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日記のフリindex

2005.032005.05

日記のフリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary0504.htm#yyyymmdd


2005年4月

その他


4/18(月)
誰に聴かせるわけでもなく、自分と週に一度の先生が耳にするだけの曲をなぜ練習しているんだろう、と練習しながら思う。弾いているときに、いろいろ雑念も浮かぶ。「終わったら○○を食べよう」とか「○○をしよう」って、いつも楽しみを置いておく。そんなわけで、楽じゃないし苦しいこともイライラすることも多いのに、なぜ続けているのだろう。なにかを自分に課していないとダメになってしまいそうで、その「なにか」をピアノにしたというだけかもしれない。


4/17(日)
NHK「トップランナー」にサンボマスターが出た。初めて彼らを見た時は歌よりも視覚的なインパクトに衝撃を受けたんだけど、ライブでの歌を聴いたら「おお良いなあ」と思った。話す内容や話し方がこれまた面白くて熱かった。素敵な人たちだ。これがロックだって感じ。何がロックかは言葉で説明することはできないけれど、彼らを見ていたらロックだなあと思ったのだ。こういう歌がはやっているのは世の中捨てたもんじゃないとも思った。なんてね、偉そうに。

『ちびくろ・さんぼ』(→Amazon)が届いた。

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4/16(土)
堂本剛『TSUYOSHI DOMOTO 2nd LIVE [si:] ~FIRST LINE~ (初回限定版)』(→Amazon)を観た。

1枚目が終わる頃になってやっと安心して観られるようになった。というのも、オープニングでのいでたちに「防備」を感じ、次の上半身裸スタイルでは「無防備」を感じてしまい、彼を見ているのが落ち着かなかったのだった。「防備」というのは、サングラスはともかく、あちこちにつけた装飾品、タトゥーがまるで身を守る盾やお守りのように思えたし(「耳なし芳一」的なくらい強く)、かといって上半身裸では「防備」が取り除かれすぎて痛々しく思えちゃったり。もちろん、どちらも本人は好きでやっているんだろうから、こちらの勝手な見方なんだけど。でもやっぱり、3つ目の衣装になったら落ち着いて見られるようになった。こちらの見方も安定したせいなのか、彼の表情に余裕が出てきたようにも思えた。それに、1枚目はショーアップされすぎてて歌をもっと聴かせてよー、と欲求不満だったのもあるし、2枚目からの展開が好きな歌のオンパレードだったのも大きい。

ていうか、[si:](→Amazon)というアルバムはやっぱり素晴らしいよ。

「ココロノブラインンド」が2回聴けたのも良かったけれど、白眉はダブルアンコールの「この恋眠ろう」「スクリーン」なのかもしれない。バンドメンバーの表情を見ていたらもらい泣きしそうになった。


4/12(火)
自分で好きな曲、弾きたい曲を選んでもらっていいですよ、と言われると、嬉しいというよりは困る。でも、なんでもいいと言われて困るってほうが変なんだ。弾きたい曲がないわけじゃないけれど、自分で選ぶ情熱に欠けている。義務のように淡々とこなしたい感じ。


4/11(月)
ペドロ・アドモドバル『バッド・エデュケーション』(スペイン・2004)(→公式サイト)。スキャンダルに謎が絡み複雑さを出していて、退屈することがない。業としか言いようのない神父の振る舞いに、眉をしかめ、吐き気を覚え、嫌悪感と同時に抱いたのは、「なんて哀れなんだろう」という感情。イグナシオに対する同情よりも、神父に対する哀れの感情がずっと強く私の中に残った。彼に対しては「かわいそう」などと言ってはいけない。でも、イグナシオに対しては“加害者”だった彼が、一転彼の弟に対しては“被害者”めいてゆく展開に、恋の残酷さなどを感じて「かわいそう」に思えたのも正直な感想。悪党も、より強い悪党の登場にはかすむ、というか。


4/10(日)
いつもの日曜日と同じ散歩道で桜を楽しんだ。家の近くを歩き回るだけで相当の桜を見ることができる。小学校の桜、川沿いの桜、住宅街の桜。ゆきやなぎも負けてない。風が強かったので桜吹雪を体験できて、贅沢な気分。雨のように降る桜はまさに『四月物語』的で、あの桜の降りかたは間違ってないなあと思った。

最近ピアノの鍵盤がぬるい。冬の間は冷たくて冷たくて、だから指もいつまでも冷たいままだった。なにに一番春を感じるかって、このことに。

散歩から帰宅したあと、なんだかとても疲れて眠くてどうしようもなかったので久しぶりに昼寝をした。たっぷり4時間くらい。堂本剛のライブDVDを観ようとした時間がなくなった。「ココロノブラインド」の歌がふいに思い浮かんで頭の中をまわりだした。

こころのぶらいんどぼくのきげんをそっとうかがうみたくのぞくきみとどようのごご

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