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読後メモ
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2007.01/2007.03
日記の
フリ
日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。
日付ごとにアンカー付けています。
e.g.
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary0702.html#yyyymmdd
2007年2月
読・観・聴・その他
2/27
(火)
安斎育郎『科学と非科学の間』ちくま文庫
を読み終わる。
2/26
(月)
やっぱり、曲名は「ふたたび」だった。結構長くて転調もガンガンある。でも美しいね。聴いているとあの場面が思い出されます。最初みたときに号泣して以
来、印象に残っているとても好きな場面。
2/25
(日)
先生から、ラフマニノフの前奏曲 op.32−5 の楽譜見つかりました?
とメールが来たので、返事をするついでに『千と千尋の神隠し』でハクと千尋が飛ぶシーンの音楽、あの曲もいいなと思ってます、と書いた。ピアノ譜があるか
どうかもわからなかったし、タイトルもわからない。メールのやり取りをしながらGoogleで調べていると、先生から「こういうタイトルのものなら楽譜
持って
ます」と返事がくる。
で、たぶん、「ふたたび」だろう、とアタリを付けることができたので、明日、先生に楽譜を見せてもらいに行く。
軍隊ポロネーズがたぶん次週で終わり、カルメンの連弾はいいとして、ショパンのop.10-1
はもちろんまだまだ続く。これは難しいけれど苦にならない。かっこよくてぐっとくるフレーズを練習していると気持ちが盛り上がる(かといって練習量が増え
たわけではないが)。
2/22
(木)
おひなさまを出した。今年もまた一人、首がもげてしまった。
2/21
(水)
西村公朝・飛鳥園『やさしい仏像の見方』新潮社。お釈迦さまの風貌がどうであったか随分詳しく書かれていて面白いもんだと思っ
た。本当の部分もあれば、美化されてきた部分、お釈迦さまならばこうであろうと望まれる姿かたちがすべて含まれて盛りだくさんになったって感じだった。
2/18
(日)
旧暦の1月1日。月齢カレンダーをめくる。
妹が送ってくれた黒船の「OSAKAラスキュ」
というのを食べた。食感はラスクなんだけど、味はまんまカステラ。それもそのはず本当にカステラの焼き加減を工夫したお菓子だった。
2/17
(土)
林哲夫『読む人』みずのわ出版。
読む人々をスケッチしたもの。まえがき(こち
らで一部が読めます)を読むと画家の視点がうかがえて面白い。「手がもっとも重要」なのか〜。
人の読んでいる姿は著者も言うように「きりりとして美しい」です。その人だけの世界にいるような、自分を見えないベールで包んで近づけさせない感じもあ
る。そのわからなさに興味を抱いて、美しさや魅力を感じるのかもしれない。
2/14
(水)
岸田るり子『天使の眠り』徳間書店
を読み終わった。
ふむ。知らなくて幸せってことも、やっぱりあるのだろう。
よくよく考えれば後味はよくないはずなんだけど、うまい具合にきれいにまとめたなあと思った。最終章のおかげかもしれない。
今年は誰かのために、あるいは自分のために、バレンタインにかこつけて高級チョコレートを買うということをしなかった。チョコレート自体は、毎日、明治の
86%個包装を1つ2つ食べている。昼休みに1つ、帰りの電車を待つ間に1つというふうに。チョコレートとして味わうには72%のほうがおいしいかもしれ
ない。86%は、1つでお腹が満たされる感じがする。ほんの少し甘さのある苦いバターみたいだ、といつも思う。
2/11
(土)
東京堂書店での四方田犬彦さんのトークショーに行ってきた。
本に即した内容も改めて音声で聞くと生き生きとして楽しかった。トークショー後の質問コーナーでは、面白い質問に聞き入ってしまう。どうやら実際に長いこ
と月島にお住まいのかたがいきなり答えはじめちゃったりして、場がやたらとダイナミックになる。四方田さんも楽しそうな顔をされていた。
最近はせっかく都内に出ても、なにをしようというアイデアがあまり浮かばなくてもったいない気がする。メゾンカイザーで4種類パンを買って帰ることくらい
しかできなかった。
2/9
(金)
山本勉『仏像のひみつ』朝日出版社。
2005年1月12日から3月6日まで東京国立博物館でおこなわれた「親と子のギャラリー
仏像のひみつ」展の内容をもとに本にまとめたもの。著者は、その3月末日で同館を退職されており、担当した最後の展示だったそうです。
今まで生きてきて仏像を見た機会は結構あったと思うけれど、自発的に見たという感じではなくて、お寺を訪れて中に入ったらいたので見た、といった程度だっ
たし、違いというものもわからなかった。
でも、私のように仏像に対して本当になにもわからない人間が読んで面白い本だった。
「仏像たちにもソシキがある!」で始まる「ひみつ
その1」で、如来、菩薩、明王、天、の順で“偉い”のだと知ることができたし、仏像が何でできているか、時代に
よる高さ、太さ(?)の変遷、仏像の中に入っているものの解説もとても丁寧。
2/7
(水)
四方田犬彦『月島物語ふたたび』工作舎
を読み終わる。
もっとケレン味たっぷりな文章を書く人だと思い込んでいた。まったく違う。情緒はあるのに湿り気はなくて、ほれぼれするような文体だった。対象(それも、
自分が住んでいた場所だというのに)とこんなふうな距離感で描けるなんてすごいなあ。
2/4
(日)
なかなか眠れないと思ってたら、夢をみて目が覚める。眠れてるんだか眠れてないんだか。しかしきょうは朝からとても元気。
スポクラにも行ったしおしゃべりもした。散歩もしたしピアノも弾いた。
後藤三枝子『手縫いのきほん
おさらい帖』小学館 をパラパラと眺める。
縫いものをしたいわけではないのだが、果たして私のような縫いものダメ人間にもわかるレベルなのだろうか、という興味から。縫いものをできる人に対して
「ふん、“ちくちく”とか言っちゃって楽しそうでいいよね!」みたいなコンプレックスを持っている、と思う。家
庭科でエプロンや
スカート、パジャマを作ったりするの、あんまり好きじゃなかったなあ。早く出来上がることだけが目標で、丁寧にって気持ちになれないからやたらと大雑把で
さ。編み物なんかも、目を落としてるの発見しても無視。とにかく進んで仕上げる。こういう性格では、ものを丁寧に作るということからは遠い。
本は「“ちくちく”って確かに楽しいかもしれない」と思うくらい丁寧でよかった。小学校時代の裁縫箱も中身もそ
のまま持ってはいるので、あとは気持ちの問題。
2/3
(土)
スポーツクラブ。ギャーとかウーとか言いそうなくらい行きたくなくて、でも、ここで行かないともっと落ち込んで後悔するに決まってるし、ずっと行かないま
まになってしまいそうなのも怖くて行ってきた。
ジムエリアで筋トレして、エアロで動いて、ちょっとすっきりしました。
ピアノの練習はできなかった。言い訳するとき「できなかった」「しなかった」なのか迷う。「したくないからできなかった」「したかったけどできなかった」
どちらも正しいし、結果として「できなかった」し「しなかった」のだ。
最近、お腹がすいたけど何を食べたいのかよくわからなくて考え込むことが多い。でも、恵方巻きは違うなと思った。1本600円くらいもするし、きょうの晩
ご飯がこれで終わるのもいやだった(だって1本まるごと食べたらもうお腹いっぱいではないか)。
よくよくお腹と相談しているうちにすごくどんどんお腹がすいてきて、カツが食べたくなった。
で、やっぱりカツはヒレよりロースのほうがおいしいと実感した。というか後悔した。
豆まきして食べる。
2/2
(金)
ひとりでお昼を食べたいと思ったけど、そうならなかった。でも、面白い話を聞いて笑った。
帰るまでにもう一度大笑いした。不思議だ。
最近の心の中の私はイライラしていてガラが悪く、なにかあるとすぐ悪態をついている。覚えておいて書いてみようと思うんだけど家に帰ると忘れている。それ
くらい些細でそれくらい多い。
2/1
(木)
きのう北方謙三『水滸伝』(4) 集英社文庫
を読み終わった。
無印のはちみつの入浴剤がいい香り。試供品なので400円となっていたもので、というより、試供品じゃないやつがもう置いてなかった。ネットショップで検
索しても出てこないんだけど、もう売っていないのだろうか。
1月にボディショップの3000円福袋を買ったのですが、その中に入っていたココアのボディバターの香りがとても気に入っています。おちつく。
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2007.01/2007.03