Nゲージ蒸気機関車2019年のメモ>2019.9.28

祝・トミックス 蒸気機関車再参入10年


9600 デフ付き

こっちじゃなかったですワ…。
1999年に発売されたトミックスの9600で、祝・20年になります。このときも初代C57以来の再参入でした。蒸気が上がらず5年でリタイアしました。

C57 135

10年前に晴れて再参入したC57 135です。
9600の影はみじんもなく(まあ実物もそうですけど)、外観がきちんとしていたのも良かったですが、それ以上に走りが大変安定していたのが長寿の大きな要因だったと思います。
KATOのスムーズなコアレスモーター機が揃った中でも、特に古くはならず普通の走りとなっています(走りのフィーリングが違うので、人によりどちらが好みかは違うでしょう)。
※それぞれ適したパワーユニットは異なります。

発売の前年に電動ターンテーブルのリニューアルがあったり、オハ61系客車の発売があったりしたのは偶然ではなく、入念に舞台を整えていたことと思います。
正直これがコケたら、トミックスにはもう蒸機のチャンスはなかったかもしれませんが、今度こそ真面目な作りが受け入れられ、バリエーションも途切れずに10年続きました。やった!

今はKATOからもC57 1次形がフルリニューアルで発売されましたが、トミックスもさらに磨きをかけて本命の1次形を出し、KATOと人気を分けることも十分できるのではと。人によって模型のどこを重視するか、どういう表現を好むかは違いますから。
ただC11は、動力の安定度をもっと高めない限り続きは難しいと思うのです。メーカーの考え方しだいでしょうけども。


「Nゲージ蒸気機関車」トップページに戻る