Nゲージ蒸気機関車2021年のメモ>2021.5.6(10系特急かもめ)

10系特急かもめ

10系かもめとC62 1

だいぶ前、KATO「特急かもめ」に関連してマイクロエースの単品の旧ナハ11をご紹介したことがありまして、その際マイクロエースの「特急かもめ」セットを取り上げていなかったため、ちょっと補足です。
マイクロエースの特急かもめは、C62 1号機とのセットでした。C62 1号機は後に少々変更のうえ、単品でも発売されています。


両社共通のオハニ36・ナロ10・ナハ11・ナハフ11について、あっさり並べました。ほか、KATOの基本セットにはオシ17もセットされています。

オハニ36

マイクロエース マイクロエース オハニ36

マイクロエース (拡大写真)

KATO KATO オハニ36

KATO (拡大写真)

窓の大きさの印象や荷室ドアの表現は、両社で割と印象の差があるなという感じです。
たとえば荷室ドアはマイクロエースのほうが深めに表現されていますが、ドアの形や周囲とのバランスはKATOのほうが馴染みがよいかもしれません。…のように、各部の感じられ方は場合によって色々かと思います。

以下は両社に同じ車番の車両がありますので、同じものを並べました。

ナロ10

マイクロエース マイクロエース ナロ10

マイクロエース (拡大写真)

KATO KATO ナロ10

KATO (拡大写真)

ナハ11

マイクロエース マイクロエース ナハ11

マイクロエース (拡大写真)

しなのマイクロ製(→しなのマイクロ時代の「マイクロエース」ブランド)のナハ11を引き継いだもので、塗装やレタリングは今風(といっても1999年)になっていますが基本は同じです。

KATO KATO ナハ11

KATO (拡大写真)

ナハフ11

マイクロエース マイクロエース ナハフ11

マイクロエース (拡大写真)

ナハフ11と同様、しなのマイクロ製品からの引継ぎです。
テールライト点灯のため台車に集電板があり、その抵抗が大きくて転がりはよくありません。今のマイクロエース製品とは全然違います。

KATO KATO ナハフ11

KATO (拡大写真)

妻面

マイクロエース オハニ36 マイクロエース オハニ36
マイクロエース オハニ36
KATO オハニ36 KATO オハニ36
KATO オハニ36
屋根のキャンバス押さえ付き。テールマーク付きです。
マイクロエース ナロ10(前位) マイクロエース ナロ10(前位)
マイクロエース ナロ10(前位)
銀屋根は車体と一体成型で、塗り分け塗装されています。
KATO ナロ10(前位) KATO ナロ10(前位)
KATO ナロ10(前位)
銀屋根は車体とは別パーツです。
マイクロエース ナロ10(後位) マイクロエース ナロ10(後位)
マイクロエース ナロ10(後位)
KATO ナロ10(後位) KATO ナロ10(後位)
KATO ナロ10(後位)
マイクロエース ナハ11 マイクロエース ナハ11
マイクロエース ナハ11
KATO ナハ11 KATO ナハ11
KATO ナハ11
マイクロエース ナハフ11 マイクロエース ナハフ11
マイクロエース ナハフ11
実際にはそうでもないのかもしれませんが、「車掌」の文字が妙に大きく目立つ感じです。気のせいですかね…。
KATO ナハフ11 KATO ナハフ11
KATO ナハフ11
マイクロエース ナハフ11(点灯) マイクロエース ナハフ11
マイクロエース ナハフ11(点灯)
テールマークは点灯しませんがテールライトは点灯します。
この反対側のテールライト部にはレンズがなく、そのまま穴が開いています。
KATO ナハフ11(点灯) KATO ナハフ11
KATO ナハフ11(点灯)
ナハフ11・オハニ36のテールマークは点灯式です。ただマーク全体には光が回りにくいようです。

床下

マイクロエース オハニ36 マイクロエース オハニ36
KATO オハニ36 KATO オハニ36
マイクロエース ナロ10 マイクロエース ナロ10
ナハ11・ナハフ11と同じ床下パーツのようです。
KATO ナロ10 KATO ナロ10
ナハと比べて大きな水タンク。
マイクロエース ナハ11 マイクロエース ナハ11
ナロ10・ナハフ11もこれと同じです。
KATO ナハ11 KATO ナハ11
ナハフ11もこれと同じです。

KATOの特急かもめと他の単品については、こちらにもあります。→ナハ10系


●掲載した模型について


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