2000年 秋の映画祭 




2000/11/1 (水)



ようやっとキツイ日が過ぎて、一段落。
今日は、ユンファ(周潤發)が来ると言うことで、
たくさんの人が徹夜で並んでいるんだろうな。

さすがに今日は、早くから並べないや・・・
最悪、後方から見れれば良いかな。

後日談だが、1番目の人は、前日のAM:8:30から並んでいたらしい!(驚!)



   
当日券を求めて長蛇の列が・・・(左)
開演前の文化村内の様子(右)





PM:19:20


東京国際映画祭

「グリーン・デスティニー」 舞台挨拶


劇場内(シアターコクーン)に入ると、
あっという間に、1階は満席になってしまったようだ。
急いで2階に駆け上がると、こちらも満席・・・

一体、どうしたら良いんだ!

空いている席を見ると、またもや「プレス席」!!
これから、まだまだお客さんが入って来ると言うのに、
何処に坐れば良いんだよっ!!

とりあえず、私の席は確保出来たから良いものの、
友人の席が無い・・・
そんな中、舞台挨拶は始まってしまった。




ファンサービスを忘れない發哥こと(チョウ・ユンファ)


      
最初は英語で話していたのに、会場のファンから「広東語で話してぇ!」とのリクエストに、
すかさず反応して、広東語で答えてくれた優しい發哥



この人が、地元・香港人からも愛されている理由がよくわかった。
何処へ行っても、嫌な顔せずに、笑顔で答えてくれるのだ。
ファンに対しても優しく接してくれて、ジョーク交じりのコメントで会場も大爆笑!!

程なくして、司会の方から、
「素敵なゲストがいらっしゃっております」との紹介で、
タレントのさとう玉緒が登場・・・・

訳されなかったが、
「ロ甘短ロ既?!」(インタビューは、もうお終いなのかい?)
と、ユンファがつぶやいていたのを、私は聞き逃さなかった。



      
記者に対しても、おちゃめに対応する發哥(会場は大爆笑!!)



な〜んで、さとう玉緒なの??



ユンファの舞台挨拶が終わると、席を陣取っていたカメラマンが
続々と引き上げて行くではないかっ!!

その後、本編開始まで、お客さんが坐れているかどうか、
映画祭のスタッフが、ホールの隅々まで確認している。

後で聞いた話だが、なんと当日券のお客さんは、この舞台挨拶を見れなかったそうだ。
一体、どうして、こういったことをするのだろう?・・・疑問だ

なんかもう、席を捜すのに、精神的にも肉体的にも疲れたよ。
席を他の方に譲って、ロビーで休むことに。


映画の方は、3回も見てるし、今回はパスするしよう・・・



はぁ〜・・・気持ち悪かったぁ・・・
少し休もう・・・・

ロビーをブラブラしていると、知人の方がいらっしゃったので、
本編終了まで話し込んでいた。

見終わって出て来た友人は、もう大絶賛!

お腹も減ったし、気を取り直して、ご飯でも食べに行こう!



「グリーン・デスティニー」 オフィシャルサイト




PM:21:30


ジャッキーズキッチン (渋谷店)




続々とお客さんが入って来る!


      
店内では、ジャッキーの映画の予告編も見れます



噂には聞いていたが、まさかこんな所にあるなんて思わなかった。
渋谷センター街の好立地で、若者がひっきりなしに入って来るではないか!
ご一緒したMAKIOさんの紹介で、早速、我々3人も入ることに。

店内は、すっきりとしていて、店員さんの態度も良い。
単なるファーストフードと思いきや、
メニューを見ると、知っている中華料理の名前がズラーッと並んでいる。
値段も眼を疑うくらい安い。(笑)

全員、お腹が減っていることもあって、片っ端から頼んで行く。(笑)

お茶、麺類、点心、ご飯物・・・
来るわ!来るわ!で乗り切らない程、運ばれて来る。
(当たり前だよ! 頼んだのは自分なんだから!)

オープンしたと聞いた時は、正直、馬鹿にしていたが、
実際入って食べて見ると、コレがなかなか美味い!!

排骨麺、XO醤チャーハンが美味しかったなぁ〜
お茶もポットで運ばれて来て、つい安い(200円)ので、
いろいろ飲んでしまった。(ウーロン・プアール・ジャスミン)

これから、使って行こうっと!



ジャッキーズキッチン のHPへ






2000/11/2 (木)



PM:19:30


香港映画祭

「小親親」
 舞台挨拶



PM:16:30ぐらいから並び始めて、前から40番目ぐらいだった。
一応、アフォンにも、「早くから並んでいるから来て」と言っておいたのだが、
まさか、一緒に並んでくれるとは思わなかった。(笑)
なにせ、「なんで、そんなに早くから並ぶ必要があるの?!」なんて言い草だったからだ。
(おっしゃる通りです・・・)

時間が近づくにつれて、どんどん人が多くなって行くのを見て、
さすがのアフォンも驚いている様子。
(こんなことを、20年近くわたしゃ〜やっているのだよ)

日本の香港映画ファンのパワーを、肌で感じてくれたらしい。(笑)

早くから並んだ甲斐もあって、前から5列目あたりをゲット出来た!




日本語が達者な陳慧琳(ケリー・チャン)


      
司会の方からの質問に、ナイスなリアクションを取りながら答えるケリー



初めて、ケリーを間近で見たけど、やっぱりスターだよなぁ〜
ちょっとした仕草でも、「画になる」と言うか・・・
ホント、綺麗だぁ〜・・・

司会の方からの「アーロン・クォックさん(郭富城)についてはどうですか?」の問いに、
「カレ ハ オオキイ コドモ ミタイ」
と答えて、会場は大爆笑!

日本語も達者な彼女、質問にもしっかりとした日本語で返し、我々を驚かせる。
また、聞かれる質問の大部分も、ヒアリング出来ているようだった。

その国の言葉で会話することが、いかに大事かと言うのを、痛感した場面であった。



 「小親親」  2000年6月30日香港公開  上映時間:96分  日本公開未定

 普段、褒めないアフォンや香港の友人が、「これは面白い!」と、しきりに薦めて来た作品がコレ。
 ラブ・コメディーだが、そこはUFO作品。 何処かしら、「アメリカナイズ」されている所が昔から好きでない。
 特別ゲストもたくさん出て来るが、果たして、各俳優がその役柄をこなしているかどうか?は疑問に思う。 
 また、その狙いとする所も、妙にあざとく感じる・・・な〜んて書いてしまったが、面白い所もある。(笑)
 まず、ケリー(陳慧琳)が良い。 彼女の場合、この作品や、「アンナマデリーナ」のような
 キツイ役柄の方が合っているように思う。(実際は、明るくて話し好きの性格らしいけど)
 嬉しかったのが、毛舜x(テレサ・モウ)のカンバックである! ファンの期待に答えて笑わせてくれる。
 香港人ほどに楽しめなかったものの、全体的には、〇をあげたい。

ケリーのサイン入りポスター
(渋谷東急入り口にて)



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