Nゲージ蒸気機関車2021年のメモ>2021.5.4

廃シンナーを捨てる


特に書くようなことではありませんけども、溜まったラッカーうすめ液とMr.カラーうすめ液の廃液を放置していたので、久しぶりに固めて捨てました。

水と混ぜたところ

所定の量の水と廃シンナーを混ぜ、固化材を入れて混ぜたところです。

固化材が水を吸ってブツブツのゼリー状の吸収体になり、そこに廃シンナーが吸収されます。
(ただ吸収されるだけで、別に無害化?されたりするわけではないと思います。…そういう個人の印象です。理解が間違っていたらすみません)

水と混ぜたところ拡大

水性塗料の廃液なら水分が多いため、固化材をただ入れればよいのですが、ラッカーなど溶剤系の場合は別途2.5倍量の水を加えておく必要があります。

今回固めた廃シンナーは400ml程度ですが、水は1リットル以上混ぜるので、バケツの中でやりました。見た目には相当増えます。

固化材

固化材はホームセンターに色々ありますが、品ぞろえも入れ替わるので適当に買っています。
これはもう何年も前に買ったものです。大体、水分の吸収剤やアルミナケイ酸塩が入っているようですね。

新聞紙に広げて乾かす

写真を撮っていませんけども、屋外で新聞紙に広げて乾かしました。結構、新聞見開き分いっぱいに広がる量になります。

蒸発するシンナーで恐ろしい臭いです。固化材を使わずに、あり合わせの紙や布に吸わせて蒸発させるのと、やっていることは変わらないような気がしますが…。安全に乾かせる場所がなかなか見つけられなかったりします。

乾燥後

固化してオカラ状になれば一般ゴミ(可燃物)として捨てられるようなので、いつも徹底的には乾かしませんが、半日かけてカラカラに乾かしてみました。水を相当加えているので、シンナーが蒸発したあとも、水分が乾ききるまで時間がかかります。

合計400ml程度の廃液が、4〜5倍のかさになって固化し、最後は紙コップ1杯の個体になりました。もうシンナー分は飛んでいるので臭いはまったくしません。シンナーを吸収していた材質が残っているだけです。

乾燥後

ほとんど黒系の塗料ばかり使っているため、黒の顔料で薄汚れた砂みたいな感じです。

今まで買っているうすめ液の量に比べ、溜まっていく廃液の量ははるかに少ないので、ほとんどが塗装中や片づけの洗浄中に空気中に蒸発したり、紙などに吸われていった(いずれどこかで蒸発)のでしょうね。今までいったいどれだけ吸い込んできたことやら、です。


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