此鐘 何爲ぞ鑄す? 鑄し 以て 睡れる獅に警せん。 獅の魂 快く歸り來れ, 來れや 來れ 再(さら)に 遲るる 莫れ! 我が同胞の爲に 賀す, 更に 同胞の爲に祝詞を宣す。 祝(ねが)ふ 此の警鐘よ 命 悠久たれ, 賀す 我が同胞よ 得よ 護持を。 遂に見ん 高く撞く 自由の鐘, 樹起す 獨立の(はた), 革除す 奴隷の性, 抖す 英雄の姿。 偉なる哉 偉なる哉 人 與(と) 事, 萬口同聲に 齊く稱ふ 《警鐘》の恩施せる所を! **********