Nゲージ蒸気機関車>2008年のメモ>2008.1.19(レム5000)
2008.1.19/2008.4.23
白い車体に青い帯がスマートな2軸冷蔵車です。トミックスから新規品番(2712)で発売されたばかりですが、河合商会製品も現行商品となっています。
シンプルな車両なので、比べる部分はそんなに多くありません。
河合商会 (拡大写真) 2008.4.23 写真は1999年頃の購入品ですが、現在の最新ロットでは青帯の位置が少し上がって改良されているそうです。情報いただきましてありがとうございました。 |
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トミックス(新) (拡大写真) 2007年に発売された新製品です。他社がリニューアルしない、仕様の古い製品を(この場合、もとをただせば自社ですが)、最新仕様で出し直すというパターンが最近よく見られます。 |
トミックスは新しいだけあって、かつては省略されていた扉上下のリブや、足ブレーキてこなどが細かく表現され、全長も少し短くなっています。端梁間でちょうど1/150になっているようです。
河合商会 妻板の左右のカドや、側板の裾はフラットな表現です。 |
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トミックス 妻板左右のフチが表現され、実物同様に妻板が少し引っ込んだ印象になりました。 製品はアーノルド・カプラーが左右に首を振るようになっていて、ミニカーブレール対応製品とされています。 |
上が新しいトミックス、下が河合商会です。河合商会(旧トミックス製品)は、床板の共用の関係で長さがワム80000と同じになっています。連結していくと長さの違いが大きくなっていきます。 |
左が河合商会、右が新しいトミックス製品です。高さも若干違っています。 |
今回のトミックス製品は、カプラーが左右に首を振るようになっているため、カプラーポケットの構造が今までと違います。発売から少し経っているので、KATOカプラーに交換する良い方法も多く紹介されていることと思いますが、一応私の適当な方法も載せておきます。
ミニカーブで走らせない場合は、今までどおりカプラーを固定しても平気です。貨車はたくさん揃えたくなることもあるので、なるべく簡単な方法で加工したほうが楽です。…と理由をつけてズボラします。
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こちらも大したことはありません。なるべく短時間でパッと作れるようにします。
金属カバーは形を整えてぴったりはめ込まないと、カプラーが下を向きます。状況によっては間に何かをはさんで高さを調整してください。 |
カトーカプラーと連結互換性のあるCSナックルカプラーを使えば、ピンを立て直す必要はありません。
こちらの作例はワム80000です。
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実物は古くなると、側板の縦のリブ(7本)に沿ってサビが浮くのが目立つことがありました。ウェザリングされる方はそんな表現もいかがでしょうか。私はへたくそなので純白のまま運用しております。
●比較した模型について
・河合商会 KP-105 レム5000(3両セット)
・トミックス 2712 国鉄貨車レム5000形