映画のページ

2016年
ファンタ速報

参加作品

開催予定:2016年8月

お急ぎの方はこちらへ。

今年のファンタも終了しました。途中で受けていた印象のままで、不作の年と言えます。いい作品を持って来ようにも、作られていなければ交渉すらできないので、こういう結果になったと言えるでしょう。

去年と同じく、今年も冬のファンタがあり、主催者が現在のファンタを終えたらすぐ日程を発表するそうです。今年もベルリンがスタート都市で、ほぼ平行して開催されたニュルンベルクも終了。まだ開催中なのがミュンヘン。これから開催されるのがケルン、フランクフルト、シュトゥットガルトで、最終のハンブルクは9月8日から始まります。なので全部終わるのは9月18日。その後すぐに冬のスケジュールが発表されるそうです。恐らくは週末に10本。

去年はここにファンタのファンが期待するような作品が何本か入っていましたから、と言うか、レベルに達しないだめな作品がありませんでしたから、皆ここに期待しています。

去年から同時刻に2本上映する方式を全廃し、通しのパスを買った人は必ず全作品がみられるように変更になりました。なので以前は延べ60数本参加して、3分の1程度は同時刻上映のため見られない形だったのが、去年から57〜58枠あり、全部見られるようになりました。数本は再上映なので、本数は52〜53本程度です。1日の本数は5本。

もしかすると1日6本は体にきついと思った人がいたのかも知れません。何しろコアの参加者の年齢は40歳後半から50台。中には60歳代に入っている人もいます。姿だけ見ると、このおじさん、おじいさん、このおばさんがゾンビや吸血鬼を見に映画館に来て、家には眠るためだけに帰る、それを10日以上続けるとは信じられないでしょう。しかしそれが現実です。そんな中去年は夏のファンタに入りきれなかった作品、積み残し作品をクリスマスに持って来ています。

それから一般公開のスケジュールの前に出してしまおうという作品があるのかも知れません。主催者は外国の映画祭に出かけて行き、ファンタでの上映の約束を取り付けるのですが、同時に様々な商業上のコネクションからドイツ国内の一般公開、DVD リリース、テレビ放映の契約とも関わりが出て来ます。ファンタ主催者は契約の当事者ではありませんが、ファンタがきっかけになって契約の話が進むことはあると思います。

春先に10本、夏場のメインのファンタに50本強、クリスマスに10本となると、通しのパスを買った人は70本強見ることになり、実際に見られる本数では過去最高のレベルに達しています。年間数万円の出費になりますが、本数で割ると正規の料金の半額以下。夫婦やカップルで休暇旅行に行く費用と比べても話にならないほどの安さ。そして2人ぼっちの乗りでリゾートに行くと友達もできませんし、仮にできても再会はそう簡単ではありません。ファンタですと宿泊費用ゼロ(中にはこのためにわざわざ地方からベルリンに来る人もいますが)、食費はもしかすると安め、そして何十人の単位で友達ができます。次回来ると再会ができるので、人によっては年3回再会。そして趣味、波長が同じなので、話がどんどん進みます。

前半が終わりかけています。今年はまだ物凄い「これだ!」という作品はありません。技術的には駄作と呼べるほどひどい作品も出ていません。その中間でやや低迷している印象です。

それでも健闘していて成績で言うと5まではいかないけれど、3の上とか4ぐらいの作品はあります(ここでは日本式の通信簿の点数)。

技術的にはきちんとし、有名な俳優も動員できているのに、テーマの焦点の絞り方が曖昧だったり、とんだ勘違いをしていたりする作品もちらり。

短編も見ましたが、時間が無いので感想は後日。

さあ、今日から開始です。

今年は事故でも無い限り全作品が見られるようにプログラムが組まれています。

30周年なので何をやるのだろうと思ったら、最初の作品開始の前に20分近くこの30年を記録した写真と、30周年を祝う主として監督のビデオ・メッセージが上映されました。30年前から参加している人はほんの数人ですが、25年以上という人は私も含めかなりの人数になります。

この写真集とビデオ・メッセージは私たちの歴史そのものなので、 DVD にでもして発売してくれないかと密かに願っています。私が話し込んだ監督や女優がぞろぞろ出て来ます。

ま、そういうわけで始まりました。今日からは時間の許す限り見た後のコメントを入れます。

全作品が発表になりました。

1日6コマは止めたようで、今年はコンスタントに5コマです。初日が2本、その後は5本。57枠取ってあり、参加作品は52(1枠は短編集で、全体を1本と計算しています)。5本は再上映です。

韓国が2部作のように作った作品の両方がみられます。ストーリーが密に繋がっているのか分かりませんが、1つはアニメのようです。

長い間ファンタでは参加作品が少なかったイタリアが今年は参加しています。スペインとアルゼンチンの合作も来ます。以前鮮やかに決まる作品が来たことがあるので、ちょっと期待。

現在参加作品の3分の2ほどが発表されています。

現在30本。オープニング、フィナーレ、血の滴るコーナー(コンペ)も発表されました。今年のオープニングはダニエル・ラドクリフの死体、フィナーレは韓国のゾンビ映画です。両作品とも楽しそう。

毎年60本以上、70本以下の参加なので、半数弱が決まったことになります。

最後のリストを含め、ナビゲーションは追って調整します。

カテゴリーが決まり始めています。判明した作品はそちらへ移しました。

現在参加作品の3分の1弱が発表されています。

ファンタ参加作品の発表が始まりました。まだカテゴリーは不明。

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今年はコンペになるかも知れません。来ている作品はやや古め。
見た作品には感想を入れておきました。

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