映画祭レポート

 



★ 2002年秋の映画祭レポート


★ 2001年秋の映画祭レポート


★ 2000年秋の映画祭レポート




  香港映画の黄金時代=@
  2002年11月28日(木)〜12月1日(日)  赤坂国際交流基金フォーラム
 
 映画産業が全盛期を迎えつつあった、1960年代香港----日本と交流が進む中、東宝がキャセイと合作した、
 宝田明=尤敏(ユーミン)共演の”香港三部作”(1961〜1963)や、文壇の籠児・張愛玲(チャン・アイリン)
 脚本作品3本を上。また上映作品についてのシンポジウム、宝田明のトークショーなども開かれた。
 

 
 
 




  香港ニューウェイブ・フェスティバル  
  2002年11月23日(土)〜30(日) 品川プリンスシネマ

 香港返還5周年記念のイベントとして、連日オールナイトで3本上映。
  未公開作品として、「2002」、「古惑仔6/勝者為王」、「ロ歴ロ古ロ歴ロ古新年財」の3本を上映。


 香港ニューウェイブ・フェスティバルのHP





 TOKYO FILMeX 2000  アジア[新・作家主義]映画祭
 
2000・12・16〜24  ル テアトル銀座 にて。
 
 近年、世界的に大きな注目を集めているアジア映画。
 この映画祭では、1999年から2000年にかけて製作されたアジアの若手監督の作品
 を中心に紹介。香港からは、「異邦人たち」(有時跳舞)、「天上の恋歌」(天上人間)、
 「ジュリエット・イン・ラブ」(朱麗葉興梁山泊)が上映された。
 TOKYO FILMeX 2000 公式HP
 

      
リニューアルされてキレイになったロビーと、満員の会場内の模様(異邦人たち舞台挨拶)


         

「ジュリエット・イン・ラブ」監督の葉偉信(ウィルソン・イップ) (右)
「異邦人たち」主演の大沢たかおと桃井かおり (中央)
「反則王」主演のソン・ガンホ (左)





 
 香港映画祭 (第13回東京国際映画祭 協賛企画)

 2000・10・28 〜 11・3 渋谷東急・渋谷Bunkamura オーチャードホール にて。
 
 我々、香港映画ファンは、この日を待っていた!
 話題の最新作から、懐かしい名作まで、厳選された16本を上映。
 連日、豪華なゲストを迎えての舞台挨拶、主演俳優・監督を交えてのティーチイン(質疑応答)など、
 ファンにとっては、まるで夢のような1週間でした!!
 私個人的には、周星馳(チャウ・センチー)の過去の作品が上映されなかったことや、
 アクション映画が少なかったことが残念に思いました。 来年はご検討の程を、よろしくお願い致します!!
 香港映画祭オフィシャルサイト






 第9回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
 2000・7・19 〜 7・23  青山スパイラルホール にて。
 
 香港映画とは、あまり関係のないイベントに思われるが、近年、香港映画から
 数本がラインナップに入るようになった。
 今年初めての参加で、張之亮(ジェイコブ・チャン)監督の名作、「自梳」(女ともだち)、
 關錦鵬(スタンリー・クワン)監督が、多数の監督・俳優のインタビューを交えながら、
 様々な角度から、中華電影を振りかえるドキュメンタリー作品、「男生女相」を鑑賞した。
 ちなみに、第8回では、「美少年の恋」、「洪興十三妹」が上映された。
 
東京国際L&G映画祭公式HP



         
大混雑の会場の模様





 香港最新電影祭
 1999・12・31〜2000・1・1

 ミレニアムと共に、未公開作品、
 愛は波の彼方に(愛情夢幻号)、風雲(オリジナル・バージョン)、喜劇之王(DVD上映)
 の3本一挙上映。
 映画の上映の他に、宣伝プロデューサーの筒井修氏と、劇場の支配人でいらっしゃる
 平野博靖氏のトークショー、オリジナル予告編の上映、お年玉プレゼント大抽選会も行われた。
 会場の皆さんと一緒に、2000年のカウント・ダウン!!

 
 キネカ大森 にて。


                            香港最新電影祭
                                (キネカ大森)



             
        ロビー風景          サイン入りポスター       グッズが豊富な売店   アンディー・ラウ福袋 2000円   


               
             トークショー          ハッピー 2000年!!        プレゼント大抽選会

去年の12月に、アンディー・ラウ映画祭に参加するため、
初めて、キネカ大森に足を運びました。
噂では、聞いていましたが、
香港映画に、かなり力を入れているのがよくわかります。
ファンにとっては、心強い映画館です。
皆さんで、応援して行きましょう!!




 アジア映画祭 94’
 1994・9・17〜11・30
 
 香港映画だけでなく、中国(大陸)・フィリピン映画もラインナップに入っていた。
 当時、アニタ・ユンが主演した”つきせぬ想い” が大ヒットし、陰りがみえた香港映画
 に、希望の光を見た作品でもあった。(大袈裟!)
 劇場内は、まさに香港の劇場さながらの、ライブ感覚で盛り上がった。
  
 新宿シネパトス にて。
 





 徐克的電影世界 93’
 1993・9・1〜9・5
 
 当時、彼が製作した”東方不敗”が大ヒットし、古装片(時代劇)ものが流行した。
 この映画祭では、今までに、監督・製作した作品を、未公開のものを含めて、12本を上映。
 本人を交えての、トークショーでは、観客からの質問に、熱心に受け答える姿に感動した。
 ”黄飛鴻 2” 、”東方不敗1・2”、” ドラゴン・イン” などを上映。
 
 横浜ランドマークタワー にて。 






 マイケル・ホイ電影スペシャル 92


 小学校の時、広川太一郎の吹き替え版を見てから、彼の大ファン!!
 ダジャレまじりも良いですが、肉声で見るのも、また違った楽しさがあると思います。
 彼のリアクションが、たまらなく面白い!!
 彼の映画は、広東語がわからない人が見ても、充分に楽しめるから、好きなんですね。
 未公開の”神算”、ビデオリリースされていない”槍銭夫婦”も、もう一度、見たいです!
 
 渋谷SEEDホール にて。






 
周潤發電影祭 92  
 
 周潤發の未公開作品を上映。
 ”ゴールデン・ガイ”、”僕たちは天使じゃない!”、”パラダイス・パラダイス”の3本を上映。
 ”僕たちは天使じゃない!(八星報喜)”は、旧正月に公開される、オメデタ・ハッピーエンド
 映画。今では、シリーズ化されているものもある。
 
 新宿シネパトス にて。






 香港エンターテイメント映画祭 91
 1991・8・23〜9・21
 
 88年から3年。 アクションものを中心に10本に加えて、 オールナイト(5本)を上映。
 中でも、”彼女はシークレット・エージェント”で、大陸・香港・台湾国歌の、白熱した場面では、
 大いに沸いた。(笑)

 渋谷東急2・3 にて。





 第3回 香港電影博 91’
 1991・5・1〜5・6

 第2回は、浪人中だった為、自粛した。(笑)
 周星馳に出会ったのが、この映画祭だ。 本当に、衝撃的だった!
 コメディー・古装片・アクション・文芸ものに渡って、幅広く上映。
 ”スウォーズマン”、”賭聖”、”レジェンド・オブ・ドラゴンなどを上映。

 新宿ルミネ2 7F ルミネホールACT にて
  




 
 香港ニューシネマフェス 89’

 1988・12・31〜1989・1・10
 
 80年代、前後半に渡っての名作を16本上映。
 会場が狭かった為、大体、通路に座って見ていた。 
 今考えれば、劇場公開・ビデオリリースしていないものばかりであった。
 周潤發・葉童や、製作当時、新進の監督(アン・ホイ)などの作品を上映。

 シネセゾン渋谷・渋谷SEEDホール にて。






 香港エンターテイメント映画祭 88’
 1988・12・3〜 12・9 
 
 ゴールデンハーベストの作品ばかりを、10本を上映。 
 当時のヒット作品を集め、ジャンルも豊富であった。
 オールスター共演の ”上海エキスプレス”、周潤發の ”マカオ極道ブルース”
 などが上映された。

 新宿文化シネマ2 にて。 






 香港電影博 88’
 1988・8・21〜 8・30 


 当時は、チャイニーズ・ゴースト・ストーリー がヒットし、この手の作品が多く作られた。
 しかし、当映画祭は、今まで紹介されていなかった、文芸作品や、トレンディー・ドラマタッチ
 の映画 が、ラインナップに入った。
 シュウ・ケイ監督 の ”ソウル” 、徐克監督の ”打工皇帝”などが、上映された。

 渋谷パルコ劇場 にて。






 東京国際ファンタスティック映画祭 

 1985年 から毎年開催されている。 
 第1回は、1985・5・31〜 6・7まで、開催された。
 当時、14歳。部活をさぼって、徐克監督  ”蜀山(天空の剣)” を見に行った。
 当時は、まだカンフー映画ブームが、覚めやらぬ時代で、ユン・ピョウファンが大勢詰めかけ、
 大いに盛り上がった。
 香港映画に、力を入れている映画祭である。 (毎年参加しています)

 渋谷パンテオン・渋谷東急(第3回) 






こういった映画祭、なくなってしまいましたよねぇ! 
やっぱり、不景気だからでしょうか?
ファンとしては、寂しい限りです。
もっと、もっと、こういったイベントが増えればいいと思います!

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