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いつも作物を消化していただいている方と話しているうち、え〜っ○○の花って見た事ない〜!ということからこの畑を作ることにしました。野菜を中心とした、普通ではスーパーマーケットや八百屋さんでは見られない花を取り上げます。でも最初の心意気である”旬を味わう”から程遠くなってしまいました・・とほほ・・プロはこのような畑は絶対作りません。
牛蒡の花で区切りにしようと思ったのですが、目に入ってくる珍しい花は色々ありぼちぼち追加をしていきます。(2003年5月2種追加)
久々に1種類、アスパラガスを追加しました。(2006年8月20日)
念願かなって、さつま芋の花を追加できました。(2007年10月16日撮影)
夏みかんからキウイフルーツまでを追加しました。(2008年5月25日)
コンニャクの花が咲いた後、実を付けました。(2010年7月25日)この実の部分は8月下旬に腐ってなくなってしまいました。
里芋の花を追加しました。(2010年9月26日)
ジャガイモの実を追加しました。(2012年6月17日)
20年以上里芋を栽培していますが、初めて花をつけました。気温が高かったせいか、旱魃の影響か不明ですが、とにかく珍しいです。 ほぼ毎日畑通いしているので花が咲けば分かるはずなので、咲く前に花弁の部分が枯れてしまったのでしょう。花らしくはありませんが、カラーのような花と推測できます。 茎側の膨らんだ部分を割ってみるとめしべ(?)部分に実と思われる青いツブツブがぎっしり付いていました。 品種は「赤芽」で12株中2株が花をつけました。 |
このページを作った時から何とかしてこの花の画像を得ようとしたのですが私が作っている品種では無理でした。 ひょんなことから花が咲いている芋を見つけ、くず芋をもらいうけてこの春に芽だしして仕立てた蔓を差して育てたところ、見事に開花しました。 直径30mmほどの小さな花ですが、なかなかきれいな花です。 |
畑の雑草取りをしている途中で、アスパラガスの枯れた茎の先に付いた直径5mmほどの赤い実を見つけました。
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メークインの花です。 トマトと親戚なので同じような形をしています。 でもこの花は実にはならず、咲き終わると茎の部分から折れてしまいます。地下の芋を大きくするため余分な養分を使わないということでしょうか |
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後ピンですみませんがキタアカリの実です。大きさは直径12mm程で、かろうじて花房に付いていましたが、他のほとんどの実は落果していました。メークイン、アンデスレッド、シェリーでは見かけたことはありません。(2012年6月14日撮影) |
これは花じゃないのですが、珍しいようなのでご紹介します。 このあたりで「やぞうこぞう」と呼んでいる槙の実です。裸子植物なので、種子(胚珠)と果肉(子房)がこのように分かれています。赤紫の果肉部分はむっちりとしてほんのり甘く、お菓子が手に入りにくいkiyoの小さい頃は採って食べたものです。緑色の種子は土に埋めておくと来春発芽しますが、この様子がまた面白いので来年ご紹介します。どのような芽が出るか想像してください。(2002年11月2日撮影) |
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お約束の発芽の様子です。種から根と茎が出て、地表には逆U字の緑の針金のような姿を現わします。種が地表近くにあるものは種を頭につけたまま1のようにエイッと起きだし、その後2のように先端の葉の成長に従い、種(胚乳)を放り出します。 また深いところにある種は、土が種をしっかり捕らえているので、胚乳を地面に残し、一番右の画像のように葉だけがでてきます。「ん〜やっと出られたわい」と背伸びをしているような格好に見えませんか?(2003年5月18日撮影) |
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レタスの肥料が足りなかったため結球せず、放っておいたら咲いたものです。花を見ると科目が大体わかりますね。そう、レタスは菊科なんですね。と講釈しても食べられなくては何の役にも立ちません・・とほほ 2002年10月5日撮影 |
お茶は新芽を摘んで作りますが、この芽を摘まずに放っておくとこのような花が咲き、また夏に雨が少なくてもやはり花が咲きやすいようです。この花はもちろん前者の結果です。 この花の後は、硬い殻に覆われた実をつけますが、これを育てても、親とは違った性質の葉を持つため普通は実生の苗は育てず、子は挿し木で増やします。
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気がつくのが遅れたらこのとおり。このようになっても食べられますが、雨が降ると花のところから水が入り腐ってしまいます。
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この花は他のトホホの花ではなく、最初から実を採る目的で咲かせたものです。 左の黄色の花は小豆で、花の大きさは約10ミリメートルあります。 右の紫の花は大豆で、大きさは2から3ミリメートルしかありません。 しかし実の大きさは逆転してしまいます。自然って不思議ですね。 |
このコーナーもこの花で一応の区切りとします。未だ見たことのない花は里芋(カラーのような花)とさつま芋(ひるがおのような花)です。
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秋蒔きの人参がするすると背が伸び先端に花がつきます。小さな花が集まって房を作り、房が集まって大きな花を作ります。ちょうど打ち上げ花火のようです。このように花が咲いてしまった人参はもちろん食べることは出来ません。・・とほほ・・ |
kiyoの悪趣味により始めたこの畑は、実はこの花をお見せしたかったのですよ、というきわめつきです。地上から先端まで約1.5m、紫色の花の部分が0.6mという大物です。収穫すべきものは地下にあるグルコマンナンを主成分とする球です。しかしこんな恐ろしいものをおろし、灰汁を混ぜて捏ねた後煮ると食べられるようになることを発見した人はすばらしいと思います。もっともこのように花が咲いてしまったものは収穫できませんが・・とほほ・・(5月15日撮影)これは蒟蒻芋の花でした。 | |
上のような花が咲いた後は全体が萎れてしまうのですが、今年は受粉したようで、袴の部分が枯れずに残り、実が色づいてきました。このまま置いておき種ができるか観察します。(2010年7月25日) |
昨年は栽培に失敗して、収穫するに至りませんでした・・トホホ・・今年は是非とも上手に作りたい(4月12日撮影) |
この手の花はみんな「菜の花」です。2000年の作り方が悪かったのか、気候か、はたまた種か、原因は不明ですが白菜の球にならないまま2001年2月25日に花が咲きました。蕾のうちですとまだおひたしにする調理方法がありますが、こうなってしまうと眺めて楽しむしかなくなってしまいます・・とほほ・・ |
この種類の花は花弁が十文字になっていますが、分かりますかすか?このように花が咲くと、゛とう゛がたってしまうわけで、゛す゛は入るわ、表皮の内側の繊維質は硬くなるわでとても食べられません・・とほほ・・ |