稜堡式城郭のページ

( りょうほしきじょうかく )

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Index

★ ご挨拶

★ 稜堡式城郭とは?

★ 日本の稜堡式城郭・台場の御紹介

★ 稜堡式城郭の大きさ比較

★ 稜堡式城郭の、、よーなもの

 

ナールデンの城郭都市

 

オランダのナールデンにある、稜堡を採用した城郭都市

 

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ご挨拶

 このページには、あなたが一生知る機会がなかった世界の情報がいっぱい詰まっているかも知れません。様々な情報を自分に取り込むことは、大きな喜びです。是非 このページに目を通して、あなたの知的好奇心が満足されることを、切に願ってやみません。ここでは、世間一般にはあまり知られていない「稜堡式城郭」や、「台場」という建造物についてのご紹介をいたします。

 稜堡式城郭とはいったいなんでしょうか?その詳しい説明は次項に譲るとして、簡単に申し上げますと、「 函館にある五稜郭のような城だ 」と言えます。これでは説明不足かもしれません。函館の五稜郭の形をご存じでしょうか?空か見ると星のような形になっており、周囲に向かって三角形の土手が5方向(または6方向)突き出しています。この、三角形の土手の乗っている場所こそが「稜堡」なのであります。この稜堡をお城の主な施設として組み込んだのが 稜堡式城郭と言われるものであり、その上に大砲や兵隊が乗っかり、近づいてくる敵に対して砲撃を加えるために、最も合理的なお城の造り方だと、日本では当時言われていたのです。それでは台場とはいったいなんなのでしょうか? これも簡単にもうしますと、「大砲を置く台のこと。すなわち砲台のこと」と申すことができます。それでは、稜堡式城郭も大砲を載せるし、台場にも大砲を載せる…と言うことは、稜堡式城郭も台場も同じものなのか? という疑問が出てくるかもしれません。しかし、稜堡式城郭と、台場というものは厳密に言うとイコールで結ばれるものではありません。台場というものは、「砲台場」から来た言葉だと言われていますので、当時、一般的に「砲台」のことを指す一般名称だったのかもしれません。台場というのが一つの大きな範疇( はんちゅう )としてあり、その中に稜堡式城郭が細かい範疇として入っているのだ、と筆者などは理解しております。なぜなら、台場と言われるものの中には、稜堡の形を取っていないものもたくさんあるからです。しかし、両者は全く別物だと主張される方や、砲台や稜堡というものは、台場という範疇に入るものだと言われる方もおられるかもしれません。その辺の厳密な定義付けに関しては、筆者は残念ながら歴史学もしくは建築学を修めていないため、断定することはできません。ビジターの方々には、「台場と稜堡式城郭ってそういうものなのか…」となんとなく理解していただければ大丈夫です。なぜなら、台場や稜堡式城郭などは、そう言った学術的な探求によって得られる喜びよりもむしろ、一瞬ふれただけで得られる感動、つまり お城の形や立地条件などを目で見て心が動かされると言ったビジュアル的なものの方が、大きいと思うからです。台場の描かれた昔の地図などを見ると、「江戸時代にこんな幾何学的に整った建造物を造っていたのか」とか、「江戸時代に、海を埋め立てるような大規模な土木工事を行っていたのか」などといった素朴な感動を得ることができると思います。先程述べたとおり、これらの建造物の魅力は、なんと言っても、幾何学的な美しさ、または、当時最先端の軍事理論に基づいた合理性によってもたらされる機能的な美しさにあると思います。この魅力をビジターの方々に理解していただくためには、ここでご紹介する城郭群をご覧いただくのが一番早いかと思います。          ・

 もしも、このページをご覧になり、あなたがとてもうれしく感じたり、こういったお城に興味を持たれた、と言うことがあれば、是非メールでお聞かせください。制作者にとってこの上ない喜びになる事でしょう。                 ・