Nゲージ蒸気機関車2017年のメモ>2017.7.10

トミックス C11の後部基板

炭庫内部にある、モーターの調整ボリュームの基板がダイキャストブロックに接触しなくなり、動かなくなっていました。


ふたを外したところ

説明書に従って炭庫とキャブを外すと、後ろに基板の入っている箱があります。後部ライトのLEDも一緒になっています。

箱のふたを外すと、基板が見えます。

基板を外したところ

基板を外したところです。左右の裏側に接点があって、それぞれ右・左のダイキャストブロックに接触しています。

取り入れた電気でLEDを光らせ、ボリュームを介して前方のリード線からモーターに給電しています。
したがってここの接触がよくないと、モーターは動かなくなります。

指で基板をダイキャストブロックに押し付けてみるとモーターは動きます。やはり、この接点の接触不良のようです。
そういえば購入直後にも、一度これが原因で動かなくなったのを思い出しました。その時は、ただ組み立て直せば直り、先日までそのまま使っていたのですが。

接触の様子

基板は一番上にあった黒いふたで、ダイキャストブロックに押し付けられて接触しますが、
間に何かが挟まっていたり、ダイキャスト自体に凸凹があると(まったくの平面ではないはずです)、うまく接触しないことがあるかもしれません。

今回は数週間保管していた間に動かなくなったので、もしかしたらプラスチックのふたがわずかに伸びてしまったのかも。まあ理由はわかりません。動けばいいです。

テープを貼る

安直に、より強く基板をダイキャストブロックに押し付けるため、両端の上側に小さく切ったマスキングテープを2枚重ねて貼りました。

ふたをする

ふたをきちんとはめ、基板がしっかりダイキャストブロックに接触していることを期待して通電してみました。
再び動くようになりました。

間に合わせなので、まただめになるかもしれないですね。まあ通電さえすればいいので、方法はいくらもあると思います。
ちょっと貧弱な接触方法だな、とは思いましたけども。


「Nゲージ蒸気機関車」トップページに戻る