シャーシの穴あけテクニック

 

トランスの四角い穴を開けるには、ハンドニブラーの刃部分が入る穴(11mmφ)を四隅に開けて、ニブラーでチョキチョキ切っていく。穴開けは中国製の卓上ボール盤、ホームセンターで安く買った。

 

多少やすりで整えたら完成。この方法が一番簡単で綺麗に仕上がる。真空管の穴はシャシーパンチで一気に開ける。

穴開け完了

 

全ての穴を開け終わったところ。Sメーターの丸い穴は特殊工具を使う。兵庫県三木市にある神沢鉄鋼株式会社が販売している自由錐(鉄鋼用)をホームセンターで購入した。
鉄板で2mm、アルミで4mm厚まで、40mmφ〜120mmφまでの丸い穴が綺麗に開く。

  

通信販売でも購入できる。価格は3,950円。少しお高いが1個あれば重宝する。

スプレッドバリコンの駆動に苦戦


前頁で紹介したようにメインバリコンはMITSUMIのMD−5を中央に設置したため、スプレッドバリコンの駆動軸とダイヤル軸がずれている。3日3晩考えて、昔ながらの糸掛け式とした。どうせ目盛りは0−100くらいで良いだろう。横方向の移動も100mmとした。

 

バリコン、コイルを取り付け、パネルも完成


なにしろシャーシ内部は大きなコイルパックが居座るので、その上部に配置されるバリコン等はあらかじめ位置決めをして、取り付け及び配線も完成させていなければならない。
ついでに、パネル面も完成させた。後は配線のみだ。

 


コイルパック上部のバリコンそれに出力トランスも取り付けが必要だった。スプレッドバリコンの水平移動量は8Cmで、ブルーのアクリル板で工夫した。


配線中!DXもお休みです。


ようやく配線終了。周波数の書き込みも終わり、受信してみる。中波はもちろんOK。7MHzのCW、SSBもよく聞こえる。ただし30分以上たたないと周波数がどんどん動く。何とかして安定度をよくしたいものだ。