マサイマラの草原はタンザニアに広がり、見渡す限り広大な草原がつながっています。 動物たちの生息数も見るからに
豊富で草食動物の上に、ライオンや豹・チータが君臨し、一見平和そうに見える草原で、死闘が繰り広げられているのです。
数え切れないほどのシマウマやガゼルやインパラが、丸々と太ってのんびりと草を食んでいるようにみえます。
ライオンを筆頭とする肉食動物が狙っているのを知らぬようにのんびりとしていますが、肉食動物はお腹が一杯
なら、狩をしませんので、多分その辺は心得ているのでしょう。 (画面タッチ 若オスライオンのむれ)
カバとワニは同じ川に隣組のようにして住んでいます。 ワニが強そうに見えましたが、大人になるとカバの方が
強いそうで、襲われることはありません。 カバ環草食動物・ワニは肉食動物ですがライオンと象みたいなものなんですね。
(画面タッチ ナイルワニに変換)
雌ライオンはオスとは違う群れで行動しています。 狩りをするのは雌のみで、雄ライオンは常にピンハネをして
自分から狩りをすることはめったにないそうです。 そこでマサイの男性は雄ライオンのごとく振る舞うことを理想とし
もっぱら女性が働いて、男性は昼からお茶を飲んで会議と称する、無駄話で過ごすのだと話していました!
(画面タッチ ライオンのおこぼれを狙うジャッカルの群れ)
10人乗りのセスナ機、揺れますな〜。 眼下の平原にはところどころに動物の群れが見えます |
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飛行場は草原の中、砂利道をロウラーで平坦に固めただけ。 幹線のダートは結構良いでしょ! |
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草原の道は こんなもの、動物のために自然なのでしょうが、雨が降ると泥濘、乾けば煙幕 |
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サバンナの移動は、サファリーカーか飛行機しかありません。 なんせ未舗装のダートを走るのですから重労働、ただ救われるのは 何処へ行っても自然が一杯、動物を見ながらの移動ですから車も悪くはありません。 泥んこのサファリーカーでタンザニアの 国境まで動物を追ってきてしまいました。 動物に国境(右上写真の石柱が国境)はありませんから自由に行き来しているのです 。 |
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草原からは遠いのですが、大きな町と町の間には高速道路と称する舗装道路が完備しています。 道路わきには市場や生活 物資を売る店が立ち並んでいます。 町と言うよりは村落と言う方が当たって居るかもしれません。 |
今回利用したマサイマラ公園の丘にある「ムパタ・サファリ・クラブは日本人の経営と聞きました。 お客様も日本人が主流で 「市原さん」という滞在10数年のベテラン日本人がいてくれるのは心強い限りです。 宿泊設備はご覧の通りの一軒家で なかなかの物です。 ここまで来て日本人に会いたくないと言う方以外にはお勧めです (心の優しい大和撫子ですよ) |