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都市型住宅デザイン

NAGAYA TOWER
 KAGOSHIMA NAPOLI AVE.

ウィリアムが依頼されたナガヤ・タワーのコンセプトは、主にお年寄りを対象とした長屋スタイルの生活環境を創造することにありました。ひとつのフロアは住民すべてが利用できる共有キッチンと大きなリビングスペースを中心に11の小さなユニットから構成されています。 上階のフロアは単身、2人住まいのアパートメントが混在する形になっています。地階は子供のデイケアセンター、コンビニ、クリーニング店そして音楽ライブ演奏も行われるインドア&アウトドアのカフェがあります。







階段はナガヤ・タワーのシンボル、都市のランドマーク的なデザインとなっています。窓からはナポリ通りのドラマティックな景観が楽しめます。













それぞれのフロアには甲突川、ナポリ通りの並木を見下ろすパブリックなバルコニーがあり、遠景に桜島が望めます。












高さの異なるバルコニーで視覚効果を狙った趣向は、同じ高さが連続する通常のバルコニーには見られないリズム感と採光を建物に与えています。低い階にはプライバシーを、高い階には景観を生み出しています。






他の建物の背面を見下ろすのではなく、玄関の廊下はテナント同志のお隣さんの姿を見下ろせます。それぞれのフロアは共有利用のための大きな屋根付き空間があります。







3階フロアにはすべてのテナントのための大きな中庭が設置されています。








4階と5階のフロアにはテナントのための大きな共有風呂を設置。3階と6階フロアはさまざまな活動のためのコモンスペースを持っています。







明るい伝統色の外観。特に曇りの日にはフレンドリーな趣きを創出します。













階段もテナントが楽しめるよう景観を考えた造りになっています。









計画当初から、鹿児島のシンボルである桜島の眺めを各フロアから楽しめるようなデザインプランをウィリアムは大切にしました。


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