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読後メモ
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2009.03/2009.05
日記の
フリ
日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。
日付ごとにアンカー付けています。
e.g.
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary0904.html#yyyymmdd
2009年4月
読・観・聴・その他
4/14(火)
毎日書かないと流されそう。いや、もう、流されているから書けないのだろう。
前回からほぼ一ヶ月経った。好きな先生のステップのクラスがなくなった。フランス語の先生のお母さんが亡くなった。気の済むまで本屋にいてみたけれど、読みたいと思う本を見つけられなかった。そういう自分にがっくりきた。
湊かなえ『告白』、やまだ紫『しんきらり』は最後まで読んだ。
『モーパッサン傑作短篇集』とロバート・バーナード『ポルノ・スタジオ殺人事件』は頭に入ってこなくて途中でやめた。
芥川龍之介の短篇をいくつか読んで、「蜜柑」はやっぱりいいな、と改めて思った。太宰治の短篇もいくつか読んでみて、なんだか不思議な気持ちになった。
平井呈一訳『怪奇小説傑作集(1)』から「パンの大神」「猿の手」「炎天」を読む。「パンの大神」は、雰囲気は好きだったものの、怖さも物語もいまいち理解できなくて解説に助けを求めた。情けないわ。「猿の手」には想像力をかきたてられた。2番目のお願いでやってきたものと、3番目のお願いの文句はなんだったのだろう? 「炎天」は、別の短編集で一度読んだことがありとても気に入っていた物語。この短編集で再読できてとても嬉しかった。やっぱり傑作と思う。
いちばん怖がらせたかったら、読み手の想像力にゆだねてあえてたくさん書かないのが一番うまいやりかたなのかな。
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2009.03/2009.05