うどんぶらり( 富士吉田)

 目標の店は略食べ歩き(ふく助除き)、もう吉田うどんは卒業だと思っていたが、讃岐と違い箸で持ち上げても垂れさがらない麺と味噌の味が忘れられなくて、定休日になると 、車は富士山に向っていた。

 美也樹の兄弟店の「美也川」や「ふもとや」の味も楽しみたい。

渡辺うどんの途中のお花畑

 そんな日、ネットで煮干し出汁について調べていたら「源さん」がヒットした。なおかつ、”吉田うどん”と頭に記載されていた。行かない訳はない。甲府市とあるが、富士吉田市に近いのかも知れないと行く事にした。

 しかし、遠い。帰りに美也川へも行きたいので、途中で時間短縮の為、中央高速にのった。

 一の宮を過ぎても目指すお店はまだまだで、これは吉田うどんの守備範囲では無いと、思い始めた。 街中をナビの通りに走ると、広い駐車場だが満車のところへ着いた。ピークの時間は過ぎた13時である。僅かな時間に一台分空いたのでそこに入れて期待いっぱいで店中 へ、

定番のメモ紙に「煮干しうどん」を記入(注文)した。

 待つこと暫し、出てきたどんぶりに口づけ。「うま〜〜い」、やっぱ出汁は煮干しでないと味がでない。と思ったが、食べるうちに煮干しを感じなくなった。マヒした舌は麺の味に移っ

た。また来たい店ではあるが、ホンマ遠いわ。

 それから美也川を目指して、また高速をもどる。高速を下りて踏切を渡り、カーナビが案内する場所に14時5分前に到着するが、辺りにうどん屋さんはなかった。  次頁