前頁へ    top445へ    詩歌集『夢幻』公開ページへ 2008年6月12日 23:03更新
2008年 リンク↓ 著作日高よし子
6/12『後期医療制度』いうなら『国会議員削減も
6/9 『国家主権意識を』

6/12 『後期医療制度』いうなら『国会議員削減も』 <私のIzaブログに既掲載>
 「知れば、知るほど 酷い 『後期医療制度』」、と標語にでもしたくなるような今回の75歳以上の人を『別枠』に押し込めるこの『後期医療制度』」だが、当初国民には75歳以上の高所得者からは高負担させる、政府の言葉だったが厚労省の暴露で、実際は低所得(年金)者の方が負担率が高くなるという。先ずこの『儀表示』がいけない。それをすんなり国会で通した国会議員にも責任がある。
結局団塊の世代の退職による大幅な税収減、『財源不足』が最大の問題でそれをクリア出来ないと前へは進めない。若い頃殆ど病院に世話にならず保険料の貢献だけをしてきた人も多いでしょう。その意味では『保険』でもあったわけです。高齢になればこれまでの頑張りのつけのガタがくるのは当然で、畢竟病院のお世話になる人が増える。だから堂々と医療の提供を受けることは当然といえる。

 政治とは長期的ビジョンにたって政策を立案するもの。 
 人口比率の変化は出生の把握を怠らなければ、予め将来の状況は考察出来た筈。それらは官僚の仕事、政治家の指導力が問われる事。その政治の怠慢がこの状況を生み、今回重ねてこの法案を碌に内容も精査せずに国会通過、施行させた。国民の声の代弁者でなければならない国会議員がこんな高齢者、弱い者いじめ的なことに無感覚では政治家の数を削減するという事を、財源確保の枠に入れて論ずるへきです。 
 人口比率から言えばアメリカより日本は国会議員の比率が多いとか、頂度良い機会でしょう。衆議院は半減、参院は都道府県の数か廃止。少子化という現実に立ち向かうには政策者である政治家が率先して歳出削減実行してこそ、国民にも『少子化の現実』を受け止められる

 又、こういう国民の声を反映させる国民投票法の実施を迅速に行ってください。憲法に定められているのに未だ国民にその権利を与えないなど、民主国家の名が泣きますよ。

 福田首相も道路財源を一般財源にすると公言しているのだから、その財源を高齢者医療に充当すると明言すればいい。政治家削減と共に「これからの日本」のビジョン構築には『公のスリム化』は必須条件です。

 昨日新聞にはNHKテレビデ午後3時からの党首討論が載っていたので観ようとチャンネルを合わせたが、民主党が福田首相の問責決議を参院に提出したので突如「中止」で違う番組が放映されていた。
何故党首討論をして福田首相の応答を確認してからの「問責」提出としなかったのか、釈然としない。
 党首討論で「根本的な修正」、と言質を引き出せたかも知れないではないか。
  2008年6月12日 12:48:52
6/9   『国家主権意識を』
  6/8付阿比留記者のプログの写真を見て、以前の作句【陽が沈む 二度と昇らぬ 今日の 日 は】を、思い出しました。大阪淀川河川敷公園でラジオ局主催の『ラブ遊淀川』の催しがあり私と甥子2人で出掛け、その帰途に頂度沈む夕陽を見て作った一句でした。もう10年も前のことです。現在その甥子も上は今年(7月で)23歳、下は(11月)で19歳になります。当時は何処に行くのも『3人』でしたが、この近年は墓参り位しか揃って出掛ける事もなくなりました。平成9年に作った歌♪雨が降る・・♪の歌詞の如く私本詩歌集「夢幻」P36)あんなにお喋りしていたのに、上は兎も角も、下の甥子は最小限度の応答が返ってくるだけです。本好きになるように絵本も沢山買い揃え読んでやったりもしてきましたが、本を読んでると思えばゲーム攻略本、休日、仕事終えた後もゲーム一辺倒で予想外の展開となりました。(世の中も含めて)

 あの写真は今にも沈没そうな日本の落日の如くてすね。纏まらない電線の如く、日本の国益、イコール日本国民の為の政治をまず第1義に考えない、日本国民代表である筈の政治家達を見ていると。
  『 春 』(平成十一年三月十四日 記)
    『  1999年の 春が 来た              
    風に跨がった雲雀が 春の風を ついばんで     
  春の歌を 唄っている風と 同じ様に 波路も 変わった                    
 船を 乗り換えねば ならない  敗戦国 日本を 引き摺った     様な 投降した侭の 旗印の 無い船から             「戦後民主主義」と言う 船から          

 東方の 水平線から 真っ赤な太陽 「日の丸」が 昇る     私の 体内にも あるもの             
 何故 青地ではなく 「白地」を 峻別したか 純白を                              
   それは 日本人の精神性の 潔白さ!         
 日本人だから 持ち得た その「真白」を いま もう一度
 見直さねば────        

  船を 乗り換えねば ならない            
 末尾から 沈没しそうな 船から             
 旗印「日の丸」を 掲げた 船に 』         
      
  メディアの潮流に、淘汰されて行くものの一つが「方言」であるなら、 「時代」そのものの潮流の「方舟」が、やっと、法制化された「日の丸」「君が代」の、国旗、国歌だったであろう。
 
 “日本の子 「星条旗」知れど 「日の丸」知らず”
   4年前の、アトランタ五輪の時の表彰時、信じられない事に、
我が甥子達は、アメリカの旗は知っているのに、日本の旗を知らなかったのだ。  戦後教育は、此れ程迄にと 痛感した。 
以上、私本詩歌集「夢幻」P48より。

 これを書いた頃から現在9年後になりますが、憲法改正法案、国民投票法案も安部政権の時に纏まりましたが、素案作りなどは進んでいるのでしょうか?
 現在の情勢、北朝鮮へのアメリカのテロ国家解除が時間の問題と言われる昨今、日朝の外務次官の会談、中国の『上海閥』の要人の北朝鮮訪問となにやらザワついてきました。結局北朝鮮の『核放棄』など問題化されぬ侭という状態です。法治主義を第一とする純然たる民主国家ならいざ知らず、現在台頭してきているのが一党独裁国家の中国、民主国家を標榜していても一党独裁国家に先祖還りしているロシアどちらも軍事費を増大している。これらの国に囲まれている我が国はつい最近『クラスター爆弾禁止条約』に署名した
  以下は【産経新聞/正論・森本敏氏より/我が国は海岸線が長く自衛隊員も限られた人員しかいない。このクラスター弾は基本的に防御兵器で、一発に多数の子弾をいれ相手が上陸した場合に、面を制圧してこれを防ぐ。その抑止効果は大きく、これを多数の人員と他の兵器で代替するのは容易ではない。この兵器は本土防衛だけではなく離島防衛にも有効である。欧州諸国などこの条約に参加する国が多いが、例えば東欧諸国など禁止条約に参加しない地域においてクラスター弾をすれば問題はなく、NATOは冷戦後領域外に多国籍軍を編成,派遣して欧州の安全を維持する任務に従事している。
 中国、韓国、北朝鮮、ロシア、米国はこれを保有し禁止条約や議論にさえ加わらない。日本はこの条約履行の為の保有兵器廃棄にも経費がかかるし、米軍が日本国内で行う輸送や訓練に支障があり、日米同盟関係に重大な問題を提起する。】以上。
 要は自国防衛の抑止力を含めて国民の生命を守る為にも保持すべき、ということです。後は国会の問題です。若しクラスター廃棄を履行するなら、日本国民としてこんな無防備で心許ない、一層のこと「核保持」を進めるしかないかも。

 今回、棚上げとなった「人権擁護法案」などは「同和関係」もでしょうが、明らかに北朝鮮の意図があるでしょう。次国会では必ず提出され、その上で北朝鮮との国交正常化という粗筋を日本の国会議員(北朝鮮「国交正常化利権派」)が描いている事でしょう。拉致問題の進展、解決を見ずしては在り得ないことだと改めて日本国民すべてが認識しておくべきです。今回の「人権擁護法案」が若し衆院提出、万一可決されたら、私はその施行反対の署名活動をしようと真剣に考えていました。これは以降も変わりません。 

 先日の長野での中国人の聖火リレー時、日本の『民主主義』『法律』は機能していなかった。一党独裁社会主義国家のように、トップの指示で。日本人の観衆が「フリーチベット!」と叫んだら、旗を持って併走していた中国人が旗の柄でその日本人に暴力をふるった。警護していた日本の警察官はそれを「見て、見ぬふり」をしていたという。何故暴力者を捕えないのか?譲って「聖火リレー」が終わってからでも。

 それでなくても、あの中国の大きな紅色旗の群れが日本の国に翻ったのを見て、これもオリンピックの為に我慢しなければならないのかと、複雑な気持ちを抱いていたから。本当に『悪夢』を見ているようだった。
 二度と見たくない。

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