Nゲージ蒸気機関車2014年のメモ>2014.3.2

給砂塔(トミーテック)

とうとう出たプラ製の給砂塔です。
ジオコレ 情景小物109「線路周り小物C」に含まれています。他にテコ小屋が2つセットされています。


組み立て

線路廻り小物C パッケージ

いつもの吊るし用パッケージです。
なお、説明にはウェザリング処理をしておりますとありますが、私が買ったものは給砂塔・テコ小屋とも、その様子はありませんでした。
塗装はなされていました。

給砂塔の部品

給砂塔の部品はわずか9個です。
手すりなどは抜けていないので、それほど神経を使う部分はありません。こういうものが初めての方でも簡単に組み立てられそうです。

部品のはめ合わせはゆるいので、組み立てには接着剤(プラモデル用など)が必須かと思います。

モールドの様子

モールドの様子。
お世辞にもシャープとはいえませんが、このシリーズはコンセプト的に概ねこんな感じなので、揃ってはいます。

右下の床板の模様は滑り止めの網目模様です。ひとつひとつの格好には妙にこだわったといいますか…。

砂箱の固定

鉄塔に砂箱を固定したところです。
特にシビアな手順もなく、鉄塔に部品をくっつけていけば完成します。

床板とハシゴ

ハシゴは最後に付けましたが、足元の収まりが悪いので、床板に1mmドリルで2つ穴を開けて差し込みました。

完成

給砂塔完成

これで、もう完成です。

シルエットはちゃんと給砂塔の格好をしているので、これ自体の観賞ではなく車両の引き立て用として効果が期待できそうです。

C57 180と

引き立ててますよ。

アドバンス製品と

先に発売されたアドバンス製品と並べるとこんな感じです。
アドバンスは両側式、トミーテックは片側式です。上部の手すりを除いた砂箱までの高さはほとんど同じです。

左:アドバンス 右:トミーテック

左:アドバンス 右:トミーテック

見かけの細かさはずいぶん違いますが、値段も難易度も別のクラスなので、良し悪しというよりは用途選択の問題かと思います。
色々な駅で、本線から分かれたところに何となく特徴的なシルエットが見えたりしたので、ちょっとそっちのほうに置いてみると雰囲気が出そうです。
今まで給砂塔の製品はほとんどなかったので(一般流通に乗ったものは皆無?)、急にポンポン発売されて嬉しいです。


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