ワールド工芸から先月発売された、国鉄C53後期型 汽車会社製では、動輪の材質が一部変更されました。
新しいスポーク動輪
C53後期型汽車会社製キットに含まれていたものです。
(2017年)
プラ製だったスポーク部は金属のダイキャスト鋳造となっています(詳しい材質は不明)。
ロッドピンはネジ式です。
第二動輪のリターンクランクは、ネジ式ロッドピンに重ねてはめ、調整後にハンダ付けする方法です。
同様に金属製だった、以前のC58キットと同じです。
乗工社のC56キットなどもこの方法でした。
新旧のスポーク動輪
上段が新しいもの、下段が旧型のプラスポーク動輪です(初期の銀タイヤ)。
旧型のロッドピンは圧入式で、第二動輪のリターンクランクはピンと一体鋳造でした。
水かきのように見える部分が少し狭くなっていたり、タイヤと接するあたりの印象が変わってはいますが、見かけ上は特別大きな違いはないかもしれません。
特に形態がC53専用ではないことから、他にダイキャスト化が予定されているC55にも、同じものが使われるのではないかと思います。
まだ組み立ててはいないので、走行性能に体感できる変化があるのかはわかりません。