トミックスのC55の合併テコは、はめこみ部分の突起が長くなり、外れにくくなっているように見えたので、いつからそうなったのか他の模型も見てみました。
明らかに取れやすかったC57 135に比べ、C55は突起が長く、その間隔が狭く見えます。
U字形の内幅のうち、突起間の隙間が1/3程度という感じ。
これにより、まずは旧タイプと新タイプの2種はあると仮定しました。
だとすれば途中のどこかで切り替わったということでしょうか。
(図が見づらかったので作り直しました。失礼しました)
とりあえずC57 1の初回(2011年)と再生産(2018年)を比べてみたところ、どちらも旧タイプに見えます。
これだけなら、2018年より後に変わったように思えますが、
その1年前(2017年)のC57 135の再生産品が、すでに突起が長いように見えなくもないです。
そうだとすると、もっと前のC61初回品(2013)すらも新タイプに見えてしまいます。
ひょっとして改良とかそういうのではなくて、単なるばらつきなのかという気も。
これはC61再生産(2019年)、C57 180初回(2012年)、C57 180門鉄デフ(2014年)、C57 1 ロッド赤入(2015年)です。
この中で一番古い2012年のC57 180が微妙ながら旧タイプ? それ以外が新タイプに見えます。
よくわかりません。
ばらつきの線を確認するため、10本入りの分売パーツPZ6556「合併テコA」を調べてみました。
今はC57・C61・C55・C58用のPZ6556「合併テコA」と、C11用のPZ6557「合併テコB」が分売されています。
結果、1箱の中にばらつきはなさそうで、どれも同じ、突起の長い新タイプに見えます。
というわけで、やはりトミックスの初期の合併テコは突起が短くて取れやすかったのが、現在は突起が長く改良されているように感じます。ただ、途中経過ははっきりしませんでした。特に私は以前何度も合併テコを落としていたので、いつの間にか他の模型と入れ替わっている可能性もあるかもしれません。今回もC57 180を取り出したとたんに合併テコが取れました(笑)。
とりあえず取れてなくしてしまったときのために、PZ6556「合併テコA」を用意しておけば用心になりそうです。最新パーツは初期のパーツよりも取れにくい形に見えますので。
ぱっとしない結末でホントすみません。