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445(よし子)のページ/【今日という日】  
                              
更新2009年11月7日

ご感想
2008年2009年 著作日高よし子 
「今日11月7日という日                         
2005年から2007年分クリック /2014.10.25更新
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2009年
  目 次
10/21生前の中川昭一氏:危機をチャンスに朦朧会見」の不自然さ/司法、立法、行政の三権分立は民主主義の基本
10/11♪『愛いのちひとくも』故中川昭一氏と日章旗
11/6 遂に「外国人地方参政権」主提出                     報道は真実を!10.17デモ/「日本が危ない!」/故中川昭一氏を語る
10/8日本の平和とアメリカ『民主党への懸念・国防と国益』
8/22歴史教育の虹と暗雲/尾山氏安部元総理を評価/マレー沖海戦と大和/日本を守り英霊に報いて
8/19終戦記念日にここにも日本兵の大和こころ/
9/6(追加)大原麗子さん死亡
「在日」の通名使用禁止を「民主党」 マニフェストを 『短歌』で斬る!6首国家産業を育てる基礎力」/支柱は大和魂、大和心 
8/12追加/神風特攻隊が遺したもの/パラオ・ペリリュー島の戦いパラオの国旗悔し涙 と 嬉し涙(再掲)宣言:愛国心、日の丸好きな日本人は<主翼> 8/2民主党のマニフェストは「日食」/自民党のマニフェスト『日本を守る、責任力』/中華対日工作の傀儡小沢一郎氏/硫黄島の戦い/在日の半島と日本を実質支配だとさ
7/15臓器移植法案最終案にも反対/人という物質(というより全てだが)は死んでもなくならないフリーペーパー「445(よし子)のページbP15号 7/112匹の鳩は真っ黒だった』鳩山兄弟への疑惑/共産主義と自由主義の例中国の恐ろしさ
6/23臓器移植法案に異議/安部元総理出演のテレビ/『かんぽの宿』体質こそ糾弾すべき/6/13国家意識を亡くした日本/「日本がつくった東アジアの歴史」より不況下の軍需産業活況、日本は?/鳩山総務相辞任で、ホッ 6/11北朝鮮後継者と制裁処置』◎世界が日本に対して【憲法違反】◎『ねんきん機構』&『年金一元化』は?◎鳩山総務相は郵政民営化破壊者◎その他日本郵政がらみの面白いブログ紹介
5/28&31北朝鮮2度目の核実験&党首討論に/ロシアへの経済協力は実効支配終止、居住者退出後に追加
5/205/11の重大ニュース(プーチン、小沢、鴻池)最近の『ニュース』(辻元清美と自衛隊)他
5/19音声ビデオ北方領土について/蛍の光
5/5 明治憲法/万世一系の天皇/統帥件干犯
5/17 麻生総理とプーチン首相の会談
隣接地域とは?北方領土の日『芸術家の宿命』香月泰男氏
日本抑留者伝説
 *北方領土返還と拉致被害者帰還を国民の声に!異国の丘
4/29 4月28日・主権回復記念日/祝日制定運動
4/29 八田與一のこ』/珊瑚潭のほとり
4/27  いつまで日本を貶めるのか
4/21 上坂冬子氏の精神/日本列島は日本人のもの
4/18 上坂冬子氏死去/非現実的な核軍縮論
3/31 『知の時代』ブルートレイン/時代の背景自己喪失小沢党首は当然辞任を /WTC移転否決・府議会の責任は?/雪の下で燃え続ける希望WBC日本優勝(2連覇)その他
3/21 小沢一郎民主党代表と西松献金<悪をのさばらすな!>*郵政公社の遺産かんぽの宿と郵便局建替え
3/5 タテマエ(東京人)とホンネ(大阪人) 『マスコミ』と正岡子規絶対反対「「人権擁護(救済)法案」マスコミの井伏鱒二現象第2次世界大戦時の戦闘装備の各論
3/2日本の常識は、世界の非常識ソ連崩壊に日本も一役『各民族は平等』という国連公理日本 ・『嫌国教育』の先には?・日本は独自の文明持つ国
2/13 『優先席』といまどき学生に関して。 
『やはり日本は民主主義の未熟児』
『国防の要塞/長崎県・対馬が韓国資本に買占め』
2/22*私は天然の日本人 *地球の復讐?*国家ビジョンを示せ!*福祉国家スウェーデンの例*自治の精神
1/9・平成21年丑年に
・日本人の
悔し涙嬉し涙
*12/31真相はこうだ!
*12/20脱侵略史観日本人の底力
*11/14 
今こそ『愛国心』
1/21
1/19『荒城の月』にも”戦後教育”の誤魔化し
カルロス・クライバーの指揮
松方コレクション
*相対性民族の面白さ
誇れる日本の元祖、宝
2008年  目 次
11/11 『田母神空幕長論文』を教科書に
11/2  『憂・日本の現状<5>』「日本国民の不幸」 
10/30 『憂・日本の現状><4>』日教組の政治活動
10/23民主党と日教組
森元首相の日教組論と民主党批判につい

10/25『日本の現状』
9/3寝屋川まつり/ギター弾き語り(写真追加)9/15
9/2いま 為さずして/次総理に望むこと
9/24『秋・幸せはここに』
「世の理」
 
『墓のこと』
『見えないものの力』
8/31グルジアの動かぬ事態
   *『ギターを持って歌人

8/16
『オリンピックと戦争』
大田農相、つい本音「民主主義がやかましい」?
*『拉致問題解決はアメリカに依拠』
*福田政権は「無政府状態」
8/28*お知らせ『寝屋川まつり8/30・31』
*北京オリンピック・祭りのあとに
*累進税率復活と定率減税
*拉致問題進展とインド洋給油活動は関連する
*グルジア紛争
*21世紀は『紛争時代』到来(アメとムチを
7/26『民主主義の「正論」』
7/20
*『無収入なのに「支援」制度
*『社保庁の「終わらない」無責任』 
7/18◎『憲法と愛国心
    
・戦勝国による「軍備撤廃」要求
   
・非武装中立」が亡国の元凶と歴史は語る
 
  ・不戦条約の欺瞞  
   ・日本の戦争は自衛戦争とマッカーサー
 教科書「竹島」問題に
 6/9秋葉原7人殺害事件と共産主義
6/15北朝鮮との国交正常化を憂慮
7/11教育「カントと共産主義」
7/9
「もう待てぬ」
三島由紀夫の「檄」文
『拉致被害者家族会の集会とデモ』
のお知らせ
6/27「人権擁護法案」は「永久に」撲滅
移民誘致プラン反対≪「日本」の溶解の懸念≫


6/25『政治家の決断に国の命運が』
カントの平和論、
ガンジーの『非暴力主義』
6/27『民主国家の同盟の危機』
オリンピックとサミット民主主義の意義?

 『教育は「相対評価」に戻す』
 

6/21『日本人の悲哀とならぬよう』

日本に五星紅旗が乱舞した日  
「日本人伝説」
5/13 『さすが安部さん!チベット、ウイグルに言及』 6/12『後期医療制度』いうなら『国会議員削減も』
6/9 『国家主権意識を』
4/10 文科庁『映画助成金』の是否
4/6 映画『靖国』のこと
4/3 京都墓参・四月の桜(phtoも)
4/2  四月馬鹿?
3/15 「人権擁護法案」に反対(その1からその3)
    公機関は国民第1主義
3/27 ペーマガ104号です
『「人権擁護法案」』に反対 (その1からその3まで)
(本文はizaブログに既掲載しています)
◎<その1  その2>  <その3
 『公機関は国民第1主義
を。
<その1>   再度『「人権擁護法案」』に反対 
        2008/3/12 日高よし子
 このブログ書き込む前の午前2時半頃、自民党のホームページにアクセスして福田総理と鳩山法相宛にこの主旨のメール送信した。内容は【今国会に提出され3月15日には可決されようとしている『人権擁護法案』に関して異議を申し上げたくメール致します。
 前回の「人権擁護法案」が俎上に上がった時はメディアも取り上げ廃案になりましたが、今回に関しては産経新聞の報道以外テレビでは一切見聞きしません。
今回は「メディア規制」が外された事と関係あるのではと勘ぐりたくなります。インターネット上では若い世代も含めて「法案反対」で盛り上がっています。【令状なしに家宅捜査】等、この人権擁護とは名ばかりの逆差別、全体主義国家へ邁進するのかとしか思えない言論、表現の自由の弾圧の法制化という愚挙を、国民に開示説明せずに為すという事を天下の「自由民主党」が推進するとは「世も末」と暗澹たる想いです。この『人権擁護法案』が「言論、表現の自由」の認めた憲法に抵触するという事からして国民投票を為して憲法改正をする事が先決です。万一この法案を通す事になれば私も含めてこれまで支持して来た自民党離れの人間を多数出す事でしょう。こんな事は社民党にでも任せておけばいいのです。
 何卒廃案決議の程、日本国民になり代わって宜しくお願い申し上げます。】以上ですが、その前
今日は久し振りにインターネットに繋ぎ一番最初の阿比留氏のizablogで「人権擁護法案」反対集会が3/10東京で開催された事を知った。以降この関連のHPばかり見ていたが各サイトのブログ投稿者はizaだけではなく皆一様に「絶対反対」のオンパレードでホッとしたものの私も行動をと直接自民党へメールした次第です。
 そのメールにも言及したが、それにしてもテレビはどのチャンネルも「道路」の事ばかりでこの「人権擁護法案」を取り上げた番組を私は観た事がない。こんな国民にとって最重要な事を糾弾してくれるテレビメディアがないとはどこかの社会主義国家の如くではないか。『安部首相』時はあんなに一斉に叩いた事と、これは繋がっているとしか思えない。こうなるとテレビの報道番組よりインターネットの方が現実的な情報を得る事が出来る。益々インターネットに視聴の軸足を移動させねばと思う者が多くなるだろう。私は別に2000年から発行しているフリーペーパーにもこの「人権擁護法案」反対の件、再度(以前の時も掲載した)掲載しようと思っています。万一、万一ですよこの法案が採択されたら、法案無効を裁判所に訴える事を反対派議員さんにお願いしましょう(だって著しく憲法に違背している)。そして、この法案推進議員の名前を覚えておいて選挙の時に洗礼(一票投じない事)としましょう
 間違っても『悪夢』だけはみたくないものです。       戻る

<その2> 『再々度反対「「人権擁護法案」』2008/3/13 日高よし子

 今日の参議院予算委員会の国会中継午後の後半では道路特定財源が一般財源に移行される含みをもって終った感があった。それこそ国民の目線に立った政治が行われるという事。団塊世代の退職が始まりこれからの税収不足を補うには消費税のアップ(但し食料品は除く事)は避けられないだろう。しかし、その前に現状に応じた税(道路特定財源を一般財源に)の割り振りを為しその負担率を軽くするように努めるのが先決である。
                        **********
 今日(3/13)には私のフリーペーパー(【445(よし子)のページ】)にこの件「人権擁護法案反対」を掲載して
発行しようと思っていたのに、いつも使っているワープロの電源を入れても何も表示されないというアクシデントに
見舞われ、このパソコンではやりようがない。取り敢えずは昨日に続けて書き込んだのをインターネットに流す事にします。
 今回程テレビメディアの取り上げないこの「人権擁護法案」の不気味なことはない。これまでの以前2回は「メディア規制」も当法案の対象に入っていたから『「人権擁護法案」阻止!』の言葉をテレビや新聞の週刊誌の広告で頻繁に見聞きしたが、今回は産経新聞で数回見た以外はインターネットでしか見た事がない。
 この極端なメディアの偏向性はいつからだろう?
平成20年教科書記述問題、沖縄「集団自決」【軍強制】の<削除>から再度<復活>迄の経過を振り返ると、
なんといっても【11万人集会】という県議会主催の大イベントがすべてだった。実際数は2万人から4万人位と航空写真を見て数えた「暇な」人のお蔭で知る事が出来た。そして、この【11万人】を根拠にテレビ国会中継では野党が私が観ただけでも4回取り上げ(もううんざり)、加えて全テレビ局でも取り上げ異常といえるものだった。

 又、安部首相在任時の社保庁の年金問題や閣僚の失言等での取り上げ方も一時そればかり(今思えば社保庁の職員自体<現にそれ以降も仕事をしないから進んでいない>に問題があったのだ。それをそれ迄見過ごしてきた国会議員達にも責任があったのに)。
 『ニュース報道は』先ず新聞そしてテレビが一番身近にものでそれしか見聞きしないと「そんなもの」と認識してしまう。以前、産経新聞の新聞標語に【ニュースを疑え!】というのがあったが、客観的に捉え「本当だろうか?」「それだけだろうか?」と思考の幅を拡げる為インターネットのニュース部門も検索して利用することだ。

 メディアの偏向性は日本の民主主義の危機、社会主義全体主義の危険を孕む。それは「国民の利益」は鑑みられないということ。メディアに誘導されないよう、結局国民自身がシッペ返しを喰うことになる。
2008年3月14日 2:45:30
(今日も日付が変わってしまった。眠いので続きはまた明日に)。   戻る


<その3>『再々度反対「「人権擁護法案」B』
昨日のつづき 2008/3/14(金) 日高よし子
 
この「人権擁護法案」は、国連の「人権基本法」制定時の下地となった『パリ原則』を意識したものである。これには先ず【政府や行政、警察機関が人権侵害を為した場合、独立性のある「人権委員会」がその調査を為し善処する】というのが本旨である。しかし、それは世界各国の「国富」「国柄」に則るだろうし、先ずもって「国益」が第一に優先されるべき事だろう。
 日本に於ては、この日本の現状を踏まえた「人権擁護法」でなければならない

 若し「人権擁護法」を制定するのなら、
@北朝鮮による日本人拉致被害者救済法】を制定し、その為の(現在の)措置法の継続の必要性を明記する事。
A「人権擁護法案」には現在の個別法(高齢者、児童虐待防止法やDV法等)で施行されているものを明示して含ませ、現在新たに【必要な事案】を明記する事。
Bそしてこの「人権擁護法案」は日本国憲法に則り、抵触しないことを基本とする事。(憲法を超越した、基本的な人権侵害行為は国民投票による「憲法の改正」が必須条件)

 『日本国憲法』の「基本的人権」の要基本的『平等』とは、出自を問わず【努力した者の評価→能力の差(個人差)→これに即応した職業(採用)の選択の自由】が基本であるということ。それでなければ何人にも向上心が育まれない(その為に日本に於いては「義務教育」が付与されている)。

 今回の「人権擁護法案」(リンク)はその罰せられる「対象」が明確でなく定義もない。漠然と「差別した」という「被害者」側の言動を主としている

。最近テレビ放映された映画『それでも私はやっていない』を地でいくような『冤罪』行為の犯罪が此処大阪であった。示談金搾取目的で男女が共謀して一人の男性を痴漢の犯人と糾弾し、その男性は逮捕され無実を訴えたが22時間拘留された。その後約1週間後に被害者の女が痴漢行為は『嘘』だったと自首してその男性は晴れて『無実』が判明した。いやはや恐ろしい事です。

 この今回の「人権擁護法案」もこういう一方的な糾弾行為で加害者とされる危険性を伴う。その根拠性は【根拠を示さぬ『令状なしで家宅捜査』する・・・・】という案文にある。
               ◎◎◎◎◎◎◎◎

            『公機関は国民第一主義を』

 現在施行されている「個人情報保護法」も、元来はほぼ同時期に導入された「住基ネット法」(住民の個人情報がコンピューター上で全国に網羅)制定時に「公務員による【住民の個人情報】の漏洩防止の為」のものだった。しかし、肝心の公務員にはこの「個人情報保護防止法」が省かれ、それがいつの間にか一般住民間の「個人情報保護防止法」にすり替わってしまったのである。これこそ著しい『政治の怠慢』であり、先述の『パリ原則』の「人権擁護法案」と同じ構図が見え隠れする。社保庁職員や自治体職員の相次ぐ不祥事が表面化している現状を見れば、今からでもこの公務員の「個人情報保護漏洩防止法」を制定し、公務員の罰則規定(懲戒免職が妥当)を明文化させる事が必要である

 日本には何故かずっと『公務員神話』(公務員性善説)があった。それはモラル観を持っていた「戦前の公務員」のことだろう。私等は戦後すぐ位の生まれだから、親の影響かそういう『性善説』をずっと持っていた、「公務員は国民の為に仕事をしている」と信じてきた。現在もそんな人達がいると思う、だが戦後教育の弊害を顕著に見る近年の官僚、公務員の低質化が引き起こす犯罪行為、それに準ずる職務怠惰行為を見れば『公務員性悪』を前提(これは民間の一般国民などは勿論対象のもの、だから『法律』があるし、民間会社なら懲戒処分となる)に『公務員の仔細な罰則条項』を設けるべきである。(『年金』問題時は社保庁職員を捕まえる法律がないと大臣が言っていたではないか。私から言わせれば職務怠慢による国民への「背信行為」で立件出来るように思えるが。)それで公務員への志願者がなくなるというなら、そんな人間などはこちらから願い下げで結構な事。
 公務員の為の『労働権の付与』という案を民主党が支持しているようだが、公務員組合が主張しているというこの『労働権の付与』より反対に罰則事項こそ現実に則した対応である。
 民間会社なら収益の減少により会社の存続が危ぶまれ、それはイコール労働勤務(給与)の終止となる。
それ故民間会社は消費者に喜ばれる製品造り、対応等が先ず第一に優先される。この消費者(国民)第一主義を公務員すべてが持つべきで、労働組合(公務員)もこの意識を先ず組合員すべてに教示しなければならない。
国民、市民に喜ばれてこその労働形態継続の維持可能であること。この原則に立てば漫然と労働時間を過ごす事は『労働』に価しないからその給与は返還すべきであるし、それは人員過剰により産み出される現象だろうから適切人員の配置をその部署課長の責任に於いて行うこと。(日々の勤務状況の記録内容を明記させる等で仕事<労働義務>を全うさせる)
 『労働権の付与』は当たり前の労働行為という義務を全うしてこそが前提。大きな『権利』には大きな『義務』を負うこと。この労働行為逸脱した場合はその上役の課長と当該職員に罰則、懲戒処分と給与賞与の返還をさせる事を明文化し制定する。先程の公務員による「個人情報保護漏洩防止法」(罰則規定<懲戒免職が妥当>)は早急に為すべきである事を重ねて箴言したい。

                    ********
 以下は産経新聞2008/3/11付『正論』欄、堺屋太一氏論文『日本の再興は公務員改革から』よりの引用です。【・・・かって経済高度成長を演出し、格差も犯罪もない世の中を創り、優れた基礎教育を築いたはずの日本の官僚機構がなぜこれほど劣化したのか。その最大の原因は、官僚機構の共同体化国家国民に奉仕するのではなく、官僚仲間の安逸と組織利益ために働く倫理の退廃である。(中略)こうした自体を脱するには、費用も危険もないたった3つの改革だけでよいのだ。

 第1は、
憲法の規定する議員内閣制の本義に戻り、行政の中核を内閣とすることだ。具体的には、大臣が部下の官僚の言動を的確に把握し、国会議員との接触は、大臣の許可を得た場合に限る。国会には大臣や副大臣、政務官が対応し、それを補佐する専門の政務専門官を付加する。内閣が失敗すれば、国民が次の選挙で取り換えればよい。官僚はどれほど失敗しても国民が辞めさせる事が出来ない。
 第2は、採用時からのエスカレター式の出世を確約するキャリア制度を廃止し、民間や学者からの中途採用者や一般職採用の有能者を、実績に応じて出世させる競争人事を広げることだ。(中略)
 第3に内閣人事庁による幹部公務員による一元管理である。どこの企業でも人事部があり、各社員の実績や能力を記録して蓄積しているのに、国家公務員にはそれがない。国際機関や地方自治体に出向した官僚が、勤務機関よりも本籍地の官僚の同僚ばかり気遣うようでは、経験の蓄積も適切な人事配置もできない。内閣人事庁に一元管理に反対するのは、府省別の官僚共同体を温存するためでしかない。官僚(公務員)を、天下り付き終身雇用の身分から、適材が務める効率的な職業に改めることこそ、傾きかけた日本を再興するはじまりである。】以上。
                    ********   戻る
2008/4/2      「四月馬鹿」?    
 4月になりました。新年度に入り、3月に高校を卒業した我が下の甥子も4/1の昨日は入社式でした。上から下まで(背広から靴)私の妹夫婦にプレゼントされたキンピカの衣服に身を包んだ甥子の姿は、新鮮な揚力を感じさせました。
    ”さくらさく フレッシュパワーの 入社式”

    ”「四月馬鹿」? 本当 甥子の 入社式”

「四月馬鹿」【エイプリルフール】、知っていますか?
近頃あまりテレビでもこの日の事に触れなくなりましたが、この日だけは【嘘をついてもいい】『嘘を遊び』にしていいと認めらている日なのです。昔は私もよく家族とこの遊びをしましたが、(とんでもない嘘、例えば宝くじが当たった!とか)テレビを観ながらこれを打ち込んでいたらいま、イギリスのエイプリルフールらしく『ペンギンが空を飛んでいる』映像が流れました。コンピューターグラフィックで創ったそうですが昔はあんな風に飛んでいたのでしょうか?生存の難易が生きものを進化させたり、退化させたり・・・、現在の人類はどちらに向かっているのでしょう?科学文明は進化しているけれど。利便性が当たり前の時代に生まれ育った世代には、便利さの有難味が分らないだろう。四季ある日本に季節感がなくなった。野菜、果物は特殊な物以外、年がら年中口にできる、当たり前に。
これからどれだけの当たり前が増えるだろうか?
 やっぱり、『のっぺら棒の21世紀』です。

     結局映画『靖国』は大半の映画館で上映 2008年4月6日 6:23:48
 映画『靖国』は結局大半の映画館で上映されるそうで、結局この騒ぎで一番得をしたのは映画制作者だった?宣伝費を使わずに宣伝する事が出来たのだから。全く『試写』をすると言っただけで『圧力』をかけたと言われた議員の心境は如何ばかりかとお察し致します。是非とも国からの当映画への補助金返還を強く訴えてください。日本国民を侮辱するような反日映画なのだから。
 
 文科省や教育者、政治家の方々に知っておいて頂きたいのは歴史教育とは国が国民に虹を見せるために近代国家制定時に欧州等が最初に導入したもの(渡部昇一氏著より)。

 日本の戦後教育は『虹』どころか正反対の絶望しか持てない歴史教育を施してきた
特にこの映画にもあるという『南京虐殺』事件など。いい加減に中国側一辺倒の捉え方でなく、日本の歴史研究者の精査された上での見解を教科書に取り入れるようにすべきです。
 私のホームページにも「南京事件の研究」の引用を掲載していますので、是非ご覧ください。
目から鱗ですよ。


下記は<izaブログに掲載済み>
        映画『靖国』
のこと  2008/4/4 
 
今朝のテレ朝「スーパーモーニング」で映画『靖国』の事を取り上げていたが、5月から大阪の映画館で上映される事に関して「言論の自由」が圧力に屈してはならず、よかった、という発言をするコメンテーターに一言申し上げたい。例えば、北朝鮮が日本を誹謗するような映画を作り、その映画に文科省から助成金が出された場合、上映すべきか否か、にどうコメントするのか聞きたいものだ。先ず以ってそんな映画に国が助成金を出すべきではないというのが日本国民誰もの意見だろう。『上映』以前の問題なのだ。テレビのコメンテーターも新聞の見出し記事そのままを追認するだけで前勉強もなしでは敢えて取り上げる事もないくらいのもの。私はこの件、前々日に当ブログで下記に一部抜粋の参院の中継の模様を見ていたので、もっとこの映画制作の過程にも言及すべきだと思った。それでこそ新聞の伝えない「生の声」テレビの値打ちがあるというもの。
 
「映画試写」を要望した国会議員(稲田議員)が圧力を加えたように報じたメディアもあるようだが、映画館に上映を踏み止まらせたのは右翼の脅威(街宣車等の)からである(テレ朝の同番組内で映画館主がそう発言していた)。
この『試写』に合わせたように『圧力』という言葉がひとり歩きした、というのが実情でしょう。

 当映画『靖国』に国から750万円の助成金が投与されたからには、国会議員がその内容を知り把握するのは当然の職務行為である。それによりその助成金支出の経過過程が国会で関係者に質疑された。 概略は【事実誤認をドキュメンタリーと主張し、10月17日の霊璽奉安祭をはじめ、撮影や禁じられている場所や時においても撮影し、知らない間にキャストに仕立て上げられた刈谷さんのお気持ち、希望を無視して上映を重ねるなど、手段を選らばない取材、撮影によって肖像権を蹂躙された人々との間に数々のトラブルを起こしているこの映像を文化庁が、芸術文化振興の名の下で、公金を使ってまで後押しすることが果たして適切なんでしょうか】
ですが、下記はその阿比留記者ブログに掲載の有村議員の参院内閣院での質問内容の一部です。

【日本芸術文化振興会(助成決定機関)委員のY氏は「映画人9条の会」のメンバーであり憲法9条をめぐって護憲という立場で政治的メッセージを明確に打ち出し活動をされていらしゃる団体】

靖国神社のご神体は日本刀であるというふうに主張されていますが、この認識事態が誤謬なんです。事実誤認でございます。これは私自身が靖国神社の広報に問い合わせています。神社で大切にされていらっしゃる神剣、神の剣は、一般的に世に言う日本刀、片刃で、ワンエッジですね、片刃で反りのある日本刀とは形状も異なっておりまして、このご神体は日本刀ではありません。この誤謬を知られざる事実として、ドキュメンタリーとして豪語されること自体が大変に遺憾なことでございます。・・・・文化的考証などの前線に立たれるはずの文化庁ではないんですか・・・
これが周知の事実になって信頼を失うことを私は極めて残念だと思います】


【映画の中でもっとも多くの時間を割かれ登場される
刈谷直治さんは、靖国刀を造っていた現役最後の刀匠でございまして、現在90歳のご高齢です。「美術品として純粋に靖国刀匠、匠のドキュメンタリーを撮りたい」という若い中国人の青年の申し出に、刀をつくる自らの映像を撮影することは承諾され、「これが私の現役最後の仕事になるなあ」、と覚悟を決めて協力をされました。
 映画パンフレットによると「キャスト」というふうに刈谷さん書かれていますが、この刈谷さんは実際には本映画でキャストになることをまったく知らされておらず、このことを承諾されていないばかりか、完成品の映画を見る機会すら与えられていません。一時、進行過程での映像をご覧になって、当時政治問題化していた小泉総理の参拝映像や終戦記念日の靖国境内の政治的喧噪の映像とまぜ合わせて刈谷さんの刀をつくる映像が交錯されていることに違和感を覚え、ここからです、刈谷夫妻は不安と異論を唱えられました。すると刈谷さんの自宅に赴いた李纓監督と、助監督のナカムラさんは、「この映画には日本の助成金が出ているし、助成金を受けているというそのマークもついているから、大丈夫ですよ」と夫婦をなだめていらっしゃいます
助成金が公的お墨付きとして使われ、刈谷さん本人がキャストに仕立て上げられる、本人は嫌がっているんですキャストに仕立て上げられることを承諾するよう、助成金のマークが入っているから大丈夫ですよ、日本政府も助成しているんですよ、という説得の材料になってしまっています。このような経過から最終作品は、刈谷氏の善意を踏みにじっており、刈谷さん夫妻はこの映画において刈谷氏の肖像が入ることをまったく承服しておらず、作品から刈谷さんの映像を一切外して欲しい、と希望をされています。これは私自身が一昨日、平成20年3月25日、刈谷さん本人と確認をとりました。】

【このパンフレットにのっている制服姿の青年、この青年は現役自衛官であり、彼が靖国神社に参拝しているところを、この映画「靖国」をつくった人が無許可で撮影をし、その映像が無許可でこの映画に使われ、このパンフレットにおける掲載がされていることもこの自衛官の方は一切しらなかったんです。この現役自衛官の方がたまたま靖国神社にお参りしたときに撮られた、勝手に無許可で撮られた肖像権はまったく守られていないというのが、常態化、今も続いています。】


【刈谷さんにしてもこの人にしても。キャストって本人は承諾していないのにキャストって書かれているし、本人の映像が使われているんですよ。のべつまくなし、無許可のことを繰り返している映像なんですよ。これが文化振興なんですかねえ。これが日本の映画なんですかねえ。
 そして今おっしゃるその日本映画の助成ということでございますが、この日本映画とは配布資料のように、日本映画とは国民、日本に永住を許可されたもの、また日本の法令によって設立された法人によってつくられた映画を指しています。
 つまり、日本の法令によって設立された法人が、例え構成員がすべて外国人でもOKということになります。ノルウェーの人々によって構成される法人が、ケニアのキクヨ族を撮った映画も日本映画というカテゴリーになってしまうんです。不思議な定義だなあ、と思います。

 この問題を契機に助成の対象となる日本映画の定義を見直しして、フェアに公平に助成対象を審査して、信頼される文化行政になるよう出直されたほうがいいと思います。

 そしてそもそも政治的、宗教的宣伝意図がないこと、という助成金の申請要件を満たしていない映画を助成してしまったことに鑑み、この助成金返還のぜひを今一度検討されることを希望します】
  以上ですが、抜粋の上記はほんの1部で、【日本芸術文化振興会(助成決定機関)】が下した助成金決定までの審議の『議事録』がないのを追求している箇処もあります。
 詳しくは、このiza内「阿比留記者ブログ」
<abiru.iza.ne.jp/biog/entry/529555>(2008/4/1付映画「靖国」をめぐる有村議員の参院内閣院での質問)をご覧下さい。

           文科庁『映画助成金』の是否 
 2008年4月11日 2:06:24  日高よし子
 映画『靖国』の事を取り上げたメディアを私が観たのは2回、どちらもテレ朝だった。但し、各時間帯が違う。
今日夕方の『ムーブ』でコメンテーターが稲田朋美氏の事に言及、「『靖国』」は日本芸術文化振興会から750万円助成を受けている。それで稲田朋美議員は「反日映画」だから試写を要求したと言ってるんですね。差し出がましい、弾圧だ!」らしいです。私から言わせればこのコメンテーターの方が余程【言論弾圧】ですわ。この稲田議員のHPも観たと言っていて、稲田氏が問題にしている助成金拠出が妥当だったか、どうかと言う事には触れずじまいで結局コメントの主旨は最初から決まっていた、と言うことでしょう。しかしテレビメディアは恐いですねー。ある部分だけを取り上げて、それも歪曲し、他の一番の要素、行動の発端、目的等には一切触れない。視聴者に稲田議員への誤解を植え込んでいる。最近は本当につくづく想いますわ、テレビを信用したらアカンと。テレ朝は一度稲田議員に出演要請し発言の機会を与えるべきです。

(この映画『靖国』の事は前回も国会質疑の引用等書いています。)

 反日映画でなければ国会議員が『試写』する必要がないではないか。日本国から750万円もの助成金が拠出されているのだ。当然の職務だろう。詳しくは稲田議員のHP(下記にアドレス)をご覧になれば分ります。
 そのHPの一部より【・・発端は「反日映画『靖国』は日本の助成金750万円で作られた」という平成昨年12月20日号の週刊新潮の記事だった。この映画を試写会で観た複数の人が映画のなかに弁護士時代の私が映っていると教えてくれた。もちろん私はこの映画で観客の眼にさらされることを同意したことはない
 今年の2月に伝創会(伝統と創造の会)で助成金支出の妥当性を検討することになり、文化庁に上映をお願いした。当初文化庁からは映画フィルムを借りて上映するという話があり、日時場所も設定したが、直前に制作会社が一部の政治家だけにみせることはできないというので、すべての国会議員向けの試写会になった。一部のマスコミに歪曲されて報道されたような私が「事前の(公開前)試写を求めた」という事実は断じてない。公開前かどうかは私にとって何の意味もなく、映画の「公開」について問題にする意図は全くなかったし、今もない。
 結論からいって同振興会が助成金を出したのは妥当ではない@日本映画である、A政治的、宗教的宣伝意図がない、という助成の要件を満たしていないからだ。  (中略)

 今回の上映の要請が「事前検閲であり表現の自由に対する制約」という捉え方をされ、そのような誤った報道をされたことは、私の意図をまったく歪曲したものであり、許し難い。民主政の根幹である表現の自由によって私の政治家としての発言の自由を規制しようという言論があることにも憤りを感じる。外国による政治的宣伝の要素のある映画への助成は極力慎重に行われる必要があるだろう。表現や言論は自由であり、最大限尊重されなくてはならないのは当然だが、そのことを理由に税金の使われ方の妥当性を検証する政治家の言論の自由を封殺しようとすることは背理である。】以上稲田朋美議員HPより。

稲田朋美議員ホームページ:
【稲田朋美から皆様への「お知らせ」・http://www.inada-tomomi.com/diarypro/diary.cgi?field=1】

               ◎◎◎◎◎◎

 独立行政法人日本芸術文化振興会の映画助成金に関して、中国人の作った反日映画『靖国』には拠出して、日本人の創った映画が却下された。以下は産経新聞より【この映画は和田秀樹氏(精神科医・国際医療福祉大学教授)が初めて制作した映画『受験のシンデレラ』(現在公開中)でモナコ国際映画祭で最優秀作品賞を受けた。内容は死を宣告された男が医療用モルヒネの助けを借りながら、残りの人生でやれるだけの仕事をするという設定である。
 平成18年に制定されたガン対策基本法の精神に基づいて、緩和ケアの啓蒙にも貢献できると信じる。この法律ができたにもかかわらず、日本では医療用のモルヒネの普及が遅れ、アメリカの4分の1しか用いられない。ガン患者の8割は激痛に苦しみながら死んでいく現状を踏まえてのことだ。】製作者和田氏は自作の映画が助成金を受けられなかった理由とし、続ける【とすると、子供に受験勉強を勧めるという映画のもう1つのテーマが気に入らなかったのかと思えてならない。歴代の文科庁長官の顔ぶれをみても、ゆとり教育の学習指導要綱を答申した教育課程審議会会長や、ゆとり教育の理論的バックボーンの一人であった高名な学者らが顔を連ねているし、そのスポークスマンだった寺脇研氏は映画助成を管轄する文化部長であったこともある。子供が勉強をせずにのびのびと遊ぶ姿を描くと助成を受けられるが、頑張って勉強すべきというメッセージが含まれると受けられないという印象が強まれば、この手の作品の作り手は減っててしまう。・・・国の金を使う以上、国益を考えたきちんとした審査を望む。】以上抜粋。

 どちらの映画が観たいかと聞かれればこの和田氏の『受験のシンデレラ』ですね。企画が斬新だから。
それにしても後期高齢者医療法改正により健康保険料の年金からの天引きが実施されるという現状,この映画で指摘の【日本では医療用のモルヒネの普及が遅れ、アメリカの4分の1しか用いられない。ガン患者の8割は激痛に苦しみながら死んでいく現状】を放置している現状等、日本の政治家は『やさしさ』という言葉を健忘してまったのかと訝ざるを得ない。
 75歳で年金しか収入のない高齢者が生活できる程度の収入をクリアしているかどうか、それを見極めたうえで【天引き】とすべきです。クリア出来ない人は【免除】し、収入のある高齢者は相応の負担をする。
資本主義社会は必然的に格差社会です。だから収入のある者が税金等の高負担を払ってこそ成り立つのです。昔の売上税のような高額品への課税、累進税率の導入を検討し、僅かな年金生活者の高齢者から強制的に【天引き】など、それを弱い者いじめと言うのです。75歳以上と言えば敗戦後日本の戦後復興に一番貢献した世代でしょう、あまりに酷い仕打ちです。こんな法案をすんなり通す位なら国会議員ももっと減らせばいいんではないですか。

   『さすが、安部さん!チベット、ウイグルに言及』
                    2008年5月13日 19:57

 いつもは朝食後真っ先に産経新聞を読むのに、今朝は図書館に返す本に掛かりきりで新聞を読んだのは昼食を終えてから。第5面の【チベット・ウイグル安部氏が指摘 緊迫】を読み連日の鬱憤が晴れて「流石安部さん!」と、やはり遅くなった洗濯物を2階ベランダへ持って上がる気分も軽く洗濯物も普段より軽く(笑)感じられました。
                    ***************
 産経新聞や【Izaブログ】には掲載されているので、私の【izaブログ】に掲載しなかった【チベット・ウイグル安部氏が指摘 緊迫】を産経新聞第5面よりそのまま掲載します。
 この「ウイグル」の件は他の新聞には掲載されなかったそうです。

【中国の胡錦濤国家主席と中曽根康弘、海部俊樹、森喜朗、安部普三の歴代首相4人が参加し8日朝、都内のホテルで開かれた朝食会。
 89歳と最年長の中曽根氏が主宰し、和やかなムードが演出されたが、安部氏がチベットやウイグルの人権問題を指摘し一時緊迫する場面もあった。
 安部前首相の発言要旨『戦略的互恵関係の構築に向け、相互訪問を途絶えさせない関係をつくっていくことが重要だ。(略) 私が小学生の頃に日本で五輪があった。その時の高揚感、世界に認められたという達成感は日本に対する誇りにつながった。中国も今、そういうムードにあるのだろう。
 その中で、チベットの人権問題について憂慮している。ダライ・ラマ側との対話再開は評価するが、同時に、五輪開催によつてチベット人の人権状況がよくなったという結果を生み出さなければならない
 これはチベットではなくウイグルの件だが、日本の東大に留学していたトフティ・テュニヤズさんが、研究の為中国に一時帰国した際に逮捕され(平成10年国家分裂を扇動したという疑いで)、11年が経過している。彼の奥さん、家族は日本にいる無事釈放され、日本に帰ってくることを希望する。』】。
 この安部前首相の発言に胡錦濤主席は『私はその件(ウイグル)は知らないので、正しい法執行が行われているか調べる』と返答したが、チベット問題には触れようとしなかった。】以上、産経新聞より。
                           *
 日本の政治家が誰一人としてチベット問題に言及しなかった中で、一人でもこの人権問題を非難する政治家がいたことに、あー日本は未だ民主国家なのだと、安堵した。加えて、ウイグルの政治犯(?)釈放迄胡錦濤に
周知させた。安部普三議員のお蔭で世界の国から、日本は完全には人権弾圧国家に与していないという印象を与えたことでしょう。
 昔の流行歌に「右を向いても、左を見ても馬鹿と阿呆の絡み合い」(鶴田浩二の歌、題名は忘れた)かありますが、「右(自民党)を向いても、左(民主党、野党)を見ても、中国追従のもたれあい」、の最中であれば安部普三議員に再度快哉です。
 
 じっくり足固めをされて(ブレーンと)、真近かな日本の危機に立ち向かって頂けますよう、期待しております。
安部普三議員は民主主義日本を救える希望の星だと思っています。
                            *
長野の聖火リレー時、「フリーチベット!」と言っていた日本人を大きな中国旗の陰で中国人がその旗の先で日本人を殴り、それを見ていた日本の警察官は無視、という現実をどう思いますか?
 日本は法治国家なのに、それが機能していないということでしょう。暴力を目の前で見ていて日本の司法が動かないとは、はて、此処は何処の国?ではないですか。この現実を日本国民は忘れないようにしたい。
 それにしても、日本の中であれだけの中国旗を見なければならないなんて、悪夢そのものでした。
                        ***************

 あの昭和30年代、全学連又、日本全部が『安保改正反対』の包囲デモの中アメリカとの安保条約改正(現条約)を完遂した当時の首相が安部普三議員の祖父岸信介首相でした(もっと遡れば安部普三議員は明治維新の志士で奇兵隊を創った高杉晋作の末裔)。政治家の2世、3世議員に反対という声をたまにメディアで見るが、却って2世、3世の政治家の方が普通のボンクラ政治家より良い。立派な政治家だった人の子孫はやはり政治哲学を教え込まれていると思える。

 阿比留記者のブログの発言者の中で【ダライラマに安部議員本人が行かず、夫人を面会させたのは(当該発言をする為)、朝食会の「招待」が必要だったから】というのがあったが、そうですよね、何故安部議員本人が行かなかったのかと不審に思っていた。私も鈍くなりました。今回の安部普三議員の言動を見るにつけ7月の『洞爺湖サミット』を安部普三氏が首相(議長)として執りしきって頂けたら、と残念でなりません。首相在任当時に何故開催地を洞爺湖と決めたか?北方領土を抜きにしては考えられない選定だったでしょう。
ましてや現在ロシアはシベリア油田開発で日本の技術と資金が欲しいと、きてる。
この好機に、安部普三氏なら北方領土問題を絡めずに技術協力を進める筈がないだろう。

 先の石油『サハリン2』パイプライン施設では環境破壊等の難癖をつけられ結局殆どの権益を日本はロシアに奪われたも同然という後であれば、ロシア側からシベリア油田開発協力の話があった時、日本は一度は一蹴する位の気概を示すべき。
  こんな好機をみすみす逃していつ北方4島返還の糸口を見つけることが出来るのだろうと思う。私でも思うこんな事を安部普三氏が考えない筈がないと思えば、かえすがえす現任でない事が残念でならない。                                                 以上。

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