金時山

                   明神ヶ岳へ

                  矢倉岳へ

                                           鷹巣山

                  天子ヶ岳

                  十二ヶ岳

頂上の金時さん

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小田原厚木に入ったのは10時半、早川で下りたのは11時近かったと思う。金時山は1号線を真直ぐに進むと記憶していたので宮ノ下でも真直ぐ進み芦ノ湖に出て間違っているのに気付いた。間違えてもそれはそれで新しい発見があり、曽我兄弟供養搭や精進池などを見ることが出来た。

仙石原に着いたのは12時10分頃だった。ここから金時神社を探した。12時20分、薄くなった石碑に『公時神社』と書かれた文字を見つけた。ゴルフ練習場の方がわかり易く、是を目印にした方が良い。金時橋の先にトイレがあり、車はそこに止めた。手前の方は有料。

   

12時半に登り始める。台風一過の晴天は期待できずいつまでもゆっくりと進むので、ずぶ濡れ覚悟の山行である。公時神社に立寄り、境内を見て周り元の山道を進んだ。石がゴロゴロとした道を10分程歩くと『金時蹴落石』があった。それから10分も進まないうちに奥の院と書かれた石があった。

更に数分ほど進むと、今にも倒れそうな石に小さな木の支えをあてた『金時宿り石』があった。この山は大石が多い山のようだ。ここからは急な登りになった。人々に踏み固められ削られて根をあらわにした杉が続く、息が荒くなっていく。

   

宿り石から凡そ20分で左写真の道になった。すると左側が明るくなり晴れていれば芦ノ湖も見えたかもしれない。

ここからは花々が迎えてくれた。ヤマユリやシモツケソウが点在しホタルブクロも咲いていた。そのため15分もかかってやっと分岐に到着した。

   

また岩の急坂になったが、ホームページで読んだ程きつい登りでは無かった。20分ほどで頂上に抜ける出るリングが見えた。13時45分、頂上は意外と狭かった。然しながらここには二つも小屋があった。

金時娘で有名な『金時茶屋』だけかと思っていたが『金太郎茶屋』もありそれぞれこんな悪天候でも営業をしていた。ビールを飲みたかったがどちらに入っても相手に悪いので我慢した。相変わらず変に気遣う自分が可笑しかった。

14時20分に下山を開始した。2つも小屋がありそれぞれ経営が成り立つのだから、ここの山の登山者の多さが想像できた。下山はうぐいす小屋を経由して明神ヶ岳からと考えた。そして、下山中に見える明神ヶ岳のトレイルは素晴らしかった。14時50分、矢倉峠に到着、ここから約1時間半、行けない時刻ではないが視界も芳しくないので次回を楽しみに下山した。

  

このルートは金時神社からの道に比べ歩き易かった。しかし、別荘地の中に登り口があり、駐車する場所がない。138号線を走ると右写真の石碑が目印となる。また、左側には食事処『蔵一』がある。

金時山山頂にはシモツケソウが沢山咲いていた。またオオバギボウシも最後の花を咲かせていた。この山頂はこの時期がいいのかもしれないと思った。

  

<交通>  車

小田原厚木を下り、国道1号線を箱根に向う。宮ノ下で138号線(裏箱根街道)を仙石原方面に進む。仙石の先に金時山登山口がある。尚、帰りは138号を抜けて東名高速を利用。東名の方が厚木からは近い。

<コンビニ>

金時登山口の先にAMPMがある。箱根湯本の駅前コンビニは駐車場が無いので車では利用できない。事前に買うなら小田厚を下りて直ぐか、宮ノ下のコンビニを利用する。

<時間>

金時神社〜10分〜蹴落石〜10分〜金時宿り石〜35分〜金時神社分岐〜20分〜頂上(計 75分)

頂上〜15分〜金時神社分岐〜15分〜矢倉峠〜15分〜別荘地〜6分〜138号合流〜10分〜金時神社(計 約60分)

合計 凡そ2時間15分

<費用>

高速代  小田厚 700円、東名 1400円

それに昼食代  600円

<美味しい食べ物> <風呂>

残念ながら真直ぐ帰宅