香港旅行記


2000/2/25 (金)〜2000/2/27 (日)





2000/2/25 (金)


AM:10:00起床。
AM:11:00出発。

雨は降っていないが、超寒い!!

マンションの下にある、洗濯屋に下着関係を出す。
28$(¥400)ナリ。

多少遅く出てきたので、粉嶺のお店も開店している。
駅の隣にある、ショッピング・センター内の、
”瑞興(SHUI HING)”に寄る。
沙田のお店の支店だったのかぁ・・・

入って、DVDをチェック。
すると、周星馳((チャウ・センチー)の、”喜劇之王”があるではないか!
値段を見ると、なんと、70$(¥980)!!
HMVでは、140$(¥1960)だぞぉ!!
半額じゃないか? 一体、どうなってるんだぁ?

店員さんに、他の作品もチェックしてもらうが、取り扱ってないそうだ。
残念!!
いろんなお店と比べて、CDも安かったので、お土産に、
張学友(ジャッキー・チョン)のCD、125$(¥1750)を、2枚買う。

電車に乗りながら、アフォンが新聞を読んでいると、王菲(ウォン・フェイ)が
ルイヴィトンのバックを、たくさん持っている記事を見つける。
この”ルイヴィトン”、香港では言い方が、日本と違うのには初めびっくりした。
LVなので、”エロヴィー”と言うんだそうだ。
日本人が聞くと、”xx ビデオ”のことと間違えてしまいそうになる。
ひとつ勉強になった。



LVづくしの王菲


PM:12:05
何も食べないで、UA沙田に入る。
ポップコーンと飲み物(2つ)のセット、45$(¥630)を買う。

映画は、”決戦紫禁之嶺”
35$(¥490)


   
ロビー・カードと、お得なポップコーン・セット


劉徳華(アンディー・ラウ)、鄭伊健(チェン・イーキン)、趙薇(ツァオ・ウェイ)
その他、近年売れっ子の、張家輝(チョン・カーファイ)
など、オールスター総出演。

でも困ったことに、この映画、時代劇。
過去の経験から言って、見ていれば、なんとなくわかるだろう・・・
というものではないのだよ。

華仔演じる、葉孤城(イップ・クーセン)が、
イーキン演じる、西門吹雪(サイムンチョイシュッ)に、
紫禁城で対決を挑む・・・
という大まかなストーリーはわかるんだけど、
張家輝のセリフが、どうも気にかかる。
やっぱり、面白いことを喋ってるんだろうなぁ。
全然、わかんないや。

昔から、古装片(時代劇)は苦手なんだよなぁ。
いくらお気に入りの俳優が出ていても、ストーリーが
我々、日本人にとっては、わからない部分がたくさんあって、
イマイチ、スーッと頭に入って来ないんだよなぁ・・・
序盤のCGなんかは、面白く仕上げてるんだけど、
テンポ良く続かない。残念だ。

さて、終わると、またもやアフォン先生から解説を受ける。

みんなが、イーキンのことを、
”小西(シウサーイ)”と呼ぶんだけれど、
この言葉、発音が少し違うと、xxの時の細かな動きのことを指すんだとか。
張家輝が喋っている言葉も、昔のものではなく、現代の言葉で、
ずいぶんとHな言葉が多く使われているらしい。

”映画の方も、あんまり良くなかった。”と、アフォンも言う。

PM:2:00
朝から、何も食べていないので、お腹が空いた。
水曜日に行った、”利苑酒家”で遅い昼食をする。

やっぱり、ここは美味しいなぁ!
蟹肉灌湯餃 40$(¥560)
これがメチャメチャ美味かった!高いことだけはあるな。
2人で、199.5$(¥2800)。
食べたなぁ。



激ウマ!!


PM:3:30
KCRでホンハムまで出て、バス停まで行く途中に何やら、
怪しげな日本語を看板に掲げたお店を発見する。
”優の良品”
???
なんだ、この店は?見てみようっと・・・
いろんなものが売ってるな。
日本で言う、乾物もあるし、アメちゃんなんかも置いてある。
”の”っていうのは、日本ブームだからかな?
って言っても、昔からこういったものはあるけどね。
いろんな所で見かけるなぁ。このお店。
繁盛していると見た。



手軽なおやつを売っている、”優の良品”


バスに乗って、海底トンネルを抜け、アフォンの友人にお土産を渡しに、
銅鑼湾(コーズウェイベイ)に向う。

バスを降りると、風が強い。
途中、HMVによりDVDをチェックする。
やっぱり、品揃えは一番だなぁ。
でも、値段が沙田店と違うなぁ? どうゆうことだ?
最佳拍當(悪漢探偵 1)を見つけたので、購入する。
70$(¥980)ナリ。

歩いて、アフォンの友人が勤める、世貿中心(WORLD TRADE)
にアポなしで押しかける。





友人を見つけたらしく、後ろから声をかけると、当然の事ながら、驚いた様子。
この女性のお友達、キムタクの大ファンで、
アフォンが、今住んでいる近所の酒屋に頼んで、ポスターを譲ってもらったらしく、
それを届けに来たと言うわけ。

もう、その喜びようって言ったらスゴイもんだ。
今、アジアはキムタク・ブームと言っても過言ではない。
どの新聞・雑誌を見ても、キムタクのことばかりだ。
中国によく出張に行く友人曰く、
”出張に行く時は、キムタクが載っている雑誌を買っていくんだ。
それを中国の取引先の会社のおねえちゃんに配ると喜ぶんだよぉ!”
なんて言っていた。

PM:4:00
そこから、アフォンが留学する際、
お世話になった先生に会いに行くと言うので、付き合うことにする。

その行きがけに、銀行で両替。
5万円を両替する。
3481.5$(1ドル=14.3円)


しばらく歩いて、あるビルに入って行く。
”早稲田日本語研修中心” という日本語教室らしい。

アフォンの顔見知りの方もいらっしゃり、土産話も盛り上がっているようだ。
東京・大阪の大学・専門学校にも留学制度があったりなんかして、
香港の雑誌にも多く取り上げられているみたいだ。


   
早稲田日本語研修中心のHPへ


フロントの壁には、留学生の生活体験などがレポートされている。
あれっ? アフォンもいるじゃないの?

フロントには、日本人の女性もいらっしゃった。
直接は、お話しなかったが、アフォンとの話を聞いていると、
香港に来て、2年。熱狂的な華仔迷なんだそうな。
去年の日本のコンサートにも、わざわざ香港から
駆け付けたなんておっしゃっていた。

お世話になったという先生が、所用で来られないらしいので、
残念だが、ことずけをして、失礼する。

PM:5:00
信和中心と並ぶオタクビル、
”東方188商場”を捜し歩く。
4年前あたりにも来たことがあるが、ちょっとわかりにくい。
なんとかたどり着き、早速、いろんなショップをひやかす。





ここも相変わらずだなぁ。
日本のおもちゃ、AV、ニセモノらしきグッズ・・・
とにかく物凄い人だ。
結局、DVDは1枚も見つからず、ここを後にする。

PM:6:00

歩いて、また銅鑼湾に戻る。
今回いろいろ目的を立てて来たけれど、
その中に、明星の経営するお店に行くというものがある。

香港映画の雑誌なんかを見ると、必ず載っているので、
住所を控えきたので、捜すことにする。
香港の人は、行かないんだそうだ。
(当たり前だよな。)

目指すは、張国榮(レスリー・チョン)が経営する。
”為x鐘情”
時代広場(タイムズ・スクウェア)の近くにあると書いてあったんだけど、
なかなか見つからない。
辺りをブラブラしたり、人に聞いたりしながら、
ようやっと見つける。





外観もシンプルで、レスリーのお店だけあって、
キレイでおしゃれだな。
でも中は、映画関係の資料的なものは見当たらないなぁ・・・

マネージャーらしき男性も、ウェイターさんも、きちっとしていて、
ちょっとした高級なレストランって感じかな。
メニューを見ると、これまたいいお値段!
日本語もしっかり付いている。

我々、野郎2人は、飲み物だけをオーダーする。
あぁ・・・さすがに今日は歩き疲れたぁ・・・

隣に座っていた女性2人も、日本のファンみたいだ。
何やら、買って来たレスリー・グッズを取りだし、
ああだこうだ言っている。
レスリーの若い頃の写真が載った卓上用のカレンダーのようだ。
熱いなぁ・・・
それを聞きながら、アフォンと苦笑いをしてしまう。
俺も人のこと言えないんだけどさ。

PM:7:30
映画を見るために、沙田に戻って来る。

ちょっと時間があるので、HMVで時間を潰す。
結局、この数日間、日本語字幕付きのDVDを捜し回ったが、
もうこの辺で限界だ。(笑)

高いけれど、見つからなかったものを、ここで買うとするかぁ。
しょうがないや・・・

他のものと比べて、格段に高いものはやめておこう。
周星馳(チャウ・センチー)の作品、
”鹿鼎記T&U,武状元蘇乞兒”を、3枚 500$(¥7000)のコーナーで、
それと、華仔の”賭侠1999” を手に取り、レジに持っていく。

早速、カウンターに出すと、スタッフの男性が、
”あぁ 華仔のDVDは、他にもあるよ。”
”えぇ 知ってますけど、高いので・・・”
”あっ! この会社(美亜 MEI AH)のものは、会社から値下げ指示が出てるから、
ちょうど良かった! 値下げのシールを貼ってあげるから、待ってて!”

オオオ〜ッ!!!
なんてラッキーなんだ!

                                  華仔の   ”黒馬王子”  260$(¥3640)
                       梁詠h(ジジ・レオン)主演  ”失業皇帝”  205$(¥2870)

を、140$(¥1960)にしてくれる!
日本語字幕は付いてなかったが、
”賭侠 IN ラスベガス” 260$(¥3640)
も、この値段に、値下げしてくれると言うので、買ってしまう。

結局、305$(¥4270)も値下げしてもらったことになる。
それも、HMVで!

なんとお礼をいったらいいのか
この人がいなかったら、そのままの値段で、買うことになっていたではないかっ!
ネーム・プレートを見たら、”ジェリー”さんと書いてあったので、
何度も、お礼を言って、映画館に向う。


PM:8:05
ギリギリになって、劇場に入る。
映画は、”反斗奇兵続集(トーイ・ストーリー 2)”
55$(¥770)





実は、香港でハリウッド映画(外国映画)を見たことがないので、
香港人がどういった反応をするか、以前から知りたかったのだ。

が・・・
広東語版もあるではないか。
ん〜
英語版は、近々、日本で公開されるし、こっちにしよう!

入ると超満員!!
子供から、お年寄りまで、ワーワーギャーギャー、上映前からすごい熱気!
口コミかなにかで、面白いっていうことを聞きつけたのかな?

こういった雰囲気の中で、映画を見るっていうのは久しぶりだ。
香港映画じゃないけれど、香港で映画を見るなら、
みんなでワイワイ言いながら見るのが、香港式ってもんだ!

胡迪(ウッディ) 張衛健(ディッキー・チョン)
巴斬光年(バズ) 劉青雲(ラウ・チンワン)

が吹き替えを担当している。

これが、オリジナルと変わらないんじゃないか
と思うくらい、うまくマッチしている。

英語をそのまま訳しただけではなく、
広東語独特の面白さも活かしてるんだろうけれど、
ジョーク・言葉がわからなくっても、周りの反応、
映像を見ているだけでも、充分、面白い!!

やっぱり、ハリウッド映画だ。
脅威のCGと言っても過言ではない。
一体、どうやって作ってるんだろう?
香港のCG会社も、がんばらないとマズイんでないかい?
完成度は、100%に近い。
とにかく、香港に来て見た中で、一番面白かったかもしれないな。(笑)

久々に、香港で ”映画を楽しんだ ”という感じがした。

PM:10:00
アフォンが眼鏡を新調するというので、付いて行くと、
普段、コンタクトレンズで使っている保存液を発見する。

値段が、1本 51$(¥714)。
日本で買うと、¥1500 もするのに、半額以下ではないか!
すかさず、3本ばかり購入する。


PM:10:30
辺りは真っ暗。
週末なんだから、賑いを見せてもいいものの、ここは沙田。
お腹も減ったので、アフォンに料理屋に連れていってもらう。
何処をどう来たのかわからないが、人気もないビルの一角に入って行く・・・

お店の名前は、”徳記”。
鳩(ハト)の料理で有名らしい。
アフォンが言うには、昔はハトの料理屋が、たくさん沙田にはあったとか。


   


その他に、牛肉入りのお粥、やきそばを注文する。
う、美味いなぁ!!
特に、ハトの肉(28$ ¥390)は、塩をつけていただくと、
これまた美味しさ倍増!
夜中に、こんな油っぽいものを、バクバク食べてしまっても、いいのかしら?
幸いなことに、お腹の方は問題ない。

帰り際、大量に買いこんで来た、DVDなどを入れた袋が、破れかけてしまう。
今日も買ったなぁ。
でも、もうあんまり買わないだろうから、この先は楽になるだろう・・・

AM:12:00帰宅。
来港する前日に開かれた、”イーキン・パーティー IN 東京”
でインタビューされた模様が、今日、放送されると聞いたので、
録画していたビデオをチェックする。

TVBで、月〜金のPM:8:30からの、
”全線大捜査”という情報番組らしい。

おっ! パーティーの模様が流れているではないかっ!
でも、予告だけだなぁ。
来週の月曜日に放送予定かぁ・・・
忘れずにチェックしておこう。

AM:2:00就寝。






2000/2/26 (土)


AM:9:00起床。
AM:10::00出発。

もうメチャメチャ寒い!!
今日も、小雨が降っている。
一体、いつになったら晴れるんだ?

タクシーに乗って、上水(ションソイ)に向う。

アフォンが、知り合いのペットショップに、
用があるらしくって、しばらく人を待っている。


   
従業員の華仔と、店内の様子


私は初めて訪れたこの場所を、ちょっと見たくなったので、
ブラブラする。

香港の下町と言おうか、田舎と言おうか・・・
ゴミゴミした街だなぁ。
いろんなお店が、ひっそりとたたずんでいる。


   
上水の街並み


用足しが終わると、駅まで歩く。
ショッピング・センターらしきビルに入ると、携帯電話を目にする。
日本と同じで、どの店も繁盛しているみたいだ。

アフォンに香港の携帯事情を聞く。
香港では、携帯本体が新しいもので、3500〜5000$
(¥49000〜70000)ぐらいするらしい。
でも、基本料金もないし(?)、日本では買い換えると、本体を捨ててしまうけれど、
香港では、内蔵されているチップを換えるだけで、
どんなタイプのものでも、すぐに使えるらしい。
(なんとも便利な仕組みになっている。)

i−Modeのような、インターネットができるものは
まだまだ少ないらしい。

ちなみに、香港では、電話をかけた人はもちろんのこと、
電話がかかって来た人にも、料金が、かかるんだそうだ!
だから、あまり話したくない人から、かかって来ると、手短に済ますんだそうな。

AM:11:00
電車に乗って、沙田へ。
車内で新聞を読んでいると、芸能コーナーに、
鄭中基(ロナルド・チェン)が、機内で酒に酔い、機長とケンカして、
19000$(¥266000)の罰金を払わされたそうだ。
ケンカして頭を負傷し、そこだけハゲになっている写真が、デカデカと載っている。

沙田に着く。
メチャメチャ寒くなっている。
だけど、アフォンは、Tシャツの上にパーカーを着ているだけだ。
映画まで時間があるので、近くの帝都酒店(ロイヤルパーク・ホテル)の中にある、
”帝都軒” で飲茶する。
ここのお店、3年前にも来たことがあって、美味しかった印象を持っている。

焼包、焼売、エビ餃子・・・154$(¥2150)。
店員さんのスリットの深さに思わず目が行ってしまう。
メチャメチャ深く入ってないか?

PM:12:00
”東京攻略”、2回目。
45$(¥630)

ストーリーもある程度わかっているし、
今回は、アクションシーンや、トニーの日本語をじっくりとチェック。
ケリーもかわいいし、日本語の発音も完璧だ。
前のように、途中でトイレにも行かなかったし。(笑)
落ち着いて観賞できた。

M:1:45
映画が終わって、買い残したDVDを購入するために、
HMVへ・・・

高いけれど、数枚だから、今回はしょうがない。
腹をくくって、思いきって買ってしまおう。
日本と比べればちょっと安いし。

G4特工 280$(¥3920)
野獣警刑 280$(¥3920)
皇家師姐4 210$(¥2940)


を購入する。
昨日、安くしてもらったDVDコーナーを見ると、今だに値下げ処理をしていない。
やっぱり、ラッキーだったんだなぁ。

お店を出て、アフォンが何やら電話をしている。
”テラダさん、今日の歌番組のゲストは、張柏芝(セシリア・チョン)だって!”
な、何だって!?
おおぉ!! 楽しみだぞぉ!
今日の夕方は、”勁歌金曲” というTVBの歌番組を見に行くのだ。

PM:3:00
先日、ポスターをもらうことを約束した、
太子のお店に向う。

地下鉄の連絡通路を歩いている最中、”東京攻略”での、
ケリーの日本語について、アフォンと話す。

”いや〜 ケリーの日本語は、ホント、上手かったなぁ。”
”でも、あれは台本を読んで、何回も練習したからだよ。”
”そんなことわかってるよ。それにしたって、1年であれだけ話せるとは、立派なもんだよ。”
”ええぇ〜 そう?”
”そうさ。アフォンも2年もいるんだからさぁ、もっと口語的な言い方を勉強しなきゃ!”
”フンッ!!”

と、アフォンの自尊心を傷つける言い方をしていまい、機嫌を損ねてしまう。
だけど、ホントのことなんだよ。
今のままだと、専門学校に行った時に、キツイかも知れないぞ。

お店に到着し、ご主人に聞くと、
”深水歩(サムソイポ)に支店があるから、そっちにたくさんあるみたいなんだよ。
連絡しておくからさ。行ってみな。マクドナルドの近くにあるから。”
お礼を言い、地下鉄に乗り、深水歩に向う。

PM:3:30
土曜日とあって、スゴイ人だ。
確か、ここは電気街じゃなかったっけ?
怪しい露店が、たくさん通りに並んでるなぁ。


   
ゴミゴミした所が香港っぽい、深水歩


住所を頼りに捜してるんだけど、なかなか見つからない。
お巡りさんに聞いて見ると、あっちじゃないかと言われ、突き進む。
ゴミゴミしてるし、わかりずらいなぁ。
何処だよぉ?

番地も近くなってきたので、注意深く一軒一軒当たると、なんだココかぁ!
入り口がないから、マンションか、銀行かと思った。
やっと見つけたぞぉ・・・疲れたぁ・・・

PM:4:00
ここは黄金中心というビル。



たくさんのお店が入っている、黄金中心


入ると、これまたスゴイ!
パソコンショップを中心に、お店が奥まで、びっしり入っている。

お店の支店、”志徳国際貿易中心”を見つけると、店員さんが、
”ここにあるから、適当に持って行っていいわよ。” と言われる。

ドラマもの・CD・VCDの宣材がほとんどだ。
何があるんだかわからないが、ランダムにチョイスする。
いただいたお礼を言い、外に出て、持ってきた筒にキレイに収める。
でも、こんなにもらっちゃったのはいいけど、家の何処におこうかなぁ?

ああぁ・・・
腰が痛い!
ちょっと、何処かで休もうよぉ。

PM:4:30
九龍塘(カオルントン)の新しいショピング・センター。
昔は、ここ周辺は、ラヴ・ホテル街で有名だったらしいが、
すっかり、変わってしまったようだ。

お茶できる所を捜す。上の方に行くと、ケンタッキーがある。
席は、階下にある、アイス・スケート場を見渡せるのだ。
映画でも、見たことがあるような・・・





でも、なかなか席が空かない。
もう食べ終わっているのに、どく気配がない。
みんな席の横に立って待っているにもかかわらず・・・
私も、真似をして、帰りそうなカップルの席の横に立って待っているけれど、
なんか、ちょっと恥ずかしいなぁ。

0分ぐらい待って、ようやく席が空く。
今日も疲れたなぁ。
おやつ程度に、食す。
メニューは、日本と変わらない。
2人で、65$(¥900)。

食べ終わって、シンジ君に電話する。
DVDマニアになろうとしているシンジ君に、
”ここ香港は、天国みたいな場所だよ。DVDも50枚ぐらい買ってしまった!
これから、テレビ番組を見に行ってきま〜す。”
などと、途中経過を報告する。

PM:6:00
ここ九龍塘のB2の出口で、皆さんと待ち合わせ。
でも、時間になっても、現れる気配がない。
携帯で連絡すると、どうやら場所を間違えたらしい。
俺に構わず、走り回るアフォン。
ちょっと待ってくれよぉ。
腰も痛いし、走る元気も残ってないのに・・・

しばらくすると、バス停が見えて来る。
どうやら、裏手のターミナルだったらしい。
バスに乗り込むと、皆さん、お待ちかねだ。

皆さんも、この公開番組を見に行くのは初めてで、
ティケットは、ノエルの友人が、その関係に勤めていて、手配してくれたらしい。
なんと、我々は10人の集団だ。

TVB専用のバスに乗り、山(飛鷲山)を登り、35分で到着。
我々と同じバスが、次々と局の前に入ってくる。

なんか、変な作りの観客席だなぁ。
全然、ステージが見えないじゃんかよ!
真ん前の席は、先を越されて埋まっている。

記念の写真を撮ろうとすると、
”ダメです!” とスタッフの女性から注意される。
ダメなの?
皆さんからは、ガンガンに撮っていいみたいなことを聞いていたのに・・・

PM:7:00
リハーサル開始。

司会の、呂方(ロイ・フォン)と李克勤(レイ・ハッカン)が登場する。
おっ! 呂方は以前と比べて、痩せてカッコ良くなったんじゃないか?
若返ったような感じがしないでもない。

観客に挨拶すると、トークで笑いを取っている。
”えっ? 日本人が来てるの?”
どうやら私以外にも、日本人が見に来ているらしい。

女性2人と男性1人。
その日本人の方々に向って、呂方が、
”ヤメテェ〜 ヤメテェ〜” などと言う。
AVの影響か・・・
みんな、面白おかしく見てるんだろう。

一緒に来た皆さんが、
”ここにも日本人がいるよぉ!”
と、私をの方を指し、必死にアピールしてくれる。
ツカツカと、李克勤が寄って来て、カメ・ゼリーのお店の割引券をくれる。
番組で協賛しているお店なのか?
何だかようわからん。


ゲストは・・・
王傑(ウォン・キッ) と 黎姿(ライ・ジ)。
あれっ? 張柏芝はどうしたんだ?
まぁ いいやぁ・・・
後で出て来るかもしれないし・・・

しかし、王傑はスゴイ人気だ。
男性・女性からも、声援が飛ぶ。
呂方が、”ホンコン、キムラァ!”と紹介する。
ずいぶん、ガッチリとしてて、大きいなぁ。
もちろん、名前は知ってるけれど、歌は聞けばわかると思うけど、
具体的に曲の名前は知らないんだな。

一緒に来た、三哥(サンコー)が、
”おいおい、 黎姿のファンはいないのか?”
と皮肉を言って笑わす。
でも彼女は、”古惑仔” で、イーキンの彼女役じゃなかったっけ?
パート4あたりで、殺されちゃったと思ったけど・・・

実はこの2人、”小李飛刀” という新作映画で共演していて、
その宣伝も兼ねての出演らしい。



ロケ地、韓国での王傑と黎姿


さて、紹介の後、早速、収録開始。
スカパーで見ているけど、そのまんまだ。
くだらないゲーム、ランニング・マシーンに乗って、もう1人のゲストをオンブして
歌を歌ったり、クイズ形式のインタビューをしたり・・・
周りの観客は、爆笑しているが、言葉がわからなくって退屈してしまう。

番組の収録の合間、日本人の方が隙を見て、王傑にプレゼントを渡した。
歌の時も、しっかり蛍光棒を持ってたし、ファンの方だったのか。

王傑の歌と、少しトークをした後、楽屋に帰ってしまう。
休憩かな・・・
すると、スタッフが、
”ええぇ〜 出口はこちらです! すみやかに出て下さ〜い!”
オイオイ、お終いかよぉ????
張柏芝はどうしたんだよ?
デマだったのか?

何かハプニングが起こるとを期待したが、今回は何も起こらなかった。(笑)

出口で、スポンサーか何かの、シャンプー・セットをお土産にもらう。



写真の女性は、張家輝の彼女の”関詠荷”


なんか、あっけなかったなぁ。
でも、熱狂的なファンもいたみたいだし、混乱を避ける為にも、
さっぱりとしていて、いいのかもしれない・・・

後に聞くと、今回の収録会場は、いつもと違う所でだったらしい。
ちなみに、先週のゲストは、
葉イ凧文(グレース・イップ)と、謝霆鋒(ニコラス・チェー)だったらしい!
見たかったなぁ!!!


帰りのバスで、ノエルの姪っ子のジョアンヌと席が隣になる。
ノエルが、”この人は、日本人だから、挨拶しなさい。”
”・・・・・・”
何でも、ノエルが彼女に日本語を教えているらしい。

こちらから簡単な広東語で話しかける。
”ジョアンヌは何歳なの?”
”7歳よ。”
皆さんと話しているのを聞いていると、”おませさん”のようだ。

”あなたは日本人なのに、ど〜して広東語が喋れるのぉ? なかなか上手よぉ。”
こ、こんなガキンチョにまで、ナメられる。

九龍塘の駅で、帰り際、ジョアンヌに
”じゃぁねぇ〜”と、
完璧な日本語で挨拶をされてしまう。
なんちゅう子供だ・・・

みんなで沙田まで出る。
駅構内のトイレで、用を足していると、皆さんが
”チィティン(寺田)、ホラホラァ〜”と、
ちょっかいを出して来る。
正直、ウザかったが、皆さんも気を使ってくれているみたい。
ちょっと、距離が縮まった感じがした。

PM:9:45
夕食は、昨日も来た、”徳記”。
鳩、やきそば、お粥、青菜・・・
そして、シャコが大盛り出てくる。
食べ方がわからないので、お店のご主人に聞く。
なんか、もったいない食べ方をしてるような・・・。

食事が一段落すると、隣にいる初対面の女性に声をかける。
カレンさん。
アフォンと同じ、山梨の日本語学校に1年間、
留学していたこともあり、多少、日本語はOK。
普段は、ピアノの先生をしていらっしゃり、一軒一軒、教えて回っているらしい。

聞くと、熱狂的な、安室奈美恵とMAXのファン。
それはそれでいいと思うけれど、アムロしか知らないんじゃないのか?
って言うくらい、香港には彼女のファンが多いなぁ。
4年前に、録っておいた、アムロの自伝的な番組を
コピーして、送ることを約束する。

アフォンが、
”ジェントルマンなんだから、お茶を注いであげなよ。” と言ったのを、
”なに? チェンサウマン?(鄭秀文 サミー・チェン)” と聞き違えて、笑いを取る。
多少の語学力でも、なんとかコミュニケートして行こう!

皆さんが話ていることは、全然わかんないなぁ。
言葉って大切だなぁ。
でも、広東語が喋れなくっても、仲間に入れてもらおう
っていう姿勢は大事だと思った。





駅で皆さんにお別れを言って、
アフォンと映画館に向う。

AM:12:00
映画の予告で流れていて、楽しみにしていた、
”朱麗葉興梁山伯(Juliet In Love)”
55$(¥770)





乳ガンで片方の胸を失い、自殺まで考えた女性、呉君如(サンドラ・ン)と、
自分のミスで、事故で家族を失ってしまったチンピラ、呉鎮宇(ン・ジャンユー)が、
ある事件をきっかけに、親分である任徳華(サイモン・ヤム)の子供を預かることになる・・・

その他、劉以達(ラウ・イタッ)、葛民輝(エリック・ゴッ)など、
個性派が勢ぞろい。

全体的にセリフが少ない印象を受けたけど、
喋らなくたって、表情や演技で見せることができる役者ばかりで、
映画に引き込まれてしまう。

挿入歌も、許志安(アンディー・ホイ)が歌っていて、
これが実に効果的。
”半天假” という曲らしい。

最後は、悲しい終わり方なんだけど、タイトルになんか意味があるのかな?
と思っていたら、アフォンが、
”ジュリエットも、梁山伯も、結ばれない関係に終わったじゃない?
だから、それを主人公に置き換えているんじゃないかな?”

そぉかぁ・・・
ロミオとジュリエットの物語は知らないけど、
祝英台と梁山伯は、呉奇隆(ニッキー・ウー)と、楊菜ロ尼(チャーリー・ヤン)の
”梁祝(永遠の恋人たち) 1994年 ”で見たけれど・・・
なるほどねぇ〜。

監督が、葉偉信。
他の映画のクレジットでは見たことがあるんだけど、
どういった経歴の持ち主なんだろう。
なかなか良い映画だったなぁ。

呉君如って、太ったり、キレイになったり、
なんか、山田邦子みたいだ。


電車もないので、タクシーで帰る。
やっぱり高くつくなぁ。
沙田から粉嶺まで、135.4$(¥1900)

AM:2:00帰宅。
AM:3:00就寝。






2000/2/27 (日)


AM:10:45起床。
もう、こんな時間だ。
気がつくと、アフォンが洗濯屋に行って、荷物を取って来てくれている。
慌てて支度する。

AM:11:15出発。
風がない分、暖かい感じがする。

PM:12:00
”大学”で下車して、バスに乗って、
馬鞍山(マーオンサン)へ。


   
開発著しい、馬鞍山の風景


ここも3年ぶりに来た。
以前と比べれば、大分、マンションやビルが増えたなぁ。

ここにも、前の会社の支店があったんだっけ。
”NEXTAGE 馬鞍山”っていう、複合型のショッピング・センター。
日本のレコード屋、”新星堂” の第1号店が入店したのも、ココだった。
今は、JASCOになっているみたいだけど・・・

バスを走らせ、あるショッピング・センターの前で降りる。
日曜の昼とあって、スゴイ人で賑っている。

ビル内の映画館で、これまた旧正月の新作映画、
”賭聖 3 無名小子”を見る。
45$(¥630)

時間まで余裕があるので、食事を取る。
並びにあるファースト・フードの、”大快活”に入る。


   


もう何年も前、1人で旅行した時に、入ったことがあるけれど、
自分の番号が呼ばれても、わからなかった覚えがある。
レジの番をしていたおっちゃんも寝ていたし。(笑)
(ス、スゴイ国だなぁと、当時、思ったもんだよ。)
料理は、まぁまぁだったかなぁ。

注文は、映画でよく見る、タマゴ・ハムサンドに挑戦。
一見、危なそうだけど、これが美味しかった!
飲み物も、風邪の時に飲むと言われている、
”熱檸檬可楽(ホット・レモンコーラ)”と一緒に食す。
生姜も入っていて、これも初めてだけど、イケルなぁ!
占めて、20$(¥280)ナリ。

時間なったので、劇場に向う。
馬鞍山戯院。



なかなか、おしゃれな映画館です


ミニシアターかと思ってたら、そうでもない。
なかなか洒落ていて、大きな映画館だ。
店員さんもキチンと制服を着て、清潔感があり、ロビーもキレイだ。


さて、お馴染みのこのシリーズ、
パート1は、周星馳(チャウ・センチー)
パート2は、葛民輝(エリック・ゴッ)

今回のパート3は、近年、映画にひっぱりダコの、
張家輝(チョン・カーファイ)。
どこから見ても、張学友(ジャッキー・チュン)そっくりだ。

一連のギャンブルものなので、見ていれば、ストーリーぐらいはわかるかな。
監督も王晶(ウォン・チン)だし、なんとなく展開は読める。

案の定、賭けの試合をメインに、身内の裏切りがあって、
1度は落ちぶれるが、いつものように都合よく復活する。(笑)

張家輝と舒淇が、映画館でデートしている席の後ろで、
海賊版のVCD用に、ビデオを回している若者が座っている。

”オイ、何やってるんだ?”
”海賊版のVCDを作るんだよ。食って行く為には、しょうがない事なんだ。”
”食うものがないなら、自分のクソでも食ってろよ!”
”わかったよ。撮るのを止めるよ・・・・”

と、若者を戒める。
この”海賊版VCD撲滅” のメッセージとも言うべきシーンは印象的だった。

でも、このシリーズも、なんとかならんものかなぁ。
違った要素を入れていかないと、この先、キツイんじゃないか?

ヒロインが、ここでも舒淇(スー・チー)だ。
なんでもかんでも、舒淇っていうのも、いかがなものか。
香港の観客は、そんなに彼女を見たいのか?

お客さんは、我々を含めて、16人。
結構、ウケていたように思ったけど・・・

PM:2:00
車で、華哥が迎えに来てくれる。
高速を永遠と走る。
香港島を案内してくれるそうだ。
アイリーンも一緒に来る予定だったが、体調を崩して、来れないらしい。

まずは、赤柱(スタンレー・マーケット)。
路駐して、なにやら怪しい建物を発見する。
テレビで見たことがあるぞぉ。
” IGOR’S”
外見は、ホラー調で、レストランみたいだ。





ここでお茶でもしようか?と切り出すと、アフォンが、
”ここは高いよぉ! 食べ物なんかのセットを頼むと、1人 ¥6000ぐらい取られるんだよ。”
ヒエェ〜! それじゃぁ、ダメだなぁ。

お土産屋さんが、ひしめき合っている通りを、ブラブラする。
日本人も少しいるみたいだけど、圧倒的に、西洋人が多いなぁ。
置物や、チャイナドレスを扱ったお店ばっかりだ。
ここは見るだけにする。





このお土産もの通りを抜け、海岸沿いに出る。
閑散としてるなぁ。
何にもないじゃないかよ。
写真を撮るだけで、ここを後にする。



シーン・・・


PM:4:00
景色がいい道を走る。
香港にいるんだなぁ・・・
こんな風景が毎日見れたら、どんなに幸せなことだろう・・・

ここは、浅水湾(レパルス・ベイ)。
お金持ちが住んでいる場所だ。
幾度となく訪れている所だけど、観音様がある観光地の方ではなく、
ビーチに棕櫚(しゅろ)の木が立っている方だ。
海岸っていうこともあって、寒いなぁ〜!
トイレに行きたくなってしまった。



   


近くの、”ピザ・ハット”で、お茶をする。

華哥とも、ろくに喋っていないので、アフォンを通訳にしながら、
コミュニケーションを図って行く。

華哥は、インテリア・デザイナー。
ここでは、あんまり喋らなかったが、いろいろ気を使ってくれて、やさしい人だ。
36歳(?)っていうけれど、全然、若く見える。



やさしい華哥


ここも、ちょっと居ただけで、次の場所へ向う。


車の中で、いろんな歌を耳にする。
カバーらしき曲は、無いに等しい。
オリジナリティーがあって、しかも聞きやすい。
ずいぶんと変わったな。
ここまで来るのに、5年ぐらいかかったのか・・・


PM:5:00
山頂(ビクトリア・ピーク)に到着。
ココに来るのは、5年ぶりぐらいかな。
車で地下の駐車場に入り、エレベーターを上がって、表に出る。



ピーク・タワー入り口


すいぶん変わったなぁ!
ショピング・センターも出来てるし、展望台なんかも増設されてる。
あっ!うちの親父がお気に入りの、ピーク・カフェも健在だ。





ガガガ・・・・寒い!
凍えるような寒さだ。
展望台を一通り見た後、コーヒーでも飲もうと、ビルに入る。
喫茶店ではなく、自販機のものを買って、暖を取る。
すっかり、調子をおかしくしてしまう。



晴れていればなぁ・・・


ピーク・タワー内に入ると、華哥が、
”ここは、ジャッキー・チェンの映画で使われた場所だよ。”
”えっ? そんな映画あったっけ?・・・・
ああぁ!幻影特攻(バーチャル・シャドー)かぁ。
ジャッキーが、プロデューサーを務めた作品ね!

そう言えば、陳小春(ジョーダン・チャン)が、
落っこちて行くところが、ココだったのかぁ!
知らなかった。

暫し、ビル内を散策。
エスカレーターの下に、大きな赤い物体を発見!
子供がコインを投げて、遊んでいる。
我々も、童心に返り、見よう見真似で、やってみる。
10セントのコインを立てて、淵から下に転がす。
段々とクルクル回って行く様が、滑稽だ。



な、なんだこれは?


こんなことで、面白がっている場合ではない。
とにかく、寒いのだよ。

PM:6:30
金鐘(アドミラリティー)のバス・ターミナルらしき所で、
車を降りて、”SEIBU”内にある、
”英記茶荘” に寄る。





有名なお店なんだろうか?
日本人観光客もさることながら、地元の香港マダムらしき方も、
品定めをしてらっしゃる。

家からは、”高級のものを、10コぐらい買って来い!”
なんて言われたけど、高いものは、400$(¥5600)もする。

そんなに味が違うとは思えないんだけどなぁ。
どうせ、近所や友達に配るんだろうから、安いのでいいんだよ。
90$(¥1260)のものを、5つ買う。

香港島を離れる。
今日も皆さんと、夕飯をご一緒させていただく。
駐車場に着くと、満車で入り待ちをしている。
繁盛しているお店らしい。

ここは、”裕記大飯店”と言って、
焼鵝(ガチョウ)を食べさせてくれるお店。


   


やっとこさ駐車して、お店に行くと、皆さん並んで待ってらっしゃる。
挨拶して、列に加わる。

すると、アフォンの長年の友人である、亜仔(アチャイ)が、
プレゼントだと言って、いろいろ渡される。

亜仔の仕事は、沙田の競馬場で、馬の足に付ける、”ヒズメ” を取り換える仕事。
その加工する前のヒズメを、
”幸運を呼ぶものだからさ!”
と言って、左右ペアでくれる。





それから、何やらポスターみたいだ。
聞くと、劉徳華(アンディー・ラウ)のサイン入りポスターだと言うではないか!

亜仔の友達が、華仔と同じ会社に勤めていて、
コンサートの合間に、サインしてもらったらしい。

アフォンが言うには、香港では、¥15000ぐらいするんだとか。
香港では、ニセモノもあるらしく、大変、貴重なものみたいだ。



サイン入りポスター! ホンモノ!


いいのかなぁ?
こんなスゴイもの、もらっちゃって・・・
俺は何にもしてないのに・・・

お店に入って、席につくと、次々に料理が出てくる。
が、寒くてあまり食べられない。
ここに来て、完全に調子を崩してしまったみたいだ。



ハチミツを少しつけて、召し上がれ!


亜仔といろいろ話す。
亜仔は、日本のマンガや、テレビ番組、
キャラクターのフィギュア・超合金を集めているらしい。
”日本に帰ったら、いろいろ送るよ。” と言うと、
”要らないよ。香港で手に入るから。”

ん〜・・・
亜仔、そういうことじゃないんだよ。
ボクちゃんが、あなたにプレゼントしたいって言ってるのだよ。
でも、香港で売ってない資料的なものは、
日本の本屋に行けば、たくさん置いてあるから、今度来た時にでも、プレゼントしよう。



亜仔と一緒に


PM:10:00帰宅。
シャワーを浴びる前に、アフォンが新聞を読んで、びっくりしている。

”張国榮(レスリー・チョン)のラジオのライブのティケットを、
タダで入手した人が、ネット上で売り出したところ、
18万円という値段が付いたんだって!
それが日本のファンらしいんだよ!!”

噂には聞いていたが・・・・
恐るべし、レスリー迷!!

AM:12:00就寝。
完全に体がおかしいぞ・・・




  2/28(月)〜3/1(水)

精算してみよう!

  2/21(月)〜24(木)


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