昨夜は22時頃に露天風呂に入ってきました。月が出ていて星空がとても綺麗。星空を眺めながら温泉に浸かっていると、日頃の悩みや嫌なこと全て忘れることが出来ます。とっても優雅な時間を過ごせました。札幌なんかで２泊するより、自腹切ってこっち来る価値大ありです。

　朝は６時半過ぎに起きました。とりあえずば朝の温泉に浸かってきます。この温泉は入りたてより、時間が経過した方が硫黄の香りが強く残ります。
　温泉に浸かった後、朝食前に少し近くを歩いてみます。
雌阿寒岳登山道の駐車場には車が２台。この時期でも登っている人はいるんですね〜。

　朝食を済ませてから、野中温泉を出発しますが、昨夜は気が付かなかったけど、玄関上の「野中温泉」の別館という文字が消されて、「犬の足跡に温泉マーク」に変わっている。いつの間にか別館が付かなくなったんですね。

　さて、女満別空港に向かう前に、オンネトーを見て回ります。
車の外気温軒は「0度」を表示しています。冷え込んでいます。もっとも、今週から北海道では連日の雪マークが付いてますから。

　朝は山頂を見せてくれていた雌阿寒岳ですが、阿寒富士共々山頂は雲の中に隠れてしまっていました。。。残念。。。
　朝早いので、他に観光客の姿もなく、ホント静かなオンネトーを満喫出来ました。ただ、時間が無くて、、、もう少しゆっくりとしたかったのが本音。。

　ところで、オンネトー茶屋ですが、「建物老朽化のためにしばらく休業します」の張り紙がされていました。このまま廃業するのか建て直すのか、微妙な所なんでしょうかね。。

　オンネトーを後にして、あとはひたすら女満別空港に向かって走るだけです。
途中、道の駅「あいおい」に立ち寄りました。旧・相生線の北見相生駅がそのままに保存されています。キハ22 69も保存されていますが、車体の痛みがかなり目立つように。。

　あとはひたすら走り続け、オンネトーから１時間20分くらいで、女満別空港に到着しました。女満別空港は２度目ですね。一度９月の大雪紅葉時に降り立ったことがあります。
　レンタカーを返却して、手荷物を預けて保安検査を抜けます。

　千歳行きANA 4862便は行きの中標津行きと同じDHC8-Q400。今回はプロペラより前方の6Aの席です。ちなみに中標津行きは満席でしたが、この便は空席が目立つ程度の乗り具合です。

　エンジンが始動してプロペラが回り始めると、後方の席とは違った騒音が響き渡ります。プロペラ機ですが、離陸時の加速Ｇはジェット機以上に感じます。おそらく機体が軽いからなんでしょうけど。

　離陸して屈斜路湖の近くを飛ぶのかと思ったら、予想外に離れて飛行するんですね。遠くに屈斜路湖が見え、雄阿寒岳、阿寒湖、雌阿寒岳と阿寒富士がチラッと見えたところで、雲の中に突入していきました。

　飛行時間は40分程度かな。中標津行きと違って、カートで機内サービスを行っていましたね。
　千歳空港に着陸し、急ブレーキの様な減速Ｇも行きと同じ。プロペラ機と言うより機体が軽いからなのかも。

　さて、千歳空港での乗り継ぎ時間は３時間半ほどありますので、いったん空港から出ることにします。
　当初は千歳17時半で米子最終便との事だったので、北海道神宮に行こうと思っていたんですが、最終的に千歳15時半の飛行機となったので、神宮行きは断念しました。
　で、今年はこの時期の実家帰省はしないので、ここ北海道である物を購入することにしました。

　とりあえず、JRの快速エアポートに乗り込み、新千歳空港を後にします。千歳駅で下車して、鈍行に乗り換えるのですが、乗り継ぎが20分あるので、まず千歳駅側にあるイオン千歳店の食料品売り場へ。
　ここで、お目当ての物が売っているのを確認。ただイオンは高いので、予定通りの場所に移動します。
　鈍行に乗り込み、下車したのは恵庭市郊外の恵み野駅です。

　駅側のイトーヨーカドーで現物確認。ただしイオンと値段は変わらず。そこで駅反対側にあるショッピングモールの「フレスコ恵み野」に移動。ここの「Daiichi」というお店で、タイムセールでグラム495円の「生筋子」をゲットいたしました（^^）v
　ほかに「干しこまい」も売られていたので、お土産用に購入しました。

　ところで、北海道のスーパーの鮮魚売り場で気になった店が一つ。それは、カニが売られていない事。毛ガニ・ズワイガニ・タラバとカニの産地である北海道なのに・・・、カニが売られていないなんて。。。。
　これが鳥取であれば、６〜８月の禁漁期以外は紅ズワイガニが安く売られ、松葉ガニのシーズンとなれば親ガニと共にスーパーの鮮魚売り場に並ぶというのに、今日見た３店舗共にカニの姿は無し。。。。北海道民はカニを食べないのか？？？謎である。。

　無事に「生筋子」を確保出来たので、新千歳空港に戻ることにします。
　空港内で毛ガニを見てみますが、何処も高い。。。頼みのアナフェスタでさえ、１杯１万円の毛ガニしか売られていない。なので毛ガニは諦めました。
　で、遅めの昼食を取ろうとうろうろしていると、函館の「きくよ食堂」を発見。ここで「イクラ丼」を頂きました。
　函館朝市にある「きくよ食堂」は何度か利用したことありますが、函館よりイクラの量が少なく感じたのは気のせいか・・・（^^；

　千歳からは羽田空港行きANA 68便、B777-300で機内は満席であります。北海道は観光オフシーズンの時期なのに、行きも帰りも満席とは、地震の影響も無くなったのかな・・・とさえ感じます。
　千歳を離陸したときは、次はいつ来られるのか・・・と寂しさを感じました。

　夕日をひたすら眺めつつ、羽田空港に到着。着陸後の渋滞に巻き込まれ、15分遅れの到着になりました。
　羽田では１時間の待ち合わせで、米子行きANA 387便、B767-300に乗り継ぎます。到着ゲートから搭乗口までが、空港の端から端への移動で長かった。。。
　手荷物に預けた筋子が潰されていないか心配・・・（^^；

　この米子行きも満席でした。ちなみに飛行機の座席ですが、米子−羽田−千歳の往復４便共に、事前に予約されていた座席から、σ（^^；で窓側の座席に変更しています。

　こうして、社員旅行でありながら、ほぼ個人旅行の様な108回目の北海道は幕を下ろしました。