先日、KATOの8620のテンダーがポロッと取れて、1.5m下の床に落ち、一瞬気絶しそうになりました。
(「先生、テンダー落ちました」「落ちたんじゃなくて落としたんだろ!」の類)
なぜそんな高さで模型を扱っていたのかという事情は、あるにはありますけど…。
おそるおそる拾ってみると…たまたま当たり所が良かったのか、車輪が一軸取れて集電板が曲がっただけで、他は破損がまったくありませんでした。すぐに直すことができ、胸をなでおろしました。この件はこれでおしまいです。
これでとぼしい運を使ったので、今年はもう何を落としても大破するような気がします。
クレオスのエアブラシを掃除し、外した塗料ノズルをレンチで締め付けたら、何の抵抗もなくサクッとねじ切れました。
まったく寝首をかかれた感じで、「ウソ!何でー!」とか声に出したと思います。
いくら何でも無抵抗に取れるものではないので、以前の分解組み付けの際に、すでに傷めつけていたのかもしれません。
折れたネジ部分はエアブラシ本体に残ってしまいましたが、前からニードルを突っ込んで押し付けながら回したところ、何とか取れました。 しかし、この部品はもう使えないので、新しい部品を入手するしかありません。
部品は基本的にはクレオスへの直接注文のようです。エアブラシに付属の製品カードに住所などを記入して、郵便で申し込む伝統的なものです。
長さたった5〜6mmに見える部品ですが、2,000円します。ネットで調べると、その半額以下の塗料ノズルも売られていますが、どこの国で作っているのか説明の日本語が珍しすぎたり、取り付けはできたがエアーが出なかったなんていうケースもあるようで、よくわからないので純正にしました。
送金も伝統的な現金封筒や郵便小為替です(500円以下は切手も可)。急ぐものではなかったので、1,000円の定額小為替を2枚買って郵送しました。 私の頭の中では、小為替というのはとにかく入金確認が遅いもので、到着まで軽く2〜3週間はかかる認識だったので、そのつもりでいました。
それが1週間かからずに届きまして、ぶったまげました(笑)。
破損した部品と比べてみましたが、確かに同じもののようです。助かりました。
なくさないうちに取り付けですが、一度ねじ切ったので、怖くてレンチを当てた手が止まります。指先でねじ込むだけで終えました。ノズル用グリスも塗ったので簡単に空気漏れはしないでしょう…。
→その後、グリスを塗らず手締めでOKと伺いました。ありがとうございました。
以上、メーカー対応が早くて嬉しかったというものでした。勝手に日数がかかると思い込んでいただけかもしれませんが、ありがたいです。
下が今回のクレオスのエアブラシ(0.5mm PS-266)、上がもっと古くから使っているタミヤのHGエアーブラシ(0.3mm)です。今回ついでに、タミヤのニードルパッキンの予備もタミヤに注文したのですが、こちらもすぐに送ってもらえました。タミヤの場合、メールなどで部品の在庫を問い合わせ、公式サイトの注文フォームで注文すれば、代引きで送付してもらえます。注文から発送までの連絡メールは非常にこまめに頂けます。
なお、クレオスのこのエアブラシも、タミヤのスプレーワークHGコンプレッサーに接続して使えます。エアブラシの部品構成自体そっくりです。どちらも同じメーカーで製造しているのか、ダブルアクションのエアブラシとはこういうものなのか、わからないですが。
どうも私は、何かをねじ切ってしまうというミスが多いようでダメですね。基本的に、緩まないようしっかり留めたいというのが頭にあるのですが、何かを回す際の手加減が怪しくなってきています。