すのものの「いろいろ」(その105)

昔の“3Dダンジョン”は画面上の情報量が極めて少なかった

いま書いた 《文字だけでダンジョンを3D表示できないか》 のようなものを画面に書くのが3Dダンジョンと呼ばれていた時代があった。 しかし、それが語っている情報は極めて少ない。 例えばこの程度。

  +--+--
  |
  +  +
  |  |
  +  +
壁の後ろは見えないことを強調するなら
????????
??+--+--
??|
??+  +??
??|  |??
??+  +??
とでもする? くどいか。
  +--+--
  |....
  +..+
  |..|
  +..+
のように見えているところだけをピリオドで示すほうがよい? 最初のでも、 慣れればわかってくるだろうから、それが一番よさそうだ。

常にプレイヤーの前方を上に描く。 その場で右を向き直したら画面は左に90度だけ回転する。 これで十分迷路になる。

2004-10-17 (0) 16:37:09 +0900

文字だけでダンジョンを3D表示できないか

Wizardry みたいなのを念頭においている。

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     #     #|!   ###                       ###     #     #
     #     #|!!!|#  ###                 ###  #     #     #
     #     #|!!!|#     ###           ###     #     #     #
     #     #|!!!|#     #  ###     ###  #     #     #     #
     #     #|!!!|#     #    #     #    #     #     #     #
     #     #|!!!|#     #    #     #    #     #     #     #
     #     #|!!!|#     #    #     #    #     #     #     #
     #     #|!!!|#     #  ###     ###  #     #     #     #
     #     #|!!!|#     ###           ###     #     #     #
     #     #|!!!|#  ###                 ###  #     #     #
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こんなんでどうかな。 左の「!!!」はドアのつもり。あまりうまくなかった。

それと、昔の 98 の画面だとこれでほとんどいっぱいになってしまうのは問題か。

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これはちょっと先で右に曲がっている例。

2004-10-17 (0) 13:41:58 +0900

いまや数学教師は人前で文字を書いてみせる数少ない職業の一つか?

だからというわけではないが誤字を書かないよう注意しているつもり。

2004-10-17 (0) 13:23:10 +0900

旧約続編は TOB の訳文・注を参考にして読めばいいんだ

新共同訳は訳文だけで、マカベア書は特に読みにくく感じていた。

何でいままで気づかなかったんだ。

2004-10-17 (0) 03:02:33 +0900

TOB の旧約では解説と加筆箇所にイタリックを用いているようだ

解説とは、各書の前に置かれた INTRODUCTION のこと。

加筆箇所と書いたのは、例えば詩篇第 151 篇。ダニエル書の第 13 章以降。

TOB はフランス語の共同訳聖書。

2004-10-17 (0) 02:58:16 +0900

タイプ打ちの専門書で、新出術語の下線はスペースの下にも引かれていたか?

例えば bilinear form の下にひくときは bilinear form だったか、それとも bilinear form だったか。 思い出せない。 前者だとくどいので後者だと思うが。

2004-10-17 (0) 02:48:55 +0900

イタリックは強調に使う、と言ったときの「強調」の意味は?

イタリックが使えない昔のタイプライターでは代わりに下線を打ち足した。 一昔前の専門書にはそのような原稿をそのまま印刷したものがあったが、 そういう本で術語の定義箇所を見返す際は、下線が目立つのが役にたった。 ぱらぱらとめくっていても下線の引かれた単語はすぐ目にはいる。

それに対し、 活字で組まれた本でイタリックで書かれた語は私にはすぐには見つけられない。 索引を利用しこのページだとわかっていても、端からずっと見てゆかないとだめだ。

そんなわけで、 イタリックには強調する力があまりないのではと疑っていたのだが、 「強調」をそういう意味に解釈していたのが誤りだったかもしれない、 と気がついた。

実際に読んでゆくときにイタリックであることを見落とすことは、私にもありえない。 あ、この語はイタリックで印刷してあるな、と必ずわかる。 それが「強調」の意味なのかもしれない。

ぱっと見て目につくのは、日本語の本では太字であろう。 岩波数学辞典は中項目主義でまとめられているため、 一つの項でいくつもの術語が定義されている。 それは太字で印刷されているが、 MIT press から出ている英訳でも太字になっていることを確かめた。 辞書の見出しは日本のものも欧米のものもまずまちがいなく太字である。 私が最初に思っていたような、ぱっと見て目にはいるためには太字が使われる、 ということだろうか。

K&R2 でイタリックが使われているところを邦訳は機械的に太字にしているため、 §7.5 の初めのほうの 「プログラムとはまだつながりのないファイル」 はかなりおかしなものになっている。 原語では «a file that is not already connected to the program» で特に不自然さはない。

2004-10-17 (0) 02:23:54 +0900

広辞苑第五版は「イタリック」を「注意すべき語句」などに用いると解説

「注意すべき語句や他国語を示す時などに用いる」とある。

ジーニアス英和は「強調する語句にも用いる」、 COD 第八版は «for emphasis or ...»としているのに対し、 「強調」という語がはいっていないのが意外だった。

2004-10-17 (0) 02:05:10 +0900

いま「芸能面」をカナ漢字変換が「芸+能面」と変換した / 結果は正しい

本文ナシ

2004-10-17 (0) 01:59:36 +0900

「タカラジェンヌ」の「ジェンヌ」って何? フランス語の jeunes かな?

よく見かける言い方だけど、 例えば16日づけ朝日新聞大阪本社版芸能面の、 「走って踊って全力投球 宝塚歌劇90周年大運動会」など。

2004-10-17 (0) 01:57:26 +0900

「パリジェンヌ」の「ジェンヌ」では、とメールで教えてくださった方がありました。

が参考になります。(これも教えていただいたものです。)

2004-10-17 (0) 16:47:05 +0900

朝日新聞>「アフロへアー」という誤植 / 「へ」がひらがな

16日づけ大阪本社版芸能面の、 「走って踊って全力投球 宝塚歌劇90周年大運動会」に 《なぜか全員アフロへアーの》とある。 「アフロ」という言い方もあるから、 カナ漢字変換が次の「へ」を助詞と解釈したのだろう。

2004-10-17 (0) 01:56:30 +0900

クイズ>「坊っちゃん」「彼岸過迄」「こころ」の共通点は?

題名の頭に「お」をつけても正しい日本語である。 「お坊っちゃん」「お彼岸すぎまで」「お心」。

それに対し「お吾輩は猫である」などとは言わない。

2004-10-16 (6) 23:11:39 +0900

italic の用法>欽定訳で原文にない語(?)をイタリックで表示する

Oxford University Press から出ている、 いわゆるバイブルサイズのもの。 Filofax と並べるとほとんど同じ大きさだ。

これにはところどころイタリックの語がある。 例えばマルコ 1.11 «And there came a voice from heaven, saying, Thou art my beloved Son, in whom I am well pleased.» の saying がそうだ。

このくらいなら原文との対応はだいたいわかる。 確かに、saying にあたる語はない。

2004-10-16 (6) 21:22:44 +0900

「ページにリンクをはる」のは不可能なのでは

ページそのものにリンクをはるわけではない。 そのページの URI を指定するだけである。

本当にページにリンクをはっていたら、 ページが移動してもリンクははられたままのはずではないか。

2004-10-16 (6) 02:54:10 +0900

続・グラデーション壁紙を作るプログラム

グラデーション壁紙を作るプログラム》 の続きである。

あれは折れ線に沿って色を決めていたので、やや人為的な感じがした。 そこで、次のようなものを考えた。

色の指定で R, G, B は 0 から 255 まで動かせる。 これらをそれぞれ x, y, z 軸にとり、 (500, 500, 500) あたりからこの立方体を見ると、

    青

紫       水

    白

赤       緑

    黄
のように頂点が見えているはずである。 (「紫」と書いたのは正確にはマゼンタ、「水」はシアン。)

a をあまり大きくない数とする。 この立方体を、(255 - a, 255 - a, 255 - a) を通り (0, 0, 0) と (255, 255, 255) を結ぶ線分に垂直な平面で切った切り口は小さな三角形であるが、

紫   青   水

    白
  赤   緑


    黄
のように見える。 ただし、赤と書いたところはかなり白に近い、淡い赤である。 ほかの色も同様。

この三角形の中に、三角形の中心を中心とする円を描けば、 その周にはきれいなグラデーションが得られるはずである。

この三角形の法線ベクトルは (1, 1, 1) だから、 この三角形に含まれていて互いに直交するベクトルとして (-1, -1, 2) と (1, -1, 0) がとれることがわかる。 長さはそれぞれ sqrt(6) と sqrt(2) だから、 それで割ってやれば長さ 1 にできる。

あとはこの二つのベクトルに cos(t) と sin(t) をかけて足せば円が描ける。 前者は青のほうを、後者はマゼンタと赤の間のほうを向いているから、 t を 0 から 2π まで動かすとき、 色は青から始まってマゼンタ、赤、黄、緑、シアン、青と変わる。

半径を忘れていた。 「白」が (255 - a, 255 - a, 255 - a), 「青」が (255 - 3 * a / 2, 255 - 3 * a / 2, 255) だからこの間の距離を計算して a * sqrt(6) / 2 となる。 これよりも小さければ問題ないが、 色は灰色に近くなる。 下のプログラムの中では b * sqrt(6) / 2 を半径としているので、 b は a よりも絶対値の小さい定数であればよいことになる。 (もしも負であれば位相 --- phase の意 --- が π だけずれることになる。)

あと、プログラム内では t が角度である。 この t の動く速度や位相を変えれば色も変わる。 やってみてよさそうだったものを二つ、コメントにしてつけておいた。 (まん中のが私のお気に入りである。)

#include <stdio.h>
#include <math.h>

    /* 縦 768 ドット、横 1 ドットの .bmp ファイルの先頭にあるバイト列。*/
    /* 意味は知らない。:-P                                             */

char str[ ] =
    "\x42\x4D\x36\x0C\x00\x00\x00\x00\x00\x00\x36\x00\x00\x00\x28\x00"
    "\x00\x00\x01\x00\x00\x00\x00\x03\x00\x00\x01\x00\x18\x00\x00\x00"
    "\x00\x00\x00\x0C\x00\x00\xCE\x0E\x00\x00\xC4\x0E\x00\x00\x00\x00"
    "\x00\x00\x00\x00\x00";

main() {
    int i;
    const double a = 40;    /* a == b で使うなら 0 <= a <= 122 */
    const double b = 40;    /* b の絶対値は a の絶対値以下 */
    double r = b * sqrt(6) / 2;
    double t, x, y, z;

    for (i = 0; i < sizeof(str); i++) {
        putchar(str[i]);
    }

    for (i = 0; i < 768; i++) {
        t = ((double)i / 768) * 2 * 3.14159265358979;
/*      t = ((double)i / 768 + 0.166) * 2 * 3.14159265358979; */
/*      t = ((double)i / 768 + 0.333) * 2 * 3.14159265358979 / 1.25; */

        x = 255 - a + r * (- cos(t) * 1 / sqrt(6) + sin(t) * 1 / sqrt(2));
        y = 255 - a + r * (- cos(t) * 1 / sqrt(6) - sin(t) * 1 / sqrt(2));
        z = 255 - a + r * (  cos(t) * 2 / sqrt(6)                       );

        putchar(ceil(z));
        putchar(ceil(y));
        putchar(ceil(x));
        putchar('\x00');    /* よくわからないけどこれがつく */
    }
    return 0;
}

ペイントで「色の反転」をしてみてもおもしろい。 また、 「並べて表示」と「拡大して表示」が選べる場合、 縦を二倍に伸ばしておくと両者で違ったものが楽しめる。 (「並べて表示」では元の上半分だけが表示される。 「拡大して表示」では元のまま。)

a や b を大きくしてみると、黄色やシアンがきれいでない。 これは、そのあたりで円が三角形の周から最も離れるからである。 (マゼンタはそもそもくすんだ色なのであまり気にならない。)

付: 上の書き方だと cos() や sin() は複数回呼ばれるんだろうか。 コンパイラが勝手にオプティマイズはできないだろう。 毎回違う値を返す関数でないとは判断できないわけだから。 まあ、いいや。これでもあっという間に終わる。

2004-10-16 (6) 01:14:34 +0900

「壁紙に指定する前に保存しなければなりません」に「OK」で勝手に保存する

Windows のペイントで、 保存せずに「壁紙に設定」しようとすると 「壁紙に指定する前に、ファイルを保存しなければなりません」 と言ってくる。 ここで「OK」を押すと保存しちゃうみたいなんだけど、 私、そんな許可出しました?

2004-10-16 (6) 00:52:32 +0900

「多項式環」と「タ公使帰還」は同音

「タ公使」は「マ元帥」みたいな略した書き方。 新聞の見出しか何かを想定している。

2004-10-15 (5) 01:00:23 +0900

金井さんと間下さんが結婚すると「かないましたご両家ご披露宴」になる

本文ナシ

2004-10-15 (5) 00:58:14 +0900

河合さんと桑内さんが結婚すると「かわいくはないご両家ご披露宴」になる

ここでは「桑内」は「くわない」と読む。 ちょっと苦しいか。

2004-10-15 (5) 00:57:03 +0900

折々のうた>和歌でも「結句の五音」と言うのだろうか?

けさの朝日新聞大阪本社版第一面「折々のうた」。筆者は大岡信氏。

紹介されているのは 「体重に余分は持たずかもめどり / 空飛ぶものは潔くして」 という村上章子(むらかみあやこ)氏の作品であるが、 大岡氏の解説に 《この歌を作った人の心理状態を推測すると、 結句の五音をどう締めようかと、少し考え込んだのではないだろうか》 とあるので考え込んでしまった。 短歌の結句は七音が普通だろう。 この歌の場合「潔くして」だから明らかに七音である。 そのあとに 《「潔くして」という一語が浮かんだ時、 作者は短歌という形式に納得するものがあっただろう》 とあるから、短歌と考えて間違いあるまい。

五音ということは、「潔」という人名を「きよし」と読むように、 「潔くして」を「きよくして」と読むのだろうかとも考えたが、 それならふりがながあるだろう。

それとも「五音」を「五つの音」と解釈した私の誤り?

2004-10-14 (4) 23:36:55 +0900

全篇回文に彩られた超絶ミステリ」を紹介してもらったのだった

朝日新聞「虫食い川柳」> 暗証番号ってカードが覚えているの?》にコメントを寄せてくださった方が、 以前、 鯨統一郎「喜劇ひく悲喜劇」という小説を紹介してくださったのを書き忘れていた。 タイトル行の引用は http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/200407/4758420386.html にあった文章から。

回文がどのくらいを占めるのかはわからない。

2004-10-14 (4) 23:22:59 +0900

毛柄さんと鷲井さんが結婚すると「けがらわしいご両家ご披露宴」になる

「鷲井家」はともかく「毛柄家」にはかなり無理があるか。

2004-10-14 (4) 22:13:35 +0900

伊加賀さんと鷲井さんが結婚すると「いかがわしいご両家ご披露宴」になる

「鷲井家」はともかく「伊加賀家」には無理があるか。

2004-10-14 (4) 22:12:03 +0900

「伊香賀」さんなら実在する、と教えてくださったかたがあった。 Google で検索すると見つかる。

2004-10-27 (3) 02:35:06 +0900

「天体ショー」と「点対称」は同音 / きょう部分日食があったらしい

日食のニュースで「天体ショー」と言っていたので思いついた。

2004-10-14 (4) 22:09:34 +0900

金沢・片町で Maestoro という冊子をもらった / Maestro のつもりらしい

日曜日に金沢・片町のラブロにはいったら 「片町粋人図鑑 Maestoro」という冊子をくれた。 その後、偏頭痛で寝込んでしまったが、 けさ、このつづりを見ているうち “音楽用語の maestoso に似ているな”と思い、 関係あるのかと英語の辞書を見てみたら、つづりが違っているではないか。 Maestro が正しい。 伊和辞典でも確かめた。

一つの冊子の中に Maestro という正しいつづりと、 Maestoro という間違ったつづりとが両方使われている。 同一ページの中にもだ。 校正段階でおかしいと思わなかったのか。

編集・発行は片町商店街振興組合。 URI は http://www.e-katamaci.com であるが、 そこにはこの間違ったつづりは見られない。

なお、google で maestoro をさがすと数百件みつかる。 大半は日本語のページのようだ。 外来語としてローマ字書きすれば maesutoro だが、 これはまだ調べていない。

2004-10-14 (4) 03:07:40 +0900

丸谷才一氏は「論証」というが氏の国字問題への発言は論証にはほど遠い

5日づけ朝日新聞大阪本社版文化面「袖のボタン」。 丸谷才一氏の月一度の連載である。

そこでわたしは、 われわれの読者投稿欄がもっと充実し、 甲論乙駁が盛んにおこなわれ、 対話と論証の気風が世に高まれば、 政治もおのずから改まり、 他愛もない片言隻句を弄するだけの人物が人気を博することなどなくなるだろうと考えて、 自国の前途に希望をいだくのである。

しかし、 丸谷氏がいわゆる国字問題について発言するのを見るかぎり、 氏の発言は「論証」にはほど遠いものであるように思われる。

かつてここに書いた

参照。

2004-10-14 (4) 02:22:34 +0900

朝日新聞>セの無安打無得点達成者リストで鬼頭洋だけ割りつけが違う

5日づけ大阪本社版スポーツ面、「井川 無安打無得点」に 「セ・リーグ無安打無得点試合」の一覧が載っている。

藤本 英雄
のように姓名ともに二文字の場合は間に空白を一文字おく。
江夏  豊
のように名が一文字の場合は間の空白が二文字になる。 しかし、大洋の鬼頭洋だけは割りつけが違う。 「バッキー」のように姓名の区別のない四文字名前の場合は、 五文字分に四文字を均等に割りつけている。 その二文字目が空白、という形をとっているのである。 姓が鬼頭、名が洋だと思うのだが、違うのだろうか。

2004-10-14 (4) 02:07:59 +0900

朝日新聞「虫食い川柳」>暗証番号ってカードが覚えているの?

5日づけ大阪本社版ほがらか面、「虫食い川柳」。 前回の正解の一つは 《誕生日キャッシュカードに覚えさせ》だ。 太字で表示されている「誕生」が空白だったことになる。 解説には 《暗証番号に使われる誕生日》 とあるが、 これだとキャッシュカードが暗証番号を覚えていることになるのではないか。

実際は機械のほうが覚えているはずだ。 そうでなかったら、落としたとき危険きわまりない。 そのことを知っている人は正解にたどりつけなかったかも。 そういうコーナーだからいいんだけど。

2004-10-14 (4) 01:55:58 +0900

昔はカードに暗証番号が書き込まれていたはず、 とメールで指摘してくださった方がありました。 ありがとうございます。 確かそれで問題になって今のやり方に変わったんですよね。

2004-10-14 (4) 23:16:46 +0900

めがねって目の異常を何でも矯正できると思われていないか?

5日づけ朝日新聞大阪本社版「天声人語」。

愛知県知多市の大智院は「めがね弘法」として知られる。 目の不自由な人が弘法大師像に祈願したところ、 目が見えるようになった。 代わりに像の左目が傷ついたため、めがねがかけられたという。

目に傷を負って視力が弱くなった場合は、 めがねで矯正できることは少ないのではあるまいか。

盲人がかけることのある色眼鏡をさしているのではあるまい。

2004-10-14 (4) 01:52:23 +0900

朝日新聞>「マウスをクリック」って言うかなあ

9日づけ大阪本社版社会面「がっこう 2004」、「言葉を大切に」の5回目。 冒頭に 《……君と……さんがマウスをクリックした》 とあるが、 普通は「マウスのボタンをクリックした」か 「マウスで画面上のある場所をクリックした」 という言い方になるのではないか。

付: 《「ネットやメールで気をつけることも、これと一緒だね」と先生》 とあるが、 標準語の中では「これと同じだね」と教えてほしい。 5日づけの1回目によれば「北九州市立香月小5年1組」。

おことわり: 引用中の児童名はマスクしました。

2004-10-14 (4) 01:43:36 +0900

朝日新聞石川面>「クマに気付いていなかった大学生は尻もちをついた…」

9日づけのクマの記事。

また、同町の女性(45)は、男子大学生(20)が路上でクマに襲われ、 左腕をけがした瞬間を目撃した。 「後ろからクマが襲ったように見えた。 クマに気付いていなかった大学生は尻もちをついたようだった」 と話した。

この女性がこの大学生を知っていて、 “あの大学生だ”とわかって目撃していたのならよいのだが、 そうだろうか。 そうでなくてもこう書くような気がする。最近の新聞は。 大学生だというのはあとから知った情報ではないのだろうか。

2004-10-14 (4) 01:32:57 +0900

朝日新聞>どうして匿名の人物を「A」「B」などとしないのか

9日づけ大阪本社版の中のほうの、「報道と人権委」という面。

しかし、匿名で「教団幹部」「坂本弁護士事件の実行犯」と書くと、 2人の区別がまったくつかない。 読者にとって分かりにくい記事になった。

「A」「B」として区別すればすむことだと思うが。

2004-10-14 (4) 01:25:51 +0900

野球>引き分けがあると同点の“最終回”裏は怪我を恐れて攻撃しないとか

日本の現行のやり方では、プロ野球にも高校野球にも引き分けがある。 もうこれ以上は延長戦を行なわない、という最終回の表が同点で終わった場合、 後攻チームは怪我で人数が欠けて負けになることを恐れ、 バッターボックスの一番後ろに立ってわざと空振りする、 なんてことはないんだろうか。 引き分けでも優勝が決定、などという場合。

ぐずぐずしていてバッターボックスにはいらない、 というのが最も安全か。

2004-10-14 (4) 01:20:43 +0900

パ・プレーオフ>最終戦“最終回”表を終わって同点だったら裏はやるのか

プロ野球パ・リーグは今年から新形式のプレーオフが始まった。 その最終戦を、偏頭痛が少しおさまったのでラジオで聞いていたのだが、 両チーム2勝ずつで迎えた最終戦なので、 引き分けの場合はレギュラーシーズンで一位だったダイエーが日本一になるという。 一位だったダイエーはホームチームであり、後攻である。 そして、延長は12回までしか行われないそうだ。

もしも12回の表を終わって同点だった場合、 裏にダイエーが得点してもしなくてもダイエーがパ・リーグの優勝チームになる。 裏はやるんだろうか。

レギュラーシーズンの試合は、順位が完全に決まってもやる。 いわゆる消化試合である。 また、 ある試合の12回表が終わって後攻チームの勝ちまたは引き分けが確実となり、 その時点で優勝が決まっても、裏の攻防は行われる。 それにならうなら、プレーオフでも最後までやることになろう。

一方、日本シリーズはどちらかのチームが4勝したら終わりで、 残りの試合は行なわれない。 これにならうなら、12回表が終わった時点でゲーム打ち切り、 ということもありえるのではないか。

ただ、そういうのは見たことがないので、やっぱり最後までやるような気がする。 でも、やる気が出ないだろうな。

2004-10-14 (4) 01:14:41 +0900

「死のうか」と「篠岡」はほとんど同音

金に困った男女が断崖絶壁の上にやってきた。 男が「死のうか」とつぶやいたので女は心中かと思うが 「…に頼んでみようか」が続く。 「篠岡に頼んでみようか」。 篠岡は二人の知り合い。

なーんて光景。 ローマ字なら sinô ka と Sinooka である。

2004-10-13 (3) 20:12:55 +0900

懐中時計にして電波時計、ってのは見かけないようだが

懐中時計は雰囲気重視、電波時計は機能重視で、 両者のユーザに共通な人が少ないせいか。

懐中時計は腕時計よりも大ぶりなものが多いし、 鎖をアンテナに使えるかもしれないし、 電波時計を組み込むのにより適切な気がするが。

2004-10-13 (3) 20:10:29 +0900

更新(しなかった)記録>持病の偏頭痛で少し間があきました

再開します。

2004-10-13 (3) 20:07:11 +0900

「予定がバッティングした」は butting からきている和製英語らしい

手元の辞書には「バッティング」は出ていないので最近の言葉であろう。 batting からきている和製英語かと思ったがどうやらこっちらしい。 ヘッドバットの butt であろう。 角や頭で突くことである。

2004-10-10 (0) 03:00:02 +0900

グラデーション壁紙を作るプログラム

職場の RedHat Linux の Terminal は“地”を透明にもできる。 すなわち、背景の壁紙が透けて見えるようにも設定できるのだ。 ブラウザの上に Terminal を置くと、ブラウザは不透明にもかかわらず、 Terminal の中から壁紙が透けて見えるのは理屈を考えればおかしいが、 考えないようにしよう。

その状態で仕事をするには、文字を黒に設定しているのなら、 壁紙は明るい色でなければならない。 背景を変更するツールに、 二色を指定しグラデーションにする機能がついているのでそれを使えば OK だが、 虹の七色、あるいは日没直後の西の空のような壁紙があったらなあと思い、 作成プログラムを書いてみた。

縦 768 ドット、横 1 ドットの .bmp ファイルを出力するプログラムである。

まずこのサイズの .bmp ファイルをいくつか作って dump し、 先頭に書き込まれているものを読み取った。 それから「全部赤」「全部青」「全部緑」などを作って dump し、 残りのドットごとのデータの形も理解した。

あとは、 縦 n ドットの間で (r0, g0, b0) から (r1, g1, b1) までグラデーション、 というののデータを出力する関数を書くだけ。 呼び出し時のパラメータを変えてはコンパイルし、 実行して出力をファイルにリダイレクト。 それを paint に読み込んで壁紙に設定して様子を見る。 ディスプレイによってかなり違って見えるので、 最終的には現場で試す必要があろう。

残っているバグ: 標準出力に putchar() で書いているため、 引数が \n に一致すると MS-DOS 上では 0D, 0A というバイト列に変換されて出力されてしまい、 色がめちゃめちゃになる。 最初、気がつかなくてかなり悩んだが、 dump 結果に 0D 0A という見慣れた並びを見てはっと気がついた。 そんな濃い色を指定してはこの目的には合わないので問題ないのだが、 どうしても、うんと濃い色だけでグラデーションを作りたい人は、 paint の「色の反転」を最後に使って仕上げるようにすれば OK だ。

#include <stdio.h>

    /* 縦 768 ドット、横 1 ドットの .bmp ファイルの先頭にあるバイト列。*/
    /* 意味は知らない。:-P                                             */

char str[ ] =
    "\x42\x4D\x36\x0C\x00\x00\x00\x00\x00\x00\x36\x00\x00\x00\x28\x00"
    "\x00\x00\x01\x00\x00\x00\x00\x03\x00\x00\x01\x00\x18\x00\x00\x00"
    "\x00\x00\x00\x0C\x00\x00\xCE\x0E\x00\x00\xC4\x0E\x00\x00\x00\x00"
    "\x00\x00\x00\x00\x00";

void grad(int n, int r0, int g0, int b0, int r1, int g1, int b1);

main() {
    int i;

    for (i = 0; i < sizeof(str); i++) {
        putchar(str[i]);
    }

    /* 適当に一つ選んでください */

    grad( 34, 255, 125, 125, 255, 155, 155);    /* 暗い赤から赤 */
    grad(300, 255, 155, 155, 255, 255, 125);    /* 赤から黄 */
    grad(100, 255, 255, 125, 155, 255, 155);    /* 黄から緑 */
    grad(300, 155, 255, 155, 155, 155, 255);    /* 緑から青 */
    grad( 34, 155, 155, 255, 125, 125, 155);    /* 青からくらい青 */
    /* 計 768 ドットでなければならないことに注意 */

#if 0
    grad(128, 255, 191, 255, 223, 223, 255);
    grad(128, 223, 223, 255, 191, 255, 255);
    grad(128, 191, 255, 255, 223, 255, 223);
    grad(128, 223, 255, 223, 255, 255, 191);
    grad(128, 255, 255, 191, 255, 223, 223);
    grad(128, 255, 223, 223, 255, 191, 255);
#endif
#if 0
    grad(768, 191, 191, 255, 255, 191, 191);
#endif
#if 0
    grad(256, 191, 255, 255, 255, 191, 255);
    grad(256, 255, 191, 255, 255, 255, 191);
    grad(256, 255, 255, 191, 191, 255, 255);
#endif
#if 0
    grad(128, 255,  55, 255, 155, 155, 255);
    grad(128, 155, 155, 255,  55, 255, 255);
    grad(128,  55, 255, 255, 155, 255, 155);
    grad(128, 155, 255, 155, 255, 255,  55);
    grad(128, 255, 255,  55, 255, 155, 155);
    grad(128, 255, 155, 155, 255,  55, 255);
#endif
}


/* n ドット分を出力。最初のドットの色が (r0, g0, b0), 最後が (r1, g1, b1) */
/* である。途中は線分でつないでいる。一ドットは4バイト。long に変換するのは */
/* 桁あふれを避けるためである。 */
void grad(int n, int r0, int g0, int b0, int r1, int g1, int b1) {
    int i;

    for (i = 0; i < n; i++) {
        putchar((int) (((long)b0*(n-1-i) + (long)b1*i)/(n-1)) );
        putchar((int) (((long)g0*(n-1-i) + (long)g1*i)/(n-1)) );
        putchar((int) (((long)r0*(n-1-i) + (long)r1*i)/(n-1)) );
        putchar('\x00');    /* よくわからないけどこれがつく */
    }
}

三点を指定して放物線でつなぐ、などとしたらどうなるだろう?

付: このプログラムの出力が正しい .bmp ファイルになっていることの保証はできません。 まずありえないと思いますが、 コンピュータなどに悪影響を与えても責任は負いかねます。

2004-10-10 (0) 02:56:15 +0900

そのあとで作ったもの。 HTML では orange や violet などと色名で色を指定できるので、 そうやって背景に色をつけて IE に読み込み、それを COPY キー --- 最近は PrintScreen キーと呼ぶらしい --- でコピーして pbrush の中に貼りつけ、 1×1ドットを範囲指定して「ファイルへコピー」し、ダンプして調べたところ、
red#ff0000
orange#ffa000
yellow#ffff00
green#007f00
blue#0000ff
indigo#40007f
violet#ef80ef
となっていた。 これを元に適当に虹の七色っぽくしてみたもの。

    grad( 84, 255, 125, 125, 255, 155, 155);
    grad(100, 255, 155, 155, 255, 255, 155);
    grad(100, 255, 255, 155, 100, 255, 100);
    grad(100, 100, 255, 100, 155, 155, 255);
    grad(100, 155, 155, 255, 155, 115, 255);
    grad(100, 155, 115, 255, 239, 128, 239);
    grad(100, 239, 128, 239, 239, 128, 239);
    grad( 84, 239, 128, 239, 219, 108, 219);

虹の七色を大まかに見れば「赤黄緑青」の四色だろう、 ということで単純化してみたもの。

    grad( 94, 255, 205, 205, 255, 205, 205);    /* 赤 */
    grad(180, 255, 205, 205, 255, 255, 155);
    grad( 20, 255, 255, 155, 255, 255, 155);    /* 黄 */
    grad(180, 255, 255, 155, 205, 255, 205);
    grad( 20, 205, 255, 205, 205, 255, 205);    /* 緑 */
    grad(180, 205, 255, 205, 205, 205, 255);
    grad( 94, 205, 205, 255, 205, 205, 255);    /* 青 */

どちらもまあまあ。

2004-10-15 (5) 01:20:27 +0900

ルカ 23,39-43>十字架上で左右二人の強盗のどちらがイエスをののしった?

何とも書かれていないが、 絵に描くときには慣習になっていたりしないだろうか。

2004-10-08 (5) 23:55:00 +0900

岩波版「新約聖書」>running head は四福音書のみ「ヨハネ」のように省略

「テサロニケ人への第二の手紙」のように長くてもそのままなのに。 その結果、「ヨハネ」「ヨハネの第一の手紙」「ヨハネの黙示録」となっており、 「『ヨハネ』ってヨハネの何?」ととまどう読者がいるかもしれない。

2004-10-08 (5) 23:41:17 +0900

ヨハネ 20,25「手に釘あとを見」は実際の磔刑に合わない?

トマスがイエスの復活を疑うところ。 「私は、その手に釘あとを見、わたしの指をその釘あとにさし入れ、 また、私の手をそのわきにさし入れてみなければ、決して信じない」 (口語訳)とあるが、実際の磔刑では手のひらではなく手首に釘を打ち込む。

原語は χερσιν であろうか。 χειρ と関係あり? この語は腕までさすこともあるようだ。

岩波版の注 「生前のイエスを見たことのない世代のための言葉とみてよいであろう」 のように考えた場合、 書いた人も実はイエスの磔刑を見ていない、ということは考えられないだろうか?

なお、 福音書の磔刑の部分では釘が用いられたとの記述はない。

2004-10-08 (5) 23:36:22 +0900

「〜と〜の間」より「〜と〜との間」がよいと思うが「〜と〜との父」は変

口語訳マルコ 15,21 「アレクサンデルとルポスとの父シモンというクレネ人」 を先日引用したときにそう思った。

両親の名をあげて「〜と〜との子」ならおかしくない。

2004-10-08 (5) 01:25:38 +0900

朝日新聞石川面>電車の「2人乗り」って何のこと?

7日づけ大阪本社版第2石川面「北陸こぼれ話」のうち福井の 『絵に描いた「常識」、効果は?』。

電車の中でしゃがんだり、 携帯電話を使ったりするなど通学途中の高校生のマナーの悪さが目立っているとして、 県はマナーを書いた小冊子を作成した。

内容は荷物は座席におかない ▽大声でしゃべらない ▽飲食をしない ▽2人乗りをしない、 などの「常識」ばかり。 イラストを使って読みやすい構成にした。

さっそく県内の主要駅で約4千部を高校生に配布。 作成した県青少年・県民安全課は出来栄えには自信ありげだが、 いま一つ効果をつかみきれていない。

私なら「内容は」と「荷物は座席におかない」との間にも「▽」を置きたいが、 それはさておき、ここの「2人乗り」とは何のことだろう。 単に「二人乗り」と言われれば自転車の二人乗りが思い浮かぶ。 しかし、書き出しは「電車の中でしゃがんだり」だし、 配ったのは「県内の主要駅」。 電車の「二人乗り」というのがあるのだろうか。

広辞苑第五版には「二人乗り」は載っていない。

2004-10-08 (5) 01:21:28 +0900

日本語を知らない人が onsen を発音すると舌先を歯茎の裏につけてしまう?

五月 26, 27 日放送分の「英語リスニング入門」で、 松坂ヒロシ先生が once を発音する際 n のところで舌が上の歯茎につかないのは誤り、と説明しておられた。 日本語の「ワンス」では「ン」は鼻母音のような音になっていると思う。

逆に、英語を話すが日本語を知らない人が onsen というローマ字つづりからこの語を発音すると n で舌先を上の歯茎につけてしまうのではあるまいか。

ヘボン式は hondana, hombako のように「ん」を書き分けるが、 これは書き分けないわけだ。

英米人の日本語をまねする際にもこのポイントは役立つか。

2004-10-07 (4) 22:50:23 +0900

最近「ああ、お前は救われない! 夜店の金魚のようだ!」と叫ぶこと多し

金魚すくいの金魚はなかなかすくわれない。

2004-10-07 (4) 22:19:48 +0900

サイコロ二つで日付を出す万年カレンダーは6の逆さを9として使うのが必須

四つのサイコロからなる万年カレンダーがある。 一つめのサイコロは「月」。一つの面にふた月分の月名が逆向きに書かれている。 最後のは「曜日」。土曜日と日曜日だけが「月」のサイコロと同じく、 一つの面に逆向きに書かれており、他は一つの面に一つずつ。

問題は日付である。二つで十位と一位を表すのだが、 面の数は合わせて十二、数字は全部で十種。 「11」「22」があるから、1と2は二つずつなければならない。 「30」があるから、3と0は別のサイコロに書かれなければならない。 ここまでで

とならねばならないことがわかった。 ?には4から9までの六種の数字を一度ずついれてみようか。 しかし、これではだめだ。 4から9までの数字のうち、 0と同じサイコロに書かれているものの一つをNとすると、 「0N」は表示できないからだ。

実際の商品では、6を逆さにして9として使うことでこの問題を解決しているはずだ。 例えば

とすればよい。 つまり、0と1と2は両方に書き、あとは3から8までの六つを適当に書くのである。 使用説明書には「まず一の位のサイコロを置いてください。 6と9は同じものを逆さに置いて使います。 するともう一つのサイコロに十位の数字があるようにできています」 などと書けばよいか。

次に考えてみたい問題は、 3から8までの数字をどう配分すれば日が変わったときに動かす手間が最小となるか、 である。 暇なときにでも考えるか。 それが決まった上で、六つの面にどう数を配置するかの問題もある。

2004-10-07 (4) 21:14:33 +0900

未読の朝日新聞の数>2004 年九月末現在

残り----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+--
2002 年十一月末425*******************************************
十二月末443********************************************
2003 年一月末450*********************************************
二月末456**********************************************
三月末467***********************************************
四月末451*********************************************
五月末468***********************************************
六月末472***********************************************
七月末484************************************************
八月末492*************************************************
九月末497**************************************************
十月末518****************************************************
十一月末532*****************************************************
十二月末522****************************************************
2004 年一月末509***************************************************
二月末511***************************************************
三月末507***************************************************
四月末514***************************************************
五月末541******************************************************
六月末529*****************************************************
七月末546*******************************************************
八月末545*******************************************************
九月末556********************************************************
残り----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+--
(「*」一つは十を表わす。)

※ 残りがゼロになるまで、月末ごとに掲載する予定です。

2004-10-07 (4) 20:24:52 +0900

項目によっては自作ラインエディタでTコードを用いて作成している

自作ラインエディタとTコード入力ルーチンのバグ出しも兼ねている。 直前には Vz エディタに読み込んでそのまま保存することで bak ファイルを作り、エディット後にまた Vz を使って比較する。

この項目はもちろんそうやって作成された。

2004-10-07 (4) 02:49:46 +0900

「日当たったの」は「日 当たったの」か「日当 たったの」か不明

9月2日づけ朝日新聞大阪本社版オピニオン面下の週刊文春の広告に 《日当たったの2千円》とあるのを見て。

2004-10-07 (4) 01:46:54 +0900

きょうの意味なし>「カネゴンの眉」

ウルトラQのタイトルは「カネゴンの繭」。

2004-10-06 (3) 20:53:43 +0900

サイゼリヤ>Heinz のケチャップのびんに Forever Full Red Bottles と

ポテトのグリルを注文したときなどに出てくるトマトケチャップだが、 びんそのものが赤いことに気がついた。 家庭用のは残量がわかるように透明なことが多いものだが。 Forever Full Red Bottles というのがキャッチフレーズのようだ。 そう書いてある。

2004-10-06 (3) 20:31:54 +0900

「段違い平行棒」と言うが段違いでも平行に変わりはないのでは

この用語が間違いというのではなく、 段違いでないほうにそれなりの修飾語が必要なのでは、と言いたいのである。

2004-10-06 (3) 20:15:43 +0900

モーツァルト交響曲第39番終楽章主題が「オレ何してるんだろ」と聞こえる

本文ナシ

2004-10-06 (3) 19:24:19 +0900

最近は本人になりすまさないようだが未だに「オレオレ詐欺」と呼ばれている

本文ナシ

2004-10-06 (3) 19:21:38 +0900

「十字架を背負う」を非キリスト教的な意味に使われても気にならないわけ

「唯我独尊」や「他力本願」 を元々の意味から離れて使っているのをみると不快感をおぼえるが、 「十字架を背負う」だと“ああ、またか”程度にしか感じないのはなぜだろう、 と考えていたが、 十字架による磔刑が行われたのはイエスだけではない。 その際、受刑者は十字架の横木を自分で刑場まで運ばされたようである。 (岩波版巻末の「補注 用語解説」参照。)

2004-10-06 (3) 03:01:02 +0900

ヨハネ伝ではイエスは自分で十字架を背負ったのか……

マタイによれば「シモンという名のクレネ人」、 マルコによれば「アレクサンデルとルポスとの父シモンというクレネ人」、 ルカによれば「シモンというクレネ人」。 一方、ヨハネは「イエスはみずから十字架を背負って」と述べている。 これは意外だった。読み落としていたようだ。 (引用は口語訳から。)

普通は、受刑者にみずから十字架を背負わせる。 共観福音書のどれを見ても、 なぜイエス自身に十字架を運ばせなかったかは書かれていないが、 私はそれをイエスが力つきたためだと思い込んでいた。

矢内原忠雄「イエス伝」(岩波書店、1977 年、「聖書講義 I」所収)では 「イエスも始めは御自身十字架を負うて歩かれたのですが、 途中で力尽きた為め、 兵卒どもは通りがかりのクレネ人シモンといふ男をつかまへ、 無理強ひにイエスの十字架を背負はせた」 となっている。 これが頭に残っていたものと思われる。

これは、 ヨハネの記述と共観福音書のそれとを合わせようと されたのだろうか。 聖書そのものにはその根拠はないように思われる。

2004-10-06 (3) 01:21:18 +0900

回文>「たまに蟹股」(たまにがにまた)

本文ナシ

2004-10-05 (2) 01:30:46 +0900

義理で講習会に出たら室内の空気が悪く、帰りのバスは窓がさびついて開かず

バスを降りたところで大きく息をしてしまった。

2004-10-05 (2) 01:00:30 +0900

寛容でない相手に対し寛容になれないのは真の寛容ではないのかも

本文ナシ

2004-10-05 (2) 00:55:26 +0900

ダブルリングのノートブックは最後のページと裏表紙との間にしかけあり

外から見るとおのおのの穴にリングが二つはまっているように見える。 しかし、リングはすべてつながっている。 穴から穴へと針金が渡っているのは最後のページと裏表紙との間である。

次の絵はそこを開いて90度回し、 裏表紙が上に、最後のページが下にくるように置いたときの穴の付近の拡大図である。

 ###  ### ( (  ###  ###
 | |  | |  ) ) | |  | |
 +-+  +-+ ( (  +-+  +-+    <-
           ) )
-+ +--+ +-( (--+ +--+ +-   <-
 | |  | |  ) ) | |  | |
 ###  ### ( (  ###  ###
###」で示したのが穴。 ここにはいった針金は図では描かれていない裏側を通り、上と下とでつながっている。

二つの「<-」が指しているところは実はほとんど重なり合っている。 そうでないとここから裏表紙が抜けてしまう。

最後のページがこの付近から破れかかることがある。 リングは回るので、上側の「<-」 が指している部分がひっかかるのである。

長く保管するには普通のらせん綴じのほうが信頼性が高いように思える。

2004-10-05 (2) 00:53:50 +0900

写像 f の定義域が f 自身を元として含むことはあるか?

ひまなときに考えよう。 f との間に全単射が存在するような元をふくむことはあるか、 とするとまた別の問題になる。

2004-10-04 (1) 20:54:20 +0900

回文>「『ツキノワグマ!』 馬鍬退きつ」(つきのわぐままぐわのきつ)

ツキノワグマが出たという声があがったので馬鍬が退いた、という意味。

2004-10-04 (1) 20:49:12 +0900

「へんしん用封筒」と聞いてそれがあるとヒーローになれるかと思う子は…

…いないだろうか。 「返信用封筒」を「変身用封筒」とカン違い、というわけ。

2004-10-04 (1) 01:41:11 +0900

きのうの「ちびまる子ちゃん」は話が二本ダブっていたような

一本目はハマジ、藤木、永沢、ブー太郎とその妹、 それにまる子が裏山へ探検に行く話。 ハマジ、ブー太郎、まる子が順に隊長に選ばれるが失敗をして隊長失格となり、 最後はブー太郎の妹が年下にもかかわらず立派に隊長をつとめる。

二本目はほとんど落語そのまま。 うたた寝をして寝言を言っていたまる子を起こしたおねえちゃんがどんな夢だったかと尋ねるが、 まる子は夢は見ていないと言い張りケンカになる。 お母さんが助けてくれるが、こんどはお母さんが夢の内容を聞きたがる。 おじいちゃん、たまちゃん、戸川先生とそれが続いて、 戸川先生が天狗の姿に変わったところでおねえちゃんに起こされると、 うたた寝する直前にテレビでやっていた落語 --- 最初と最後しか聞こえないのでよくはわからないが、 これのネタになっているあの話だと思われる --- が終わるところ。 なんで天狗が出てくるのか、あの落語を知らないとわからないだろうな。

それはともかく、次々と人が変わって同じようなできごとが続く、 という話が二本、ってのはダブっていないかな、と思ったのだった。

2004-10-04 (1) 01:37:37 +0900

回文>「移旋せん」罵詈、サリバン先生(いせんせんばりさりばんせんせい)

「移旋」はあまり使われないことばだが、旋法を移すこと。 旋法は現在では長旋法と短旋法以外はほとんど使われず、 普通は長調・短調と呼ばれるが、 調とはどの音を主音にするかであり、 そのうえでどの音を使うかが旋法だから、 ハ長調は厳密には「ハ調の長旋法」のように言うのが正しい、 と考える場合に「ハ調の長旋法」を「ハ調の短旋法」に移すのが「移旋」である。

(「ハ調の長旋法」を「ニ調の長旋法」に移すのは「移調」。)

「移旋するんだ」と罵詈を浴びせたのか、浴びせられたのか。

2004-10-04 (1) 00:27:22 +0900

「若菜」は源氏名だが源氏物語登場人物の名前ではない

最近、子どもにもつけるようだが。

2004-10-03 (0) 23:25:17 +0900

源氏物語絵巻の登場人物の顔は象徴的に描かれているんだそうだ

9月24日づけ朝日新聞大阪本社版「万博フォーラム 地球市民時代と日本の文化」。

参加者の一人、徳川美術館館長の徳川義宣さんが 《例えば源氏物語絵巻は登場人物の顔を象徴的にしか描いていない。 見る側が自分の思い、感情を移入し、顔を想像して作品を完成させる》 と発言している。

そうだったのか。知らなかった。どうりで変な顔をしていると思った。

へ へ
の の
 も
 へ
みたいに明らかに象徴的な顔ならそうだとわかっただろうに。

2004-10-03 (0) 23:23:51 +0900

リバーシブルは裏返しにも使えるの意味だが色を反転しても使える壁紙とか

服がリバーシブルというのは裏返しにも着られるの意味。 壁紙などで、色を反転しても使える、という意味でもリバーサルを使ったら、 と思ったのだが。 でもあの反転は reverse とは言わないのかな。

2004-10-03 (0) 23:10:52 +0900

大地は球形で太陽がその回りを回っていると考えた人は大したものでは

いまでは天動説は過去の“トンデモ”みたいに思われているが、 大地は球形で太陽がその回りを回ると考えた人は大したものではないか?

大地は円板状だと考えるのが普通だろうから。

2004-10-03 (0) 03:08:49 +0900

「NHK 学園」はやっぱり「学校法人 日本放送協会学園」だった

9月22日づけ朝日新聞大阪本社版社会面の下にNHK学園の広告が出ている。 よく見ると、どこにも「日本放送協会」とは書いてない。 同じ略称だけど無関係なんだろうか。 住所は国立市になっているし。

そこに載っていた http://www.n-gaku.jp にアクセスしたところ、 「学校法人 日本放送協会学園」と書いてあった。 なーんだ、やっぱり関係あるのか。

だったら書けばいいものを、と思ったが、 普通の人はNHKとあるのを見ただけで関係ありと信じるからいらないのかも。

2004-10-03 (0) 03:00:09 +0900

水を「一杯二杯」と数えるのは水を数えているのか、を英訳で考えてみる

a glass of water などとなろうが、というところまでしか考えていない。

「数え方の辞典」(小学館)> 「一滴(ひとしずく)」も水の数え方なのか?》と関連。

2004-10-02 (6) 03:27:40 +0900

一杯目は人間がカニを食う。二杯目はカニがカニを食う。三杯目はカニが…

…人間を食う、なんてわきゃないよな。

「一杯目は人間が酒を飲む。……」というのと、 酒もカニも一杯二杯と数えるんだったな、というのとが頭の中で合わさって。

2004-10-02 (6) 03:23:58 +0900

新明解第五版の「がにまた」の説明は

新明解国語辞典第五版は「がにまた」の漢字表記を「蟹股」としている。 これは意外だった。 それはともかく。

足が、ひざの所で外側に曲がっていること(人)」って、 O 脚のこと? X 脚のこと?

2004-10-02 (6) 03:19:49 +0900

「特攻隊員に決まると神様扱いで砂糖のない時代に老舗のようかんを……」

9月19日づけ朝日新聞大阪本社版、Weekly 教育のページ。 「おやじのせなか」は森永卓郎氏。

海軍の特攻隊の生き残りです。 夏になると靖国神社に連れて行かれました。 その時、「命日が決まっていた」などと少しずつ話してくれました。 小型潜水艦に魚雷を積んで突入する特攻隊員に決まると、 神様扱いで、砂糖のない時代に老舗のようかんを食べたそうです。

これを読んで何を感じるかは人それぞれだと思うが、 私は「神様ってその程度のものと思われていたのか」と感じた。

天皇の「人間宣言」 は行われたが戦死者の「人間宣言」は行われたのか》参照。

2004-10-02 (6) 03:17:00 +0900

プロ野球>「一億総懺悔」? 「たかが選手」が懺悔してもしかたないのでは

9月18日づけ朝日新聞大阪本社版社説「プロ野球スト 経営側は歩み寄れ」 で根来コミッショナーが 《「一億総懺悔の立場からよりよき制度運営を求めて改善を図るべき」 としてストを自重するよう選手会に呼びかけていた》 と知ってふと思った。 「たかが選手」は彼が言ったことじゃないけど。

2004-10-02 (6) 03:02:05 +0900

「新聞紙」の意味が newspaper からそれに使う紙に移る過渡期は読みで区別

「新聞」はいまでは newspaper の訳であり、 news は「ニュース」と訳されるだろうが、 むかしは news が「新聞」であり、newspaper は「新聞紙」だった。 現在では、 「新聞紙」には新聞に使われる紙、という意味しかないと言ってよいだろう。

9月18日づけ朝日新聞大阪本社版「天声人語」には、 《今ではシンブンシと読むのが一般的だが、 昔は少し違っていた。 作家の石川淳が大正末に教師をしていた高等学校の入試でのことだ。 採点する作文の題が「新聞紙」だった。 読んでいて、 中身がくっきりと二つに分かれているのに気づく。 一つは「新聞紙」の社会的性質や文化的使命を論じ、 片方は「シンブンガミ」として原料、製法を記していた》とある。

これは、 「新聞紙」の意味が newspaper からそれに使う紙に移る過渡期と言えるだろうか。 同じ「新聞紙」と書くが読み方で使い分けられていたように読める。

ところで、この「天声人語」 は私が最初の段落に書いたようなことを説明していないので、 意味がわかりにくいかもしれない。 新聞紙という題が与えられたのに新聞について論ずるのはおかしいのでは、 と感じる読者がかなりいたのではなかろうか。

2004-10-02 (6) 02:51:19 +0900


すのもの Sunomono