うどんぶらり( 東京麺通団-佐藤養助)

 12年秋旅の最初は、東京から東北への旅です。東京では麺通団団長の「東京麺通団」で理想の味を楽しみ。秋田は稲庭うどん(佐藤養助)を味わう予定で出発です。

 新宿西口に以前来たのは、忘れもしない。何年ぶりかの為、迷って、お店に到着です。

店内のイメージです。

入口左に釜がありその先に天ぷらがあります。

 事前に麺通団のホームページで手順を確認してるので、素人と思われる様な躊躇はない筈だった。

 しかし、いきなり(想定外に)入口右側で客が数人座っていた。「何じゃ、これは?」書いてなかったルールである。

 少し待つとどんぶりに麺を入れて、「お待ちどうさま」と釜脇からお兄ちゃんが出てきた。

 ここからは、ルール通りである。かけ大とちくわの天ぷらを取り、代金を払って出汁を入れる前のネギが随分時間が経過したのか、先入れ先出しが出来ていないのか、カサカサでした。 団長、改善が必要です。

 席に座って麺を一口、間違いなく宮武風であるが、コシが弱い。そして出汁をすすると、これは旨い。イリコは関東では嫌われると書いてあったが、何の出汁だろうか?

 翌朝、新幹線で東北に向かい、秋田で稲庭うどんにご対面である。わざわざ本店に行き、閉店の17時の僅か前に工場を

見学させて頂き、殆んどが人間の手による加工に感心し、イザ食事。”味比べ?”(温かいのと冷たい麺の二種)を注文し食べる。何れも素麺を食べているようだった。後で分かったが稲庭にも素麺があるらしい。 素麺との区分けは太さらしいが、稲庭うどんは1.7mm以上(うどんの最小太さ)のギリギリサイズかも。 次頁