2009年に発売されて大きな話題となった、トミックスのC57 135号機が再生産されました。
これでトミックスの新系列蒸機も1サイクル回りましたね。その前の9600は回れませんでした…。
単純再生産ということもあり、初回品と見分けがつきません。良かったところ、そうでもなかったところもそのままです。
私は初回品をずいぶん買ったのですが、塗ってしまったり改造用に使ってしまったりして、原型をとどめているのは修理用に買っておいた1つだけです。
パーツが未取り付けですみません。
2017年 再生産
(拡大写真)
2009年 初回品
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実は撮影前に本当にどちらがどちらかわからなくなり、走行音を聴き比べて区別しました(撮影前にそれぞれの音を聴いていました。微妙に個体差があるのでわかりました)。
分解まではしていないので、内部に違いがあるかはわかりません。
以下の2枚の写真は再生産品です。
数々の改造を受けた現役後期の独特な?姿です。1次形ではありますが、今度KATOから出る予定の1次形とは、プロトタイプ的に結構異なります。
走りはこの1両についてしかわかりませんが、初回品と同じだと思います。安定してよく走ります。
最近のKATO製品と比べると特別な感じはしなくなっていますが、当時はそれまでのトミックスの蒸機とはまるで違う、滑らかな走り出しやフライホイールの効果に、メーカーの本気を感じました。
個人的にはトミックス最新のC11 325号機よりも一段上の走りのように思います。テンダー機とタンク機では諸条件が違うので、一律に比べられるものでもないでしょうけど。
これは一通りの付属パーツを付けた初回品です(窓を開けたり白線を塗り潰すなどしています)。
これまで一度注油しただけで調子を保っていましたが、新品の頃ほどではなくなってきているので、そろそろ分解掃除をしたほうがよいかもしれません。
つかみ棒やエアホースなど一部の細かいディテールパーツはユーザー自身で取り付ける仕様です。とりあえずナンバープレートさえ付ければ格好がつくようにはなっているので、あとは気の向いたときにでも、お好きなものを付ければよいと思います。
なお今回は対象年齢が15歳以上となっています。前回は8歳以上でした。厳密に守っている人がいるかどうかわかりませんが…。
昨年撮ったものですが、鉄道博物館に展示されている実機です。