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制作会議中
2004 USA 83 Min. 劇映画
出演者
未発表
まだできていないので、見ていない
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2003 USA 84 Min. 劇映画
出演者
Anna Faris
(Cindy Campbell - 放送局のニュース・キャスター)
Drew Mikuska
(Cody - シンディーの甥)
Jeremy Piven
(Ross Giggins - シンディーと同じ番組を受け持っているキャスター)
Regina Hall
(Brenda Meeks - 高校時代からの友達、小学校の先生)
William B. Taylor
(Meeks - ブレンダの父)
Patricia Idlette
(Meeks - ブレンダの母)
Frank C. Turner
(ブレンダの叔父)
Pamela Anderson (Becca)
Jenny McCarthy
(Kate - ベッカの友達)
Charlie Sheen
(Tom - 元牧師、現在農夫)
Jianna Ballard
(Sue - トムの娘)
Simon Rex
(George - トムの弟、ラッパー、元野球選手)
Denise Richards
(Annie - トムの妻)
Ajay Naidu
(Sayaman - トムの近所に住む男)
Elaine Klimaszewski (Elaine)
Diane Klimaszewski (Diane)
Leslie Nielsen
(Harris - 大統領)
George Carlin (建築家)
Eddie Griffin
(Orpheus - マトリックスのローレンス・フィッシュバーン)
Queen Latifah
(Shaneequa - マトリックスのオラーケル)
Anthony Anderson (Mahalik - ラップのプロモーター)
Monica Dillon
(ブレンダの祖母)
Marny Eng (Tabitha)
Phil Dornfeld
(タバサの声)
Lori Stewart
(タバサの母親)
見た時期:2004年2月
最新絶叫計画 /
Scary Movie 2
2001 USA 83 Min. 劇映画
出演者
Anna Faris
(Cindy Campbell - カレッジの女子大生)
Christopher Masterson
(Buddy - シンディーの新しいボーイフレンド)
Kathleen Robertson
(Theo - シンディーの友達)
Regina Hall
(Brenda Meeks - シンディーの友達)
Marlon Wayans
(Shorty Meeks)
Beetlejuice
(ショーティーの脳)
Shawn Wayans
(Ray Wilkins)
James DeBello (Tommy)
Tori Spelling
(Alex Monday - 女子大生)
James Woods
(McFeely - 神父、悪魔払いを引き受ける)
Andy Richter
(Harris - 神父、悪魔払いの助手)
Cordelia Reinhard
(Blanche Harris - ハリス神父の母親)
Tim Curry
(Oldman - 教授)
David Cross
(Dwight Hartman - 大学の研究者)
Chris Elliott
(Hanson - フォーへース家の執事)
Natasha Lyonne
(Megan Voorhees - 悪魔に取りつかれた少女)
Veronica Cartwright
(ミーガンの母親)
Richard Moll
(Hugh Kane - ヘル・ハウスの幽霊)
見た時期:2004年2月
最終絶叫計画 /
Scary Movie
2000 USA 88 Min. 劇映画
出演者
Anna Faris
(Cindy Campbell - 高校生)
Rick Ducommun
(シンディーの父親)
Marlon Wayans
(Shorty Meeks - ブレンダの弟)
Shawn Wayans
(Ray Wilkins - アメリカン・フットボールの選手)
Shannon Elizabeth
(Buffy Gilmore - チア・リーダー、グレッグのガールフレンド)
Regina Hall
(Brenda Meeks - レイのガールフレンド)
Dave Sheridan
(Doofy Gilmore - ブレンダの兄)
Carmen Electra
(Drew Decker - 殺された高校生)
Mark McConchie
(ドリューの父親)
Karen Kruper
(ドリューの母親)
Jon Abrahams
(Bobby Prinze - シンディーの恋人)
Lochlyn Munro
(Greg Phillippe - レイのチームメート)
James Van Der Beek
(Dawson Leery)
見た時期:2000年8月
ブレード 1、2、一挙上映会というのがありました。
(次の行がすぐ見えない時は大きくスクロールして下さい。)
マトリックス、2 (マトリックス リローデッド)、3 (マトリックス レボリューションズ)一挙上映会というのがありました。
ロード・オブ・ザ・リング 1、2 (ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔)、3(ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還)一挙上映会というのがありました。
スケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)、スケアリー・ムービー 2 (最新絶叫計画)、スケアリー・ムービー 3 一挙上映会というのがありました。
この人どういう趣味なんだろうと疑われてしまいそうです。
ブレードには関心があり、見落としたという気がしていました。そうしたら、2 の公開の時に 1 と抱き合わせという催し物があったので行きました。
マトリックスとロード・オブ・ザ・リングはどうせまとめて公開をやるだろうから是非にと思っていたのですが、いざ公開となるとためらってしまいました。マトリックスは 2 ではやや力を落としていると聞いたので、これは次の夏、無料の映画館でやるだろうと思いサボっていました。でも 3 を公開する時には行って見ようと思っていたら、3 で観客は皆こけてしまうと聞いたので、これまたその次の年の夏の無料映画館に延期。あるいは週末に個人的に DVD 大会をやろうかとも考えています。
ロード・オブ・ザ・リングは本を読むのが面倒だから映画で済ませようと最初から決めていました。ジャクソンはロード・オブ・ザ・リングのファンなのでそれなりの作品を作るだろうと期待していました。どうやら作品の評価は上々。で、行こうかと思っていたのですが、聞いてみると映画は短縮版で本当の醍醐味は DVD にあると言うではありませんか。映画館では長過ぎるので、カットした場面が多く、上映時間内では筋を追うので精一杯なのだそうです。私はこの話にめげて DVD に決定。
スケアリー・ムービーの3本立てをやると聞いた時は、「見逃せないぞ」と思い、映画館に飛んで行きました。もう満席で取れないと思いきや、ど真ん中の良い席が空いていました。私の前に2列カップルらしい予約、後ろはすぐ次の列に3人組、その後ろに4人組、その後ろに6人組、最後の列に4人組の予約が入っていて、ほかはガラガラ。この催しはスケアリー・ムービー 3 の公開を記念して由緒ある映画館で行われたのですが、まだ満席にはなっていませんでした。PC のモニターを見ながら切符を売る人に、「この赤い所(予約済みの席)がアホの集団か」と聞いたら、即座に何のためらいも無く「そうだ」という答が返って来ました。
考えようによっては今行く必要は無いのです。スケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)は今度見れば3度目。
行って来ました。見て来ました。スケアリー・ムービー 3 はお薦めです。2 (最新絶叫計画)は全体はそれほどの力作ではありませんが、ジェームズ・ウッズは出た甲斐があったという感じです。彼のシーンだけで入場料を払う価値ありました。たまには雑誌の批評も信じていいです。
座席指定を取ってあったので、上映時間ぎりぎりに。ホールの前は結構人だかりがしていて、若いカップルと私より年寄りの夫婦者が半々。スケアリー・ムービーはカップルにぴったりの作品ですから当然。しかし最近のドイツ人はおおらかになって来たなあ、年金生活者ぐらいの年の人が若い人の映画を見るのかと意外に思いました。座席指定取っておいて良かった。でないと横の方の席に追いやられたな、などと思っていました。もぎりの人が来て切符を切ります。ドアと階段が目の前に2つあって、大半の人は左へ。私は右へ。入ってみて話が全然違う事に気づきました。このドアはホール 2 とホール 3 のドアで、左右で別々の映画になっていました。もぎりの人は私が左なのに間違えて右に入ったと一瞬思ったようですが、私のティケットには間違いなくスケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)と書いてあります。《きっとこの人は年だからティケットを買い間違えたのだ・・・ろう?》
中に入ってみるとガラガラ。予約をした時よりは人数が増えていましたが、良い席に自由に座ってもまだ余裕がありました。大ホールでなく、中ぐらいの大きさで、各列が段になっているので、前の人の頭が邪魔で見えないという事はなく、座り心地のいい席。観客の人数はちょうど学校のクラス程度で、ほとんどがティーンの映画、スクリーム、ラスト・サマー、ファイナル・デスティネーションなどに出て来そうなカップル。皆それぞれ好きな所に座れたとみえ、うれしそうに座席に収まっていました。私の席の前後左右が1番気に入られたとみえ、ここはラッシュ状態。私の姿、形、年齢だけがミスマッチ。
★ スケアリー・ムービー 1 − 最終絶叫計画
さて、スケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)が始まります。これはもう今回が3度目なので、ストーリーは知り尽くしていると思っていましたが、いや、何の。きれいに忘れていました。覚えていたのは1つ1つのギャグ。聞くところによると日本ではあちらこちらカットされてしまったようですが、ドイツはカット無しか、上映時間調整のために無駄なシーンのカットがある程度で、肝心のシモネタはバッチリ。記憶に誤りがなければ最初に見たのはファンタ。英語版ノーカットです。次が公開時にスターを招いてドイツ語版。ところが来独予定だったウェイアンズが怪我 をして来られませんでした。ストーリーはあって無いようなものですが、当時流行っていた連続殺人映画、ティーン映画、オカルト映画などをパロディーにしまくり、プロットも理論も知能もゼロという方針を貫いています。しかし最後犯人が判明するシーンは私も呆気に取られました。意外や意外な犯人。俳優の演技力にしてやられました。
スケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)は割に短い作品なので、1本終わると30分ほど休憩。外へ出たらスケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)が始まる直前なぜ大勢の年配の人たちがホールの前に立っていたかが分かりました。隣でやっていたのはカレンダー・ガール。あんなのはタダ券でも貰わなきゃ行かないぞと思っていた優秀作品です。
★ スケアリー・ムービー 2 − 最新絶叫計画
自腹切っても行くぞというスケアリー・ムービー。いよいよスケアリー・ムービー 2 (最新絶叫計画)が始まります。ここからはまだ見ていないので緊張。どうやって高校を卒業できかたは全く不明ながら、殺された人以外は皆無事高校を卒業して、カレッジへ。今度はカレッジが舞台です。1年後・・・。あれっ、映画館で観客に集団で刺し殺されたはずのブレンダもちゃんと卒業していました。あのラスト・サマー・スクリーム殺人事件を生き延びた人たちがヘル・ハウスと呼ばれる欧州風の館に呼び集められ、そこでオカルト、幽霊騒動です。家主夫人はあのベロニカ・カートライト。なんて言っても分からない人の方が多いでしょうが、アンジェラ・カートライトの姉。アンジェラ・カートライトなどと言われても分からない人が多いでしょうが、サウンド・オブ・ミュージックの頃子役でならした家族です。その彼女も今はカレンダー・ガールの年齢。
話は一応エクソシストの乗りで進みます。ヘル・ハウスと呼ばれる西洋館があり、家族が住んでいます。この種の館は欧州には時々あり、私たちには珍しくもありませんが、アメリカに欧州と全く同じ建築法で作られた館が建っていると、幽霊屋敷かと思っても、その人に罪はありません。このヘル・ハウスにも幽霊が出ます。(ところでこれを本当は幽霊と呼んでは行けないかも知れません。林家木久蔵師匠の話ですと、師匠の師匠が以前「幽霊は恨みを持っているからどこまでもついて来て恨みをはらそうとする、お化けは場所にこだわり、1つの場所に出て来てパーフォーマンスをする」と言ったのだそうです。洞察力のある意見です。すると、ここに出て来るのはお化けではないかと思えないこともありません。しかし恨みも持っていそうで、結局よく分かりませんでした。)
しかし幽霊が登場する前にまずは手におえない娘。エクソシストのリンダ・ブレアそっくりの少女と、それらしい神父も登場。この役は元々マーロン・ブランドに予定されていました。本人は乗り気であっさり出演を承諾し、撮影に入るところだったのですが、急病で降りてしまいました。私は今でもこれは陰謀で、超一流のブランドに超三流の作品に出演してもらっては困る人たちが説得したのではないかと思っています。ブランドが出演すれば観客動員数はもっと上に行ったかと思われます。スケアリー・ムービー 2 (最新絶叫計画)はスケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)より客足が伸びなかったと言われましたが、それはスケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)と比べての話で、別に恥じるような数字ではなかったと聞いています。ピンチ・ヒッターに立ったのは演技派のジェームズ・ウッド。色々武勇伝もある人でスクリーン以外でもおもしろい話が聞こえて来る時がありますが、演技はなかなかの実力。短い出番をフルに生かして強い印象を残します。ブランドが演じた場合はリチャード・バートン風になるかと思いましたが、ウッズは自分の個性をフルに生かしています。その後の展開は弱くなり、これといった意外な結末も無く終わります。ですから「スケアリー・ムービー 2 (最新絶叫計画)は弱い」という批評は当たっています。
★ スケアリー・ムービー 3 − 最狂絶叫計画
また30分の休憩。いよいよ今回目玉のスケアリー・ムービー 3 が始まります。ここでスケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)から生き残った俳優はごく僅かです。しかし、いてくれて良かった。話はちゃんとスケアリー・ムービー 1 (最終絶叫計画)からつながっているのです。高校を出、大学を出、就職したシンディーが出て来ます。ニュース・キャスターに収まっていました。完全にブロンド。アンナ・ファリスは黒髪がきれいだったからブロンドにはあまり賛成できませんでしたが、髪を染めたのには理由があったのです。彼女はニコール・キッドマンのコピーをするナオミ・ワッツのコピーをしていたのです。母親の役をやっていたワッツより10歳ほど若いファリスは、自分の子でなく甥っ子を抱えたキャスターという役どころ。スケアリー・ムービー 3 は豪華キャストで、彼女の同僚にはジェレミー・ピーヴァン。ただの同僚ですが、見せ場が1つ用意してあります。冒頭にはドイツで《胸の奇蹟》という渾名のついているパメラ・アンダーソン。その奇蹟の胸をカメラが正面からバッチリ。彼女の友達役でもう1人胸の奇蹟が登場。胸ではわりと控えめなアンナ・ファリスを良くサポートしています。うち1人がリングと全く同じ手口で殺されてしまいます。
一方それとは全然関係の無い田舎の農場では元牧師のチャーリー・シーンが息子、弟とうちひしがれながら悲しく暮らしています。美人の妻はちょっと前に悲惨な交通事故で亡くなっています。どこかで聞いたような話。そうです。サイン。しかしエイリアンが農場に残したのは意味不明のサインなどではなく、矢印付きでシーンの家を指し、《攻撃せよ》と書かれたアルファベット。シンディーはキャスターとしてこういった謎の事件に興味を示しますが、放送局は報道しない方針。
主としてサインとリング中心で話が進みますが、チャーリー・シーンにはスケアリー・ムービー最優秀演技賞を差し上げます。スケアリー・ムービー 2 (最新絶叫計画)のジェームズ・ウッズと同じぐらい気合を入れて演じていますが、カメオ出演のウッズと違い、出演時間が長く、サイン・エピソードの主演。サイン・エピソードもリング・エピソードも本物そっくりにできていて、砂糖(Zucker)監督が筋を2、3個に絞ったのは、オーバーホール版としては大成功。前のように流行っている映画を次から次から出して、「君はいくつ知っていたかな?」という路線が飽きられた頃にテーマ集中型登場です。砂糖監督はよほどサインとリングに腹が立っていたと見え、丁寧に熱を入れておちょくっています。拍手。私もこの2つの作品には文句たらたらでした。チャーリー・シーンを見直してしまいました。全部パロディー、おちょくり、まがい物、インチキ、冗談、ギャグと最初から分かっている作品にメル・ギブソン以上のエネルギーを注ぎ、決していいかげんな演技をしているのではないからです。自分は妻を悲劇的な事故で失ってから信仰も失い、笑う元気も無い、しかし弟や子を思う実直な農夫で、近所に信頼されている男なのだというところを確信を持って演じています。この役でオスカー狙っています。ペンよりは人を納得させる演技です。その上夫に最後の言葉を残して悲劇的な死を遂げたのはデニス・リチャーズ。
やや危なげなギャグもあります。映画を撮影している頃には予想もできなかった、マイケル・ジャクソンの裁判沙汰。神父がベビー・シッターを引き受け、シンディーが遠出するシーンがあり、ジャクソン・ギャグもあります。
音楽関係の方には別な楽しみもあります。
全体としては若者同士の人間関係は前2作の伝統を受継ぎ、かまととファリスの周囲はセックス以外はあまり興味のない、ノータリン路線。これは以前のファンを確保する意味でいいです。そして毎回やや前よりキャリア前進で、現在は就職しているというのも納得が行きます。スケアリー・ムービー 3 は脇役が豪華だというだけでなく、セットや調度品なども豪華。メイクも前よりずっと良くなっています。オーバーホールしてグレードアップ。ですからスケアリー・ムービー 4 に期待しています。
ところで井上さんもこの作品については確固たる意見を持っています。
「近くにいたアメリカ人とおぼしき人達が大笑いしていた。そんなにオカシイか、これ。アメリカ人にしかわからないネタっていうのもあるんだろうけれどね。」
ノーカット版見てもそんなものありませんでした。ただばかばかしいばかり。
「私もともと『スクリーム』も『ラストサマー』もあまり好きじゃないから、どうでもいいんだけどね。」
あれは私もさほどいいと思わなかったのです。だからウェイアンズがおちょくってくれて喜んでしまったのであります。シックス・
センスやサインとリングもばっさり斬ってくれました。
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