445(よし子)のページ「今日という日」日高よし子更新2009年7月16日 0:41
【目次】
臓器移植法案に異議/安部元総理出演のテレビ新報道2001/『かんぽの宿』体質こそ糾弾すべき
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2009年
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2009/7/15            ◎臓器移植法案最終案にも反対
 結局、当初臓器移植法A案【脳死が人の死】(生前に本人が拒否していない限り、家族の了解で可能)が衆参院を通過し可決され1年後施行となった。以降施行までに詰めなければならないのは、1.「脳死」という具体的な状態をどう家族が把握出来るのか?2.本人の意思を尊重する為に「生前移植可否を本人が申請し健保証等に明記」すること。でないと家族のいない人の移植拒否の意思を誰が証言するのか。

2009/06/23      
臓器移植法案に異議
 「臓器移植法案」が衆議院を通過した。
私は【現行D案】(生前に移植許諾者のみ脳死を適用)のままでよいと考える。これに加えるなら、その「移植可否は健保証に明記」とする。
 この件は10年以上も前から一貫して主張しているように、『移植制度』そのものに異を唱えたい。 これは自身の死生観に依る(細胞一粒もこの世に遺したくないし、移植されてまで生き永らえたくもない)。

 自身を離れて考えた場合、なにより命が軽くなる。今でもその傾向が強いのに、人の意識の中にそれはもっと軽いものとなっていく気がする。

 以前にも触れた事があるが【尊属殺人罪】(親族への殺人は一般殺人より罪が重い)という法律があった。20〜30年前にこの法律がなくなったが、
現在親殺し、子殺しが多くなった。『その事に重きを置かなくなった』結果、社会の風潮が変わっていったのだ。 

 
 今回の法案はこれまでの「心臓停止が人の死」から「脳死が人の死」と改定されるという事なのである。そしてこの問題は『脳死』というものが、医師のみの判断で決定され、家族が認識出来ないところのものである事。もし家族が脈はまだあるのに「死亡」ですと告げられた場合、容易に受け容れられるだろうかと、おもう。未だ脈があると訴えても、もう治療は打ち切られるのだ。

 【本人の意思表示がなくても家族の受諾で可】今回の参院通過案は【生前に本人が拒否していない限り】となる、ならば家族のいない人は「全て移植に使用される」ことになる、若し生前に【移植したくない】と思っていたとして誰がその事を証言するのか。何よりそういう社会的弱者は一様に『移植に供される』ことになるだろう。
 
 死してもその身体はその個人のものである、やたらにメスを入れるべからず。先ず個人の意志の尊重が第一義にあるべきと考える。

 ブログ等で見ていると『失われる命』を一刻も早く救う、という視点だけが強調されている。 ここまでの科学の進歩がこの移植技術を産んだが、すべて科学が素晴らしいだろうか?          
 人間、生まれた時から『死』に向って生きている。
それは各自の『寿命』という抗し難い、「いのちのきかん」内のこと。

 自然体にそれを受け容れる覚悟をこそ、と改めておもう次第です。
                      ◎
     『人という物質(というより全てだが)は死んでもなくならない
<追加>付け加えるなら、人間という物質(というより全てだが)は死んでもなくなることはない。「燃えて」煙となっても、灰になっても、この辺りか、もっと遠くか、地球の、宇宙の、何処か?に、物質としてある・・・そしていづれ又、何らかの型に形成される・・・だろう。だからそれでいい。
 生きている間の人間の生業のなかの「おもい」の不思議さ?
私の母の母(だから私には祖母にあたる)には鼻の左横に目立つほどのホクロがあったそうで、それを見て日々、私の母は子供の頃から「あんなんイヤヤなぁ」と思っていたそうだ。処が自分の産んだ初めての子の顔の同じ処にそのイヤなホクロがあった(祖母ほどではないらしいが)・・・。それがこの私である。私にはなんの責任もありません(笑)。
 だから母が得た教訓『なんでもイヤがったらアカン!』。

 あの世で私の母、祖母と向き合って、やはり「ホクロ嫌や」と思ってるでしょうか・・・(笑)。


<2009/6/21(日)安部元総理出演のテレビ新報道2001>
 (阿比留記者ブログより抜粋

安部さん出演のの新報道2001は観ていなかったので、IZAブログ見る事が出来て幸いでした。今回の麻生総理の支持率低下は安部元総理も指摘のように『鳩山更迭』が原因でしょうが、テレビであれだけ鳩山邦夫議員の『正義、信念云々』の言葉と映像をまるでキャンペーンにように放映すれば、誰でも騙されますよ。おまけに某新聞も一緒になってですか。だって反論者の声はないのだから。下記はこの件の安部元総理の発言の一部です。
                      *
 Q 鳩山の更迭判断をどう思うか
安倍氏 この判断は私は間違ってないと思いますよ。どういう判断をされたか、ということなんですが、メッセージが少ないと思うんですが、郵政の民営化をこれからも積極的に進めていくんだという判断をしたんだと、こういうことなんです。そしてもう一点。日本は市場主義経済ですね。民営化が進んでいくなかで、株式会社の人事に関しては、めったなことでは政府は口を出さない。当たり前の判断をされたんだと思いますよ。

指名委員会と取締役会で経営者としての経営能力、経営判断についての評価をして、全会一致で西川さんという方が決まりました。それに対しては基本的に尊重するというのが政府の姿勢ですね。そうでなければ、日本は今でもNTTに対して株を持っている。JRに対してもそうです。NTTの商行為について政府が口を出すんですか。口を出すということは今後も当然政府は、結果に対して責任を持っていなければ、株式会社にしていく、そして民営化をしていくということは、経営判断は経営者に任せれば、そして株主とさらには取締役にちゃんと責任持ってもらう。これが正しい姿だと。


  西川さんの首を守ることがまさに小泉構造改革路線を守る
安倍氏 首を守るという言い方はおかしいですね。首を守ると言うことではなくて、指名委員会と取締役会を尊重する。

 

 鳩山総務相が言っているのは、前は麻生も西川の更迭を考えていたと。西川の後任リストももらったと。

安倍氏 そういう問題ではなくて、なぜ、総務大臣という地方自治、放送もそうです、たくさんありますよ、責任は。国務大臣ですから。その国務大臣が自分の首と、大きな仕事をしているとはいえ一、いわば株式会社の社長の首とを天秤にかけて、総理に決断を迫るんですか。そうではなくて、問題点を具体的に、こういう問題点がありますねと、具体的に挙げて法令違反なのかどうかということの判断をしながら、それを郵政側に投げかけて、それを指導していくというのが総務大臣の立場ではないでしょうか。西川さんを辞めさせなければ、私が辞めますというのは、これはおかしいと思います。閣僚として、そもそも。

今回についてはやはりどうして判断をしたのかということをはっきり、本来であれば、私がここにいるのではなくて、官房長官、あるいは幹事長がもっと遠慮なく、惻隠の上は切って、その情は捨てて説明をするべきだろうなと思いますね。


  麻生にそういう厳しいことを言う人はいないのか

安倍氏 それはたくさんいると思いますけど。今まで政府はたとえ許認可権限を持っていたとしても、株式会社の人事に介入したことはないですよ。一回も。一回もないことをやっていいのかどうかという、いわば当たり前の判断をしたんだろうなと私は…


  官房長官も幹事長も怠慢だと

安倍氏 そういうことじゃなくて。もっと積極的にやっていくべきだ。この数字(新報道2001の世論調査で支持率20・6%。)、先ほどの数字はおそらく西松建設の初公判の前なんだろうと思いますね。ですからその要素が入っていない。西松建設の初公判の結果2億円以上のお金が小沢さんの所に行っていた。そしてはしもと秘書も、それを認識していた。小沢事務所の天の声があった。いわば天の声を出して、お金をもらっちゃいけないでしょう。このことがはっきりしましたね。

それに対して鳩山さんも岡田さんも、これは個人のことなのでコメントを差し控える。個人なんですか?党の代表代行ですよ。ナンバー2ですよ。当然コメントする必要があります。また鳩山さんは、この問題に関して制度が悪い、制度が悪いって、根本的に法律を破る人がいたら、制度を変えたって同じですよ。また、法人から個人に制度を変えていくべきだと。いわば法人からひとりひとり個人の寄付に変えていくべきだと…


  これはまだ裁判の途中なので、秘書のルートはまだこれからだ

安倍氏 鳩山さんは、法人から個人へとおっしゃっていた。鳩山さん本人が亡くなった方名義の個人献金を150万円以上を受けていたことが分かりました。私はそのとき、鳩山さんが言っている法人から個人という「こじん」は、亡くなった故人なんだということが分かりました。そういうことを全然報道しないじゃないですか。みなさんね。国民の皆さんが分からない     以上。
                       *
    かんぽの宿』体質こそ糾弾すべき
 総務大臣が交替し西川氏社長続投が決まった。ただ役員も含めて減俸措置となったのは何故なのか?という事を国民に説明する方が『西川氏悪玉』論を若しかしたら緩和できるかも知れないと思う。安部さんの言葉にもある様に(この部分は新聞でも見たが)「指名委員会と取締役会で経営者としての経営能力、経営判断についての評価をして、全会一致で西川さんに決まった」という結果は重みのある事です。取締役というのは、社外の大手企業の代表者達。

 例の『かんぽの宿』の売却問題は、全て郵政公社の頃に建てた総額
2400億円の物件(現雇用者付きが条件
)年間の赤字は50億円だった、それをオリックスが109億円で落札。それを鳩山前総相は出来レースだと白紙にさせた。「廉い」というなら、その時点ですぐもっと高い「買い手」を見付け、「廉い」と言うべきでしょ。赤字を年間50億、(月にすれば4億余り、1日では約1300万円)この物件を持ってるだけで垂れ流しです(公社の頃は国民の税金から補填でしょ?)。そんな物件がどれほどの価格で売れるのか、その行動も起さないで「不透明、廉い」と言うだけだから説得性がないのだ。

 先週のテレビタックルでも公社時代に処分した物件には400億円の取得費のを8億で売った例もあると放映されていた。すべてこんな調子(親方日の丸)で、公社の頃のメチャクチャをもっと開示すれば民主党や野党が目論んでいる郵政民営化後退論も吹っ飛ぶ。女性の村木局長が逮捕された「障害者偽装の郵便不正」事件は民主党の議員が数名関わっているというがこれと、簡保の不払い事件郵政公社の頃からの事。

 職員意識をどう民間人感覚に変革させるかが一番の課題だろうが、不正があれば「解雇」は民間では常識だから、査察を徹底して断行することで「膿」を取り除けるでしょう。 総務大臣とは、こういう民営化過程に於いて未だ残る問題点をどう是正、助言すれば最善な方向付けできるかに腐心すべきで、政府が三顧の礼で迎え、ここまで民営化に注力してこられた西川社長をあんなにボロクソに言えば、次の民間人からの社長の成りてがないと言うのは当たり前でしょう。私から言わせれば、鳩山前総相は分ってて敢えてそういう風にしていたとしか思えませんが。


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