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明日歌
            

            
        明 文嘉


明日復明日,
明日何其多。
日日待明日,
萬世成蹉
世人皆被明日累,
明日無窮老將至。
晨昏滾滾水流東,
今古悠悠日西堕。
百年明日能幾何,
請君聽我明日歌。


    **********************

         明日の歌
          


明日  復(ま)た 明日,
明日  何ぞ 其の多き。
日日  明日を 待てば,
萬世  蹉を 成す。
世人  皆 明日の累
(わづらひ)を 被(う)け,
明日は 窮り無く  老い 將
(まさ)に至らんとす。
(あさ)(ゆふ) 滾滾として  水は 東に流れ,
今古 悠悠として  日は 西に堕
(お)つ。
百年  明日 能
(よ)く 幾何(いくばく)ぞ,
君に 請ふ  聽け 我が「明日の歌」を。

             ******************

◎ 私感訳註:

※明日歌:この歌は一種の道徳的な教訓の歌である。実際、唱いやすい軽快なリズム感がある。中国の初等教育で、この詩を覚えさせているところもあるらしい。これの元と謂えるものは、古くは、漢樂府『長歌行』(青青園中葵)がある。唐・杜秋娘『金縷曲』(勸君莫惜金縷衣)、宋・朱熹『偶成詩』(少年易老學難成)、宋・朱熹『勸學文』(勿謂今日不學而有來日)等があるが、通俗さからいえばこの作品になる。
※明日復明日:「明日」というものは、またすぐに次の「明日」がやってくる。
※明日何其多:「明日」とはなんと多いことなのだろう。・何其多:感嘆の表現。疑問ではない。
※日日待明日:毎日、毎日、(今日中に物事を成し遂げないで「明日」から始めようと、)「明日」を待っていたら。
※萬世成蹉:永遠に。 ・蹉:つまずく。転じて、時間を無駄に費やす。
※世人皆被明日累:世の中のみんなが「明日を待つ」という巻き添えにあい。・累:まきぞえ。煩い。わずらい。
※明日無窮老將至:「明日」というものは限りが無く、そのうちに、老いがやがてやって来る。
※晨昏滾滾水流東:朝から晩まで、滔々と(黄河、長江などの中国の川は)水は(時の流れと同様に留まることなく)東に向かって流れていく。 ・滾滾:詩詞では、河の水の流れの表現に使う。「……滾滾流。」。
※今古悠悠日西堕:昔も今も、ずうっと変わることなく悠々と、日は西へ沈んでいる。
※百年明日能幾何:(人間の一生の)百年の内に、「明日」というものは、よくどれほどあるのだろうか。
※請君聽我明日歌:ねえ、君たち、わたしのこの「明日の歌」を聴いて(しっかりと考えて)ほしい。


◎ 構成について

   韻式は「AAA(A)A」。韻脚は「多堕(何)歌」で、平水韻下平五歌。「堕」は両韻平声は歌韻。「至」は去声で、韻脚ではない。次の平仄はこの作品のもの。

    ○●●○●,
    ○●○○○。(韻)

    ●●●○●,
    ●●○○○。(韻)
    ●○○●○●●,
    ○●○○●○●。
     ○○●●●○○,
    ○●○○●○○。(韻)
    ●○○●○●○,
    ●○○●○●○。(韻)


2002.4.18
     4.19完
2003.7.17補
  

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