huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

                                          




大詔奉戴日野望



靑蒼峯上白雲輝,
澹澹長空蟬語稀。
忽憶和戎靜寂夏,
今望銀翼恰南飛。






                                                                                                                  
    大詔(たいせう)奉戴(ほうたい)日に野を望む

青蒼(せいさう)(ほう)(じゃう)に  白雲(はくうん) 輝き,
澹澹(たんたん)たる長空(ちゃうくう)  蝉語(せん ご ) (まれ)なり。
(たちま)(おも)ふ  (じゅう)()せし 靜寂(せいじゃく)の夏を,
今 望めば 銀翼  (あたか)も南飛するがごとし。

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  終戦の日に際しての詩。

・大詔: 天皇の詔勅。みことのり。ここでは終戦の詔勅のことをいう。
・奉戴: いただき奉ること。また、君主としてあおぎ仕える。ここは、前者の意。ここでの大詔奉戴日とは、八月十五日のことになる。
・野望: 田野の眺め。盛唐・杜甫の『江亭』に「坦腹江亭暖,長吟野望。水流心不競,雲在意倶遲。寂寂春將晩,欣欣物自私。故林歸未得,排悶強裁詩。」とある。
・澹澹: 〔たんたん;dan4dan4●●〕水のゆったりと揺れ動くさま。心の静かなさま。あっさりしたさま。晩唐・杜牧の『登樂遊原』に「長空澹澹孤鳥沒,萬古銷沈向此中。看取漢家何事業,五陵無樹起秋風。」とある。
・長空: 大空。北宋・蘇舜欽の『中秋夜呉江亭上對月懷前宰張子野及寄君謨蔡大』に「獨坐對月心悠悠,故人不見使我愁。古今共傳惜今夕,況在松江亭上頭。可憐節物會人意,十日陰雨此夜收。不惟人間重此月,天亦有意於中秋。長空無瑕露表裏,拂拂漸上寒光流。江平萬頃正碧色,上下淸澈雙璧浮。自視直欲見筋脈,無所逃遁魚龍憂。不疑身世在地上,祗恐槎去觸斗牛。景淸境勝返不足,嘆息此際無交游。心魂冷烈曉不寢,勉爲此筆傳中州。」とあり、清・顧炎武の『海上』に「海上雪深時,長空無一雁。平生李少卿,持酒來相勸。」とある。現代・毛沢東の『蝶戀花・答李淑一』一九五八年七月一日で「我失驕楊君失柳,楊柳輕颺直上重霄九。問訊呉剛何所有,呉剛捧出桂花酒。   寂寞嫦娥舒廣袖,萬里長空且爲忠魂舞。忽報人間曾伏虎,涙飛頓作傾盆雨。」とする。
・憶: 思い出す。忘れない。思い遣る。考える。
・和戎: 外国と媾和する。
・南飛: (激戦地である)南の方へ飛ぶ。
・仰望: 見上げる。あおぎ望むこと。また、敬う。敬い慕うこと。敬愛と期待を込めて見る。ここは、前者の意。

平成二十七年八月十五日




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