畦ガ丸(紅葉)

急坂を休み休み登る。昨年は花立の急坂を何回も登っていたが、今年は殆ど行っていない。体力、脚力とも落ちてしまった。

少し上が頂上のように平坦に見えたが違った。やっと登りきると平坦な200mの道を歩いて頂上に到着した。ベンチが空いていたのでそこに腰掛けて昼食にした。

カラ滝 落差120m  

まわりの会話を聞いていると結構参考になる話しが聞ける。この間、久し振りに桧洞丸に登ったとき足が痙攣を起こしたがこれは体力的なものでなく塩分が不足した結果だと分かった。叉、丹沢山塊に登ると時々雷のような『ドンー』という音を聞くがこれは自衛隊の演習による大砲の音だと話していた。

13時に頂上を出発した。本日も地図を忘れてしまったので分岐までの時間がわからない。しかし、ここでもまわりの会話で40分程度と情報を得た。

避難小屋の前の看板で道を確認する。そこから少し下ると富士山が見えた雪化粧が綺麗だった。しかしすぐに見えなくなり藪が深くなった。権現山の頂きと思われるところに紅葉の綺麗な木を見つけたが帰って見ると手ぶれの為に使えない写真だった。

予定通り40分位歩くと大滝沢上の分岐に到着した。そこのベンチがあり二名の方が休んでいた。さらに30分進むと一軒屋避難小屋があった。非難小屋へ入った事がなかったので、畦ガ丸の避難小屋に初めて入ったらトイレもストーブもあった。これは冬には助かると思った。

一軒屋避難小屋からは沢沿いの山道になった。

ステタロウ沢では道しるべが無く注意が必要だ。後で地図を見て分かったがここの沢は凄い名前が付いている。地獄棚沢とかバケモノ沢の名前があり由来について知りたくなった。

大滝沢

西丹沢からの登りも沢沿いだが、こちらの沢はまた少し違い水量がそれほど多くなく石もごろごろしていないので歩き易い。

沢沿いに木々とせせらぎを楽しむ山、少し沢から離れるとスパッツの擦れる音しか聞こえない静寂の山、畦が丸がますます好きになってしまった。

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