 わたしたちの思い |
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| 「こころのサポートセンター・ウィズ」設立趣意書 |
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| 最近、「男女共同参画社会」の実現をめざして、さまざまな取り組みが行われています。セクシュアルハラスメント、ドメスティックバイオレンス、虐待などの事実も少しずつ表に出始め、ようやく女性たちの声に、光が当たりつつあるかのように見えます。 |
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| しかし、今でも人々の意識の中には、「男は仕事、女は家事・育児・介護」という性別による役割分業や「女らしさ、男らしさ」といった根拠のない思い込みなどが根強く残り、女性の自立や自己実現を阻んでいます。 「何かおかしい」と気づき始めた女性たち。そして、それを表現し始めた女性たち。 それでもまだまだ、状況は変わりません。 |
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| そのような中で、今まで女性が置かれてきた状況とその社会的背景、そしてそのときの心理を理解し、女性の経験をきちんと認め、女性一人ひとりの、今ここでの要求にていねいに対応できる場が必要であると私たちは考えました。 女性が自分の中にある力に気づき、自ら問題の解決に取り組み、その過程で悩んだり揺れたりしながらも、自分の人生を安全に選び取っていけるようにという思いで、２０００年５月に「こころのサポートセンター・ウィズ」を設立しました。 女性の声をていねいに聴きながら、同じ立場であることを分かち合うと共に、一人ひとりの違いをたいせつにしていきたい。そして、自分の感情にじっくりと向き合いながら、さまざまな場面での人間関係がよりスムーズにいくようなコミュニケーションの理論と方法を、共に考え実践していくことで、少しでも女性が生きやすい状況を作っていけたらと考えています。 |
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| そして、「ウィズ」を知ってくださる多くの方々との新しい出会いとネットワークが拡がり、いろいろな立場の方々に参加していただくことをこころより念願しています。 |
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