2019年6月発売のキットです。12-17形に似た、新20立方米テンダー付きで、71・72・75号機のデフとナンバーが付属しています。
現在のキットは動輪輪心がダイカスト製になっており、ロッドピンもネジ式です。
もともと組み立てやすいキットですが、初期に比べて少しずつ細部に改良が重ねられてきています。
ダブルルーフの旧型客車によく似合います(あんまり機関車の直後にオロをくっつけることはないでしょうけど)。
この客車はMODEMOの「NS110 普通列車10両セット(ぶどう色1号)」です。KATOやトミックスのスハ32系に比べて色が黒っぽく、重厚な印象で結構好きです。
20立方米テンダー後期型
長い増炭枠を付けています。一見12-17形テンダーのようで、ちょっと違います。
20立方米テンダー
もともとの20立方米テンダーです。給水口付近の切り欠きが大きいのですぐわかります。
12-17形テンダー
20立方米後期型に似た12-17形テンダーです。
水槽と炭庫を仕切る横のリベットラインがやや低い位置にあり、水槽の大きさの違いが外見から何となくわかります。
20立方米後期型(左)と12-17形(右)
いずれもワールド工芸です。ワールド工芸のテンダードライブ機は、テンダー側で集電も完結しているので、機関車と連結しなくてもテンダーだけで走ります。