立山

外観からのイメージと違いホテルへの階段を上りフロントに向かうと、そこはやはりホテルだった。今までの山小屋とは全く違っていた。

標高2450mで世界第3位の立山ホテルは沸点が90度、部屋に入って早速に置いてあった紅茶を頂いた。気分はリッチなアルピニストだった。

又部屋も予約ではバスルームなしで申し込んだが、ホテルのはからいで一人当り3000円も高い風呂付きの部屋だった。

立山夜景

窓からの眺め(雪の大谷)

しかしやっぱりここまで来て小さな風呂など入りたくはない。大浴場に向かった。

大浴場の展望は良かった。しかし外は雨模様になっていた。ゆっくり湯船につかり立山の景色を堪能した。

こんな贅沢な事をしてバチが当らないだろうか?涸沢も雲ノ平も双六等も汗臭い身体だったしそれが当たり前だった。

この贅沢は奥さんのお陰かもしれない。

更にビックリしたのは食事だった。6時半と、7時のどちらか選択する様に言われ七時にしたが運動後の自分にはちょっと遅く空腹気味になっていた。

食堂に(なんか料亭と言ってもいいみたい)行くとテーブルを指定された。

何となくリッチな雰囲気の人が多い。でも自分を含め一般客もぱらぱらといた。

料理の品数(14種類)が多いし美味しいこの日本食と、更に地酒で腹いっぱいになり胃をなでながら食堂をでた。 

大日岳の紅葉(車窓)

弥陀ヶ原の紅葉(車窓)

山小屋に泊まるといつも質素な食事で、腹いっぱい食べた事がないので本当にこれで良いのかと思ったが、でも誰でも山が楽しめるこんなところが一箇所位あっても良いだろうと考え直した。

又、バス付きの部屋だったが結局は使わなかった。 

ホテルでは20時頃よりこの立山周辺の見所等をスライドを使い説明してくれた。また天気が良ければご来光ツアーの企画もあっる。

しかし、二日目の土曜日は生憎の雨で弥陀ケ原の紅葉はバスの中からでした。 でも、素晴らしい景色だった。

本来ならばここを歩いて下山する方が自然を楽しめたかもしれない。

又、今度と思ったのですが、奥さんは一度来た所には来たく無いと言い張っている。

写真も、山の頂きも、100点満点が取れなかったので自分はまたチャレンジ゙したいと、心に決めてバスからの紅葉を楽しんだ。弥陀ヶ原の紅葉は本当に綺麗です。

悪城の壁

称名滝

立山駅から称名滝に向かった。バスは往復で1050円だった。途中悪城の壁を通ったが日本の風景とは思えないこの造形に驚くばかりでした。

滝を見る場所が崩れていて工事中だったので立山への登山道を25分程仮設展望台まで登ることになった。

意外と急な登りで、また駐車場から見える滝はハンノキ滝で渇水期には見ることができないと奥さんから聞かされた。

当日は前日夜からの雨の影響でこの滝もしっかりと見ることができた。

仮設展望台で写真を撮り始めると、掛っていた雲が急に切れてきた。

本日もこの夫婦は富山に歓迎されているようだった。

V字滝を見て、更に奥さんの写真を撮ってバス停に戻ったが昼食時は連絡が悪く1時間待つことになった。

そばの食堂で昼食を取り時間を潰した。

称名滝

ここから奥さんの計画は凄かった。立山駅14時50分、富山駅15時44分着、出発16時5分で糸魚川駅着が16時51分、糸魚川出発が17時25分と続き、車が置いてある信濃大町到着が19時41分だった。

称名滝を見てから実に7時間近く移動だけの旅になった。

それでもこの旅で新しい山を教えてもらった。頂きには立っていないし、また近いうちに訪れたい。

front

剣岳・雄山へ(2004.08)