ガンマナイフ治療のプロセス
まず、患者の病気にガンマナイフ治療が適当であるかどうかや、治療の時期などを院内のチームで十分に検討した上で、治療日を決定します。
(1日目)入院・術前検査
(2日目)ガンマナイフ治療
フレームの装着
洗髪・局所麻酔をして、座標目盛付きの金属フレームを4本のスクリューで頭部にかたく固定します。
治療計画
CT、MRI、脳血管撮影などの検査結果から、病変部分と照射部分の位置を決めます。その後、コンピューターで放射線の照射線量や照射時間の決定や、コリメータヘルメットの選択(201個の穴の開いた鋼鉄製のヘルメットで、穴の大きさが4・8・14・18mmの4種類ある)を行います。
治療の開始
選定したコリメータヘルメットをガンマナイフ本体に取り付けます。患者のベッドが移動して頭部が装置に入ると治療開始です。ガンマ線照射時間は、約5〜10分間。病巣の位置や形状・大きさによっては、数度繰り返して照射します。治療全体にかかる時間は平均して3時間程度です。
(3日目)退院・・・・ほ〜たった3日か〜早いな!(ドクターY)