山本外科内科医院
（外科・内科・ﾘﾊﾋﾞﾘ科・心療内科）
−診療しながらのギャラリー・住宅部の新設・改修−

築60年のRC造３階の通所リハビリセンター（旧館）と、1965年竣工のRC造２階建て診療所・病室、先生の住居(新館)からなる診療所の再生工事。先生の要望は、患者さんが入りやすくすることと駐車場の確保。そのため旧館部分は撤去し、エントランスギャラリーを設け、２・３階を２世帯住居とする計画を行っています。

エントランス・ギャラリーはガラスとコンクリートで構成され、明るく開放的なスペースとなり、お年寄りの溜まり場となっています。２階は要介護のお年寄り用の住居として、バリアフリー住宅となっています。また快適な住居となるように、太陽の熱を利用する空気集熱式のパッシブソーラーシステム「OMソーラー」を設置しています。

診療しながら工事を行う形式で、この再生工事は行われましたが、工事中の医院機能をどこまで維持できるかがポイントとなります。医院の診療状況を把握しながら現場の監理を行う必要があります。

　
（写真撮影／松村芳治）

「医院再生／Medical Renovation」作品
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