トミックスのC58 239について、簡単にできそうなところだけ手を入れてみました。
単に好みによるもので、ほとんどはちょっとした色差しです。
元の姿は元の姿で維持したいので、新しいのを1両使いました。
キャブを分解してガラスを外しました。
ガラスは全部一体化しているのではなく、側面ガラス部と前面部が分かれていました。
やみくもに外してしまったのですけども、先に側面ガラス部を外すのがよいのかもしれません。
木枠の上辺の茶色を軽く削り取り、代わりに黒を塗りました。ついでに後面の断面も迷いつつ黒に塗りました。
30年使ってきた面相筆がさすがに傷んだので、タミヤの極細面相筆(モデリングブラシHG)を買って使いました。
天窓は開位置で接着してみました。キャブ自体もボイラーに少量のゴム系で接着し、傾きにくいようにしました。
試しに乗降扉の窓の下側に、茶色に塗った板を張り付けてみました。裏から貼っただけなのでちょっと厚みが見えます。
汽笛と逆止弁はもともと金色の成型色ですが、もう少しプラの感じを消したいと思い、別な金色で重ね塗りしました。
Mr.メタリックカラーGX 210「GXブルーゴールド」です。
斜め外側に開いていたハンドレールを付け直すため、一度本体から抜き取りました。
以前の記事で、ハンドレールの取り付け脚は全部同じパーツではと書きましたが間違いでした。少なくとも後部の2本はちゃんと短いです。工場で思惑通りに付かなかったのでしょうか…。
実物のC58のハンドレールは設計上まっすぐのようなので(施工上は多少違うことがありますが)、後部の脚のフランジを削り取り、少し短くして奥まで差し込めるようにしました。
ちょっと怪しいですが、思ったより簡単でした。
ついでに空気作用管の取り付け部に面相筆で黒を入れました。非常に細い箇所で、あまりきれいにできていません。
フィギュアの顔に眉を描き込んだりできる方なら、簡単なことかもしれません。あれはすごい技術ですよね。
他、一度動輪を外し、ピカピカのダイキャストブロック側面をつや消し黒で筆塗りしておきました。
色差しは始めたらきりがありませんが、まあいいかという程度で終えました。標識灯のレンズはちょっと迷っています。
先輪も一時的にKATO製に交換しました。が、この個体は元の先輪のほうが調子がいいので、このあと元に戻しました。
SL銀河牽引機の姿のまま、昭和のレイアウトを走行しています。
今ここは、そういう世界ということで。
ついでに、KATOの別売ヘッドライト(D51標準ヘッドライトLP403)を付けられるかを試しました。
ついでに、KATOのヘッドライト(D51標準ヘッドライトLP403)を付けられるかを試しました。
付けられはしました。差し込み部の寸法が異なるために緩く、この写真ではゴム系接着剤で留めています。
意外にちゃんと点灯はしました。期待していませんでしたが煙突を回すと消灯もできました。
しかし、寸法違いによる隙間のため少々光が漏れます。きちんと作るには隙間を何らかの方法で埋めてぴったりはめ込み、光漏れを防ぐ必要があるかと思います。
一応使えなくもないことはわかったので、元に戻しました。
KATOのライトはライト側から透明な導光部が付き出しているのに対し、トミックスは車体側から突き出しています。試しにKATOのライトからレンズを外し(導光部と一体です)、ライトケースだけをトミックスの導光部に差し込んでみたところ、角度が異なるために上を向いてしまいました。