Nゲージ蒸気機関車2017年のメモ>2017.1.25


壊れて使わずにいたトミックスのパワーユニットを、修理しようと引っ張り出して調べました。

トミックス初期システム

しかしテスターで調べたところ、壊れたのは勘違いらしく普通に動いてくれました。そのまま、ただ遊んだだけになりました。
「ニューパワーユニット」になる前の旧パワーユニットで(品番は同じ)、まだ電源スイッチや復帰ボタンがありません。

いつも同じことばかり書いて申し訳ありませんが、トミックス初期製品のスタイリッシュな制御機器や、茶色の道床・紺色の化粧箱といった配色が大好きでした。ほんの少しオモチャっぽいところもあって、それが楽しさを感じてまたいいんですね。車両はまだ香港製の粗削りなものでしたが、隅々まで考えられたトミックスシステムの規格とデザインに、大げさにいえば未来を感じました。

速度つまみがセンターオフ、右に回して前進・左に回して後退というものなので、止めようとしてうっかり端まで回してしまい、逆に暴走させて線路から飛び出してしまうことがありました。店頭の試走台でそれをやってしまったこともあります。

トミックス パワーユニット注意書き

前面の注意書き。「Nゲージ」ではなく、まだ「9mmゲージ」です。
連続運転は動力車2輌で30分以内、などとあります。

幅12cmのコンパクトなパワーユニットですが、トミーナインスケール時代のパワーパックよりは一回り大きいものでした。
下の写真は同時期のもので、左がトミーナインスケール、右がKATOです。バックマンやアトラスのパワーパックの類似形で、このタイプのパワーパックは他にもいくつかありました。

同時期のパワーパック

まだ現役でお使いの方もいらっしゃると思いますが、トミックス黎明期の衝撃が懐かしいですよね。
「あれから40年」
特にオチはありません…。


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