な
つめのおぼえがき
日
記の
フリ
日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正し
い
ので「フリ」。緊急時:https://natsume0318.seesaa.net/
メッセージ、お問い合わせはこちらから
この日記を更新する用のパソコンが古くて動作が不安定なため、6月以降はhttps://natsume0318.seesaa.net/に
も同じものをUPします。こちらの更新が途絶えたら、そちらものぞいてみてください。
2025/10/5(日)
麻布十番駅・きみちゃん像(赤い靴の女の子)・一本松・善福寺の逆さイチョウ・出雲大社分祀・
モティでカレー・21_21
DESIGN SIGHT・カファブンナでコーヒー・六本木駅
21_21 DESIGN SIGHTは「その
とき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」。日頃から使える防災用品に見えない防災用品の展示もあったんだけど、展示品に触れてはいけな
いのでそれがなんなのかわからないままなのがあった。
カファブンナは好きなタイプの喫茶店だった。ざっくばらんな接客で気楽。他のお客さんのオーダーを取っているときに酸味のコーヒーはすぐにできない時間が
かかるよ苦みのほうならすぐだよって言ってたのが聞こえて(口ぶりから店主さんは苦み推し)、酸味を注文する予定だった私は琥珀の女王に変更した。「琥珀
の女王知ってるの?
ブランデーが入ってるよ、大丈夫?」って聞かれて「はい大丈夫です!(知らなかった!ラッキ〜)」と答え、少しして「甘いの?甘くなくていいの?」って聞
かれたので「甘くないほうで」と返事。
クリームがのっている、たまらんおいしさのアイスコーヒーだった。お店の雰囲気も落ち着く。常連さんが通い続けている感じ。
2025/10/3
(金)
日本橋三越本店のフランス展に行ってきた。
9:45頃に新館地下1階入り口に並ぶとそんなに列ができてなかった。開店後、すぐにYu
Tanakaへ向かうも行列で、私の少し後ろで店員さんがこちらから後ろは整理券難しいです、とお断りをしていた。だったんだけど、自分の番が来たとき
に、食べられない可能性があること、食べられても順番は夕方になることを告げられたので理解してやめました。
3種類のデザートが30食ずつだけなので、一人で3種類食べる人がいたら可能性はないよね、確かに。となると9時半から入場できる伊勢丹カード保有者で埋
まっ
てしまうってことかなと思った。どんなに早く行ってもカード持ってなくて一般入場だとちょっと無理かもですね。
ブーランジュリー・コルネイユは2時間待ち、モリヨシダも同じくらい?
私は少し並んでイクアリー、ブーランジェリー
エス・イガラシ、パティスリーノックノックで、おいしそうなものを買って帰宅しました。ちょっと疲れたけど混んだところ出かけられて自信にもなった。
イクアリー
ミルクレープドレス蜂蜜、ミルクレープマロンカシス、マドレーヌ、クレランタン
ブーランジェリー エス・イガラシ
ししとうモッツァレラ、熟成ハムと発酵バター、ファーブルトン
パティスリーノックノック
バターサンドタルトシトロン、マドジャスミン(?)、タタンフィナンシェ(?)
2025/10/1(水)
森進一『ホメロス物語 ー イリアス・オデュッセイア ー』
『イリアス』と『オデュッセイア』の流れがわかってよかった。『イリアス』はトロイア戦争の最後の10年目の数十日間の話、『オデュッセイア』は戦争が終
わってオデュッセイアが自分の故国へ帰るまでの話。基本は物語が流れていくのだけど、ときどき視点が著者の感想っぽいものが挟まれるのがまたよい。
トロイア戦争は、もとはといえば神々の中の問題を人間に問うたことから始まったわけで、戦争が始まれば神々も介入してくるし、いい迷惑だね。『オデュッセ
イア』の冒険譚と帰国してからも慎重なところはドラマティックだったな。
2025/9/27(土)
下赤塚駅ー東京大仏ー板橋区立美術館ー新高島平駅の散歩
東京大仏。小さい頃に来たことがあるとは思う。境内は静か。
板橋区立美術館は、「館蔵品展 狩野派の中の人 絵師たちのエピソード」
これが無料でいいなんて!
単眼鏡の貸出も行ってた。エピソードがどれも面白くて天才ってやっぱりどこかいっちゃってるんだなと思った。チラシにもなっている「狩野典信《大黒
図》」、本当に大きくて迫力があり面白かった。
どちらも人でごった返してないのがまたよかった。
新高島平駅近くの「珈琲館イヴ」。飲食店でこんな笑顔の接客されたの本当に久しぶりだ・・・と思った。サンドイッチのパンがふわふわ、カプチーノ・ロマー
ノという(コーヒー・生クリーム・シナモン・レモン皮)の説明のある飲み物もとってもおいしかった。レモン皮がいいアクセントになってる。
2025/9/23
(火・祝)
新木場駅から海の森公園へ。今年の3月?4月?に開園。駅から無料の
シャトルバスが出ていて、自動運転の
実証実験を兼ねている。来年の3月まで行うらしい。
海の森公園は広い。影になるところがないので夏の間は行けるところではない。きょうも割と日差しがあったし、このあと新木場まで歩いて戻る予定だったので
セブンティーンアイスを食べて眺めるだけにした。小高い丘みたいのが東と西にあって、ちょっと霧ヶ峰の八島湿原みたいだなとも思った。もっと涼しくなって
太陽がガンガンしてないときにまた来てもいいかも。でも、車があると一番いいと思う。
ここから新木場までの道は結構あった。東京ゲートブリッジを渡るのは結構清々しく楽しかった。人もあまり歩いてない。若洲海浜公園を横目に東京ヘリポート
を経由して駅へ。1.5時間くらいか?
CASICA TABLEといういかにもおしゃれカフェに入ってしまった。おしゃれな人しかいなかった。
2025/9/15
(月)
カズオ・イシグロ「夕餉」出淵博訳/集英社ギャラリー世界の文学イギリスW所収
ずっと不穏。明確にされない点が残されたまま物語は終わる。
フグの毒は宵のうちに寝ている頃に毒が回り朝にはあの世ゆきという説明が冒頭でなされる。夕食の準備を主に行ったのは父でメインは魚。しかし「これは何で
す?」と息子がたずねても「ただの魚さ」しか答えがない。
私たちは誘導されすぎているだけなのかもしれないが・・・! すばらしい短編だなあ。
収められている本が極端に少ないので、感想もあまりない。原語のA Family Supperで検索したりもした。
2025/9/10
(水)
映画「お嬢さん」を観て原作の『荊の城』を読んでそのAmazonのレビューを読んだらアイリス・マードック「鐘」を読みたくなり、集英社ギャラリー世界
の文学に手を出した。
文学全集で本を読むことは家でしか読めないから本当に捗らなかった、でも、この全集、各話に主要登場人物と人物相関図が載っててすごく良い。端的な説明と
図解はとっても助けになった。
時間がかかった読書だったけど、こんなにゆっくりたっぷり時間を掛けて読んだの、いつぶりだろう。難解ではないけれど登場人物の内面と葛藤がこれでもかと
描かれて主要登場人物のそれをほぼ同じ分量で追っていかなくてはならないのはなかなかに大変だった。
終盤三分の一くらいからぐっと物語が動く。狭い世界での俗っぽい話といったらそれまでだけど、まあなんというか、ドーラの心情だけが理解はできなかったな
あ。
読めて良かったし読んで良かった。丸谷才一の訳がまた良かったのだと思う。
2025/8/28(木)
サラ・ウォーターズ 中村有希訳『荊の城』
映画「お嬢さん」の原作。第二部までの話の流れは同じなんだけど、第三部以降の描写が全然違う。第三部以降が上巻のまあまあ後半から始まるので、映画とは
別物なんだなと思ったし、第三部はモードとスウの両方の視点で描かれる壮絶な物語。こういう作風が好みか好みじゃないかと言われたら、あまり好みじゃない
かなー。映画はある意味焦点を絞ってうまく作られたんだなと感じた。
で、Amazonのこの本のレビューでイギリス文学の作風についてコメントしている方がいて、興味を持ったのでアイリス・マードック「鐘」の入った集英社
ギャラリー世界の文学 イギリスWを借りてきた。ほかの作品もたくさん入っていてとても重い。
2025/8/24
(日)
エドワード・ベルガー監督「教皇選挙」(2024年/アメリカ=イギリス)
これだけ流行ったのに全然ネタバレに遭遇しなかったのが幸い。
聖職者であっても人間だもんね、枢機卿にまでなったら教皇になりたいと思う人がいるのも当然なのでしょう。
最初は口だけでも「そりゃなりたいけどさー」くらい言ってた人が、いざ、なりたくないと公言している人が得票したことを悔しがって「野望があるくせに」と
言うのは自分の野望を認めていることではあるよね。
ローレンスは本当にやりたくなかったと思うし、仕切ることで人望を得ていって引き受けるのも致し方ないと覚悟を決めて投票時に自分の名前を書き、その後の
爆発事件、ベニテスの発言への流れは見事だった。完全に流れが変わった。
物語で発言や考えを知ることができたのは108人の枢機卿のうち10人にも満たない。その他の人たちの心の動きを想像するのも面白かった。
たとえば、間違いでなければ、ベニテスって最初の投票から4票くらい入ってたよね、来たばかり
でよくわからない人に入れたその人たちはすごいと思う。あるいはメインの人たちに投票する気にならなくて様子見の浮動票だったのかもしれな
いけど。
2025/8/23
(土)
アボカドは変化がないので少し前に処分しました。
パク・チャヌク監督「お嬢さん」(2016年/韓国)
グロな感じが強いかなと思ってたらどちらかというとエロのほうが強かったし、シスターフッドを期待してたらもっと上を行ってた。
日本語の発音があまりよくなくて時々何を言っているかわからないのが困った。でもまあ話の流れはわかったし、映像と世界観を楽しんだ。ただ、悪趣味だなー
と思う場面も多かったことは、なるほど R18。秀子が読まされてたのってサドの『悪徳の栄え』?
お金持ちの子女が信頼できる人を作ることは思ってる以上に難しいんだろうな、なんてことをずっと思ってた。
2025/7/15
(火)
村薫『冷血』。殺される側の家族が語る詳細な日常と心情、それが事件に遭うことで突然無言になるという衝撃。単行本で上巻が終わるのが犯人が捕まったと
きで、この先どうするんだろうと思ったら下巻では裁判の様子や犯人たちの過ごし方などが書かれていた。上巻で殺人の様子が書かれなかったので恐ろしい場面
は回避できたかと思ったらとんでもない、裁判なのでむしろ詳細が述べられて正直飛ばし飛ばしになった。事件がはじまる前からほんとうの終わりまで。当たり
前とはいえ誰も幸せにならない読後感。合田雄一郎が犯人にしていることって不可思議なんだけど、日記に書くよりは誰かが読んでくれている手応えとそんな関
係じゃなければ本の話だともっとできたであろうなにかなのか、こたえてくれない心理カウンセラーに話を聞いてもらっている感じなのか。
2025/7/3(木)
数日前にアボカドの根っぽいものがホワホワ出ていることを発見。
村薫『レディ・ジョーカー』を読み終えた。文庫本にして3冊。『マークスの山』が深さ、『照柿』がピンポイント、『レディ・ジョーカー』は広がりってい
うざっくりしたイメージ。
事件は関わった人を変えてしまう。まして大企業の社長がそのターゲットであれば取り巻く人間関係も広く複雑、ひとつの選択が大きな影響を各所に及ぼす。そ
して巨大な悪はそれを倒そうとしたらその武器でもってこちらも相応の傷を追う覚悟がいるんだなと。
一番は城山社長の気持ちで読んでたし、有能な野崎秘書のことずっと気にかけてた。合田の第一印象がちゃんと回収されてた。
人が人の印象を描写するくだりは大好物なので初対面の場面ではいつも興味津々で読んでた。書いたとおり合田の野崎秘書への印象は間違ってなく、だったらた
ぶんほかの人へのそれも間違ってないんだろうし、加納に感じる観察眼もたぶん間違ってはないんだろう。とはいえ、この二人がどうこうって私はあんまり興味
がなかったな。
全体的な印象がP・D・ジェイムズだった。
2025/6/26
(木)
最近買った料理の本。
渡辺康啓『毎日食べる。家で、ひとりで。』。それほど変わった食材を使ってはないのに、組み合わせの妙でさりげなくおしゃれ。レシピと毎日食べたものの写
真日記。以下も含めた3冊の中ではいちばんとっつきが良い。
同『5分/10分/30分の料理
シンプルで美しい68の皿』。同じく、そんなに変わった食材を使っていることはない。メロンとモツァレラのサラダは以下の『果物料理』にも載っていて少し
だけレシピが違う。これは作ってみたい。
同『果物料理』。写真が日置武晴さん。料理の写真で有名な人。小さめの本に重厚な写真、フルーツという軽やかな印象とは異なるなんだかヨーロッパの絵画み
たいな写真。実用性で活用というより眺めてうっとり作ってみようかな、作れるかな、ちょっとめんどくさいのもあるな、みたいな本。でも好き。
A.B.C-Z 「Romantic!」のEPを買った。YouTubeでリード曲「Just
Romantic!」のMVが観られる。これがもうめちゃくちゃカッコよくてジャニヲタにはたまらなかった。あと、アレクサに曲を流してもらってたら刺
さったHey! Say! JUMP「encore」も、曲もダンプラも大変よかった。
2025/6/25
(水)
村薫『照柿』を数日前に読み終わった。暑い夏に読むにはジリジリと暑苦しい物語だった。この人はこんなことしてしまいそうだな、と思わせるそのとおりに
なって、でもその経緯を知っているのは本人と読者、そして作者のみ。現象しか知ることのできない人たちには理解ができないことだろうし、だけど事件ってそ
ういうものなのかもしれない。捜査一課内の人間関係のあれこれが好きだったので、その点があっさりしている『照柿』は少々物足りない印象。
2025/06/14
(土)
府中の大國魂神社にお参りして人形を記入して茅の輪の御守りを
いただいてきた。去年の今頃も同じような過ごし方をしたと思う。ドトール珈琲店で休憩。ドトールコーヒーショップより少
しリッチなメニュー設定。ドトール珈琲とドトール珈琲農園の違いはなんだろう?
2025/06/13
(金)
数年前に美容院のシャンプー中に急に息苦しくなって以来、不安感が襲ってくる状況が出てきてしまった。薬を出してもらって不安なときは事前に飲んでいる。
一時期は電車や特に地下鉄にドキドキするときもあったり、病院の検査で薄暗いなかベッドに横になるのも不安感が襲ってきてた。歯医者さんも、一般歯科での
お掃除はまあ大丈夫、矯正歯科は不安感があった。映画・舞台・ライブの前にも薬は飲んでた。
美容院でのシャンプーが一番怖くて、顔には何も乗せないでもらってる。薬が効くぶん眠くて途中で寝てしまうこともあったり、その日一日なんだかちょっとだ
るくて疲れてしまう。たしか『夜明けのすべて』で主人公の女性が飲んでいた薬と同じだったと思う。
だったんだけど、ここ最近落ち着いているので、大丈夫そうな気がして2回ほど美容院に行くときに安定剤を飲まなかったら本当に大丈夫だった。
そこにきて3ヶ月ぶりの矯正歯科。前回は薬を飲み、顔にタオルをかけられても大丈夫だった。今回は薬を飲まず、大丈夫そうかなと思ってたら、タオルをかけ
られて数分でなんだか耐えられない気持ちになって手で合図して外してもらった。残念だけど仕方ない。
2025/06/09
(月)
読書猿『ゼロからの読書教室』
第1部と第2部に分かれており、第1部は本はキッチリ読まなくていいんだよ、こういう読み方もあるよという提案。本の中でも小説について取り上げていて、
読書感想文の書き方にしても指南。
第2部はうってかわって資料の探し方。知りたいことは何でも本で探せるんだよという導入は素敵だし、調べ物をするなら有益な内容とは思うものの、「ゼロか
らの読書教室」という本のタイトルとちょっとズレている気もしたし、前半の「読み方」からだいぶ飛躍した印象。対話形式なのもかえってわかりづらかった。
本書は「基礎英語レベル1」内の連載「中学生からの本となかよくなる方法」をもとに加筆修正したものとのことだけど、そのタイトルのほうが合ってる気がし
た。
2025/06/08
(日)
貴志祐介『悪の教典』と村薫『マークスの山』。いまさら読んだ。
前者は殺戮シーンを読めるかなという危惧から、村薫も気力が必要に思ってずっと読まずにいた。
でもどちらもさすがの面白さと読み応え。読んで良かった。
ハスミンの思考回路がぶっとびすぎててすべてさらってく。生き残って証言の場に同席してしまっ
たことは雄一郎と怜花にとっては衝動的な行いだったかもだけど、物語の終わり方としては描かれているように最悪の自体かもしれない。
『マークスの山』。合田シリーズの一番最初の作品? この作品のあとのどれかで合田と誰かの関係性がうんぬん、というのが当時話題になってた気がする。そ
れもずっと気になっていた。『マークスの山』を読むとそのあたりの芽があって、シリーズが進むにつれてなんかあったんだろうなと思った。といってもそれは
物語からしたら枝葉部分。骨太で情報量ぎっしりの内容でとっても面白く読んだ。警察官になれても刑事になるって相当大変なことだとはわかる。で、そのあた
りのノウハウってどうやって学べるんだろう。だいぶ最初のころから吾妻ペコのファンになってた。
血やグロいのがだめとはいえ、映像より文字は逃げやすい。映画じゃ絶対だめな描写も本だったら予想して飛ばすことも可能。ソローキン『ロマン』を読んだ経
験があれば大抵のことは大丈夫。最後の方はだいぶ飛ばしたから読んだといえるのかな、でも本当に最高にグロくって読了したその日に発熱したのは確か。グロ
いの大丈夫な人には読んでみてほしい作品。
2025/6/2(月)
ヴォロンコーワ 内田莉莎子訳『町からきた少女』。
戦争で孤児になった少女が見ず知らずの家族に引き取られ馴染んできたかな、というあたりでおわる物語。生活なんだから受け入れる側もいいところばかり清い
心だけで対応できるわけじゃない。そのあたりもさらりと描かれてて、でもぬくもりがあってよかった。
阿部暁子『金環日蝕』。わかったような口調と芝居がかったセリフの多い春風が気に障る。
山口祐加・星野概念『自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話』。
人のためなら料理が作れるのに自分のため一人分を作ることに難しさを感じる人たちが山口さんの料理教室に参加して対話と調理のレッスンを行ったことでどん
な変化が起きたか。星の概念さんは精神科医で、レッスン後に対話だけの参加。
何気なく読んだ本だったけど、レッスンを受けた人は私のことだと思う人でもあった。特に藤井さんは近かった。
私も料理への思い込みを持っていることがわかったし、SNSによるイベント化した料理についての言及もうなづくことが多かった。比べることはないのに比べ
てしまう世界。山口さんも星野さんも「こんな適当なことをしているよ」という例をあげてくださって、同じようなことしてるわという安心感と近さがまたとて
もよかった。これは本当に読んでよかった。
2025/6/1(日)
アボカドの水栽培に挑戦してみる。
2025/5/19
(土)
古川豪監督『金子差入店』(2025年/日本)
冒頭、登場時の丸山隆平の眼がすごい。
超短髪はこのためだったのかとやっとわかった。奥さんである真木よう子の肝の座り方と強さが魅力的。それにしても味のある役者さんばかりで配役もピッタ
リ。
根岸季衣が最初笑顔で去るときにその朗らかさの分、金子の重さが一気に来たのうまかった。朗らかで温かみのある金子のときも、それは丸山隆平ではなくて金
子だった。普段、丸山隆平であるときには見ないような態度や様子がやけに迫力があって怖かったのも、やっぱりそれは金子だからなんだった。眼で語るのと
頬・鼻周りのピクピクあれはすごい。無意識なのか感情が乗ってそうなってしまうのか。
北村匠海の演技もすごかったし、寺尾聰の存在には救われたし、挙げればきりがない。映画の宣伝をたくさんしてて忙しいなあと思ってたけど、これは出演者か
らしても宣伝をして観て欲しくなる映画だろう。重い話だし、変わらない現実もあるけど、それも含めてよかった。良質な映画だと思う。
言い忘れ。岸谷五朗の迫力よ……。
一晩おいて改めて。アクションや派手な動きがある映画を映画館で観たいと思いがちだけど、この映画は映画館で観てよかったと思った。役者さんたちの繊細な
表情や動きを観られたり、物語への没入感がある。
役者さん全員の名前を挙げたいくらい、賛辞を贈りたい役者さんばかりだった。誰かが悪目立ちする演技をするわけではない、しかし渾身の演技。演技でぶつか
り合うというより各々が最高の水準を出し合っている感じ。誰か一人欠けたら成立しなかったような繊細なパズルのような映画だったとも思う。
2025/5/5(月・
祝)
無
印板橋南町22へ。
今の銀座の無印の店舗よりナチュラルで通路も広い。以前、有楽町にあった無印のお店のように広々している。レストランはないけれど、お弁当やハンバー
ガー、デザート、コーヒー、そしてアイスクリームを買って店内のスペースで飲食できる。連休中なのに意外と空いていてよかった。
ここから大山商店街へ歩いて、マルジューベー
カリー大山本店で
休憩。おいしそうなパンがたくさんで中で食べられる。パンを温めてもくれる。中は奥に広く、わりと年齢層高めのお客さんが一人で休憩にしに来るカフェみた
いな感じ。パンがとーってもおいしくて思わずお土産にも買った。お惣菜パンはフィリングもおいしいし、パン自体がとてもおいしい。庶民的なふりをして贅沢
な味。
ここから5駅分歩いてさすがに疲れてあとは電車に乗って帰宅。
2025/4/29
(火・祝)
銀座のTORAYA TOKYOへ。
少し前に虎屋でお茶できるところがあったなあと調べていたらたまたまこの日にカウンター席が空いていたので予約しての来店。目の前で職人さんがどら焼きを
焼いて供してくれる。温かいどら焼き。端がバーナーであぶられているので、少しサクッとする。おいしかった。こぶりに見えて意外と食べごたえもあった。時
間制限90分と言われたが、追加注文しない限り時間があまりすぎる。そして、追加注文するお腹も財力もない。カウンター席はお腹にもお財布にも余裕をもっ
てめいいっぱい楽しむところだったかもしれない。もちろん満足度は高かったけど、そっけない客だったかもしれない。
伊東屋に寄ってポストカードを買った。暑い日だったからうどんを食べたくなり、目当ての2軒ほど寄ってみたけどどちらも行列ができていたのでそのまま帰
宅。
2025/4/28
(月)
国分寺駅をスタートにして、殿ヶ谷戸庭園ま
で散歩。とても静かで気持ちのいい庭園だった。湧き水の流れるお
鷹の道・真姿の池湧水群はホタルが出ると書いてあった。武蔵国分寺公園も広々として気持ちのいい公園。途中に日本茶のカフェや完全予約制のお蕎麦
のお店などもあり気になる。
抜けて、行ってみたかったクルミドコーヒーへ行くと並ばず入れた。地下の大テーブルの
席。春のおすすめセットを頼んだ。コーヒーもおいしく、ケーキも見かけより軽い口当たりなのがよかった。「クルミドケーキクリームいちごII」。いちごの
甘酸っぱさがまずきて、生地も軽く、クリームも軽い。フォークをほとんど置くことなく一気に食べてしまった。
夏も涼しく歩けそうだしクルミドコーヒーも含めて再度行きたくなったルート。
2025/4/27
(日)
太田記念美術館に会館直後に行ったけどもうそこそこ混んで
いて観終わるには時間がかかった。その後、クリスティーで
キュウリサンドと期間限定のりんごシュー
クリームとディンブラ。りんごシュークリームの皮には白ごまが入ってて後味もいい、そしてりんごの煮たのとシナモン、生クリーム。生クリームがちょうどい
い甘さでとーってもおいしかった。渋谷まで散歩してから帰宅。
2025/4/26
(土)
有栖川有栖・北村薫・宮部みゆき編『選んで、語って、読書会(1)(2)』。3人が選んだアンソロジー。ミステリに限らずの作品。
1巻で印象に残ったのは、谷崎潤一郎「青塚氏の話」で谷崎潤一郎って変態だなあとしみじみ思い、ジョン・オハラ「さようなら、ハーマン」のなにげなくて切
ない切り取り具合を楽しみ、柳家小三治「梅の家の笑子姐さん」で『もひとつ ま・く・ら』が気になった。あと高村信太郎「秘嶺女人綺談」はこれだけなの?
ってやっぱり気になるよね。
2巻では、安部公房の「パニック」、安部公房って安部公房な雰囲気があるなあと思う。多島斗志之「低空飛行」や短い小泉吉宏「喋る男」もいいんだけど、な
んといっても夕木春央「塔」が印象的で忘れられなくなった。
それで『方舟』を再読してやっぱり面白いし褒め言葉として後味悪いと思った。
2025/4/16
(木)
山口未桜『禁忌の子』。面白かった。しょっぱなからグイグイ読ませる。非現実的なようでいて、そうでもないのかもしれない。
読み終わってそういえば、と気付いた解決の仕方。探偵役の性格・気質設定をこのようにしたのも納得できるし、探偵役を彼にして次回作も望めそうな雰囲気
だった。
松家仁之『火山のふもとで』。とっても情緒的でうまいなあと思わせる文体な反面、最初のほうから苦手だなと思うそれでもあった。
建築事務所、建築家の話は新鮮ではあったけど、恋愛部分はなんとなーくいけすかなくて辟易。昔を振り返っての述懐、というのがあまり好きではないのかも。
けど、この作品を好きな人はとっても好きなはずだしそれは理解できた。とても美しいから。
2025/4/11
(金)
『LOVE LETTER』の感想追記。ネタバレするので反転します。
たとえば藤井樹(男性)は渡辺博子のことを本当に好きだったのか問題。この映画の中では、不在
の藤井樹(男性)は明らかに藤井樹(女性)への恋心があったと確認されるが、渡辺博子へのそれは何も表現されなかった。
渡辺博子と藤井樹(女性)の内面・性格にはだいぶ違いがある。初対面でいきなり交際を申し込ん
だというエピソードから、まずは顔だったんだろうというのは間違いないと思う。
トヨエツに求婚されつつ煮えきらない渡辺博子。ここでは一番手で、二番手であるトヨエツのこと
が好きだった女性の存在もある。彼女を登場させたことにより、藤井樹(男性)に対しては渡辺博子が二番手だったのかもしれないという印象がまた上がった。
主人公感のある藤井樹という名前と、それと比べたら平凡に思える渡辺博子という名前の設定。
図書カードの裏に描かれた藤井樹(女性)、それを最後の手紙で匂わせつつ言わないところにマウ
ントを感じて面白い。まったく触れずに終わらせることもできたはず。
藤井樹(男性)が亡くなったからこそ、渡辺博子と藤井樹(女性)は知り合うことができた。もし
藤井樹(男性)が生きていたら、藤井樹(女性)を選んだんだろうなあというのが感じられて、わりとグロテスク。
30年ぶりに観ての第一の感想は色褪せない名作、で、時間が経つにつれいろいろ感想が引き出されてくるところも名作だと思う。
2025/4/10
(木)
4月になってた。映画、『国宝』の予告をみて興味を持ったので吉田修一の原作を読んだ。上巻だけ用意して、上巻を読み終えるころにはなんで下巻も一緒に用
意しておかなかったのかと後悔したくらい面白かった。でも、下巻まで読み終えてみると、なんだかもうすごくって映画館でこれを体験する覚悟がないなと思っ
た。
岩井俊二監督『LOVE LETTER』の30周年 4KデジタルリマスターをTOHOシネマズで。椅子ふっかふか。
30年ぶりに観た。当時のパンフレットも持っている。色褪せない名作だと思った。完璧だなと。というより、完璧に思わせるのがうまいんだなと。
大人になった今はイライラといけ好かなさも同時に感じるんだけど、それをうまくくるんで差し出しているなあという感心。細かいこたぁ目を瞑るかって思って
しまうところがある。
この映画を再上映すると知ってまっさきに思い出したのは、高熱を出した藤井樹をどうするか問題だった。なぜかこの映画の中で一番印象に残っているエピソー
ド。
それはそうと、母がiPhoneのパスコードを誤入力たくさんしてしまってアカウントにロックがかかってしまった。パスコードを入力せずに使ってもらって
たはずなんだけど、焦っていろいろ思いつく番号を入力してしまったらしく、あるとき私の電話に留守電が入っててびっくりした。
Apple
IDは奇跡的に探り当てられ、パスワードは妹が知ってた。本体を初期化できるまでも四苦八苦。うまくいかない。なんとかできた。と、思ったら、再起動する
とアカウントが凍結していると表示が出る。パスコードの誤入力はそれほど重大で、Apple製品のセキュリティの強さのすごさも知る。
私のiPhoneにサポートアプリを入れて「パスワードのリセット」(ほかの人を助ける)を試してみるも、それもできない。Appleにチャットで相談す
ること1時間。トラブっている本人の問い合わせでもなく、近くに母がいるわけでもないので、本来はサポートできないのだがといいつつとても親身になって
フォローしてくれた。
iforgot.apple.comで、メールを受け取るを選んでも覚えのないメールに送信されたとわかり、セキュリティ質問に答えるを選んで確実であろ
う答えを出しても弾かれた。仕方がないので最後の手段、iPhoneの購入証明書を入手して、Appleに強制リセットをかける手続きが必要となった。
iPhoneを購入したのは妹なので、妹にお願いをしてうちに速達で送ってもらう。今日とどいたそれを、フォーマットに入力しようとして疑問が出る。メー
ルアドレスや名前の入力は、本人以外の親族でいいのか。問い合わせるとただの連絡先なので、親族で構わないとのこと。
購入証明書を写真に撮って添付しようとするとうまくできない。iPhoneで撮影、Macbookのデスクトップに送り、そこから載せようとしてもだめ。
Macbookの写真に載せてそこから添付したらできた。なぜかわからない。
少し前に母は固定電話を知らないうちに解約してしまっていた。今後も携帯ひとつでなにかあると困るので、J-COMの固定電話を契約してもらうことにし
た。契約者は母、連絡先は私なので、母のところに行ってからJ-COMに直接電話して申し込む。2日前にそうして今日の夕方担当者から確認の電話が来た。
いまはすごいなと思ったのが、電話をしながらスピーカーモードにするよう言われ、ショートメッセージでリンクが届くのでそれを指示に従って開くと動画や説
明がこちらで読めるという仕組み。最後はアプリを入れて支払い方法の入力をしておいてくれと終わった。
オンラインでの申込みってこんななんだーと驚いたのと同時に、母では無理だろうなあやっぱり店舗に行かないと無理なやりとりだなと思った。iPhoneの
問い合わせもチャットで1時間くらいやったけど、パソコンだからできた。ほんとにiPhoneだけしか連絡手段がなくてそれがおかしくなったら積むよな、
と実感した。
アカウントのロックが解除されるかは7日以内に可否の連絡が来るとのこと。
2025/2/10
(月)
予備知識ゼロ、主演二人の組み合わせが魅力的で観に行った。ネタバレ全部反転させます。
塚原あゆ子監督『ファーストキス 1ST KISS』(2025年/日本)
かき氷を食べるのも楽しみだけどもっと楽しいのは並んでいる間の好きな人との会話。
後ろの並んでたウザめの二人組が「この人はおばさんのことが好きなんだよ!(なんでわかんない
の!?)」とツッコんできたの、みんな好きだよね?
松たか子と松村北斗の二人が最高で素晴らしかった。
私は第三者だから死なないほうへの改変を望んではいた。カケルの選択のブレなさには尊敬を感じ
る。人はいつか死ぬんだからそれが突然であっても日にちがわかってても同じことかもしれないけど、日にちと死に方をあらかじめ知りながら過ごすって想像を
絶する。そして、それは回避できそうにもみえたし。そして私がカンナだったらカケルの選択はブレないだろうと思いながら日々生活していくのは辛くなかった
のかなとも思った。
回避できたよね? とも思った。ああいうやり方は?
って想像した。でも、カンナのいろいろなチャンレジを思い出したら全部試されてた。
大切な人を残してまでもその選択をするのか?
というカンナの問いに対するカケルの答えを聞けてたし、
そしてカケルもカンナがそう思っていたことを知った上でそう答えた。
カケルはその思い出を持ち続けたままで人生を送って、最後の日を迎えて結局自分の思っていた通
りにした。
当初の二人の離婚を決意してのギスギスした関係性からあんなふうに変化したのをみても、最後の
日に向けて寄り添って過ごした二人なんだろう。
平日最終23時終了で観た。直後は考えがまとまらなかった。徒歩の帰り道25分でいろいろ考え
た。そして多分、これを書いたあとにもつらつらと感想が出てくる気はする。
2025/2/4(火)
永嶋恵美『檜垣澤家の炎上』を読み終わる。
久しぶりにめくるめく読書体験をした。早く読みたいけど終わるのもったいないという気持ち。妾の子としてお金持ちの一族に引き取られた「かな子」の視点で
展開する物語。一族を動かしているのは女性たち。小さいながら考えを巡らせて女性同士の心理戦に負けじとするかな子は、素直ないい子というより強かさを
持った女の子だからこそ面白い。
上流階級の心理戦、女の子同士の友情、謎の男性との反発しつつもそこはかとなく感じられる恋の雰囲気。なにより明治大正の上流階級の言葉遣いがなんとも麗
しくってたまらん。
表紙裏の紹介文に「小説の醍醐味、その全てが注ぎ込まれた、傑作長編ミステリ」とあるがまさにそのとおりだった。
2025/1/26
(日)
ネタバレぽいのは反転。
吉田大八監督『敵』(2025年/日本)
長塚京三さんが出ていると知り、予備知識ゼロで観にいった。
丁寧な生活と知的な日常に見えるのに、なぜかどこか物悲しさと侘しさがある。計算してその空気感を出しているのだったら本当にすごい。
夢夢夢の重なりで、観ている間は入れ子なのかどれが現実なのかと考えてしまって
た。でも、観終わったあと考えていたら、外側からこれをみようとしたからエキセントリックだっ
たりSFっぽかったりホラーだったりするだけで、内側、つまり元教授の心の中をそのまま描いたんだな? と解釈した。
そうであれば、辻褄の合わなさや都合のいいこともわけのわからないことも全部ひっくるめてありえる。
敵って自分でコントロールできないボケていく自分の思考のこと?
筒井康隆の原作も読もうと思った。
そういえば、少し前に『西の魔女が死んだ』を初めて読んだんだけど、思ってたのと違う、と思った。なんかもっとハートフルで登場人物がみんないい人で和気
あいあいでって勝手に解釈をしていたので、思っていたより淡々としていたりむしろ冷ややかな感情が描かれていたり、劇的ななにかがあるわけでもない非常に
現実的な物語だったことに驚いた。なんだけど、その現実的ななかで少しだけ変化があることにかえって腑に落ちるなにかがあって名作なんだなあと思った。
2024/12/19
(木)
潮谷験『伯爵と三つの棺』。読み終えてみると、シンプルだけどいいタイトル。この読みやすさに反してなかなかの手練な読後感。
志村貴子『おとなになっても』。一巻の冒頭、私は読み飛ばしてしまってたのか、落丁なのかを疑ってしまった展開があり、それはすぐに解決されるんだけど度
肝を抜かれたコマとコマのつながりだった。全10巻のうち3巻までピッコマで無料で読めたが、とてもじゃないけどやめられなくなった。これは読んだ分も含
めて紙で持ちたくて全巻注文した。
今年友だち経由で知った漫画でいくつか持っておきたいものがあるので、改めて確認して年末年始用に買っておきたい。
2024/12/17
(火)
長谷川まりる『杉森くんを殺すには』。なるほど。
書き忘れていた、押山清高『ルックバック』(2024年/日本)、素晴らしかった。
2024/12/15
(日)
射会。一手坐射審査方式・四ツ矢坐射競技方式。xxx○xx
2024/12/10
(火)
友だちと『Love
Letter』の話をしながら岩井俊二つながりで松たか子のもよかったな、なんて思い出す。題名をすぐに思い出せなくて調べると『四月物語』。まだ癖が強
くない頃の岩井俊二。『リリイ・シュシュのすべて』はもう癖が出ていて全然楽しい話じゃないのに当時映画館で観て衝撃を受けて翌日だかすぐにまた観に行っ
た記憶がある。
これらの撮影をした篠田昇さんがもうだいぶ前にお亡くなりになっていたことを知る。
2024/12/9
(月)
Netflixで『地面師たち』を観おわった。左上に16歳以上と表示があった気がするが、あんまり気にせず観始めたらやっぱりエロもグロもあってわりと
ドキドキ。ただ、怖い場面が予想できる流れで来るので避けようがあるのがありがたかった。それでも6話の後半の怖さは日曜の夜に観るには耐えられそうにな
くて一時中断。月曜にちょっとぐったりして起きたのはこれのせいもあったかも。続きは明るい時間に観た。
トヨエツが静かな狂気を演じていてうまい。年齢を重ねて崩れた色気と退廃をまとっている。出演者がだいぶ濃い人、そして演技が達者な人ばかりで面白く観た
のはたしか。
もともとネトフリは「WE ARE!」目当てだったところに「timelesz project」が始まってやめられなくなって今に至る。
2024/11/29
(金)
成田山新勝寺は初めて来た。1時間くらいで回れるかなと思ってい
たらもっと歩いていたようで1.5時間過ぎていた。ちょうど紅葉の時期と重なり、美しい景色を堪能した。人も多いがそれよりも広さがあるのでのんびり過ご
せる。
成田の参道で有名な鰻屋さんは気になったものの、日本産の鰻を食べようと思ったらやめておこうかなという価格であっさり諦めた。
その後、香取駅から香取神宮に行って帰宅。
2024/11/28
(木)
来年3月で閉館になるDIC川村記念美術館へ。京成
佐倉駅からの送迎バスは激混み。帰りのバスもそうなるだろうと早めに並んで待った。公共交通機関より車で行くほうが断然楽そうなところにある。それだけ環
境はいい。順路を進むにつれて抽象度が増していくがなにかテーマがあるというわけではなく観る側も「観た」ということしか言えなくて。
その後成田に移動して成田山新勝寺目の前の宿に宿泊。
2024/11/13
(水)
カトリーヌ・アルレー 望月芳郎訳『死の匂い』
『わらの女』より前の処女作。裕福なお嬢さんと研究者の間違った結婚。お嬢さんのエゴイスティックな愛情は夫を自分の思い通りにしようとしてかえって自分
が不幸になるお話。会話が多く、地の文さえも感情の説明なのでわかりやすく心理状態を追っていくことができるが、こんなやりとりと生活は明らかに神経を消
耗するなあと思う。いくら話し合っても平行線な会話は本当に不毛。不幸な状態が起きてからの内面の描写が息苦しくてうまい。
カトリーヌ・アルレー 安堂信也訳『大いなる幻影 死者の入江』
「大いなる幻影」と「死者の入江」。「大いなる幻影」は、あんまり好みじゃなくて飛ばし読み。「死者の入江」に登場人物紹介がなく、読み進めるとその意味
がわかった。もしかして前にこの作品は読んでいたかもしれない。しかしたとえ二度目でもこれは面白い。なんとなく先が読める展開で結局そのとおりなんだけ
ど、決着の付け方が嫌な感じで素晴らしい。≈
2024/10/29
(火)
金土日の大阪で行ったお店。「道頓堀今井」「ひろかずや」「浪芳庵」「踊るうどん」。味はどこもほんとうに最高。おだんごのお店だけは接客に少々慇懃無礼
な印象あり。でも、そう思う(妹と)私のほうが少数派なのだろう。
2024/10/24
(木)
A.J.クローニン
夏川草介訳『城砦(下)』。志に燃えている人も地位や名誉、そしてお金には弱くなってしまうのか、歯がゆさも感じつつリアルにも思えた。奥さんのクリス
ティンの存在はグラグラしている間の主人公に影響を与えない、というか、主人公のほうが耳を貸さない。彼女の退場のさせ方がショック。不幸な気持ちではなく幸せな気持ちで死んでいったかもしれないが、彼女の人生ってなんなんだっただろと思う。そ
れ以外はハラハラドキドキ面白く読んだ。
2024/10/5
(土)
S.S.ヴァン・ダイン
日暮雅道訳『グリーン家殺人事件』。新訳になったのと古典のほうがきっと楽しめると思い再読のつもりで読んだ。なのに、内容に記憶がなくてそのおかげか新
鮮に面白く読んだ。ヴァン・ダインは僧正とグリーンを読んだ気でいたけど、僧正だけだったのかグリーンじゃないなにかを読んだのか。やっぱり古典はいい
なー。うんちくたっぷりの、冗談なのか狂気なのかわからない脚注にもウケる。
桜庭一樹『名探偵の有害性』。文体は苦手だし、いつまでも面白くならなくて、進まなくて困ったまま無理やり読み終わった。なにが面白くないのか考えるのも
やめた。作品は何作か読んでいてどれものめり込むような面白さがあったので戸惑う。
A.J.クローニン
夏川草介訳『城砦(上)』。真っ当なお医者さんの苦悩は、国の違いもないし昔も今も変わらないのかもしれないなと思う。自分の信念、周りの人たちとうまく
やっていくこと、それら諸々を天秤にかけつつも、職業が医師という人の命が関わるからこその難しさも絡む。言葉少なく本音はわからない人たち。でもここぞ
というときに助けてくれたのは、その人たちの言葉ではなく間接的な行動だったというのが上巻で心に残ったこと。下巻も楽しみ。
2024/9/2(月)
浅草に行ってきた。日本人と同じくらい外国人観光客が多かった。
銀
座ブラジルで食べたのは、コンビーフサンドとカフェオレのホット。コンビーフサンドはキャベツもはさまっていておいしい。カフェオレはミルクで淹れたよう
に濃いコーヒー。落ち着いてるしいいお店だった。どうやらカツサンド発祥の地?みたいだしハムサンドもおいしいらしい。
少しウロウロしてからフルーツパーラーゴトーへ。
季節のフルーツを使った豪華なパフェもあったけど、お得な感じの本日のフルーツパフェに。いろいろなフルーツが少しずつ楽しめる。さらに楽しいのが、パ
フェに入っているフルーツが何で、どこのフルーツなのかの説明書きをメニューのように置いてってくださること。奥に入っているアイスがこれがまためちゃく
ちゃおいしかった。フルーツが3つくらい入ったアイスみたい。
浅草は人がいっぱいだけどこの2店はとてもおいしかったのでまた行きたい。
だめもとでパンのペリカンに寄ってみたら2種類だけ売っていたの
で買って帰ってきた。
2024/8/28
(水)
『ホラー短編集』を都合3冊読んでみたけど、あんまりしっくりこなかったかな。もう忘れている。アンソロジーは編者との好みが合うかどうかも肝だ。そうい
う点では山口雅也は編者として私は好みが合うな。
かまど・みくのしん『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』。
本当にちゃんと本を読んだことがない人が本を読むとどういう体験をするのか。一冊目は「走れメロス」。
そういうところを気にしていたのか、とか、そんなに丁寧に読むんだという発見がむしろ私には新鮮だった。こんなに一行一行を追って読むことが私にはできな
いし、しかし読み方にはいろいろあっていいというのが本を読む手伝いをする「かまど」さんの考え。私もそうだよね、と思いながら読書の追体験をした。この
本では「みくのしん」さんが読んだ4冊を取り上げているが、どれもいい選択なんだなあとも思った。
名作が名作たる理由もよくわかった。
2024/8/3(土)
外出時に本棚からパッと持って出たカトリーヌ・アルレー『21のアルレー』は面白かった。やっぱりアルレーはいいな。なので、アルレーの積読から『罠に落
ちた女』『地獄でなぜ悪い』を読んだ。『罠に落ちた女』の運が悪くて見てられない感じも面白いけど、『地獄でなぜ悪い』は年を重ねた女性の冷静さと賢さが
読みどころ。
小説新潮7月号に掲載の米澤穂信「名残」が良いとXで見て読んだ。とても良かった。情景描写で心情が伝わる。だからこそ私も心情をそのまま言葉であらわす
のが野暮な気がして何も言えなくなる。
金原瑞人編訳『ホラー短編集
八月の暑さのなかで』。読んだことのあるものがいくつかあった。W.F.ハーヴィーの「八月の暑さのなかで」は東京創元社『怪奇小説傑作集1』に「炎天」
として読んだのが最初か、あるいは別の短編集で読んだのかもしれないけど何度読んでも傑作だと思う。そしてL.P.ハートリーの「ポドロ島」、やっぱりこ
の2つがこの中では双璧。
2024/7/7(日)
射会。x○xxxx。一手坐射と四ツ矢立射。
審査会場になる場所での射会だったので珍しく申し込んでみたけれど、この暑さの中でちゃんとした冷房もなく過ごす一日は厳しかった。閉会式でちょっと気分
が悪くなりそうなので冷房のある控室にひと足お先に出てしまった。
2024/7/6(土)
人形町の小網神社に行ったらものすごい人だった。私は甘味処の「初音」が目当てでそのついでで寄ってみたんだけど、せっかくだからと銭洗いのお守りをいた
だこうと思ったら今日は終わってしまったと言われた。本当に混んでたなあ、なにかに載ったのかもしれない。
日本でいちばん古いらしい「初音」。
前に2組いてどれくらい待ったかな、20分くらいか。
杏あんみつを頼んだ。白みつか黒みつか選べて、黒みつに。あんずもおいしかった。寒天もおいしかった。餡ももちろん。そして求肥がまたおいしかったんだよ
あ。
氷あづき・氷しるこ(こしあん)とあったから、あづきはつぶあんなんだろう。では、氷小倉白玉の小倉とはなんだろう。そして、氷宇治しること氷宇治あづき
がある。餡が白玉につくと小倉なのかな。すごく気になっている。
2024/7/5(金)
参段への昇段が認められました。びっくり、そして嬉しい。
2024/7/3(水)
凪良ゆう『星を編む』を読んだ。『汝、星のごとく』の続編。最初の短編を読んでずいぶんあっさりした終わりかただなと残りの短編をパラパラをとめくったら
見覚えのある名前が出てきてそういうことかって思った。しかし、『汝、星のごとく』の詳細を覚えてないというかほぼ忘れていて、そんな状態で『星を編む』
を読んだ。でも充分面白かった。なんだけど、小説で若い時から年老いるまで描かれるのを読むことって小説というより現実に近い感覚になるなあ。反面、人に
歴史ありなんだなとも思うけど。
2024/6/30
(日)
弓道の昇段審査。大前。x○。中ったときは舞い上がったけど、帰宅してから体配でいろいろ反省点が出てきて冷静になった。
入場時の国旗への拝礼はあと5度10度足りなかった体感。礼のときに馬手を緩めた記憶がないから矢の角度が弓と合ってなかったと思う。最後に曲がったとき
あと2歩足りてない、と思って3秒くらいフリーズした気がする。
いつも的に負けてるなあと思ったけど、今回はなんかもう何回も来るの面倒くさいし負けるかってちょっと気合を入れて負けなかったら乙矢が中ったって感じだ
ろうか。あとはやっぱりここの審査の運営は一番落ち着く。ストレスがない。
2024/6/16
(日)
矢場とん銀座店とジョリッティカフェ
2024/5/28
(火)
ヒコロヒー『黙って喋って』。
男女の機微を繊細な筆致で描いてる。よくある表現だけど本当にそうだった。たとえば現象はドロドロなのに表現がとても乾いていて温度が低い。ジメジメして
なくてとても良い。だから感情移入をするというより淡々とした気持ちで「うまい描き方するなあ」とそちらに感心して読んでしまった。あとがきでは恋愛ジャ
ンルの引き出しはまるでない旨書いているけどそれは嘘だよねと思うくらい。それが本当だったらそれはそれで驚くほどの出来ということ。
2024/5/23
(木)
ダン・マクドーマン 田村義進訳『ポケミス読者よ信ずるなかれ』。
すごく興味深いタイトルに惹かれて読んだ。人称がコロコロ変わってつまりは視点が様々に誘導される感じ。まどろっこしいというか思わせぶりな書き方で進
む。骨組みの事件がつまらないから読んでいて退屈で、作者がなにをしたいのかそれだけが気になって頑張って最後まで読んだ。やりたかったことはわかった。
2024/5/14
(火)
米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』。
2004年発行の『春期限定いちごタルト事件』から20年目のシリーズ完結編。長いこと古典部シリーズ贔屓だったけど、逆転するくらいよかった。苦みと成
長を感じる、いいシリーズの閉じ方だなあと思った。
それにしても骨折したときの入院生活が生々しくてつらそうで、それもまた印象的だった。
東畑開人『居るのはつらいよ:ケアとセラピーの覚書』も読了。
間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』。
SF。こういうSFなら読める。大人になった今は、永遠の命や身体には憧れることもなくなった。
つらい記憶を消去することも一見楽なように思えるが、この物語の中の流れでは幸せにつながりそうに思えず。終盤にトムラさんが出てくると、寄り添うような
ことを言っているようでその冷静さがちょっと怖い。正論が必ずしも心を癒やすことにはならないのだと実感する。でもたぶん、一般の人はトムラさん側にいる
のだ。
谷川史子『はじめてのひと(8)』。最&高。鳥野くんは7巻までのなんだこいつ感を返上してくれるのかと思いきや、さらにハテナな言動だった。しかし、白
石くんのイメージはちょっと変わった。まさかここへきてそんな展開!? と、とにかく続編が待ち遠しい。
2024/5/12
(日)
弓道の昇段審査は残念。前日急にバタバタした展開、当日もなんか小さなことが気になって神経質にイライラしてたと思う。平常心を保てなかった。あと、他人
を信用せず頼れるのは自分だけ。自分にできることは準備必要と思った。つまり大前の人が何歩何歩と事前に言わなかったりしても、4番目の立ちだし前の人に
付いていけばいいというのはだめ。今後の大きな反省点。
2024/5/5(日)
Xのポストでおいしそうな焼き菓子のお店が流れてきた。その近辺に紅茶屋さんやコーヒー屋さんがあるらしく、コーヒー屋さんを目指すことにする。
BRÜCKE coffee。どうやら一番早く行けるのが、田端駅まで出
てから都バス。小台橋バス停から徒歩1分。
ドリップコーヒーは豆の種類を選べる。ケーキやプリンもおいしそうだったけど、喫茶二十世紀以来、トーストに目覚めてしまったのではちみつ
バタートーストを。
ボダムのダブルウォールのグラスで供されたコーヒーはおいしく、そしてトーストもとてもおいしかった。トーストの載っている器もバターナイフも素敵。4つ
に切られているので、バターをのばしたあとに手で切って食べた。満足度高い。
この場所はどこの駅からも中途半端な位置にあるので、さてどうしようと考え、まずは荒川土手に出てみた。眺めがとてもよく気持ちがいい。
日暮里舎人ライナーの足立小台駅が見えてきたので、それに乗ることにする。日暮里だとすぐだし、反対側には何があるんだろう? と見てみると西新井大師西
駅というのがあったので、こっちにしてみる。
友人がとても楽しい乗り物だったというので気になっていた乗り物。確かにこれはなんとも言えない楽しさがある。先頭にひらける景色がジェットコースターみ
たいだった。一番前に座れたら、小田急ロマンスカーの先頭席並み?
西新井大師西駅から西新井大師までは15分くらいか。たぶんここは来たことがないな、と思いながら歩く。お参りをして、さてどうやって帰ろうかなと検索を
したらなんと都バスで池袋まで直行できるではないの。
特に遅れることもなくバスは来て、なんとか席にも座れて、みなさん途中の王子駅で降りるのかなと思ってたらほぼ降りなくて結構混雑していった。40分で
210円、安い。
池袋駅周辺をちょっと歩いただけで小台のカフェの静けさはよかったな、と疲れた気分になったのでさっさと帰宅した。
2024/5/3(金・
祝)
東松山の箭弓稲荷神社へ。「やきゅう」と読むので野球関係のお願
い事に来る人が多いようで、バット型の絵馬もある。私は「弓」という文字が入っているのに惹かれて行ってみた。
その後、PIZZERIA PER TUTTIでピ
ザのランチを食べた。前菜もおいしくピザもおいしく食べごたえがあった。接客も丁寧で感じが良い。ただ隣席の3人グループが食事もとうに終わっているのに
大声で長居しているのだけが不快だった。というのも、予約なしでたまたま入れたけれど、その後も次から次へとお客さんがやってきてもう席がなくてお断りを
していたのが席から見えたので。隣の席の人からも、それ見えるよね?
富久屋でいちご大福を買い、丸広の看板が
見えたので寄ってみた。丸広は静かで、上階に丸善が入ってた。この丸善がなんというかこの地域の頭脳というか良心というか、規模が大きいだけではなく知的
な香りがしてとても良かった。利用する隣の駅やターミナル駅にも大きな本屋さんはあるけれど、なにかが違った。
隣駅の高坂に移動して気になっていたピオニウォークに
行ってみたものの、駅からたっぷり歩いたものの特にみるものはなく、ちょっと休憩して帰ろうと思い、少し奥に見えたタリーズを目指す。TSUTAYAが隣
にあって本を1冊持ち出して読むことができるらしいけど、個人的にはこの制度は大嫌い。TSUTAYAもそこそこ大きかったけど、品揃えも何もかもさっき
の丸善はやっぱり良かったなと思った。
2024/4/26
(金)
松村栄子『雨にもまけず粗茶一服』。
遊馬の言動には冒頭からびっくり。読み進めていってもどんどん嫌悪感が積み重なり読むのをやめようかと思ったくらいイライラした。けど、最初でこうってこ
とは改善されていくってことだよねと思ったし、それに対してまともに叱る怒る人がいるのでよかった。茶道は粋と教養の世界だなあ。
2024/4/25
(木)
『あのよこのよ』@PARCO劇場。
階段状、かつ前席と頭がかぶらないようにジグザグ状に配置されている舞台はみやすい。しかし残念ながら前席左斜めの男性の体格がよく、上手で何かが行われ
ている場合、その人の頭とかぶって何も見えなかったのは残念。
安田くんは舞台を所狭しと動き回る。華があった。役者さんが台詞回しひとつでその人の人となりを感じさせたり、笑いを誘うことのすごさを思う。背景の美術
が美しかったことも印象的。
2024/4/21
(日)
久しぶりの弓道の講習会。人気の先生に初めてお会いしてみんなが言ってる意味がわかった気がした。さっぱりしてて軽やかで、偉い先生に失礼だけどちょっと
少女のような方だった。もうひとりの先生も物言いが優しく丁寧でいい講習会だった。
一手坐射審査方式のあと、体配の講習。人数を半分に分けて、それぞれ一人の先生に個別講習を受ける(2本)。お昼休みのあと、午前とは別の先生に講習を受
ける(2本)。いろいろなお話のあと仕上げんの一手。
2024/4/18
(木)
『ハザカイキ』
@シアターMILANO-Za。
2階席一番前の席はみやすかった。ライブよりも断然近く、肉眼で見られる丸山くん。思ってた以上にガタイがよい。チェーンスモーカー。煙草の香りがこちら
まで感じられた気がするほど。いけすかなく、激したときはこちらの心がヒヤッとする。役者さんは誰もがすごいが、終盤での恒松祐里さんの長台詞と存在感に
圧倒されない人はいないだろう。
2024/4/14
(日)
射会。一手坐射と四ツ矢立射。○x○xxx。全体的に成績が悪くこの中りで決勝進出。遠近で6位。
2024/4/12
(金)
喫茶二十世紀へ。素敵空間とおいしい
喫茶メニューだった。来ている人は私以外は多分トニセンファンなのだろうなあ。でも、食事も珈琲もデザートもどれもこだわりがある分おいしいのでできれば
また行きたい。ただ高価でもあるのでファンでもない人は誘いにくい。
特に美味しかったのは、しおバタートースト。その名のとおりトーストにバターがのっているだけ。でも、おいしいパンのトーストにおいしいバターなのだ。思
い出しても唾が。コーヒーゼリーは2種類の豆を使っており、フラットなゼリーの上にクラッシュゼリーがのっていて、上のクラッシュゼリーは甘みがついてい
る。クリームなしでもおいしかった。
2024/4/7(日)
皆中稲荷神社へ。新宿駅からサブナード経由で西
武新宿駅へ向かい、東急歌舞伎町タワーの位置を確認しつつ、新大久保駅方面へ。駅からほどない場所にある。私は弓道のために行ったんだけど、若い女性が
いっぱいいて絵馬にもアイドルのライブチケットが当たりますようにというのがたくさんかかってる。勝負ごとや宝くじ当選のみならず、ライブチケット当選に
もご利益があるみたい。
続いて、オルタナティ
ブコーヒーワークスへ。
どこの駅からも近くはないかわりに近所の人が通っていそうな雰囲気。好きなケニアのコーヒーがあったのでそれを選ぶとたっぷりの量で供された。これこれ!
という感じ。少し冷めてくると柑橘のような酸味がさらに際立ってきてとてもおいしかった。お手洗いをお借りしたいと申し出ると、鍵を渡してくれ2階です、
とのことだった。2階ではスコーンが焼かれてて、あまりにおいしそうだったので結局スコーンとカヌレを持ち帰り。
この時点でお昼の12時を回ってるもののあまりお腹がすかない。「うどん」で検索した「大地のうどん」は4月いっぱい閉じているような貼り紙、「うどん蔵
之介」は行列ができていたので、そうまでしていいかな、とスルー。
明治通りを歩きつつ、今度はお蕎麦で検索して一番近かった「手打ちそば もり」。
一見入りにくそうだったけど、入るとカウンターだけが7席か8席。三色そばを頼んだら、一種類ずつ順番に供された。見た目からして「絶対これ好きなやつ」
と思って一口食べて「今まで食べたお蕎麦の中で一番おいしい」と思った。せいろ・変わりそば・田舎そばと出てきて、最後の田舎そばは「お好みでお塩でどう
ぞ」とお塩とともに供された。
お塩で食べると香りと味が特に際立つ。蕎麦湯もおいしくて、おつゆの味を楽しむことができた。そりゃあ今までお蕎麦屋さんにたくさん行ったわけではないの
で比べる対象は少ないんだけど、やっぱり今まで食べたお蕎麦の中で一番好きな味だったなあ。絶対また行きたい。
2024/4/5(金)
人間ドックへ。検査の最後にお医者さんの所見があり、レントゲンや血液検査の結果などが解説付きでほぼわかる。内臓の悪いところはないが、悪玉コレステ
ロール値が昨年と比べて異常に上がっているとのこと。善玉も同時に高い数値だからいわゆるLH比だと悪くはないんだけど、ちょっと乳製品を摂りすぎたかも
なあと思い当たるフシはある。控えてみようと思う。
しかし人間ドックのあとのお楽しみ、おいしいものを食べて帰るのはやめない。いつもアフタヌーンティーだったけど、今回はタカノフルーツパーラーにした。
2024/4/4(木)
恵比寿に用事があり、気になっていたパン屋さんに寄ってみた。ブーランジェリー フランツ。暖
簾がかかってて中がよく見えなくて、おしながきは外のボードで確認できる。サンドイッチ、山椒のパン、ココナツとパイナップルのシュトゥルーデルを買っ
た。どれもおいしくてペロリ。お値段お高めなので近くになくてかえってよかったと思った。
2024/3/29
(金)
久しぶりの友人2人とタベルナアイというお店で待ち合わせをしてランチ。お魚を
お願いしたら、想像してたのよりだいぶ大きいお魚でびっくり。食べごたえもあった。デザートも美味。
その後、永青文庫、肥後細川庭園と見学をする。天気が悪かったせいかゆっくり見学でき
たり散歩できたりしてよかった。どちらも友人に教えられて知った場所だというのに、外国の人も庭園を歩いていて、いやーみなさんよくご存知で、と思ってし
まった。
オトノハカフェに移動をしてしばしおしゃべりをして解散。
2024/3/26
(火)
戸塚に住んでいる友人と横浜高島屋で待ち合わせ。イノダコーヒで
お子様プレートを食べる気満々だったけど、あんまりお腹が空いてないねということで彼女おすすめのビーフカツサンドにすることに。それだけではさみしいの
で、ヤサイサンドも頼み、シェアすることにした。
ビーフカツサンドは本当においしく、そして同じくらい感動したのがヤサイサンド。トマト・きゅうり・ホワイトアスパラガスがうすーくスライスされたもの、
そしてポテトサラダがはさまったものの2種楽しめる。野菜だけなのに満足度が高い。ポテトサラダはマヨネーズが限界までおさえられているような薄さでとて
もさっぱりしている。ビーフカツとヤサイ、絶妙な組み合わせで満足。
その後、サモアールというお店でロイヤルミルクティーを飲みながらおしゃべりする。ケーキが全部売り切れでちょっと笑ってしまった。プリンは濃すぎて
ちょっとおなかいっぱい。
2024/3/22
(金)
少しだけ弓道へ。3月上旬にも先日の射会でも調子がよくて水曜日には先生にまあまあ注意を受けなかったけども、きょうはもう調子悪くて全然だった。上達は
階段をのぼるようにはならないなといつも実感する。
2024/3/24
(木)
ここ最近読んだ本と漫画を覚えている範囲で。
一穂ミチ『光のとこにいてね』
江國香織『シェニール織とか黄肉のメロンとか』
青崎有吾『地雷グリコ』
鳥飼茜『先生の白い嘘』
瀬尾まいこ『夜明けのすべて』
『夜明けのすべて』は映画を先に観て良いと思ったのと、パンフレットに書かれてる登場人物の設定が細かいのに興味をもって原作を読んだ。映画では出てこな
いエピソードを読むと、映画化するにあたって
取捨選択があったのだろうと思ったんだけど、もっと読み進めていくと原作にはない味付けを映画で行っていることや最終的な話の流れも異なっているのがわ
かった。
私はどちらも好きだと思った。そして、原作には書かれていないけれども人物設定を細かく行うことによって映画の世界観がきちんと出来上がるような気がし
て、パンフレットの仕上がりにも感服した。
2024/3/20
(水・祝)
午前中に弓を引いたあと、新橋のカー
ン・ケバブ・ビリヤニでお昼を食べた。日本人のほうが少ないくらいに思えた。「とっとり・おかやま新橋館」「香川・愛媛せとうち旬彩館」はどちらもアンテナ
ショップ。香川愛媛せとうち旬彩館2階の工芸品雑貨ショップで高松張子を購入。丸亀うちわも繊細で素敵だった。
その後、銀座方面へ歩き、銀座一丁目駅近くに珈琲屋さんがあったな、、、とだいぶ前の記憶をたどりながら行ってみるとちゃんとお店があった。十一房珈琲
館。席に案内されるとき、話は静かにすることと念を押される。入り口にグループは3人以下と張ってあったっぽい。静かなお店は大歓迎。そして珈琲はとって
もおいしかった。ただ、ケーキのオーダーは間違えられたものの、指摘するのがはばかられるくらい店主に癖は感じた。不快ギリギリでちょっと不親切&言葉が
足りない印象は受けた。期になってお店の評判をグーグルで調べたら低評価のコメントに笑ってしまったけど、まあなんかわかるなあという。もったいないこと
に、珈琲は本当においしかった
2024/3/17
(日)
射会。一手坐射・審査方式+四ツ矢立射・競技方式の計6射。xx x◯◯◯
私は決勝戦に残り、競射で敗れて入賞ならず。上位2人が競射のあとに遠近を行ってとても盛り上がる内容だった。個人的には先日の射会みたいに四ツ矢で最初
の1本をはずして残り3本が中ったのが意外でもあり嬉しくもあった。
2024/3/3(日)
東京マラソンを見に行った。
どこで見ようかなと考えて日本橋にした。近くにTVモニターがあった。
3時間のペースメーカーの人から4時間の人が来るまで見たかな。早い人のフォームはやっぱり安定していて体型も筋肉のつき方がきれい。
後半になるにつれ、足がつっている人が増えてきた。そして、外国の人が思っていた以上に走っていて応援する人もたくさん。外国の人の応援の熱量がすごくて
面白かった。
その後は、営団地下鉄の駅スタンプゲットの散歩。
まず茅場町駅。いったん日本橋に戻って東京駅まで。ヤエチカのエ
リックサウスでカレーを食べて、京橋駅経由で銀座のトリコロールをめざす。1時間待ちと言われたけど20分くらいで着席できたかも。途中、銀座一
丁目駅、銀座駅、東銀座駅、築地駅、新富町駅、八丁堀駅、とめぐり、歩いて東京駅までもどって電車乗って帰ってきた。
トリコロールは店内の雰囲気が良い。1
階より2階のほうが席数が多く、1階の真ん中にはケーキのショウケースがある。いくつかのケーキのほかにエクレアがあったのでエクレアを。小さめのエクレ
アが2つ、稲妻(エクレア)の形のチョコレートが上にのっていて、小さなナッツをお好みでどうぞと供される。ナイフとフォークでいただく。皮はさっくりか
ためで、カスタードクリームにはバニラビーンズの粒も見えてとてもおいしかった。ネルドリップの珈琲もおいしかった。
2024/3/2(土)
とある射会。4ツ矢坐射。3中の人は決勝に残るようにと言われてて、人ごとだと思ってたらx◯◯◯で3中。皆中が1人いて、結局3中の人が私を含めて5人
いた。
5人で2位以下5位までの決勝戦は遠近。そんな経験がなかったので、動き方を知らずオロオロあたふた。もちろん中らず。5人のうち2人があたり、3人は外
し、3人のうち一番遠かった私は6位。入賞は5位までなので残念ながら何もなし。もし入賞していたら賞状と景品があったようだ。
帰りは一緒に参加した連盟の人たちとお茶した。ここがとてもいいお店で、珈琲もケーキもおいしく、また来年も来たいねーと満足して帰ってきた。
2024/2/27
(火)
三宅唱監督『夜明けのすべて』(2023/日本)。
なんともいえない空気感をよく描き出せたものだなあと感心した。
パニック障害やPMSで悩む男女、近しい人をなくして未だ心が癒えていない人たち。前者については細かく描かれてるんだけど、後者については背景としてさ
らっと描かれている。ささやかであっても背景を知っていたことにより、例えば松村北斗が「ここ
でやっていこうと思う」と上司に告げて上司が泣いたとき、上司の背景をふと思い出してこちらももらい泣きしそうになった。
栗田科学はとてもあたたかい会社だ。そこにいる人々のあたたかさが、なにかしらの過去に基づくものだとしても、だからといって人に優しくなれる人ばかりで
はない。たとえ物語の中であっても、あたたかい人たちを見ていられて幸せだった。
パンフレットを読むと登場人物それぞれに細かい設定があって、たぶんこれは原作のものなのだろう。原作も読んでみたくなった。
ところで、個人的には丘みつ子さんが変わりなく素敵だった。
2024/2/24
(土)
先週今週と土曜に弓道に行くのはサボった。どこかに出かけたくて、六本木ヒルズにあるという真実の手をめざすことにした。
遅く起きたので朝は食べずにお昼ごろ出発し、六本木駅に着いたらまずは何か食べようと東京ミッドタウンへ向かった。ベトナム料理のお店で食べ
て、ジャン=ポール・エヴァンが
あるのに気付いて、送料のことを考えたらせっかくなら買おうと思った。ドアマンのお兄さんがいて、カフェか商品購入か聞かれ開けてくれる。単品でチョコ
レートをいくつか買った。自分の番が来て、なになにとなになにと、とショーケースの端から挙げていってたら外国の人がいきなり行く手を遮り写真を撮りだし
てショーケースが見えなくなった。店員のおねえさんたちからも困ったなという雰囲気を感じたので、待つしかないよなーと思って少し待つ。購入後、「お待ち
いただきありがとうございました」だったかな、そんなようなことを言われた。
さて、最初の目的である真実の口はまだ見てないが、私にはもうひとつ目的があった。ここまで来たからにはウエスト青山ガーデンへ行ってみたい。15時ころお店で受付をしたときには31番
目の待ちだった。携帯にお知らせしてもらえる仕組みと、受付時の発見用紙にQRコードがあってアクセスすれば何番目まできたかわかるようになっている。相
当待つよなーと思ったので、まずは乃木公園・旧
乃木邸そして乃木神社に行くと結婚式をしていて雅な様子を見るこ
とができた。まだまだ順番は来そうになかったので東京ミッドタウンのほうへそぞろ歩くと、期間限定でアイススケートリンクが
できていたりして、アーバンだなーと感心してしまった。
待ちが12人くらいまできたところでお店に戻って椅子に座って待つことにした。結局呼ばれたのは17時くらいだったか。なので2時間待ったことになるわけ
で、こんなに気の長い待ちは久しぶりだったなあ。
店内は暖かく、席間は相当ゆったり取られている。広さの割に席数はそれほど多くないのかも。これは待つのも仕方がない。
青山ガーデン限定らしいホットスフレとホットケーキで迷いつつ、ホットケーキ1枚(2枚も可能)、そして「喫茶限定」と書かれていたハーフ&ハーフシュー
とアールグレイを注文。ハーフ&ハーフシューは生クリームとカスタードが柔らかいシュー皮に挟まっているというよりはシュー皮の下の皮の上にクリームが
たっぷり乗った上に、上の皮が乗っているというボリューム感たっぷり。ハーフ&ハーフシュー
で画像検索をしたら出てきました。ナイフとフォークでいただきます。
焼き上がりに20分と言われたホットケーキは思いのほか早く、きれいな焼き目でインパクトあり。厚みもあるけれどずっしりしたタイプではなくナイフを入れ
るとサクッと入って食感は軽い。ホットケーキもお店によって食感が違うけれど、こちらのは軽くて好みだった。
1時間滞在してお店を出る頃にはもう暗い。六本木ヒルズに向かい、ヒルサイド地下2階にひっそりとある真
実の口にやっとたどり着いた。だーれも気にしてなくてかわいそうなくらいだった。口に手を入れたらツルツルで、ザラザラしてるのかと思ってたから
ちょっとびっくり。大理石だからそうなのかー。個人的には満足して帰宅した。
2024/2/9(金)
だいぶゆっくり朝寝坊して9時少し前に朝食の会場へ向かう。それでも、同じくらいのんびり朝食を食べに来る人たちは多かった。バイキングは洋食あり和食あ
り、コックさんがオムレツや目玉焼きを焼いてくれたりも。コシヒカリの産地食べ比べがあって確かに少しずつ味が違うのが感じられた。小松菜とバナナのス
ムージーがおいしい。
ホテルをチェックアウト後は、新潟駅で荷物を預け、腹ごなしに朱鷺メッセま
で歩いてみた。25分くらいかな。バスのほうが断然楽だけど、荷物が少なかったり、天気が悪くなければ歩けない距離ではない。31階の「ばかうけ展望室」は無料。天気
が曇りだったけど信濃川、日本海まで見られて展望がよかった。
佐渡への連絡口、佐渡汽船まで歩いてみた。なんかちょっと郷愁を
そそられて佐渡に行ってみたくなる。料金は航路の過ごし方で全然変わるし、その空間の差が大きくて面白い。
雨が降ってきたので朱鷺メッセのバス停から新潟駅までバスに乗る。そこから峰村醸造、沼垂のあたりまで歩き、お茶したいところが店休日
だったので、万代バスセンターの「みかづき」で“イタリアン”を食べる。東京では食べられ
ない味なんだなあ。
&CAFEでほうじ茶ラテを飲み、荷物をピックアップして燕三条駅まで移動。電車の時間の関係で燕三条駅で1.5時間過ごさないといけない。駅から歩いて
10分くらいの燕三条地場産センターで工芸品などを眺め、駅まで戻る。駅に売店はあるけど、お茶するお店はない。とはいえ座れるところは結構たくさんある
ので過ごしやすくはある。
2024/2/8(木)
2週間ほど前、JREポイントを使って「どこかにビューーン!」
チャレンジ。米沢・七戸十和田・角館・燕三条と出たところで、選ばれたのは燕三条だった。ざっと旅行計画を練り、新潟駅のホテルを取っておいた。
朝10時を少し回ったころ燕三条駅に到着。北三条駅へ移動して、商店街を往復後、三条
スパイス研究所で電車の時間まで休憩。北三条駅から弥彦駅へ移動して、彌彦神社へ向かう。一歩神社へ入るとぐっと空気が変わって神
聖で厳かな雰囲気が漂っていた。「重い軽いの石」は重くて重くて全然持ち上がらなかった。↓引用
この火の玉石は「津軽の火の玉石」・「重い軽いの石」と呼ばれ、心の中で願い事を思い
つつ持ち上げて、軽いと感じれば祈願は成就し、重いと感じたならば叶わないと言われている。
駅までの道には温泉まんじゅうのお店が何店かあったりしたけど、お休みのお店も多くて冬の平日だからかちょっとさみしい雰囲気だった。ただ、おもてなし広場の「うさぎ家」という讃岐うどん
のお店で食べたうどんがとってもおいしかった。正直、食べるところがないからここで食べたようなものだったけど、いい意味で期待を裏切られた。
弥彦駅から新潟駅へ移動。ANAクラウンプラザホテ
ル新潟へチェクイン後、荷物を置いて新潟駅へ戻る。夕食は「とんかつ政ちゃん新潟駅前店」で、新潟のタ
レカツ丼。上品な味。ミニサラダもデザートも手抜きなくおいしくて、ソフトドリンクにアールグレイがあるのが珍しくてそれもまたよかった。お店やトイレの
清潔さ、店員さんの感じが良いのもなおよし。
2024/1/30
(火)
天気が良さそうなので散歩に行こうと思うもどこに行こうか悩んだ挙げ句、行ったことのなかった皇居周辺へ。九段下から北の丸公園は行ったことがあっても皇居外苑とか皇
居東御苑は今の今まで行ったことがなかった。
桜田門駅から桜田門を通り、楠木正成像に行くまでものんびり歩いて時間をかけた。外国の人もたくさん歩いていて、道にはゴミひとつ落ちてない。当たり前な
のかもしれないが、外国の人が「日本はゴミが落ちてない」ってここのことを言ってるのか? と思うほど、道の綺麗さが段違い。たしかにここでゴミを落とし
たりなんかしたらとても不敬な感じはあるな。
楠木正成像の近くに楠木茶房があって「放香堂珈琲」の豆が4種類売っていた。浅煎りをお願いしたのだけど、帰宅して袋の中を確認したら中浅煎りが入って
た。レシートは浅煎り。値段はたしか同じなのでいいけれど少し残念。楠公売店には皇居グッズがいろいろあった。
皇居東御苑に入ると松の大廊下跡や本丸跡などを見て、北桔橋門から出る。竹橋駅を通過して神保町まで歩き、ボンディ
神田小川町店へ。平日&時間も遅めだったためすんなり入れた。久しぶりのボンディはやっぱりおいしかった。その後、ティーハウスタカノへ。日曜日がお休みのお店なのでなかなか
チャンスがなくこちらも久しぶりに行けてよかった。
2024/1/21
(日)
山下敦弘監督『カラオケ行こ!』(2023/日本)
原作は大好きな漫画。キャストの雰囲気バッチリだと思って楽しみに観た。
「愛は与えるもの」からの鮭の皮は好き。「紅」の冒頭の日本語訳もとてもいい。
「歌に愛が足りなかった」っていう陳腐なセリフが、聡実が「紅」を熱唱するときに思い出されて、あーこれは確かに愛かもなと思った。愛がどうこう定義する
必要もなく。
なんだけど、すべてがどこか物足りなくて、なにが足りないんだろうとずっと考えている。テンポや間の問題?
2024/1/2(火)
朝8:20頃に神田明神に到着。列はするすると進んであっ
という間にお参りできた。御守りをいただくほうが待つことが多いので最近はネット販売をお願いしていたが、そちらの列もそれほど時間がかからない印象を受
けた。
新御茶ノ水駅まで歩いて地下鉄のデジタルスタンプ、続いて淡路町まで歩いて同じくデジタルスタンプをゲットする。11/23の散歩時のデジタルスタンプが
すべて無効だったのでちゃんと確認した。デジタルスタンプを入手するアプリ、かなり使い勝手が悪い。
池袋まで移動して池袋東武の高野フルーツパーラーに寄ろうとしたら10時前なのにデパートが開店していた。どうやら開店時間が9:30のもよう。そのとき
は9:35。一番最初のお客さんになってしまった。「季節
の果実タカノセレクションパフェ〜マスクメロン・ベリー・洋梨〜」を堪能する。一番上にアイスと苺のシャーベットのハーフ&ハーフ、下のほうには
ミルクプリン? と苺のクラッシュゼリーでしつこさがなくあっさりさっぱり食べられるのがいい。フルーツの良さがいきる。
池袋西武の7Fでやっているカ
レーフェアを見に行くと11時からなにか催しがあるみたい。獅子舞演舞(鏡味仙志郎社中)
だった。獅子舞が大好きなのでワクワクして待つ。池袋東武の11時からと午後に地下を練り歩く予定だったので、そちらを狙おうと思っていたのが嬉しい誤算
だった。獅子舞は金色のお顔でめでたい。次に、傘の曲・五階茶碗・花笠の投げ物。最後に客席をまわって一人ひとりにカプっと噛んでくれて嬉しかった!
いま鏡味仙
志郎を調べて太神楽というジャンルを初めて
知った。とっても興味深い。寄席で観てみたい。
コーヒーバレーが営業していたので30日とまったく同じメニューを頼ん
だ。
2024/1/1(月・
祝)
ゆく年くる年が神田明神だった。
関ジャニ∞がサブスク解禁。2/4から新しい名前で活動をする。
7:45頃、氏神様へお参りする。人は少なく並んでいなかった。
KANさんがX更新。予約をしていたのだろう。
夕方、能登で震度7の地震。
2020年
MYSCON協
賛
depuis 19980911