです。 |
ここで時間切れとなり、走って会場をあとにしました。
C56の完成に近い姿はありませんでしたが、発売はもう来月ですからあっという間です。
動力部が走っている姿は見られますので、興味のある方は(執筆時点ではあと1日ですが)行ってみてください。私は全体の1割も見ることができませんでした。西尾克三郎氏の写真展も会場内にありまして賑わっておりました。