重拝高天彦神社　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

重拜高天彥神社

少年曾來大和鄕，
紫蕊滿階碧葉香。
一去七年風不異，
今臨暮景共望陽。


高天（たかま）の空。	高天（たかま）に湧く雲。

慎重に、慎重に…。	高天沢の不動滝。とても涼しい。

高天彦神社。後ろは、白雲峯。	「風になる～！」　車外に鼻を突き出して。（左下は、犬の耳）
以上、平成２０．７．２７


高天彦神社参道入り口附近。



高天彦神社（写真：奥）	高天・不動滝への登り口

	高天・不動滝。左側の崖に不動明王

高天・不動滝前の清正。	野いちご？　径に多く見る。

	下ってきて。（奥は土蜘蛛の墓か）

高天の周囲

高天の全景	帰途、車中より、国のまほろばを望む清正嘆曰：大和やまとしうるはし！
以上、平成２１．６．２８



以上、平成２２．７．２７

（今回（平成２９．８．２０）の写真：準備中）

　　　　　　　　重(かさ)ねて高天彥(たかまひこ)神社に拜す

少年　曾(かつ)て來(きた)る　　大和(やまと)の鄕(さと)，
紫蕊( しずゐ)　階に滿ちて　　碧葉(へきえふ) 香(かを)る。
一(ひと)たび去(さ)ること　七年　　風異(こと)ならず，
今　暮景( ぼけい)に臨みて　　共に望陽(ばうやう)。

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　　今日、ドッグカフェで昼食

の後、奈良県の高天（たかま）にある高天彦神社（たかまひこじんじゃ）に行った。
　　高天彦神社は、清正が若い時に来た時のさまと同じだったが、紫陽花（あじさい）の花は樹勢が衰えているようだった。
　　（犬の歳の数え方は「人の年×７」というが、そうすると、）清正にとって、以前にここに来たのは、遠い昔のことになる。（平成20.7.27と平成21.6.28と平成22.7.27）のことだった。
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・少年：	年が若い。ここでは前回の来訪時の清正の歳を謂う。
・大和鄕：	高天彦神社（たかまひこじんじゃ）のある、神話の里・奈良県の高天（たかま）。
・紫蕊：	紫の花。ここでは神社参道横の紫陽花を謂う。
・風不異：	風景は異なっていないの意。「風景」とは「風と陽光」の意。北宋・范仲淹の『漁家傲』に「塞下秋來風景異衡陽雁去無留意。四面邊聲連角起。千嶂裡，長煙落日孤城閉。　　　濁酒一杯家萬里，燕然未勒歸無計。羌管悠悠霜滿地。人不寐，將軍白髮征夫涙。」とある。（但し、この場合の「風景異」は：風景は（…とは）異なった雰囲気のあるものとなる）。『晋書巻六十五・列伝第三十五・王導』に「過江人士，毎至暇日，相要出新亭飲宴。周顗中坐而歎曰：『風景不殊，舉目有江河之異。』皆相視流涕。」とある。
・暮景：	老境。また、夕ぐれの景色。
・望陽：	遠くを見るさま。ぼんやりしているさま。