恨煞す 回天の 力 無し, 只だ學ぶ 子規の 血に啼くを。 愁恨 感ひ 千端, 危欄を 拍つ。 枉(むなし)く 欄干を 拍つこと遍し, 訴へ難し 一腔の 幽怨。 殘雨 一聲聲, 聽くに 堪へず! **********