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<私の歌>一瞬の、紫陽花、ときめき夏
当ページのBGMです。
作詞曲歌唱 日高よし子
【一瞬の】(原曲カンツォーネ)作詞・編曲 日高よし子。
1.何気なく 過ぎて行く 同じ日の毎日 歩いたその先から 消えて行く 足跡
一分 一時間 一日 一ヵ月 一年 十年 積み重ねる日々 忘れていた夏 心の高浪 ほとばしる 水しぶき 遠い日の太陽 真っ直ぐ伸びるのか 曲がって 咲くのか それでいいのか 悔やみはしないか 人の一生 花火の一瞬
燃えてしまうなら 消えてしまうなら………
3.川は流れるもの 花は開くもの 雲は漂い 風は逝ってしまう
人は歩くもの 人は立ち止まる 人は笑うもの 人は泣くもの
人の一生 花火一瞬 燃えてしまうもの 消えてしまうもの (2,番は略)
夏があるから 秋が恋しい 冬があるから 春が愛しい
巡る季節は 巡り巡って 人の一生 花火の一瞬
燃えてしまうなら 消えてしまうなら………
【私の歌「紫陽花」】1.六月の雨から 生まれた 紫陽花の花
雨の中に佇むその人を 小躍りしながら その傘に降り立つ 雨のその人を
この季節になると いつも 見掛けます
2.六月の空から 競(きそ)降る 雨の彩り 紫陽花の花が 開く様に
傘の花が 浪打っている 雨の滴り………
この 季節になると いつも 見掛けます
(詩・曲 日高よし子)
♪【ときめき夏】1.眠ってしまった時間を 揺り起こさなくては あのときめきを ♪取り戻す為に 叩いて 抓って 引っ張たいて 何が何でも 起こさなくては ♪♪あの落葉に 埋もれてしまったものを ♪2.眠ってしまった時間は 揺り起こさないで
あのときめきを 壊さぬ様に 手品の種明かしは 見せないで玉手箱は 開けないで あの浦島太郎になりたくない
3眠ってしまった時間を 揺り起こさなくては あの ときめきを 思い出す為に
本の結末は 知りたくない 人の心も 知りたくない それは
終わりの 始まりだから (詞・曲 日高よし子)
♪ ♪ ♪
《bQ6》2001年4月19日号
bQ4 2001年3月8日号
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『にゃこリン「夢現」シリーズペーパーマガジン』bQ4(2001年3月8日号)
【シャボン玉】
【地球いき 吸う息酸素 皆同じ 吐く息 様々 シャボン玉】
♪シャボン玉飛んだ 屋根迄 飛んだ………♪
何処からかその歌が聴こえて来て………1、2、3 シャボン玉は高く高く舞い
上りました。屋根の上をトン トン トン?フワ フワ フワかな?
此処は確か日本という国でしたよね。こうして屋根の上を飛んでいると甍と言う
日本瓦は勿論、瓦葺きの屋根の難と遠慮がちに少ない事でしょう。
おっとっと屋根の上を伝ったりしようものなら滑り落ちそう。
それは夢の様な稀事、何時だったか或る寺院の甍の「山脈」には一瞬息が凝固し
ました。
【大覚寺 薄化粧の 美しさ 甍に 注ぐ 丹精な 雪】
元来の美質を塗り潰ずに、羽毛の如き雪の薄化粧に相乗された女性の美しさ。
生命創成素の真綿の雪の如く、人間の魂一粒一粒を、純粋な丹精さで埋め込んで創
建した伽藍の甍上には、その雪が、パラッと大覚寺を一番「美しい顔」に仕上げて
ありました。
そんな夢事が、又空高く舞い上らせて呉れました。
或る処で引力に惹き付けられる様に、その空間に紛れ込みました。
透明な幾つかの星々、そのひとつは揺れる様な角度の微妙さが光のプリズムの如、
瞬時の変化が、虹を材料にした様な紋様を形造っています。
それは日本列島の地形の本州や四国だったり、近畿紀伊半島だったり、房総半島
………と目まぐるしく「地形」が煌びやかに変化していきました。
見上げると、小ちゃな女の子が2人、いや「3人」かな、
♪あかりをつけましょ ぼんぼりに………♪ 歌を唱いながら、ぼんぼりの様な
シャボン玉(の夢)を大きく膨らませていました………。
【酸素 球 地球の形 シャボン玉】
☆ ☆ ☆
☆感動感 それは 人類が 勝ち取った
最高の 栄光である☆
☆ ☆ ☆
《夢幻》 第1部 「約束された人生」より (「夢幻」bP0ページより)
『郷愁』(前橋汀子の音楽に寄せて)
充分な 青い空 でも もっと もっと 碧い空が
見たことは ないけれど………
充分な 青い海 でも もっと もっと
透明な 深海が
見たことは ないけれど………
し っ て い る ………
■ ■ ■
第4部 「夢幻歌」より
【お雛さま 夢の芽手折り 桃の花】
【子の庭は 咲くことのなし 桃の花】
【陽に引かれ 幼子(おさな)は 走る 枝葉ごと】
■ ■ ■
第2部 父・瓦解より(「夢幻」62頁より)
『暗 景』
現在から、四十年以上も前の 小学生低学年の頃の 「その位置」の 認識
忘れられない、光景……………
その夜も、父の、母への横暴さに(食事中、今で言う食卓テーブルの
茶卓を引っ繰り返す等)恐くて、逃げ出した先の、近所のその家で見た、
その子が、その子の父親に、べったりと、その体に甘えている、
その子にとってはの「光景」
「その時」に、「明」と「暗」が、不思議なものの様に存在する事を、悟った。
何が、当たり前で、当たり前で無いか と言う、判断基準を、
頂度 顔の中の二つの目の間の「鼻」の様に、据えた。
それは、その時に、自分の家庭の「暗景」を持った事に、他ならなかった。……………
“ 人生は 「光」を見て 「暗」を 識り ”
■ ■ ■
私の歌コーナー 『今だから』 作詞・曲 日高よし子
C 今だから 詠える歌がある
今だから 分かる事がある
頂上の山 青春も 降り 太陽も いつか
騰点を過ぎ 沈む
今だから 歩ける道がある
何時の日にか 還る海 誰も皆
地球は丸く 回って 巡って 巡って
それが 生命の源
太陽からの 地球の風 花にいき 蝶にいき
全てが 生きる
太陽からの 地球の いき 風が
鳥や 蝶を 運ぶ
今だから 詠える歌がある
★ ★
詩歌集夢現第3集『夢幻』1500円
@約束された人生A母・父 瓦解 B甥子・亡妹の事
C夢幻歌俳句短歌(800句首)D我詞独曲10曲
偉大なる 芸術家の想い出は
夢現の 夢弦 「夢幻」に 無限
★ ★ ★
【詩歌集夢現第3集「夢幻」】去年の5月に第1部第2部、及び第4部の一部分を
仮仕上げしてから、やっと第5部迄全てが仕上がりました。
★偉大なる 芸術家の 想い出は 「夢現」の「夢弦」『夢幻』に 無限★
■ ■
★にゃこリンのインパクト・ニュース★ @又、又子供虐待死事件 泣き止まぬ 2才の我が子に対する日常的虐待に、
尚悲惨なのは他の子供達も母親と同じ様にその子への加虐が常だった事。
大変な時代である。飛行機で行ける所を徒歩で行く等。
日毎増えていく親に依る児童虐待。以前テレビでそんな親の懺悔的な言葉を見聞
きした時、親も「被害者」の様に思えた。
最近の子供達のキレると言う同じ状況と、その親の状況が重なる。現在の児童
の親は高度成長以降に生まれた人達だろうから、端的に言えば、我慢を知らない
過程を経ない至便な時代の「副産物」を産み出している世代といえる。
私は非電化時代の母親の姿を見て育ったから、恵まれている現代を実感出来る。
全般が煩わしい手作業だから、子育ての煩わしさも当たり前で何の事はなかった
だろう。選択肢は有るけれど無い様な現代社会。結局親になる前の、子供の時から
の躾を含めた我慢を教えると言う事で精神力を鍛えるしか、「副産物」の発芽を防
御する方法はないのではないか。
★ ★ ★
♪【「ずーっと大阪」「紫陽花」「ときめき夏」「一瞬の」「今だから」♪
歌い手さん募集!CD制作しましょう!】♪
【スポンサー募集!】
★◇ I →to← YOU このペーマガに対する ◇ ★
ご意見、ご感想を。クリックして下さい。
平成13年6月 by YOSHIKO HIDAKA
』
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23号【2001年2月21号】
bQ2
【2001年2月6日号】
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■ ■ ■
『にゃこリン夢現シリーズペーパーマガジン』
【bQ2】[2001年2月6日号]
【節 分】 【新世紀 豆々しきたり 数え歳】
【豆「鉄砲 百合」も節分 打ち萎れ】
2月3日は、新世紀になって初めての節分でしたが、旧暦(太陰暦)ならその日は
大晦日で、翌2月4日立春がお正月だったそうです。豆を撒いて鬼退治と言うのは
、1年間の人間の諸悪等を追い払って、新しい年を迎えると言う事だったのでしょ
う。 【節分に 鬼 追い出して 立春や】
皆さんも、豆撒き、そして歳の数に1つプラスの豆(昔は産まれた時を1才とす
る歳の数え方をした慣習です)を食しましたか?未だ未だ寒さ続く時期、豆は貴重
なタンパク源だった昔の人の賢明な食文化です。
【福を 巻き 寿司縁切らず 丸かぶり 海苔屋の 商魂に 舌を巻く】
食文化と言えば、吉方に向いての巻き寿司の丸かぶり、あれは、海苔業界の人の
考案だとか。今やすっかり、節分の行事に定着しています。
いやはや、平賀源内並みの商い上手に、脱帽。
【花屋にも 梅の 便りの 立春や】
今年は、立春の日以降寒さも和らいで、花屋さんの店先では春告げ花の梅が際立
ってアプローチを投げていました。それに答えて、梅も買う花に加え、現在部屋の
一隅で春をともしています。
春は直ぐそこ、それでも関西では奈良の二月堂のお水取りが終る三月中頃迄は、
「春」とは言いません。風邪等引かぬ様、気を緩めずに過ごしたいですね。
節分の行事然り、自身の身の置き処として「神」と対峙し、律して来た古代人の
育んだ日本文化。次の『父・柏手』はその神事的文化こそ、唯一、私と亡父を繋い
でいたものでした。
■ ■ ■
《夢幻》 第二部 『父』 〈瓦 解〉より
『柏 手』 (平成十年十二月二七日 記)
“ 神棚に 柏手 この手 亡き父が” 「パン パン! パン パン!」
朝一番、洗面を終えた後、三宝荒神、弁天様、仏壇と、順番に礼拝が日課だった
亡父。家中、響き渡るその柏手の、聖なる音を聴くと、「眠気」が吃驚して、逃げて
行く様でした。 その事を、最近、私が神棚に柏手を打っていて、思い出しました
。それ以後、此の手は、「父さん」ではないかと、思えてきました。
「重圧感」というだけの「存在」だった、亡父。身体の上に「家」が乗っかっ
ている様で、重くて重くて、私は潰れそうでした。「会話」なるものを、もった事
も無い 。だから、33年前(平成10年当時)の亡父の臨終の時の、
私の「おもい」と、「ビー玉の眼」………
◇◇◇◇ ◇◇◇◇
『おもい』
(平成九年二月二七日)
早春の午後 取り止めのない 時間の波に 漂っていると
彼方から 一ヶ所 跳躍して 還って来る 浪がある
私の 皮膚の下の 血流が 引き寄せた ものか ………
生前の 威厳を通り越した 父の顔………
そして、死に際「ビー玉の め」で 私を見た あの 父の顔
時折その顔が 死なずに 私の 眼を 見詰める
私が 父の 死に際に感じた 開放感
と、その刻に 閉じていた「眼」を 見開いて 私の方を見た
あの 「ビー玉の眼(まなこ)」 そして、臨終………
その度に 想う……………
「人は 死ぬ時に」 遺してゆく人(もの)に
「何を、求め得るか?」と……… 「想い」としての 「何を、遺し得るか?」と………
例え、その「おもい」が 「時間」と言う キャンバスに描かれた
「遠近法の絵画」の様な 道で あるにせよ。
(父は昭和40年7月死亡)
◇◇◇◇ ◇◇◇◇
この「おもい」の内の、どちらが可哀相ですか?
現在なら「父さん」の事、そう、想えます。
現在の此の家には、大きすぎる、形見と言える此の仏壇、
そして、がっしりした、桜材の和箪笥
私は、意識的に 亡父を「意識外」に置いて来たけれど、 こうして、
あの家から、幾度かの引っ越しと共に、ずっと、ずっと、私達と一緒
だったんだと、
「パン パン!」柏手の音に、「手」に、その「存在」を、噛み沁めるのです。 ・・・・・
【にゃこリンスペース】
◆宇宙の瞳 ◆
にゃこリンが少女の頃、よく外人さんと遊んだんやでェ。青や、緑や、黄色や、
それに、赤や白い「瞳」の………。meも外人さんの瞳になる事があって、瞳と瞳が
合(お)うたら、一杯瞳が増えていくねん。その代わり一生懸命見詰めなあかん。
地面に散らばった「瞳」は宇宙の星みたいで綺麗やった。
それを袋に一杯入れて、それだけで嬉しかった。坂道に置いたら、
あっという間に転がり落ちた。
追い駆ける時、「あの袋」を坂道に忘れて、戻った時にはもう失かった………
ほんで、それきりや。
最近、甥子のビー玉を見て、そんな事を思い出した。ほいで、子供の時みたいに
「カッチン」やってみたんやけど、何回しても瞳と瞳が合わへん。子供の頃て、
もっと簡単に出来た気がすんのに、何でやろ? と思たけど「大きなったからや」と
気が付いた。身長が伸びた分、地面と眼との距離も、遠く「離れて」しもた………
■ ■
★にゃこリンのインパクト・ニュース★
@外務官僚の公金(機密費)横領、KSD事件で国会議員辞職、日航機のニアミス、はたまた、警察官が、検察官の妻の嫌疑に関して事前に検察官に情報を洩らす等、公人に「人間教育」をと思わせます。
一方、新大久保駅での線路に落ちた酔っ払いを助けようとして、落命された2人の
方の貴い行いに、そして、その行動に感動した人々の波紋の大きさに、「此の世の
善界」を見る心地でした。翻って自分だったらと、自問した時に家族以外の人間に
対しては出来なかっただろうと思うのに、国を超えての韓国の方のその行為には
、ただただ、頭が下がります。その翌朝の新聞に高校生が貧血の為線路に落ちた級
友を助けたと言う記事がありました。事件、事故の連鎖性(良いに付け、悪いに付
け)、事態を教訓にして、線路内と電車をセンサーで直結するとか、取り敢えずは
駅構内の乗客に非常ボタンを認知させ、誰でも緊急時に作動出来る様にしては?
■ ■ ■
【私の歌コーナー】(歌詞のみ)
♪今だから♪
@今だから 詠える歌がある
今だか ら 歌えぬ歌もある
花が 私を 見詰め 心を 惹いて 私を
花に 座らせるの 今だから 詠える歌がある
それはいつからか 私の中で 実る果実
溢れる泉の様に心を 占める塵が 巡る風に
払われ 愛の歌が 満ちる
太陽からの 地球の風 花にいき 蝶にいき
全てが 生きる♪
♪【ずっと大阪】【一瞬の】【紫陽花】【ときめき夏】【天国】【今だから】♪
【MY made song】クリック。 ♪シンガー募集!&スポンサー募集!♪ ☆ ☆ ☆
by YOSHIKO HIDAKA 平成13年7月
ご意見ご感想を、クリックして下さい。
bQ1【2001年1月23号】
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■ ■ ■
『にゃこリン夢現シリーズ
ペーパーマガジン』
【bQ1】2001年1月23日号
【行事 を 詠む】
1月7日【七草粥の日】
“初雪の 七草の粥 21世紀”
1月8日【成人の日】
“成人の日 由来も知らぬ 新世紀”
1月12日【歌会始】私も一首を(議題 「草」)。
“上流の 花は競いて 歌会は
いまに 下流の 草も うたいて”
1月17日【阪神大震災丸6年】
“大震災 丸6年の 新世紀
追悼ウォーク 「あの日」へ 歩く”
□ □
早いもので、阪神大震災から丸6年経ったのですね。高校が西宮の武庫川学院だったので、今は交流がありませんが、神戸辺りには友人も居り、よく三の宮センター街等散策した事が懐かしく、愛着もあります。昭和40年3月卒業生です、同窓
会が開かれる様でしたら、御連絡下さい。
震災以降の事を「夢幻」にも書いていますので、一部分掲載します。
□ □
【『他人事?』】 詩歌集夢現『夢幻』
第3部「甥子・問答集」より
6年前の阪神大震災の時は、阪神圏の地震だった事もあって、その揺れも哀しすぎ
る空の青さも、共有する事が出来たけれど、以後の、トルコ、ギリシャ、台湾の大
地震、日本列島を通過して行く台風の被害状況………地球って、広いなと思ってし
まう。ひとつの空の下、同じ「地」の上に在っても、其れ等の距離間には、微々と
も動じる事がない。活字や映る、其の惨禍は、当事者にしか絶対解り得ない
。ただ、血の流した痛みは解らなくても「若し、自分がそうなったら、どうするだ
ろう?」とは、考える事は出来る。 そして、「その刻に」、暗転に沈む、その前
に、「なを、悔やむことが無い」か?と、今なら、ゆっくり、思いを巡らせる事も
出来る。それが、せめてもの、教訓。
後は、大自然の猛威に対して、亡くなった人達に対して、【祈る】しかない。
■ ■ ■
【野島断層】(阪神大震災被災地)
★“この前の 橋は 生命の 接ぎ目を
踏み沁め 渡る 明石海峡”★
「国うみの島」、淡路島に着いた。平成七年一月十七日の阪神淡路大震災地。
あの朝、TVで、その惨状に衝撃を受けた侭、干し物の為に上がった、二階の
ベランダの西空は、冬空と思えない程に、青く青く、その哀しみを訴えているか
の様であった。けれど、それは、「地球の素顔」を、曝し切った、安堵の表情の色
にも見え、叉、その空気の塵ひとつ無い、清々しさに、私の体内の澱み迄が、除引
されて行く様な、五感の開放の感触感を、思い出す。そして、現在その被災保存地
の「野島断層」には、地中から、地表近く迄押し上げられた、約十万年前の、
土が見える。“地球の 憤怒の形相 標本の 「野島断層」に 形見の雑草 ”
日本最古の、国生みの島の、根底を支えていた、その「土」。新たに芽吹く、
生命の証の「草」。その重い存在感が、目の前に、迫って来る様だ。浅い人間の歴
史なれど、私の中の、遥かなもの達……… 「涙」にもなれなかったもの達、
鬱積されたもの達の反乱………が、「平成九年の夏」に、(前橋汀子の音楽との
出会い)やっと、日の目を見たのでは、という想いに駆られる………。
“生命はしる 「パールブリッジ」
きょう(橋) 輝き”
(『夢幻』第1部「約束された人生」より)
詩歌集夢現第三集『夢幻』 申込み受付中\1500 ■ ■
【にゃこリンのインパクト・ニュース】
@無事保護されて良かったですが、鳥取米子の新生児連れ去り事件、それから、新潟の筋弛緩剤投与事件【まさか、そんな事になる筈が】という病院の管理責任欠如の、日本の平和ボケ、そのまんまの象徴の様な事件です。それと「生命観」の 希薄さ、筋弛緩剤事件は動機がいまひとつ不明なだけに「不気味さ」を感じます。アメリカでも同様の事件があった様で又、双子の我が子を売買する親、「生命」も此処迄来たか、と(試験官ベビー、DNA解析、細胞からクローン動物が簡単に製造出来る技術の果て)今やそんな時代の、21世紀を予兆させる事件に思えてなりません。 A今更、良い方ではなく、悪い方に時代を逆行しようとしている「中選挙区制」復
活論。現在の「小選挙区制」に移行時「政党助成金交付法」が施行された事を国民 はしっかり憶えていますよ。比例代表名簿順位絡みの「KSD」の事件をなくす意
味でも、比例代表制を廃止して、単純小選挙区制のみにすべし。
■ ■
【にゃこリンスペース】 ☆「恥を知る」☆
テレビから映画か何かの声が聞こえます。『いいか、あの「黒い」のを「白」と言え!その代わり金をやるからな』と男の声。次々「白」、「白」と聞こえてきます。その度にチュー、チューと、何処からか、にゃこリンの「好きな」ねず公の声。
何人かの後「黒」と言う声が、はっきり聞こえました。
『何!もう一回言ってみろ!』、それでもやはり、「黒!」。
「チュー」と言う代わりに、思わずねずみも飛び出して来て、テレビの画面をくい入るように見ています。にゃこリンに食べられるかも知れないのに………。
自分の心の声を聴く事を知っているのを「恥を知る」と言うんやなぁ。「恥」という字みたら、よう解るのに、にゃん。
■ ■ ■
【壁 掛】
“完(寒)璧な
グラジオラスの 純白と
カーネーションの 赤の
美意識 ”
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平成13年7月
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■ ■
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【「20世紀」から「21世紀」】 (2001年1月7日)
20世紀 さよなら 21世紀 コンニチワ
私が 生まれた 20世紀 私が 死ぬだろう 21世紀
21世紀が 何かを 残る 全てを 創ったとしても
20世紀が その礎を 設計図を 為した
それ以前の 世紀が それを 為したように
宇宙圏の 宇宙ステーションから 飛行士が 水の惑星の
青い地球に
感嘆するように (宇宙へ行った飛行士達は 皆 神を信じるという)
ヒトゲノムの解析に依って 「人間」への 歴史の過程に 感嘆せずにはおれないだろう
……… その為に それが 究極的に 与えられた
その時に 人間が 何故に 創られたかという事に 気付くだろう
「星」の煌めきのような 人間の「瞳」
ここかしこから 私を見詰め 見守っている
20世紀よ さようなら
21世紀 お手やわらかに………。
■ ■ ■
【21世紀に寄せて】
“新世紀 日本人に おせちあり”
新年明けましてお目出度う御座居ます。
「未来社会」だった21世紀が到来しました。20世紀最後の、昨年の大晦日は恒例の如く私の家の、日本の伝統のお節料理を作りました。一緒に生活している私の
亡き妹の子供2人は男子故、子を持つ縁が無かった私の後は、この伝統的なささや
かな習慣も途切れてしまう事でしょう。我が日高家の、連綿と引き継がれたものの
一辺が、いつの日かぷっつりと絶えてしまう事に、それは私のせいではないけれど
、申し訳なさを感じます。
何事も引き繋ぐ者より、受継ぐ者の才量に依るのだとは分かってはいても。
“新時代 文化にすがる ほかになく”
おせちが煮上がった頃に紅白歌合戦も終り、私の母、甥子2人、それに妹夫婦も
揃い、晦日そばを食べ乍ら、賑やかな21世紀の幕明けを迎えました。
正月は3日に墓参りで京都へ行く迄は、年賀状を投函した以外一歩も外に出ずに
、もぐらの如くテレビ三昧で過しました。
その中で「世にも奇妙な物語」の「大人の免許」というのが、現代の大人に本当
に必要なのではと思わせる内容だった。(道徳というべき大人のマニュアルを会得
して合格免許証を取得出来る。それがなければ大人の行為(酒、煙草等)が為せな
い。)それから「宮本武蔵」、性質から、性格、人格者へ、剣の修業を通して、人
間修養の手本書の様なテレビ映画だった。
映画「コンタクト」、少女時に両親を亡くした主人公が、科学者になり宇宙外生
物との交信に成功。やがて、その琴座へ向かう為宇宙ロケット発射!だが浮上せず
落降。その間「1秒間」の間に、(宇宙ロケットは琴座へ向かっていた。表現でき
ない程の美しい星、其処で主人公は亡父と出会う。)夢を見ていた? ロケットの
レコーダーには18時間のノイズが「記録」されていた。科学と神………この相反
目し合うテーマから、愛が主人公を助け、亡父との再会を果させ、彼女を生還させ
て、現段階の科学では「立証」出来ない、「生命」の偶然性に「神」という存在を
浮かび上がらせて行く。{生命の美しさ。感動は「愛」。愛を知れば、神をみる}
〈感動感の時は、魂が無重力の宇宙に抱かれている様な心地ですよ、ね〉
NHK「宇宙」の毛利さんが宇宙ステーションから観た地球儀ではない、青い地
球の富士山。其処だけは雲にも覆われず、日本のシンボルが「在った」。同じく若田光一さんの言葉、この青く美しい稀有なる水の惑星地球を大事にしなければ………
■ ■ ■
【地球は青かった】
当然だと思っている事が、実は当然では無いのだと、気付く時がある。
つい先日、気象衛星が映し出すテレビの天気予報の雲の動きを観ていて
、今私達は「雲」を「上」から見下ろしているんだと、今更乍ら新たな事を発見し
た様な気持ちになった。現在から39年前(1961年)ガガーリンが有史上初め
ての、人工衛星で宇宙から見て言った「地球は青かった!」、あの時に、人類の風
船は最高に膨んで、そして、破裂した。 雲を下から、拝む様に見上げていた頃、
二十才代の、今から約三十年程前、初めて飛行機に乗って雲の中に包まれた、
あの感激。【雲が横 空を飛びたる あの実感 最初だけの たびの 若き日】
涯てしの無い宇宙。 涯てしの無い人間の指向。
二十世紀に初めて、飛行機による人類の「体」の、空間的短縮の実現(時間と距離の)。二十一世紀を来年に控え、現在のインターネット普及に依る「精神」の空間的短縮。
地球の囲りの夥しい衛星は、その内、土星の「環」の形態を成すだろう。
頭上の雲から、眼下の雲。……… 遙かだった雲。
その内、人間の心の中も、眼下の雲の様に、見る事になるだろう。
それはイコール、人間がコンピーター化されると言う事。
「火星」ではない地球は青かった、「青かった」。 人間が何気なく言った言葉には、
時間を超越して示唆するものがある。何故、人間が宇宙に逃げ出しているのか?
「地球は青かった」 いつか、そういう過去形で言う日が来るのか?
(平成13年1月7日・記)
富士の山は美わし 変わらず美わし 樹々は美くし 不動なるもの
みな美くし 人間は 「根」が歩く
緑の草原を 山を 谷を 川を 越えて 砂漠………を越えて
赤茶の「砂漠」に着く…… 富士は美わしかった………
樹々は緑だった……… 「地球は青かった」………。
この夜は、宇宙の果て涯ての夜。この朝は、地球だけの「朝」?
この青い空と 白い雲は、地球だけの 空と雲? 【詩歌集「夢幻」より】■ ■ ■
にゃこリンスペース 『UFO』
昨年の紅白歌合戦で、昔流行った 「UFO」を聴いた…♪手を合わせて 見つ
めるだけで 直ぐ あなたに 分かってしまう………♪ 成程、宇宙人は心の中迄
見透せるらしい。最近のTVのCMでは客が欲っしている飲み物を、即スチュワー
デスが持っていくのがあるが、人間の消費社会の未来文明を考えれば、現在のIT
文字メールのコミュニケーションのその先?言語の文明を省略忘廃して行って、
宇宙人になれるのもそう遠くないかもね。 にゃこリン達動物は、
ずーっと、そんなコミュニケーションの中で生きているんや、ニャーン。
■ ■ ■
【にゃこリンのインパクト・ニュース】
@産経新聞の石原慎太郎氏と小堀桂一郎氏の新春対談の中で、
教育でアメリカが立直り始めたのは、その柱としてキリスト教の伝統を復活させたからと、又昨年野口健氏ら登山家がゴミ収集に出掛けた世界最高峰の山々のひとつエベレストの山頂直下サウスコルは登山隊が捨てた日本文字、ハングル、漢字ラベルのボンベ、インスタント食品のゴミの山だったとか。東洋人恥を知るべし。西洋に倣うならとことん、
10年前赤字国だったアメリカが現在黒字増幅と為した根本的改革も含めて、見習うべし。何事も先陣を行っているアメリカの「結果」という「見本」があるのだから。
■ ■ ■
平成13年1月7日
ご意見ご感想を、クリックyoshikohneyjp@mtd.biglobe.ne.jp
by YOSHIKO HIDAKA
♪♪♪ 【にゃこリンの「夢現」シリーズマガジンのテーマソング】♪♪♪♪
見知らぬあなたへ詩・曲 日高よし子
見知らぬ街の 見知らぬあなたへ 見知らぬ町の 見知らぬ私が
あなたに 届ける 私の 言葉の メールが 渇いた季節の 渇いた心の
ほんの 一杯の ジュースに なることが 出来たら
渇いた季節の 渇いた地面に 打水の 様な 言葉を 撒くことが 出来たら
見知らぬ町の 見知らぬ私が 見知らぬ街の 見知らぬ あなたへ
♪♪ 今日も 届けます♪♪♪ (詞・曲 日高よし子)
♪♪にゃこリンマガジンのテーマソングです。スピーカーマークをクリックして下さい♪
@ → → → A
(歌)【見知らぬあなたへ】 @ → → → A へ進んで下さい。
【ミニカの白い軽4輪車のリアウインドにクラフト壁掛の見本掲げています。】
【『カーギャラリー』へどうぞ!】
■ ■ ■
【にゃこリン「夢現」シリーズ】ペーパーマガジン《憲章》。
去年7月より正式に発行している当マガジンですが、内容は、非売品だった第1集「夢現」、第2集「夢弦」そして今回の第3集「夢幻」に掲載の俳句、短歌、詩、散文、エッセー、音楽詞・曲、にゃこリンスペースです。日本の文化的遺産の俳句、短歌と、西洋の文化的遺産のクラッシック音楽から受けた感動感という、物質的指向と相反するものの位置観か
ら、その生態性に必然なバランス感覚、この自然界の生業に立ち還らずにはおれません。そして、その「聲」を聴く事が出来た者は、それを伝えなければなりません。それが、この時代に生まれて来た者の「使命」だと思っています。これが「夢現」シリーズの骨格です。
【『にゃこリン「夢現」シリーズペーパーマガジン』
2000年12月17日号】
【『12月』】
“12月 20世紀の 大トリや”
早いもので今年も余すところ2週間となりました。そして、20世紀最後の師走
です。先日のインターネットのホームページ上でも記しましたが、この1年を顧み
れば、年始早々、年末の大掃除で見付けた紙皿に書画を描きクラフト壁掛に、又、7月からはこのペーマガを発刊し、家事の合間創作、編集、配布と、そして、私の
創詞曲をプロ歌手に歌って貰うべくアタックしたりと、為して来ましたが、未だ種
蒔きの段階だった様です。来年には、この種子が花開く様、尚挑戦していきます。
話は変わって、12月は特段、想い入れの深い月です………。
★ ★ ★
黙って見詰めているだけで心通う、そんな人に又、出会った様な枚方星ケ丘厚生
年金病院前の桜の裸木。母が入院中の日々、右折する為通過する車を待っている間
、よく見惚れた。去年の1月に退院した母の受診に付き添い、又は、母の投薬を貰
いに月1回は当病院を訪れているが、それぞれの季節の装いに身を包んでいるので
、最初に出会った2年前の12月のその印象と重なり合わなかった。 でも気のせ
いか右の腕、いや枝先が伸びたんと違う?と、心 。今、母受診の為、その病院
の前で右折しようとしている………同じ姿で変わらず………でも気のせいか右の腕
、いや枝先が伸びたんと違う?と、心の中で呼び掛けました。心変わりもせずに、
ずっとその姿を維持できるとは、何んて素敵な事でしょう!でも、あなたを再び見
出だせたと言う事は、私も同じ様に「変わらなかった」のでしょう。2年前の母の入院時の最高潮の紅葉彩に比べると、月に例えるなら、半月と言える程度に散って
しまっていました。 それでも、その門の処から玄関入口に連なる半分裸の木も皆
懐かしい。与えられた空間に四肢を一杯に拡げた様な枝っぷりの潔さ! 又、病院
の通用口の前の2本の松の木、一直線に空に伸びる、その姿は前屈みになりそうな
日々の私に、生きるべき「姿勢」を示して呉れていた。木々の下をくぐって毎日通った冬の底の様な母の入院時、春に向かう如、好転していく喜び、そんな私の心の
聲に耳を傾け、きっと汲み取って呉れていたと思う。 紅黄葉、裸木、半月、藍色
の空、満月、夕焼け、後光を浴びる木。
そんな日々の中で胸に焼き付けられた、各ショット。
“いいちょうし 母 嬉し涙 きき いつか ”
三日月の様に鋭利な緊張感の連続の日々……… あれから2年経ったのだと、元
気になった母を見遣り乍ら、しみじみ想う………。
そして、ありがとう!と。
☆ ☆ ☆
下記はその2年前の情景です。
☆ ☆ ☆
★「夢幻」★第2部「母・天の川途上」より (平成10年12月3日)
〈枚方星ケ丘厚生年金病院前)
“右折して 一転開く 紅葉みち”
それは、初めての出会いの時の意外性。晩秋と初冬の隣り合わせの、そんな時期
コンクリートの車道と、無表情な車だけが行き交う無機質さに馴れた眼に、「転回
→天開」された。その乾き切った眼には、眼前の桜並木の紅葉は、散る前の生命の
底力がほとばしり、その露が浮水の様に拡がって、其処等一帯を、しっとり浮かび
上がらせていた。別次元の、別世界。きっと、此処は天国に違いないと、
思わせる極界だった……。
■ ■ ■
♪【私の歌コーナー『天国』作詞・曲 日高よし子】♪
1.色んな事が あったけれど 色んなものに 出会ったけれど
行き交う車の 無機質な流れ 右折して 一転開く桜 紅葉道
いま その絵に 私も加わる ああ 生命が 震いている
ああ 生命の翼が開く きっと 此処は 天国
■ ■ ■
【『赤 子』(良心の塊)】
“病院の エレベーターで あいし 赤子
全て 見透す 仏の眼(まなこ)”
人間の生死に関わる大舞台である、母の入院先だった病院のエレベーターで、その「赤子」と同乗した。研磨された鏡の前に自分が立った様な気がした。その見覚えのある顔は、「仏像の顔」だと思った。人間が彫造した仏像の、核心に迫る像(かたち)の実像(モデル)を真ん前に、見た。生後何ヵ月か、未だ光の洗礼を受けていないと思われる「赤子の眼(まなこ)」……… 私にも、「その時」があっ
た、全ての人にも。 あの「赤子」は、私だ。
その未だ何物も映さぬ「眼」には、全てを見透すものがある。
白い良心と言う、水の上の、汚点の数。私の「眼」に映る「赤子」………良心の塊
。あの赤子の時からの、52年間(平成10年当時)人は、何の為に生まれてきたのだろう?と思ってしまう……… だが、対面した事で、対面出来た事が、
「存在」の解答と、なった。 (平成10年12月21日)
“人間の 善を 信ずる 匂い立つ 若葉の如き 赤子 おもえば”
■ ■ ■
【にゃこリンスペース】
『「高さ」を買う?』
にゃこリンがお散歩中、凄い人盛りRヴィトンのバック半額!! の看板。
数日後、その看板はその侭あるんだけれど、人影は、まばら。
メーカー自体の値打ちが値下がりしてしまった?皆、「高いから」買うんやなぁ。
☆
テレビでフェルメールと言う画家の贋作を描いていた画家の特集があった。
フェルメールの作品の中で「最高の絵画」と言われた物は、実はこの偽画家が描いた物だったとか。それ程「フェルメール」なのだ。
フェルメールがフェルメールで在り得るのは(それは芸術全てに言える事だが)
その技法、表現が新しく独自性があったからである。それ故「フェルメール」と認
められると言う事だろう。
最高のフェルメールの絵は、贋作であっても「フェルメ
ール」の描いた物である。X線鑑定迄しないと分からない真贋判別は、
独創者への敬意、それ以外、何の意味ももたらさない。
■ ■ ■
【にゃこリンのインパクト・ニュース】
@20世紀最後の、今年最後の12月と人間社会は「最後」が好きで、昨年は、
1900年代最後で大騒ぎ、コンピューター2000年問題も伴って………
にゃこリン達は、今日の一日が「最後」の日迄変わらないのに、なんとなく雰囲気が
忙しそうで落ち着かない、にゃん。最近のニュースで、若い夫婦が3才の我が子を「猫の子」の様に、ダンボール箱の中で餓死させたのがあったかと思ったら、又
、「17才」の男子が金属バットを振り回して8人に重軽傷を負わせた事件があった様
です。昔の若い子の事件と言えば、お金や、物を盗ったりと言うのが大半
だった。物が豊富で、快適な現代。人間社会に「豊かな社会」なんて夢物語でしかないのかな。 だから、人間に「夢」が与えられたのか、にゃん。
★ ★ ★
♪【「ずーっと大阪」「紫陽花」「ときめき夏」「一瞬の」
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★ ★ ★
平成13年1月7日
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【bP8】 【2000年11月27号】
【問い合わせ先】【〒572-0029 大阪府寝屋川市寿町3−7】
【創作編集配布】【日高よし子 072-832-6640】
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【bP8】にゃこリンペーパーメールマガジン《2000年11月27日号》
(第1部「約束された人生」より)
「子供は2度造られる」
「子供は2度造られる」産まれた時の「身体」そのものと、両親の生き方と言う「環境」から (略) 一番否定したかった亡父との「瓦解」。
それ故、人生は、歳ふむ事は 素晴らしい!それは自然界、芸術から受けた感動感が作用し、私に及ぼした結果である。
■ ■ ■
【このペーマガ既発行分6月見本号から 11/27号迄 全20刊→¥300】
■ ■ ■
このペーマガの前号bP7を見返してみて、まぁビッシリと字は寿司詰めの如く
満員電車、「日本の空間」を書きがら、この紙面はそれには程遠いと気付きました。
(まるで高度成長期を目指す或る時期の日本の様だと、まさに私は 今、「発展途上国」なのです)将来に亘る「糧」の為、これでもか、これでもかと空間を埋めているのです。で、今回から、発行回数も含めて、もっとゆとりを持ちながら書いていきます。
月2回、気が向けば随時と言う具合に。
■ ■ ■
『学問の意義』
11/23(木)のNHKTVの生放送のトーク番組で「子供達の将来に何を希むか?」を午後の途中からだが観た。その直前に、やはりNHKの「新アジア発見」と言う再放送番組を観たばかりだったので(それは、主旨としては子供を学校に行かせる事をテーマに、電気も水道も無い「原始生活」を営むバンコクの一地方を取り上げていた。)
小さい弟妹の面倒を見ながら親の労働の手助けをし、1日1日を「食べる」為に生きている。大自然という、全ての空間を自分のものとして。
去年のユニセフのカレンダーは「ドリームハウス」と言うテーマの絵を各月、国毎の子供達が描いたものであったが、その中の12月はモンゴルの14才の子供が描いたもので、ゲルと言う大きなテントの中で長老から幼子迄総勢20名が団欒している絵だった。 「識字が必要か?」「それは何故?」
1が10、100、100万、1億となって行く様に、やがては、その教育がその地方を過疎にするだろう。
突き進む道は一つしかない。人間の宿命として、その地方に教育を施す事で奪っ
てしまうもの(動物達に近い、その哀歓)。全ての人間が「賢明」で在り得るか?
若し、その空間が他国、外部の人間に侵される事がないなら、学問は必要か?
討論者(村上龍氏を中心に中高の教師カウンセラー等)の内容に、何と現代人は
複雑社会に生きているのだろうと(そのバンコクの一地方の単純な生き方を見て)
「複雑」な気持ちになった。人間の原点の頃から、物質文明の頂点をとっくに越え
てしまった現代社会に生きる私達に突き付けられた様な課題が此処にある。
そのテーマの私の意見は、村上氏のと近い。現在中学3年生の甥子(私の亡き妹の
子供)は先日の実力テストの結果が悪く、進路変更を余儀なくされ進学高校が未だ
定まらない。境遇からして私立には行かせられないので、最悪の場合は就職と言う
事になるが、これは本人次第。
私としては、勉強の為ではなくただ漠然と高校へ行くだけなら、好きな生き物を
相手の(例えばペットショップ等)仕事に就く事が出来れば、潤いある日々が過ご
せるであろうと思推する。ただ学歴の壁が立ち塞がらないか、それだけが憂慮され
る。小学校程度の分数も解けない大学生の「学歴」とはなんぞや。
■ ■ ■
★「夢幻」★ 第1部「約束された人生」より
【『幸福感』】
“夢器 お代わり何杯 満腹感?”
………蜘蛛さんも夢を見るかなァ………
多分、産まれて未だ日の経たない、体調が一ミリ程の蜘蛛の子供が、ベニヤ板の
壁面を登ろうとしていました。が、少し登っては、滑って 落ちて、再度挑戦して
又、落っこちて、今度は、その横の柱の方を登って、何とか、上って行きました。
それは、一ミリの肉体の空腹を満たす為の「満腹」と言う「幸福」を求めている
必死な姿でした。大昔の、人間の先祖の姿を見る様な、虫達の身体分の「幸福感」
。 ……… それだけで、良かった頃………
今日が終われば、もう昨日になる。過ぎれば、昨日の積み重ね。
眠っていて 夢を見る 良い夢でも 悪い夢でも
目が覚めれば過ぎてしまう。 「現実に 楽しかった事」と
「夢で楽しかった事」の 違いは 何?
本当に 眠ってしまう時には 永遠に 覚めない夢の中
で、あの蜘蛛さん、降りる時 今度は
簡単に スルスル 降りて行きました。………
◆ ◆ ◆
■ ■ ■
☆ 感動感 ☆
それは人類が勝ち取った
最高の栄光である (夢 幻より)】
■ ■ ■
【『にゃこリンスペース』】 【ぼた餅】 “今はもう 顔も忘れし 人の味
丸き ぼた餅 美味しさ 悲しさ”
11月23日、「七才の女の子」に促されて、ぼた餅を作りました。
そう、その「女の子」と一緒に。 「上手に作れると良いけど……………」
そう言いながら、小豆を茹がいて、煮て、砂糖を混ぜてアンコを作って置き、餅米に少しお米を混ぜて炊飯した後、冷まし、その餅生地にアンコを丸めて包み、
きな粉でお化粧して、出来上がり。それを「新嘗祭」の此の日、先ず神棚仏壇にお供え
し(食物に対する感謝の意)お下がりを、甥子二人、私、私の母、共々で食べた。
そして、その「女の子」も一緒に。
皆は、「美味しい!」と言って呉れた。が、「違うよ」と「女の子」は言った。
「この味と違う」……………… 確かに、そうやね、「違うわ」。
「女の子」と、握手は出来なかった。 「さよなら」 すーっと、「女の子は」
いなくなった……………。 〈あなたになりたかったのに………〉
炊飯の水が少し多かったかな、お米をもう少し多くすれば良かったかなと 思う…
…………。「あれから四十七年」………由しんば、あの時と同じぼた餅が、
現在目の前にあったとしても、47年の歳月は取り除く事は出来ないと
、諦観と失望だけのぼた餅の味に、口中が一杯になりました。
(第3部甥子問答集より)“
“「今日」つくる 「あの日」の ぼた餅 味 遥か”
○ ○ ○
【♪『私の歌コーナー』 「子供の頃」 作詞・曲 日高よし子♪】 2.子供の頃 月の輪の中で 本当に 兎が お餅をついていると
思っていた 大人になって それは 岩石の 塊だと 知った………
○ ○ ○
■今週のインパクト・ニュ−ス■
@10日余り世論を騒がせただけで終わった「内閣不信任案」、結果は否決となり
、目出度し目出度し?何の事はない、あれだけ大見栄を切っても結局加藤派内の
決裂で、不信任案否決が濃厚に成ったので加藤氏が安寧を選んだ。それだけの事で、それだけの人間だった、と判った事が、この騒ぎの「収穫」でしょうか。 自民党も余程思い切った人事を断行しないとに、来年の参議院選挙危ういかも。 田中真紀子、扇千景さんが看板なら◎。 以上。
追記(2001年7月29日参議院選挙自民党は大勝しましたが、その応援演説(確か群馬だった)で名前もはっきり把握していない候補者の「応援」演説を田中外相は「時間がない、時間がない」とあたふたと終えていました。結果、その候補者は「落選」でした。
現在このページを整理して当時書いたことを見付け、先に書いた印象は田中真紀子氏の明確な言説、小気味良さだったと思います。
思えばその程度にしか知らなかったのです。
外務大臣になられてからの言動を見ていて、はっきり言って落胆しました。
国益よりも「外益」優先の姿勢。現在の日本の財務状況を前面に押し出し、核を持っている中国に対するODA削減、撤廃等の英断をこそ期待していました。
教科書問題にしても先に「新しい教科書」を否定するのではなく、
読んでから発言されるべきだったと思います。
一国の外務大臣のご発言、「勇み足」のなきよう自顧されますよう。★ ★ ★
♪【「ずーっと大阪」「紫陽花」「ときめき夏」「一瞬の」
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♪●【クラフト壁掛】オリジナル俳句短歌を紙皿(直径18p)
に墨書、実画したものです。(1枚¥200)】 ♪●
【枯葉しき コスモス遊ぶ 日向あり】
詩歌集夢現第3集『夢幻』
1500円 全5部 日高よし子著
@約束された人生A母・父 瓦解
B甥子・亡妹の事C夢幻歌俳句短歌(800句首)
D我詞独曲10曲
■ ■ ■
☆感動感 それは人類が
勝ち取った
最高の 栄光である☆
■ ■ ■
詩歌集夢現第三集「夢幻」
1500円也 日高よし子著
申込み受付け中!
第1部「約束された人生」
第2部「母・天の川途上」「父・瓦解」
第3部「甥子と私の妹の事」
第4部『「夢幻歌」 俳句・短歌』
第5部「最新の創詞曲10曲」
夢幻申込み、クリック
■ ■ ■
【『にゃこリン「夢現」シリーズペーパーマガジン』2000年11月11日号】
『日本の空間』
“このみには 柿の渋さも 種もあり”
イチロー選手が日本人選手初めての入札でアメリカ大リーグ、マリーナに入団が
濃厚となりましたが、日米野球、アメリカの3勝2敗で迎えた今日、現在3回裏、
巨人の仁志がが2塁打を打って日本チームは2点目を上げた…………
長島監督が現役の選手だった、私が少女の頃に観た日米野球のレベル差を想えば、
経済力と言う国力の向上と共に、食生活の欧米化に依っての体質向上に負う処が大だろう。 そこ迄の経過過程、私達の子供の頃(年少)には無かったテレビ、電気冷蔵庫、掃除機、エアコンetc。人間が体を動かす中で感じる、しんどさ、それに打ち克つ
(克たなければならない当り前の状況)日々の積み重ね………それは変わらぬ
「人間の生活のパターン」だった。ついこの間迄の……… それ迄手洗いしていた母が、電気洗濯機を使用した時の感嘆!「楽になったわー」。それでも脱水は現在の様ではなく、洗濯機の右側に付いているローラーに洗濯物を挟ませ、ローラーと一体のレバーを手動で回して絞っていくのである。
“赤トマト 氷が「電気」の 冷蔵庫”
昔の電気ではない冷蔵庫は、大きさも縦が1m位横が50〜60p位で
、2段の上段に氷屋さんから買った氷の塊を入れて置き、それで庫内を冷やすので
ある。冷蔵庫を開けるといつもトマトがあった。子供の頃家業が八百屋だったので
、果物屋の子やったら良かったのに、とよく思った……。しかし、懐かしい記憶である。
電気冷蔵庫、洗濯機、掃除機が揃って行った……… それは、その以前を知ってる人間には「物だけではない得る事が出来るもの」がある。
車が道路を凌駕する快適さと引き換えに、広々とした快適な空間を失った
現代社会。その失ったものこそ「日本の空間」です。「アメリカ人は凄いなぁ」「金持ち
ばっかりやもんなぁ」………子供の頃のアメリカの印象………
敗戦後、その絶対的物質価値を目指して、日本人はどれだけのエネルギーを費やしたのだろう?。昭和39年の東京オリンピックを戦後復興の頂点としての経済復興には目覚ましいものがある。それを否定すまい。してはならない。それこそ現代の快適さの礎なのだから………。アメリカと肩を並べる程の経済力を築き上げた日本の、それ以降の「バブル崩壊」、現代の少年犯罪に見る「時代の呈相」……… 豊かさの産んだ子供…
…… 失った「日本の空間」を与えなければ、それは日々の躾で行なうしかない。
小さい頃から何でも直ぐに買い与えない、我慢を教える等。 その喜びの度合いを
濃密にする為に。……… 4回、アメリカはボンズのホームラン等でその回8点を上げ
、結果は13対4で日本は破れ、このシリーズの負けが決まった。
未だ未だ日本はアメリカの掌中にある………。 ■ ■ ■
★『ほど ほど の』★
“ほど ほどの ほどよき 人生 平平凡”
ほどほど と言う事程難しい事は無い。
何故なら どの辺りが程々かと言う事が測れないから。
強いて考えるに 「腹八分目」の、満足感で退ける人にある………「ほど良き人生」……… 天才を 羨む事は 無い 腹八分目では 済まされぬ 業火を背負った………彗星。詩人を 羨む事は無い 心の鏡を手放す事が出来無い生きもの………
自身の心の中で開く花は何であるか?人に依っては 「食べる物」「装飾品」「ブランド物」等々あるだろうけれど それ等に「蝶」を見る事の出来ないのが「詩人」であろう。
直感的な 感性の弦に触れてゆくもの そんな蝶にこそ 花弁は蜜となる。
さりとて 羨む事はない。各自の「物」が違う様に それしか
その様にしか生きられないのだ。明日も開くとは限らぬ花。
「生」と言う「問」を掲げて「死」と言う「答」に至る迄 どれが最良の「正解」だったか? 千差万別………自分にだけある「答」、自分にしかない「答」。
(「夢幻」 第2部「父」より)
■ ■ ■
(「夢幻」★ 第1部「約束された人生」より)
★『光の天使』★
“「ダイヤモンド」 海面に光の 星の瞬き
鑑定するわ 心の天使 ”
本当に、そんなダイヤモンドを見た事がある分けでは無いが、言葉とはかくも簡単なものである。私に言わせればダイヤモンドの石より、それはずーっと素晴らしい輝きとだけは言える。私の心の手を取って、天上のものがその光の乱舞の中に誘う。
水平線のあの光の星団の様な日溜まりから抜け出して来た、光の天使達の眩しい煌き!……… これ以上の輝きを知りません。ですから、一般の「石」の類いの宝石類の値打ちは分かりません。きっと、高価だから良いのでしょうか?
それはただ、希少価値という高価。ならば、そこらの石ころも数少なければ
希少価値で高価? その満足感と優越感の「輝き」なのでしょう。
例えば、鑑定家が見分けなくてはならない値打ちって、何でしょう?
「感動」に、鑑定家は必要ありません。
■ ■ ■
☆ 感動感 ☆ それは人類が勝ち取った
最高の栄光である (夢 幻より)】
■ ■ ■
『にゃこリンスペース』
【『愛ある躾』】
前号に続いて、又、動物の話になりますが、今年の2月頃やはりテレビの「徹子
の部屋」に出演していた猿は、その30分の間、飼い主の側でじっと大人しく座っ
ていました。その猿にもよるかも知れないが、それは飼主の「愛ある躾」の賜物だろう。
動物でも躾ればああいう風になる事が出来る。時代が時代なら人間に進化出来
た部類に入る猿だろう?近頃の人間社会の子供達は、地べたに座ったり、授業中走
り回ったりと、学級崩壊の余波は、小学校に迄及んでいる様です。善処するには、
幼少時からの「愛ある躾」これに尽きると思われます。
しかし、これからの人間の素晴らしさとは、どれだけ退化出来るか、見習わなけ
ればならない「動物達の交歓」を取り戻し、変わらず持続させる事が出来るかどう
かだと思うんや、にゃーん。
■ ■ ■
■今週のインパクト・ニュ−ス■
@アメリカの大統領選の得票結果が混迷を極めています。
これからの日本の選挙も電子投票方式になって行くと思うが、被選挙人名に印付け式と、記名式かの選択方式にすべきでしょう。
「アメリカらしからぬ投票用紙」で時間の無駄を蒙らぬ様。
しかし、選挙だけは、将来に於ても足を運んで自著したいもの。
A来21世紀は、その電子機器のコンピューターが闊歩凌駕する時代だと言える。
現在、政府が大幅に予算計上しているIT促進、小中学校でのその教育は、パソコ
ンの使い方から一歩進めて、プロミングの分野迄を教育に導入すべき。
コンピューターウイルスと言うハッカー撲滅が自分で対処出来る様、ハッカー対策
を伴った、IT促進を政府は推進すべき。
やがては、ヒトゲノムもコンピューター化されると言う事を踏まえて。
★ ★ ★
♪【「ずーっと大阪」「紫陽花」「ときめき夏」「一瞬の」
歌い手さん募集!CD制作しましょう!】♪
【スポンサー募集!】
★ ★ ★
●【クラフト壁掛】
オリジナル俳句短歌を紙皿(直径18p)に墨書、
実画したものです。(1枚¥200)♪●
● 【枯葉しき コスモス遊ぶ 日向あり】
平成13年1月7日
【Email:yoshikohneyjp@mtd.biglobe.ne.jp】 by YOSHIKO HIDAKA
【2000年11月4号】bP6
【問い合わせ先】【〒572-0029 大阪府寝屋川市寿町3−7】
【創作編集配布】【日高よし子 072-832-6640
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【Email:yoshikohneyjp@mtd.biglobe.ne.jp】
【2000年11月4号】 【購読者大募集】
【詩歌集夢現第3集「夢幻」】
【予約受け付け中!】
1500円也 第1部「約束された人生」 第2部「母・天の川途上」「父・瓦解」第3部「甥子と私の妹の事」 第4部『「夢幻歌」 俳句・短歌』第5部「最新の創詞曲10曲」
■ ■ ■
【にゃこリン「夢現」シリーズペーパーマガジン2000年11月4日号】
★『誕生日』★
“甥子からの プレゼントは 未来に 予約したり
MY HAPPY BIRTHDAY”
10/31は私の54回目の誕生日でした。7/21,11/8生まれの甥子と 10/26生まれの私の母と、その秋生まれ3人の谷間のその日は、母と一緒にするか、割愛するかが近年の習わしです。小5と中3の甥子に「今日、伯母ちゃんの誕生日やで」、「お誕生日お目出とう」「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」= 「ハッピーバスで つゆ」と、分の解らんシャレ………だけでした。「将来の誕生日楽しみにしとくわ」、貸しを作っておきました。
遡れば、子供の頃の誕生日と言えば、赤飯と鯛、どちらも拙くて、嬉しい事がなかった。何時からか、嬉しい「カレー」になって、美味しい誕生日になった。 又何時からか「一番好きなもの」になって、「ビフテキ」 現在は、一般的に「お寿司」とBirthday cakeが定番です。想えば、すっかり西洋料理が定着し切って、食生活自体「特別なもの」がなくなりましたね。……… 皆さんは何番目のローソクが一番思い出に残っていますか?私は ……… ゆっくり考えてみます………。誕生日ついでに、暫し、少女の頃に戻って………。
例えば、本のページを一枚一枚めくっていく。或る頁に来ると、そのページが欠落している。いや正確に言うと、欠落しているものがある。 人が当たり前に歩く道でも、その場所へ来ると谷間の底にいる様な、憂愁の気分になると言う事があるでしょう。その真因を教えて上げましょう。 私は少女の頃、あの辺りに住んでいて其処等辺は、坂道だったのです。私が、現在もこんなにはっきり生きていて、あの空間が存在しないとは、何と信じられない事でしょう。子供の頃穴堀りした原っぱの「穴倉」には、生きて来て失った、諸々の心の穴凹ぼこが一杯。でも、その穴倉こそ「私の存在」の螢袋。螢が灯を燈して唱うのは闇夜 科学的実験で、螢は暗くないと灯を点さないそうです。(全くではないですが)全ての存在が葬り去られた様な夜、その夜が産んだ地球上の虫。
螢袋から「詩人の魂」が、今日も飛び立つ………………。
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《第1部 約束された人生★「夢幻」★より》
★“「母」の胸 一言(弦)ごとの チェロ 聴きて”★ (J・デュプレ)
{ 少女の頃 吸い取り紙のように 雨を拭って行く大地
一粒 一粒の 言葉を 相槌を 打ちながら 優しく 呑み込んでくれる 「母」の よう 明ければ 朝が 夜の 母が 忙しく 俎に走らせる
包丁の音の その途切れ目から 見え 立ち昇る 夕餉の湯気の ホッとする 温かさのよう
母は いつも 隅っこにしか 居なかったけど
でも「救い」でした。}
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★「雲の中の音色」★ (前橋汀子のviolinに寄せて)
それは 昔 母が 布団に縫い付けている 白いシーツの その 一針 一針の目を 側で見ていた 少女の 私が 「時」の中に抱かれて 雲の中に いる様な………
その進む針が 最後には 元の 最初の処に 戻る様に
進んでいると 思っているのは
還って 行ってるんですネ その 一針 一針 縫う様な
ヴァイオリンの弓が その 縫い目の音色で
その方向へ 誘ってくれます。
それは クライスラーが窓辺から 駿馬の様に 駆け抜けた時の中の ウィーンに 想いを馳せている 眼差しとも
プルーストの 「ココアの味」と も 合致するものでしょうか。
《第2部 天の川途上 「母」より》
■ ■ ■
☆ 感動感 ☆ それは人類が勝ち取った
最高の栄光である 【夢 幻】より
■ ■ ■
■にゃこりンスペース■
★「母の愛」★動物全てが、その遺伝子にプロミングされている母親の、子に対する本能的愛、人間の親に見せたい様な、そんな動物達の姿が10/31(火)のテレビで放映されていました。産卵した卵を守る為、何も食べずずっと動かずにいる蛸たこ、そして孵化を見届けた後絶命する
。死んだ我が「子」のミイラを離さず、見詰めては涙ぐむチンパンジーの母親。母蜘蛛は自身の「身」を餌として、子供に与える事が、ずっと変わらぬ「習性」になっているとか。私は6人弟妹でした(現在生存は私と下の妹だけ)。私達が小さい頃、自分は要らんと、母は皆が好きなもの (肉等)は最後の残ったのを食べていた。「昔の母」って皆そうだったのではない
でしょうか。保険金目当てで我が子を殺す親がいる、昨今の人間社会、動物達の姿に、本来の「人間の習性」を取り戻して欲しい、にゃん。
■今週のインパクト・ニュ−ス■
@特定の歴史教科書を不合格にする様、他の委員に工作していた事がその後の調査で判明した、教科書の検定調査審議会委員の元インド大使外交官OBのが配置替えとなりました。一連の、中国の御用聞きの如き日本人の行いが、将来の此の国を担う子供達に及ぼす影響(国を滅ぼすのに武器は要らず教育で)を考えれば国賊と言いたくなる。ODA円借款にしても、政府は日本からの供与である由を、中国の新聞等で公表する事、それを以後の条件とすべきだ。中国国民の嫌日は、中国改革路線から生じた国民のひずみ(貧富差の拡大)の矛先を、中国政府が求心力回復の為施行している政策の反映である。
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● 【茜色 傾く陽差し 段差あり 春 見る 海と 秋に 見る 海】
平成13年2月6日
【Email:yoshikohneyjp@mtd.biglobe.ne.jp】 by YOSHIKO HIDAKA
【
にゃこリン夢現シリーズ
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にゃこリン夢現シリーズ
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《bR1》【7/8号】魂のバースディ、魂のハーモニー、木魂、ハートの鏡、ニュース
《bR0》【6/21号】
河童、記憶という風景、存在、俳句短歌、
クローン凍、六月の雨、ニュース
《bQ9》【6/6号】
六月,五月から六月、俳句短歌、ニュース
食物連鎖、雨が降る
《bQ8》【5/20号】
参観日、約束された人生、俳句短歌
そして五月は
《bQ7》【5/6号】
地球の種子、或る地球、胎動感、蟻と象まれびと
《壁掛》俳句短歌書画 等
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2003年1月19日 8:48:42 by YOSHIKO HIDAKA