うどんぶらり( 富士吉田)

食べられないと思うと、余計に食べたくなるのが人間の性分で、私の口は目的の”美也樹”のうどんの口になっていた。夏休みの宿題はギリギリになって始める。絵日記の天気も今のようにネットもないので、あちらこちらから集めて最終日にやっと完成。そんな性格は大人になっても変わらない。

フジヤマからの絶叫を聞きながら食べるうどん

平日休みの朝は色々と片付けるものが多く、出発はお約束のギリギリタイムの11時。 片道90kmはあるので、頑張っても1時間半はかかる。ガソリン代は仕方ないとしても 、東名高速代まで払って行く程お金持ちではない。この五分五分に賭けるのが私の人生である。平日だから順調と思ったが、人生同様に

障害が待ち受けていた。山北を過ぎたらR246が通行止め、小山町市街地を抜けるう回路に誘導される。二つしかない信号に阻まれ、トラック等で渋滞が発生。やばい、食べられない。 途中で山道を走るが、タダのナビがいい加減な案内をする。通った事のない道を走り1時40分、何とか間に合った。と思ったら暖簾を外し始めた。

「すみません、食べれますか?」、「おひとりなら大丈夫と思います。中で聞いて下さい」と、なんとか冷やしタヌキにありついた。麺は吉田うどんとしては 硬直していないので食べやすい。出汁は甘い。天かす、キャベツに大根おろしが副えられている。かけの時も油揚げの刻みが沢山入って、 揚げの味に満足したが、冷やしタヌキ

も大根おろしが甘みを抑えてくれる。そんな気遣いがここのお店の特徴かもしれない。

先日、”手打ち渡辺うどん”へ行ってきました。ここは吉田うどんの特徴の太い麺でしたが、 ごわごわ感がなく非常に食べ易かった 。かけうどんを食べ、その出汁の美味しさにも満足しました。次頁