|
★管理人評価★ |
全国に展開する日大系列の学校ですが、それぞれ制服は独自に制定しているらしく、従来型のセーラー服はここと東京の日大櫻丘のみ。この両校は校名の刺繍が違うだけでまったく同じセーラー服を採用していたのですが、櫻丘は冬服のみモデルチェンジ。山形の冬セーラーは櫻丘のかつての貴重な冬服がほとんどそのまま残るという珍しい状況になっています。
さて、ご覧のとおり、「櫻丘よ、何の意味があってMCした」と本気で質問したくなる非常にシマった印象の美しい制服。いきさつからして一般的な山形セーラーとは一線を画しており、強い個性を感じます。身ごろの切り返しは一部の東京のセーラーに見られる特徴で、それに沿って斜めにポケットの開き口があるのもおもしろい。私立セーラーはこのくらいの主張があるくらいが素敵でしょう。
こんな完璧な制服をMCする理由がまったくわからないんですが…そりゃあ、冬セーラーの問題点とかはいろいろ指摘されてますよ。それでも依然として多くの学校で採用されているのを見てもわかるとおり、どんな制服にもつきものの些細な問題に過ぎません。日大山形はきっと伝統の制服を大事にしてくれることと信じています。
★観察記録★ |
通称「日大山形」。ご存じのとおりの部活の盛んな学校。指導が行き届いているようで、規則と思われる白の短いソックス着用で、ローファーの生徒さんが多いです。スカートはやや膝上〜短めというところ。
生徒数1600名を数える県下一のマンモス校だそうです。併設の中学もありますが、こちらは新型ブレザー。やっぱりシャープな印象のセーラーは高校生に似合いますよ。うん。
と思っていたら、なんと、wikipediaに2018年にブレザーに改定の予定との不穏な情報が。公式ページにはなんの記述もないので、信憑性は定かではありませんが、本当ならとんでもない話です。今時ありきたりのブレザーに変えることに何の意味もなく、単に伝統を破壊して母校に愛着を持っていた卒業生をがっかりさせるだけの話なのがわからないのでしょうか? 確かに私立は経営が大事です。それゆえ、少子化時代に何もしないわけにいかない学校が「何か対策を取った」というパフォーマンスをするためだけにお手軽な制服改定に走ったのではないかと邪推してしまいます。そもそもここで改定ということは、すでに併設中学で導入していた新型ブレザーに大した効果はなかったことがはっきりしているはずですが。
本当にこれでいいのでしょうか? 卒業生を巻き込んだ広範な議論の展開を期待します。
★投稿情報★ |
卒業生です。私も都内で櫻丘の制服が見られなくなってから寂しい思いをしてました…。 実は、櫻丘と山形では若干違う点がありまして、夏のネクタイ、山形のは棒タイを通すだけなのですが櫻丘のはなんだかくるんと丸く一周した感じ?なので夏に見かけてもあまり萌えません(苦笑) あと、襟のラインは実際、艶消しの若草色みたいな感じです。スカーフがシルクの深緑なので、同じ緑系でもちょっと違ってそこがオシャレだよなぁと自分でも気に入ってました。靴はローファー指定、ソックスは私の卒業後から指定になりました。(それ以前はルーズやら紺ハイやらいろいろいました) 日大芸術学部を受験したときに、鶴が丘の子から最後の最後に「え、櫻じゃないの?」って言われました。 付属で制服が同じところもあるって知らなかったみたいです。 (情報提供:日大山形卒業生さん) 系列校がある大学付属高校ならではのお話ですね。 ありがとうございました(^^)/ (2011年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
検索などでこのページに直接飛んでいらした方は、 ぜひとも一度サイトの趣旨をご覧ください。 当サイトの活動をご理解いただき、 伝統のある制服を大切にする気持ちを持っていただければ幸いです。 |