Nゲージ蒸気機関車2007年のメモ>2007.1.27(ワム23000)

ワム23000

ワム23000は、トミーと河合商会が発売してきましたが、今回河合商会から新規金型で発売されたため、買ってみました。
モールドが違う程度かと思っていたら、大きさも違います。


全体

ワム23000新 ワム23000(新製品)
上廻りのモールドが一新され、手すりなども色差しされました。下廻りは同じです。今までの3両セットから2両セットに変更されたので、1両あたり50円高くなりました。
ワム23000旧 ワム23000(従来品)
表記は丸ゴシック系ワープロ文字です。リベット表現がごついですが、好き好きだと思います。
新製品の品番が従来製品と同じなので、この従来製品は絶版になってしまったのかもしれません。
ワム23000旧+新 新旧連結
左が従来品、右が新製品です。新製品は背が高いので混結すると別形式のようです。

真横から

真横から見た旧製品と新製品 左の2両が従来品、右の2両が新製品です。
C56の牽引するワム23000 C56で引いてみたところ。右が新製品です。

正面から

ワム23000旧 ワム23000新 ワム90000(KATO) ワラ1(KATO) ワム80000(KATO)
ワム23000(旧) ワム23000(新) ワム90000(KATO) ワラ1(KATO) ワム80000(KATO)
ワム23000旧 ワム23000新 ワム90000(KATO)
ワム23000(旧) ワム23000(新) ワム90000(KATO)
ワラ1(KATO) ワム80000(KATO)
ワラ1(KATO) ワム80000(KATO)

9mmゲージの2軸貨車は大きさがばらばらで、これを見ても私にはどれが正しいのかさっぱりわかりません(KATOのワム80000が巨大なのは、機関車に連結すれば一発でわかりますが)。
兄弟車のはずのワム90000とワム23000新旧の大きさは全部違います。それぞれの模型が生まれた年代や立場により、色々と事情が違うのでしょう。
とはいえこんなに違うはずがないだろうと信じられず、写真を撮ってからも、実際の模型を何度も比べなおしました。

おまけ(ワキ5000)

ワキ5000のTR63台車も一緒に発売されたため、こちらも手持ちの従来品と比べてみました。

KP-149 ワキ5000(従来品) KP-149 ワキ5000
角屋根・TR216台車です。私のは形式番号が「ワキ50000」になっています。今はどうなのでしょう。
KP-149B ワキ5000(TR63台車) KP-149B ワキ5000(TR63台車)
こちらのほうが車高が0.5mmほど高くなっています。9mmゲージではよくあることですが、ブレーキシューが手前に表現されているので、ちょっと実物とは印象が変わって見えます。
KATO ワキ5000 KATO ワキ5000
KATO製品は丸屋根です。上から見るとちょっと単調です。車高も車幅もこれら3種の中で一番小さくなっています。同社のワム80000よりも屋根は低いです。

KATOのワキ5000の床板を、カワイのワキ5000に取り付けることはごく簡単にできます。カワイのボディー内側の4つのツメを削り取り、KATOの床板の両端をわずかに削るだけです。もっとも、高さの調節だけが目的なら、カワイの床板などを削って調整したほうが早いでしょう。

機関車で牽引

これらは適当にごちゃまぜにつないで、国鉄時代の好きな機関車で引けば、それなりに似合ってくる貨車です。

C12
DD13 6次

写真上は拙作の紙製C12(下廻りはアリイ)、写真下はタケモリモデルのDD13 6次キットです(組立塗装がいいかげんですみません…)。


●比較した模型について

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